【今夏発表予定】ニコンD810の後継機情報 & 朝日が輝く一宮の海
ニコン 2014-07-17
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海外のニコン系噂サイトなどで、現在私の愛機でもあるD810の後継機情報が出てきています。そのサイトから引用して日本のカメラ系ブログなどでも取り上げられていますが、今夏発表の予定だそうですね。
気になる後継機の情報としては、
・ネーミングはD820またはD850になる(D820の可能性が高いらしい)
・4500〜4600万画素のイメージセンサーを搭載
・低感度及び高感度撮影の画質改善
・改良版SnapBridgeを搭載
・チルト可動式液晶モニター
・SDとXQDのダブルスロット
・D5同等のオートフォーカスシステム
というスペックになりそうだと噂されています。
個人的にはネーミングはどうでも良いのですが、D810の特徴を伸ばしてさらなる高画素機にしてくるようですね。
キャノンのEOS 5Ds Rは5060万画素ですから、今夏の発表ということではそれほど驚くことはないかも知れません。しかし、ニコンの中では一番の高画素機として、そのキャラクター性をさらに推し進めているということでしょう。
低感度及び高感度での撮影画質については、こればかりは見てみないと。。。というか使ってみないと何とも言えません。ISO感度については撮影環境によってノイズの乗りも違ってきますからね。
可動式液晶モニターですが、私はいらないです。高スペックメモリーカードのダブルスロットやオートフォーカスシステムは、当然といえば当然の搭載といえるかもしれません。
後継機の噂されるスペックについて一言ずつではありますが、個人的な意見と好みをちょろっと語ってみました。
私は初心者時代の一時期、高画素競争については否定的な意見を持っていましたが、D810を愛用して考えが変わりました。
写真をプリントする場合に大きく引き伸ばす場面以外では必要ないとされる高画素画像も、ディスプレイの高性能化やパソコン本体を含めた画像補整環境が日々進化していく中、これが時代の流れなんだと感じます。
ただ高画素になればなるほど撮影に気遣いが必要になったり、データが重くなったりという、撮影者によっては“デメリット”も出てきます。
しかし元画像が高詳細であればそれに越したことはない、という“大は小を兼ねる”的な使い方を好むプロも多くいますし、大画面で補正している時に感じる、すごく細かいところまで写っているという感覚を一度持ってしまうと、元には戻れなくなったりもします。
現在はセンサーサイズに関わらず、2000万画素くらいから5000万画素くらいまで多くの機種が出ています。カメラの性能は画素数のみではなく、低感度や高感度時の撮影画質や処理エンジン、連写(バッファサイズ)、フォーカススピードと精度など、多くの要素が関わり合っているので何とも言えませんが、私の実感として現在のD810程度の画素数はとても有益だと感じています。
とりあえずはどこかのカメラメーカーの人が言っていたらしい「デジタルカメラは1200万画素もあれば十分」という意見とは、今の私は違う意見を持っているということです。
さて前回記事で、久し振りに星空を撮って満足な撮影ができなかった後に、日の出のころから海辺を歩いて朝日の輝く海を中心に撮影しました。
一宮海岸の早朝と言えばやはりサーファーなので、サーファーも撮りましたけど、いつもと同じになってしまうのでは自分に納得がいかないということで、少しでも変化を求めて撮っています。
その変化が見ている方に伝われば嬉しいですけど、実際にはどうか判りません。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)と、単焦点レンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
D810, 24-120mm(38mm), f/9, 1/400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
結構日が登っています。水面のキラキラをより際立たせたいと考えてf/9で撮りましたが、雲に隠れてくれたために太陽の光が尖らない画になりました。最近は尖った光源は好きではない私です。
D810, 24-120mm(82mm), f/10, 1/400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
今度は太陽を外して海を中心に撮りました。光が満ちている感じが好きです。
D810, 24-120mm(50mm), f/10, 1/400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
砂浜のディテールとコントラストに気をつけながら撮りました。
D810, 24-120mm(70mm), f/10, 1/250, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
近づきながら画角も寄ってみます。引いたとき(上の画)のほうがキラキラ感は強いです。
D810, 24-120mm(120mm), f/8, 1/400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
サーファーです。やっぱり撮ってしまいましたw
D810, 24-120mm(120mm), f/8, 1/500, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
水面に佇むサーファーと、キラキラとした海の水面が何ともシュールです。
D810, 24-120mm(48mm), f/8, 1/640, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
朝日を浴びながら海を見つめる人です。軽自動車が2台並んで、最近の自動車事情を物語っているようでもあります。
D810, 24-120mm(120mm), f/8, 1/320, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
今度は大きな案内標識の矢印を入れて、その向こうに見える車と、人のシルエットを撮りました。
D810, 24-120mm(120mm), f/8, 1/400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
歩いていたら大きく背の高い防波堤があって、下から見ると青空とコンクリの壁、みたいな雰囲気に見えたので、青空をメッチャ強調する補整をしました。周辺減光がなければ。もう少しアンダーでも良かったかも知れません。
D810, 24-120mm(78mm), f/13, 1/250, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
サーフボードを持って歩いている人がとても良い位置に来たので「お、なんか良い!」と思ってシャッターを切りましたが、左側に人が入ってきてしまいました。んーw
D810, 24-120mm(120mm), f/13, 1/250, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
上の画で思った画像を撮らせてもらえなかったサーファーが上がってきたところを撮りました。これも自分的にはちょっと違いましたw
D810, 24-120mm(120mm), f/13, 1/125, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
砂浜で準備運動をしているサーファーが目に入ったのですが、なんとも言えないインパクトを感じて撮ってしまいました。光源を外しているのでリアル感があります。
D810, 24-120mm(38mm), f/13, 1/160, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
テトラポットを装備した雰囲気の防波堤です。突端の方に人がいたので引き寄せられるように入って行きました。
D810, 24-120mm(28mm), f/13, 1/200, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
太陽を入れて撮ってみます。フレア・ゴーストが出てしまった上に、シャドーが極端に落ちてしまいました。
D810, 50mm, f/4, 1/500, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
上の画が残念だったので、レンズをプラナーに交換しました。リアルな雰囲気のテトラポットを目指しました。
D810, 24-120mm(120mm), f/8, 1/640, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
上の画を撮ってすぐに中望遠が欲しくなって、また24-120mmに戻しました。
D810, 24-120mm(120mm), f/8, 1/640, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
タイミングよく波に乗ったサーファーがいたので、スロー連写で追いかけましたけど1枚だけのご紹介です。
D810, 24-120mm(120mm), f/8, 1/500, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
波打ち際です。波打つ水面はもとより、砂浜まで輝いて見えます。
D810, 24-120mm(120mm), f/8, 1/500, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
ここでも波に乗るサーファーをスロー連写で撮りましたが、ご紹介はこの1枚だけですw
D810, 24-120mm(78mm), f/8, 1/640, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
うっへー、キラキラが美しいです。
D810, 24-120mm(120mm), f/8, 1/250, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
砂浜を歩くサーファーが絵になる一宮海岸でした。
今回は以上です。
今回は逆光気味な画像が多く、水面のキラキラを主に注目して撮りました。すべての画像でISOは64、最近の私としては絞り気味で海のキラキラを狙いました。しかし後で見返してみると、いつもの私の画だったかもしれません(反省…)
話は飛びますけれど、私は常にレリーズモードを低速連写にしていて、シャッターを押す時間を短くすることで1枚、連写したいときには長押し、というようにシャッターを押す時間で使い分けています。私の場合には今のところ高速連写は必要ないので、連写をする時はすべてスロー連写です。
スロー連写でも間引きすることがあるので、被写体やシャッターチャンスの質にもよりますが、通常の私の使い方では高速連写を使う機会は殆ど無いです。
そんな私がこれまで撮った動体は、自衛隊の航空祭でのヘリコプター、成田空港の近所の公園から旅客機、サーキットで走行するバイク、Jリーグの試合、などが代表的です。
よりシビアな連写を必要とする場面もありますけど、通常はあまり必要性を感じない私なのでした。そういった意味では連写はそれほどではないですけど、高画素で常用ISO64が使えるD810は、私に向いている機種と言えると思います。
すべてのカメラを使ってみたわけではないですが、感覚的にとはいえ自分にマッチした相棒に出会えたと感じることが出来たのは嬉しいことです。
次回は、春にしては気温が高く暑い日が続いたあたりで、涼しさを求めて山の方にクルマで行って撮影しました。久し振りにD7100も持ち出して撮影しましたので、宜しければまたお越しください。
決してニコン党ではない。と言いながらもニコンにして良かった。と思っている私ですが、キャノンも使ってみたい気持ちはあります。
キヤノン 2015-06-18
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