AI AF Nikkor 50mm f/1.4Dを使ってみた
Nikon 単焦点レンズ Ai AF Nikkor 50mm F1.4D フルサイズ対応 新品価格 |
AI AF Nikkor 50mm f/1.4Dを使ってみた
2023年10月の投稿以来久しぶりの本サイトへの投稿になりますが、こちらでご紹介する画像は新サイト「スナップスタイル」に掲載した画像と全く同じです。このサイト用にリサイズした画を掲載しています。
であれば「スナップスタイル」のみで良いとは思ったのですが、「スナップスタイル」の方はミラーレスとの撮り比べ的な色合いが強かったので、こちらのサイトでデジタル一眼レフカメラに(AI AF Nikkor 50mm f/1.4D)を装着して撮影した画のみを使ってこちらのサイトを久しぶりに更新しようと思いました。
iPhone11で撮影、3台持ちでの撮影は大変でした。ミラーレスでの試し撮り記事はスナップスタイルをご覧ください。
(AI AF Nikkor 50mm f/1.4D)はニッコールの50mm単焦点レンズですが、このサイトで以前使った(AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G)よりも旧い機種で1995年4月15日に発売されました。
(AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G)は2008年12月5日発売なので、それよりも10年以上も前に発売されたレンズということになります。個人的に(AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G)の画は透明感あってクリアながら硬い画だという印象があって正直あまり好きではありませんでした。
そんな経験から(AI AF Nikkor 50mm f/1.4D)に対してあまり期待してなかったんですが、使ってみたら結構というかかなり好きでした。。。クリアで透明感があるのは(AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G)と共通なんですがボケ感がクリアなまま柔らかい感じがしました。
どちらかといえばPlanarの、特に色味が好きなんですが、オートフォーカスも使える(AI AF Nikkor 50mm f/1.4D)も使いたい(所有したい)と感じるレンズでした。実は今回掲載する画像では最後の数枚以外はマニュアルフォーカスで撮っています。
ニコンZ fで撮影、D810に装着して思わず記念撮影をしてしまいました。レンズフードは純正品ではないようですがクラシカルな佇まいが良いです。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは単焦点レンズ(AI AF Nikkor 50mm f/1.4D)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2024を使用しています。
D810, 50mm, f/1.4, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
この日一番引っ掛かった場所で、門のようなものをイメージして開放で撮りました。これを撮った時、ファインダーを覗いた途端にその世界観に引き込まれる感覚がありました。
D810, 50mm, f/2.8, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
同じ構図で遠くにフォーカスしました。実は少し絞りを変えています。
D810, 50mm, f/2.8, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
歩きながら“決めず”に撮った画です。
D810, 50mm, f/2.8, 1/60, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
これは印象的な光のシャワー的な画を狙ってあえてのオーバー目で撮りました。
D810, 50mm, f/2.8, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
暗い茂みの中、所々葉に当たる光が好きな感じだったので撮りました。
D810, 50mm, f/2.8, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
遠景込みの広めの画をあえてのf/2.8で撮りました。ヌケが良いと感じました。
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO200, 撮影モード絞り優先オート
予期せぬ猫との遭遇だったので慌てて撮ったらゴミの前でした。50mmなので寄り切れない上カモフラージュ柄のようになってしまってうまく撮れませんでした。
D810, 50mm, f/2.8, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
いつもはPlanarで撮るような大好きな感じの画です。これもなかなかのキラキラで良いです。
D810, 50mm, f/2.8, 1/4000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
手前にフォーカスして撮りましたら奥に見える棒のボケが滲んで見えます。
D810, 50mm, f/2.8, 1/5000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
今度は奥の棒にフォーカスしました。棒は影になっていますがディテールもちゃんと表現できています。
D810, 50mm, f/2.8, 1/6400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
海を撮りました。絞りはf/2.8で絞っていない状況ですが水面のキラキラも良い感じです。
D810, 50mm, f/4, 1/4000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
絞りをf/4にして撮りました。正直あまり変わってないように見えますがキラキラの粒が少しシャープになりました。
D810, 50mm, f/4, 1/2500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
光源から角度を取って撮りました。海も空も色濃くなってちょっとコテコテになりました。
今回は以上です。
「スナップスタイル」の企画でミラーレス2台とD810の3台体制で撮影したシリーズの中で体験した(AI AF Nikkor 50mm f/1.4D)のレビューを紹介させていただきました。
この日は使ったことがないカメラとレンズを初めて使った訳ですが、カメラの方は使いこなせないまでももう少し慣れてみたいという気持ちが強く、楽しかったのは間違いないのですが3台のカメラを持ち歩く辛さの方が勝ってしまいました。
その点ではFマウントレンズの(AI AF Nikkor 50mm f/1.4D)を初めて使ったのは純粋に楽しかったです。慣れたカメラだったのでレンズを使うことに集中できました。標準画角の単焦点レンズは力まずに使えて良いですね。
50mmの単焦点、個人的にはトップを譲ることはないPlanarがあるので他の50mm単焦点には興味がなかったのですが、正直このレンズ(AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G)は欲しくなりました。
というのも、どういうルートなのか何年も寝ている在庫なのかは知りませんが、amazonでは新品が買えるようです。しかし旧型レンズなので中古で買うのが一般的なのかなと思います。
中古価格を見てみるとマップカメラで並品だと19,000円くらいで良品でも21,000円くらいとお手頃で買いやすいというのもあって欲しくなったと言える感じです。現時点ではタマ数も豊富なようです。
デジイチ+旧いレンズ(オールドレンズとは言わないw)で楽しむのもありなんじゃないかと思います。
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