真夏の4日連続野外ライブと生成AI & 玉前神社の行灯まつりに行ってきた(4)




いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46
 

真夏の4日連続野外ライブと生成AI

 
猛暑が続く8月も終盤になって夏休みが終わる学校もあるようですね。私が子供の頃は当たり前のように8月31日までが夏休みだったのですが、最近では8月中に新学期が始まる学校もあるようで時代の流れを感じます。
 
記録とかは分かりませんけど今年の夏も暑かった。。。てかまだまだ暑いんですが日本の夏って異常だな、と夏が来るたびに感じますね。かと言って冬がまともかというとそうでもなくて、冬も異常だと個人的には思っています。
 
そんな異常な暑さの中、最近個人的にはとても気にしている「乃木坂46」が真夏の全国ツアーの最終地、神宮球場で4日間連続ライブを行うという。。。凄いことですよ、これは。いや、観客動員数も凄いだろうし配信やグッズも含めた収益も凄いでしょうけれど、そういうことじゃなく。
 
夜とはいえ真夏の野外ライブの大変さは、音楽を演っていたことがある私としては凄く解るところで、私も真夏の夜の野外ライブを何度か行ったことがありますけど、これはかなりキツイですよ。私が真夏の野外ライブをしたのは20代前半でしたが翌日はくたばってましたw
 
まあ彼女たちはプロですからくたばってる暇なく次の日もまた次の日もライブがあるので、その辺りの自覚は私など比べるべくもないのですが、周りの大人はどう考えているんでしょう。仕事とはいえ生身の人間なのでね。
 
私は乃木坂46のライブは生でも映像でも見たことはないのですが、3〜4時間くらいも演ると何かで見た気がします。すべてのメンバーがずっと出演しているわけではないのでしょうけれどかなり過酷なはずです。
 
初日にはメンバーからもファンからも、たくさんXにポストされていましたし、2日目もメンバーの元気な様子が動画でポストされていました。私は浦和の試合も金曜日でしたし、土日も仕事はありますけど時間は作れそうなので配信ライブを見てみようと思います。
 
話は変わって、以前から話題に上がることはありましたが、生成AIについての見解を日本写真家協会が発表したと23日のデジカメWatchに掲載されていたのを見ました。
 
予想通りという意見が多いと思いますが、写真と生成AIは異なるものであることを強調したということです。文章やイラスト、音楽や写真に至るまでAI技術がかなり入り込んでいる印象がありますが、権利関係などの問題が起こりそうな予感がしています。
 
AIは人ではないのでAIに対して訴訟などは行えないと思いますが、使う人のモラルだったりが問われるところで、協会もイラストやコラージュと同等、二次的著作物に相当すると述べています。
 
あくまで“使いよう”なので間違った使い方をしないことが重要ですが、まあ無理でしょうね。悪意を持った人が使うことも当然あるでしょうが、創造する感性がない人がAIを操って作った画像をSNSで拡散して著作権や肖像権を侵害する事案も増えそうです。
 
悪意がある人は当然悪いんですが、悪意がなく自覚しないで権利を侵害する事案が増えるのは大変です。これを面白がってやっているうちは罪も軽いと認識しがちですが(実際は重罪)お金が絡んだ詐欺行為や誹謗中傷に利用されてしまうと大問題になってきます。
 
普通に写真を撮っている人でも迷惑行為をする人が一定数いるのですから、AIだからどうとかということはないかも知れませんが、良い意味でも悪い意味でもいろんな可能性が出てきているということだと思います。
 
我々写真家はこれまで通り、他人には迷惑をかけずに表現していくことが大切ですね。
 
 

玉前神社の行灯まつりに行ってきた(4)

 
とある土曜日の夕方、仕事を少し早めに終わらせて一宮の玉前神社に行って撮影した「行灯まつり」の4回目です。
 
前回記事では長い参道の両脇に置かれた行灯に火を入れていく巫女さんの姿を撮りました。今回もその続きですが、夜になって神楽殿で行われた神楽奉納を撮影しました。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)と単焦点レンズ(AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2023を使用しています。
 
 
行灯まつり62
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/10, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
いきなりISO設定感度の上限に届いてしまいシャッタースピードも稼げずにそのままアンダー、っていう画になりました。
 
 
行灯まつり63
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/10, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
光が少なくなってもセッティングは変わっていません。なんか現場からは慌ただしい感じが伝わってきます。
 
 
行灯まつり64
D810, 24-70mm(48mm), f/2.8, 1/25, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
画角を狭くしたらその分さらにアンダーなセッティングになりました。
 
 
行灯まつり65
D810, 24-70mm(55mm), f/2.8, 1/20, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
夜が進むに連れて徐々に三脚を持っていかなかったことを後悔し始めます(クルマのトランクにあるんですけどね)
 
 
行灯まつり66
D810, 24-70mm(34mm), f/2.8, 1/10, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
相変わらず露出が厳しいですがいろいろな光が面白い感じです。
 
 
行灯まつり67
D810, 24-70mm(45mm), f/2.8, 1/25, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
ウロウロしていたんですが、気づいたら神楽殿で神楽奉納が始まっていました。
 
 
行灯まつり68
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/25, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
その場から動かずにズームで寄りましたが、厳かな雰囲気に包まれます。
 
 
行灯まつり69
D810, 85mm, f/1.8, 1/100, ISO5600, 撮影モード絞り優先オート
 
ここで単焦点85mmにレンズを交換して開放で撮りました。
 
 
行灯まつり70
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/25, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
少し移動しながらまたレンズを24-70mmに交換して撮りました。
 
 
行灯まつり71
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/40, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
移動中に目に入った行灯を撮りました。右上の照明までがセットです。
 
 
行灯まつり72
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/40, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
角度を変えて神楽殿に近づいていきます。
 
 
行灯まつり73
D810, 24-70mm(52mm), f/2.8, 1/50, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
近づくと若干ですが露出が改善されました。右で青白く光る木も印象的です。
 
 
行灯まつり74
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO3600, 撮影モード絞り優先オート
 
広角で撮ってみると空が良い感じに暮れてきていました。
 
 
行灯まつり75
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/50, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
この距離感だと被写界深度と見た目のバランスが違っていると感じました。
 
 
行灯まつり76
D810, 24-70mm(26mm), f/2.8, 1/6, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
離れたところから撮ってみます。神楽殿から離れたことで光量がまったく足りない状況になりました。
 
 
行灯まつり77
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/5, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
人がいなくなったはだしの道の方を撮りました。このブレやすい露出環境だとシャッターを押すのも緊張します。
 
 
行灯まつり78
D810, 24-70mm(48mm), f/2.8, 1/8, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
撮影している人が多かったですが、スマホよりもカメラで撮っていた人のほうが多かったという珍しい光景が見られました。
 
 
行灯まつり79
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/13, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
隣のテントがめっちゃ明るいやん。という画です。
 
 
行灯まつり80
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/10, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
広角で撮りましたら他の撮影者と空が写りました。木のシルエットが好きです。
 
 
行灯まつり81
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/10, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
これまで何枚かは撮ってきた行灯でしたが、願い事が書かれていたのに初めて気づきました。
 
今回は以上です。
 
 
この日は仕事を早めに上がって行ったのでまだ明るいうちから撮影を始めていましたが、夜になるとやはり露出的にはかなり厳しい環境になりますね。
 
都会で夜景を撮った際にはレンズの口径が大きいことから単焦点よりも撮りやすいと感じていた24-70mmでしたが、田舎の神社のお祭りで撮るにはやはり光が足りないというのが如実に現れました。
 
教えるとかは出来ない私の「誰かのヒントになれば嬉しい」というこのサイトの趣旨を理解してくれている皆さんならば伝わるだろうと思います。
 
やはり厳しい環境のときにカメラやレンズの性能が発揮されるという撮影でしたが、もう一昔前とはいえ当時最高の組み合わせだったので、撮影者がブレさせなければ画質はとても良いです。
 
これについては手持ちで夜景撮影をする場合、F2.8通しのズームレンズとF1.4〜F1.8などの明るい単焦点レンズ、どちらも“らしい”画質が得られますが、個人的にはどちらのレンズの画質も好きです。
 
ただ、ある程度以上に光量が足りなくなってくると、F2.8よりも明るい絞り設定ができるレンズのほうが使いやすいかも知れません。
 
シャッタースピードが上げられない状況で緊張しながら撮るのも良いですが、シャッタースピードが稼げてもラフに撮ればブレちゃうので、そこは気をつけなければいけません。
 
それでも露出環境を整えるのは写真家として大切だと思うので、少しでも良い環境で撮れるようお金をかけたり工夫したりを続けていくんだと思います。。。しかし私は沼にはハマりませんがw
 
 



 
 
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