成田空港のお隣り「空の駅 さくらの山公園」で撮影。(DXクロップ&スロー連写)
カールツァイス 2016-02-18
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オート&マニュアルでのフォーカスについて考えることがありました。
マニュアルでピントを外すことが多い下手くそな私が言うのは説得力がない話ですが、D810を使うようになってから画像が大きく高詳細になったことで、オートフォーカスで撮った時に出る皮肉ったダジャレの「ピント外れのピント」と言いたくなるような画像が結構増えている気がします。
私の場合、カール・ツァイス プラナー50mmが今のメインレンズなので、オートフォーカスレンズでの撮影は全撮影の半分とかそれ以下になっているかと思います。それでもたまにAFで撮った画像を見ると「ピント外れのピント」だと感じることがあります。
オートフォーカスの性能についてはメーカーやレンズによって差があるかも知れません。また、ここでいうピント外れとはレンズの前ピンとか後ピンとかいう話ではなく、自分の思ったポイントでフォーカスしてくれないという意味なんですが。。。
そんなオートフォーカスですが、使いこなしているみなさんの中には素早くフォーカスエリアを動かしたり、一度AFでフォーカスしてからマニュアルで素早く調節できる。という人もいるようです。
私の場合は大抵2種類のやり方でAFを使っているのですが、ひとつはカメラ任せでオートにして「ピッ!」と鳴ったらシャッターを切るやり方と、シングルポイントでファインダーの中心にエリアを置いておいて、ピントを合わせたいポイントでフォーカスしたあとにAFロックしてフォーカスを維持したまま構図を取り直すというやり方の2種類です。
「ピント外れのピント」は前者のやり方で起こりますが、後者の場合には手ブレの危険性が高まりますので、個人的にはどちらもあまり良いとは思えません。
ニコンの現行機種ではフォーカスポイントが11点、39点、51点、そして153点と、上位機種になるほど多くのフォーカスポイントが使えるようになっていますが、それでも動かない被写体には、ミラーアップで画像を拡大してマニュアルで合わせるのが一番良いとされています。
ということは場面によるとはいえ、今のところオートフォーカスはまだマニュアルフォーカスには敵わないという捉え方もできます。
先日、カール・ツァイス「Milvus」のマニュアルフォーカスの特徴を読んでいたら、
「レンズのピントをマニュアルで合わせるということは、自分の指先で繊細に主題をコントロールできるということを意味します。」
と書かれていたのを見て、マニュアルフォーカスレンズ“も”オススメしてみたいと思った次第です。
マクロとか単焦点とかでは特にマニュアルフォーカスの良さが、、、というかマニュアルでピント合わせが出来ないと困ってしまうこともあるでしょうし、明るいファインダーを覗いてマニュアルでピントを追い込んでいく快感は病みつきになります。
そんなマニュアルフォーカスは、マニュアル専用レンズの方が断然良いと思います。フォーカスリングを操る感覚がオートフォーカスレンズのフォーカスリングとはまったく違いますからね。
さて前回記事の続きで、成田に行ったついでに空港隣りにある「さくらの山公園」に行って撮影した模様をご紹介します。前回DXクロップをやってみて気持ちが上がってきたので、引き続きスロー連写をやってみました。
連写中の画像をすべてご紹介すると枚数が多くなりすぎるので、数枚ずつ飛ばしてご紹介します。バッファサイズが物足りないD7100の連写では6〜7枚撮るとしばらくは動かなくなったりもしましたが、D810ではクロップしているということもあるとはいえ、続けて連写して70枚以上撮ってもまったくへっちゃらでした。
連写を間引いてご紹介する今回の記事では、特に語ることもないので全部の画像にコメントはしていません。どんよりした空なので、画的にはあまり面白くないかも知れませんが、宜しければご覧ください。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは望遠ズームレンズ(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/6.3, 1/1600, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
主翼が切れていますが、わざと切って大写し感を醸しだしてみました。
28-300mm(92mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1000, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
クロップにしたまま92mmまで引いてみます。
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
丁度良いバランスでフレームインしたと思います。ジェットが作る空気の歪みも良い感じです。連写スタートです。
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1600, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1250, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
28-300mm(300mm)×1.5クロップ, f/8, 1/1600, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
今回は以上です。
画像を構成する色のバランスによって、空や草などの色味が変わるデジタルカメラです。補正時に色合わせをすることも可能ですが、時間と手間の都合で割愛しています。
気をつけているつもりでも、フリーハンドで撮っているので飛行機の前後のみならず上下の空きもマチマチになってしまいました。ここでちゃんとしている人であれば、三脚を立てて水平に追えるようにセッティングして、まさに連続写真というような画像を撮影するのだと思います。
しかしそこはズボラな私の事、三脚はクルマの中に置きっぱで、文字通りテキトーに撮っています。そんな中でも安定した露出をしてくれましたし、AF-Cモードにしたオートフォーカスもそれほど悪くなかった感じです。
背景が青空だったらと考えると、ちょっぴり悔しくもありますが、連写画像をパラパラ漫画みたいにして見てみるととても楽しいです。
この2回の撮影で、クロップと連写にはそれなりに満足したので、次回は公園内を思いついたままにいろいろと撮っています。宜しければまたお越しください。
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