by カエレバ

 
前回記事で画像の周辺が流れてしまっていることを、“色収差”と言っていますが、記事公開後にhologonさんからメールが来て「色収差ではなくてコマ収差ですよ」と指摘されてしまいました。
 
無知は罪といいますが、お恥ずかしい限りです。
 
ちょっと調べてみたら“なんちゃら収差”の多いことと言ったらうんざりするほどで、ウィキペディアなどを読んでみても、文章だけではどういった状態のことを差すのかまったくのチンプンカンプンでした。
 
“コマ収差”というのは、5種類ある“ザイデル収差”のうちのひとつらしく、「光軸外の1点を光源とする光が、像面において1点に集束しない収差をいう」と記述されています。
 
その辺りの理論は大事だとは思いますが、はっきり言って覚える気はありません。というか覚えられないと思います。
 
そしてコマ収差を除去するためにはf/6以上絞ると良いようですが、明るいf/1.4の標準単焦点レンズで絞って撮るとか魅力半減という気もします。開放でも気にならない時もありますので、全部の画像を絞って撮る気はまったくありません。
 
しかし周辺減光にしても、なんちゃら収差にしても、絞ると解決するものが多いようですから、そういった意味ではある程度は絞って撮った方が良いのでしょうね。ちょっとだけ気をつけますw 
 
カメラもレンズも自分の持っているイメージを画像に収めるための道具なわけで、それ以上でもそれ以下でもないと思っています。
 
値段とか性能とかに関係なく思い通りの画が残せれば良いのですが、所有しているレンズでは今のところ自分のイメージを画に残すのに一番適したレンズがプラナーだと思っていますので、まだまだ当分は使い倒していきたいところです。ごまかしではなく上手に付き合っていきたいと思います。
 
 
さて、「菜な畑ロード」で撮影したあとに少し時間があったので歩きながらの街撮りも考えたのですが、ちょっとイメージが沸かなかったので街撮りは断念して、再び輪廻のラグランジェの聖地「魚見塚展望台」に行ってみることにしました。
 
「魚見塚展望台」では24mmの広い画角で風景を撮ってみたいというのが一番でしたが、以前にD3100で撮った際にはモヤッていたので、今回も雲ひとつない晴天というほどではありませんでしたが、晴れた景色を撮ることができました。
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは単焦点レンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)と、標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
魚見塚展望台01
50mm, f/9, 1/400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
遠くの緑がちょっぴり白っぽくなっていますが、それほどモヤッてはいません。岩周辺の水面がキラキラして美しいです。
 
 
魚見塚展望台02
50mm, f/1.4, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
ふっふっふっ、今度はフォーカスが手前でした。んー、なんか合成写真のようになってしまいました。
 
 
魚見塚展望台03
50mm, f/1.4, 1/3200, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
若干甘すぎる感はありますが、D3100で近い構図で撮ったものをD810でも撮りました。開放で撮ったにも関わらず看板の文字まで詳細に写っています。D3100ではf/10でしたが文字は読めないほどボヤケていました。この画像では文字は当然のこと、看板の汚れまで詳細に写しています。さすがの3635万画素だと感じました。
 
 
魚見塚展望台04
50mm, f/9, 1/320, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
少〜し緑に白がかかっています。それでも前回とは風景の色味が違います。
 
 
魚見塚展望台05
50mm, f/9, 1/400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
特に目立った被写体がないので地味に見えるかも知れませんが、とても美しいと思います。
 
 
魚見塚展望台06
50mm, f/6.3, 1/500, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
輪廻のラグランジェの主人公 京乃まどかが「かもがわ〜!!」って叫びだしそうな風景です。遠くの緑が白っぽいですが良い感じです。
 
 
魚見塚展望台07
24-120mm(24mm), f/11, 1/200, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
標準ズームに付け替えました。空の青が色濃くなったのは良い感じですが、下の緑が潰れがちです。広角らしい広々とした構図と色濃い画像、好きな人もいると思います。
 
 
魚見塚展望台08
24-120mm(24mm), f/11, 1/200, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
手前の緑の潰れた感じが嫌だったので、緑を減らして空をより広くしました。構図的には上の画のほうがバランスは良いですね。
 
 
魚見塚展望台09
24-120mm(120mm), f/11, 1/160, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
ポツンと建っている風車に興味を惹かれた結構風車好きな私です。
 
 
魚見塚展望台10
24-120mm(70mm), f/11, 1/160, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
それほど広くない展望台ですので、画に変化をつけるのに苦労します。
 
 
魚見塚展望台11
24-120mm(38mm), f/11, 1/200, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
画角を少し広くしました。
 
 
魚見塚展望台12
24-120mm(24mm), f/11, 1/250, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
さらに広くしました。当然ですが広角にするほど奥行き感が増します。
 
 
魚見塚展望台13
24-120mm(58mm), f/11, 1/125, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
先ほどプラナーで撮った画と同じアングルですが、少しだけ狭くしています。
 
 
魚見塚展望台14
24-120mm(24mm), f/11, 1/160, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
前回撮影では35mm換算で52mmだった女神像「暁風」です。距離が近いと広角はやはり便利です。そして空が派手です。
 
 
魚見塚展望台15
24-120mm(66mm), f/11, 1/125, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
この構図と露出では空が白くなっちゃいますが、波は綺麗です。
 
 
魚見塚展望台16
50mm, f/11, 1/250, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
またもやプラナーに変更です。明るくてパンチが足りない画になっていますが、緑のシャドー描写は流石と感じる明るい単焦点レンズです。
 
今回は以上です。
 
 
風景写真は、やはり広角で撮った方が好きな画になることが多い私です。そうなると私の趣向を考えれば広角系の単焦点レンズが欲しいところです。
 
f/2.8の明るさを持つ大三元レンズにも興味はありますが、やはりカール・ツァイスが一番欲しいです。あとはラインナップも充実してきたと感じるニッコールのf/1.8単焦点レンズもお手頃価格なので興味があります。
 
特にf/1.8の20mmは、話に聞いたところでは独特の世界観があるようなのでぜひとも使ってみたい1本です。ただ超広角レンズの場合には画質の面では単焦点の方が有利でしょうけれど、思ってもいない余計なものがフレームインしてしまう可能性も高いので、ズームレンズも選択肢に入ると思います。
 
知る人ぞ知るニッコールの裏ワザレンズ、DXレンズでナノクリ非搭載なのに値段がFX並みに高値の(AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED)は、フルサイズ機のFXモードで18mm〜24mmの範囲で撮るとケラレずにFXレンズとして撮れるというのも、ネタとしては面白いと思います。
 
そんなこんなで、際限なく湧き出てくる物欲と闘いながら、今あるレンズで腕を磨こうとも考えている私なのでした。
 
次回も今回の続きで魚見塚展望台を撮っていますが、印象深かった展望台付近の建物なども撮っています。宜しければまたお越しください。
 
 
DXフォーマット専用とあるところが余計にネタ的だと感じる裏ワザレンズです。

by カエレバ

 
 
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