菜の花畑が撮りたい!と思って鴨川市の「菜な畑ロード」に行ってみた -後編-
今月に入ってトップページのアイキャッチ画像を変更しましたが、せっかくいろいろ撮ったのでランダムに表示するようにしました。基本的には同じような画像ですが、アングルなどを変えて撮っています。
被写体がD7100とD810ということで、久しぶりにD3100の出動となりましたが、サブコマンドダイヤルがない機種は久しぶりなので、使うのに結構苦労しましたw
やはりサブコマンドダイヤルは一度使ってしまうと、サブコマンドダイヤルが着いていないモデルには二度と戻れないと思うほどに便利です。
上級機になるほどに操作性は優れてきますから、直感的にハイスピードで操作できるのも上級機の魅力だと思います。ただ、D810についてはたくさんの設定項目があるのでまだまだ使えていない感じです。
細かい設定は使えていませんが、やはり基本的な操作や設定はこれまでで一番使いやすいと思いますので、あとは自分次第ということですw
さて、前回記事に引き続いて「菜な畑ロード」で撮影した画像をご紹介する後編です。
前回はページの全編が黄色い画像ばかりでお送りしていましたが、今回は菜の花だけではない画像も意識していまして、花摘みに来た人を撮ったり道路や遠景を撮影したりもしています。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは単焦点レンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)、借りっぱなしの単焦点マクロレンズ(タムロン SP Di AF 90mm f/2.8 MACRO)、そして標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)と、望遠ズームレンズ(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
50mm, f/1.4, 1/8000, ISO80, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
上ではいろいろと言っていますが、結局黄色い画像からのスタートですw 開放だとやっぱり流れます。これがうわさに聞く色収差ってやつですかね。(追記:実際は違ったようです)
24-120mm(70mm), f/4.8, 1/800, ISO80, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
標準ズームに付け替えました。黄色味の鮮やかさは若干落ちますが、強すぎないボケが70mmの焦点距離の割には広い画像にしている印象です。
28-300mm(300mm), f/6.3, 1/500, ISO80, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
今度は望遠ズームで撮っています。300mmにしたことで望遠らしい圧縮効果が効いています。f/6.3ということで色濃い画像になっていると思います。
28-300mm(28mm), f/3.5, 1/3200, ISO80, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
望遠ズームの広角端を使って開放で撮っています。あまり開放っぽくないイメージの画像になりました。
28-300mm(28mm), f/3.5, 1/3200, ISO80, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
上の画と同じパラメーター値ですが、周辺の光量落ちが激しい画になりました。
28-300mm(300mm), f/6.3, 1/1000, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
花の中で記念撮影をしている人がフレームインしました。上の2枚の画像がダークで美しくなかったので、ISO感度を上げて撮影したら華やかな印象になりました。
28-300mm(300mm), f/6.3, 1/1000, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
今度は女性にフォーカスしています。無邪気にポーズを取る姿が可愛いです。
28-300mm(28mm), f/3.5, 1/4000, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
引きの画像もISO200で撮ってみましたら、色濃いけれど明るい画像になりました。色味がちょっぴりコテコテです。
50mm, f/1.4, 1/6400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
プラナーに付け替えて、開放で女性にフォーカスして撮っています。拡大表示すると女性が菜の花で輝いているように見えます。ピントが甘いのか?そうなのか?!
50mm, f/1.4, 1/8000, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
タイミングよくオレンジ色のミニ・クーパーがフレームインして、菜の花ドライブってな雰囲気になりました。(なぜ絞らんかぁ〜!)
50mm, f/4, 1/1000, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
f/4にすると結構きっちり写ってきます。規則正しく並ぶ電柱が良いアクセントになっています。2人の女性は本当に楽しそうでした。
50mm, f/8, 1/400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
f/8にしたらすっきりとしたパンフォーカスな感じです。相変わらず電線が残念です。
50mm, f/8, 1/400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
菜の花はありますが、ちょっと違った雰囲気になりました。
50mm, f/8, 1/400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
沿道に菜の花が続く、良い雰囲気の道です。こういう時の電線と電柱は奥行き感をつける手助けをしてくれます。
50mm, f/1.4, 1/4000, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
色収差、かかってこいやぁ〜。というくらいにトロットロに溶かしてやりましたw 花が輝いているように見えます。(追記:実際は色収差ではなかったようです)
50mm, f/1.4, 1/8000, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
これも手前ボケが流れちゃっていますが、背景もボカしたかったのもあって開放です。プラナー買ってから、また開放厨になってしまった私です。
50mm, f/4, 1/3200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
抜けるような青い空にサインが良いコントラストを見せてくれていました。
今回は以上です。
前回よりは黄色のみではないページになったと思います。いつも思うのですが花の撮影は思ったよりも難しいです。菜の花の場合、ふんわりとした印象の写真を撮りたいと思っても、普通に撮ると良くない意味でリアルになってしまってイメージ通りには撮れません。
また、風に揺れている花の場合には、フォーカスも構図も難しくなることがあって、さらに強風だと自分が動いちゃってブレる可能性も高くなります。
こういった、花ばかりを撮るような場面では、レンズを変えたり絞りを変えたりの工夫もしますが、思わぬ発見をしたりもします。今回はプラナーの開放時に周辺の色収差がかなり出ていることに気づきました。(実際には色収差ではなかったようです)
なんでこれまでは気付かなかったの?と言われればそうでしょうけれど、これまではあまり気にならなかったんです。今回はかなり気になりましたから、リアル時間軸の今日以降は少し絞って撮ることを心がけたいと思います。
次回も鴨川撮影の続きですが、以前モヤった風景を撮影した魚見塚展望台で再撮影をしました。モヤっていてもそれはそれで悪くはないと思いますが、晴天時に撮るとまた違った景色が見られます。
宜しければまたお越しください。
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