ニコンZ8と、クラシカルだけれど新型のFマウントレンズ & 緑と水に癒やされに、黒滝再訪(2)
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ニコンZ8と、クラシカルだけれど新型のFマウントレンズ
実は5月の第3週に入ってすぐの月曜日に、激しいめまいが再発して仕事ができない状態になってしまいました。前回、同様の発作が起こったのは2018年春だったので丸5年ぶりの発症になりました。5年前の投稿を見てみたらこの時も「黒滝」に行っていたというw
仕事がパッツパツに詰まっててんやわんやになっている状況で仕事ができなくなるとすごく堪えますが、そんなこんなで仕事は滞るわ、体調は良くならないわで悪循環に陥っています。
でもそんな時は寝るしかないと、頭の中で回っていた乃木坂46をYoutubeで聴いて癒やされていたところ、自動再生をONにしていたら乃木坂46関連の動画がたくさん流れてきました。
眠っていて見ていない動画もあるのですが、頭の中で回っていた「ここにはないもの」の次の曲「人は夢を二度見る」にも同様にハマってしまいました。私は昔から誰かが特に前に出るわけではない女声グループのユニゾンがすごく好きなんです。
透明感あふれる歌声とシンプルなメロディラインがとても良くて、当然のごとく新曲も好きになりました。この曲は振り付けにも特徴があって「#二度見ステップ」というハッシュタグで、リールやショート動画でよく見られます。
(こんな動画がたくさん)
リズムといい、メロディといい、振り付けといい、もう頭の中でずっと回っています。このステップをTiktokなどで流行らせようとしているのかもと思いましたが、Instagramのリール動画で一般の人のステップも見かけるようになりました。
なんとなくしばらくは乃木坂46の動画を見続ける気がします。
さて、2023年5月26日にニコンの新型フルサイズミラーレスカメラ「Z8」が発売になりました。フラッグシップ機「Z9」の性能と機能を凝縮して、体積比を約30%小型化したモデルということです。
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ニコンは、今のところ現行の一眼レフは販売していますが、ちょっと見ない間に「D6」「D850」「D780」「D7500」の4機種になっていて、完全にミラーレスカメラに舵を切りましたね。
個人的には、Zマウントを開発した時点でFマウントに戻ることはないと思ったので、これは既定路線だと感じています。だからといって私がミラーレスに乗り換えるというのは、今のところまったく想像ができないので、まあそういうことですね。
しかしこんな時に、ニコンFマウントの新型レンズ「フォクトレンダーNOKTON 55mm F1.2 SL IIs」が発売になりました。いわゆるクラシックレンズスタイルの55mm単焦点レンズで、開放がF/1.2という明るいマニュアルフォーカスレンズです。
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開放F/1.2は体験してみたいところですし、価格もそれほど高くはないと思うので試してみたい気もします。しかしF/1.2で、マニュアルフォーカスで、手持ちで、ファインダーを覗きながら追い込んでいくのはそれなりに大変そうです。。。
そんな「Z8」と「フォクトレンダー NOKTON 55mm F1.2 SLIIs」、色んな意味でのモダンスタイルとレガシースタイル、なかなか面白いと感じる新製品です。
緑と水に癒やされに、黒滝再訪(2)
仕事が詰まっているにも関わらず、浦和レッズの勝利を願うお参りに行く前に立ち寄った、南房総市の「黒滝」で撮影した画像をご紹介する2回目で、黒滝編の最終回です。
家で現像していて気づいたのですが結構な手ブレ画像があって、小さい画面ならば目立たないけれど、大きな画面で見たら自分を殴りたくなるほどブレていました。
やはり光が足りない場所が多い撮影だったので、もっと注意深く(慎重に)撮れば良かったと反省しました。先を急いでいてもカメラを構えたら落ち着いて撮らないといけないと改めて感じました。
あともう1つ、今回のような撮影では、明確な狙いがあった方が良いと感じました。手ブレの件は、三脚の使用を含めて気をつければ良いことなのですが、もう1つの明確な狙いについては文末で語りたいと思います。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)と望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2023を使用しています。ISO感は400で固定していて、一部で三脚(SLIK カーボンマスター833)を使用しています。
D810, 24-70mm(26mm), f/2.8, 1/125, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
今回、滝には来ましたが、滝が目的ではなかったので、あまり滝に入れ込んで撮りませんでした。緑色が多くて個人的にはすごく癒やされます。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/40, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
上流の方は岩場になっていました。先に進もうかと思ったんですが、こういった景色だったのでやめました。
D810, 24-70mm(44mm), f/2.8, 1/50, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
少し引いてみました。結構荒れているように見えます。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/50, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
広角端まで引いてみました。こう見ると先に進めそうにも見えます。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/60, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
展望台が見えます。前回来た際には登りましたが、今回は登りませんでした。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/80, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
風も水の流れも強くない状況でしたので、水面に緑が映っているのがよく分かります。リフレクションの感じからスピード感を感じる気がします。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/50, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
穏やかな流れの川の水面を撮りました。枯れ葉もありますが若い葉が季節感を醸し出していると思います。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
明るい緑が見られたので滝をバックに撮りました。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/60, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
お約束なので手前ボケも撮っておきます。
D810, 24-70mm(46mm), f/2.8, 1/160, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
クルマのもとに向かって引き返し歩き始めます。蔦がジャングル感を醸し出しています。
D810, 24-70mm(42mm), f/2.8, 1/100, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
往路のときと違って復路ではサクッと帰ってきました。正面右に見える道を上っていくとクルマがあるのですが、左側の下流方向が気になります。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/100, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
水面のキラキラと落ち葉の色味が鮮やかです。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/60, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
私には魅力的に見えた下流を撮ります。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/60, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
ここで山道の階段に三脚を立てて、奥を狙って撮り始めました。緑が美しいです。
D810, 70-300mm(135mm), f/4.8, 1/25, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
もっと寄りたくなったので、レンズを70-300mmに交換して撮りました。三脚を使っているのでシャッタースピードが遅くなってもどんと来いです。
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/13, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
テレ端でさらに寄って撮りました。全体の色味が変わって面白いです。
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/13, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
緑のリフレクションを狙って構図を作りました。
D810, 70-300mm(170mm), f/5, 1/20, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
少し引いて手前にボカした葉っぱも入れて明るさ感を増してみます。
D810, 70-300mm(145mm), f/4.8, 1/20, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
手前に見える水面のキラキラを主役に撮ってみます。
D810, 24-70mm(29mm), f/2.8, 1/100, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
三脚を畳んでレンズを24-70mmに戻して歩きはじめます。最後に山道を撮って次の目的地に向かいます。
今回は以上です。
冒頭で予告した“もう1つ感じたこと”ですが、それはオートフォーカスについてです。私は風景を撮る場合、オートフォーカス(オートのオート)でピッ、バシャ。ピッ、バシャ。といった感じでカメラ任せで無造作に撮ることが多いです。
そのため、後でマジマジと画像を見てみると、結果的にピントが来ているようで来ていない、、、来ていても狙いが曖昧な写真になってしまっている。。。ということがあります。
今回のように、狭くて奥行きがあっていろいろなオブジェクトがファインダーで見ていて出たり入ったり、というシチュエーションでは距離の設定、または被写体をしっかりと狙って撮らないと、中途半端な写真になりがちです。
そういった意味では、マニュアルフォーカスレンズだったり、オートフォーカスでも単焦点レンズであれば、狙いやすいですし、無意識にでも狙って撮るということが多くなると思います。
そこがズームレンズの難しさなのかも知れません。特に24-70mmはオートフォーカスの反応も速いですし、ことフォーカスに関しては撮影のリズムが出やすいので、なおさら中途半端な画像を大量に撮影してしまう危惧があります。
撮影時でも、後に画像を見直した際にでも、撮り手が気持ちが良いとか満足できればそれで良いんだと思いますが、やはり狙いはないよりもあった方が良いと思います。
被写体やシチュエーションなど、撮影環境によっても変わってくるかも知れませんが、日頃から“狙い”を持って撮る意識を、、、これまでも心がけていたつもりですが、もっともっと意識を高めて撮りたいと感じたのでした。
次回は、こちらも再訪ですが、館山市の洲崎神社で撮影した画をご紹介します。宜しければまたお越しください。
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