DOMKE(ドンケ)のショルダーバッグ F-2を買った & 鴨川の病院に行ったついでに南房総市で秘境探検(3)
ドンケ 2013-09-02
売り上げランキング : 212903
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ちょっと前に「ネット通販も良いけれど、現物を見て買いたい時もありますよね & 夜の新宿散歩(後編)」の記事冒頭で話題にしたカメラバッグを、その際に現物を見たお店の通販サイトで購入しました。
購入したのは「ヨドバシ.com」で、買ったカメラバッグは「DOMKE(ドンケ) ショルダーバッグ F-2(サンド)」です。こういった商品の場合、amazonをはじめとする各社通販サイトでは、今回の購入価格より安いものも出ていますけど、私は実物を見たお店のサイトから購入しました。
やはり現物を在庫として置いているお店を応援したい気持ちが強いのと、自分が訪れて現物を見たという、ほんのちょっとの縁を大切にしたかったからです。
私にとってカメラバッグは4個目で、最初のバッグはD3100を買った際におまけで付いてきたNIKONのネームが入ったバッグでした。
次に買ったのが「BESTEK キャンバス素材一眼レフ用カメラバッグ」で、これまでメインで使っていたバッグです。このバッグにはとてもお世話になったので感謝の気持ちが大きいですけど、このバッグでの一番の思い出は、商品名をググるとこのサイトが検索順位1位になっていた時期があったということだったりしますw
そして3番目に買ったのが、軽快に街撮りがしたいという理由で買った「CaseLogic スリングバッグ/ワンショルダー SLRCシリーズ 3.8L」でした。しかしクラシックレンズなら良いんですけど、24-120mm&レンズフードを装着したままではバッグに収まらないという問題があって、D810を買ってからはあまり使っていません。
そして今回のドンケですけど、ここまで購入に踏み切れなかった理由が、これまで使っていたBESTEKとお店で比較した際に、ほとんど大きさが変わらないと感じたからで、もう一回り大きいサイズにするか、今回のF-2にするか悩んでいたためです。
カメラを始めた頃から先輩に「ドンケは良いよ」と勧められていましたし、ニコンでもコラボレーションバッグを作ったりしていましたので、次はドンケにしようと考えていました。ですからドンケにすることは先に決まっていて、あとはサイズを決めるだけだったんです。
ただこれ以上大きいバッグはあまり持ちたくないと感じていたのと、どこかのサイトに「思ったよりも入る」と書いてあったのもあって、とりあえずは使ってみないと分からない。という理由でF-2を買いました。
一応、試しにD7100と交換レンズを3本入れて撮ってみました。インナーケースが全長の半分ほどの大きさで十字形に仕切られます。基本的には主にレンズを差し込むスペースで、左右のスペースにカメラ本体を入れるのがオーソドックスな使い方なんでしょう。
私は、とりあえずこのインナーケースを片側に寄せて、左右のスペースをひとつにして使ってみようと思っていますが、まだ使っていないので使い勝手は分かりませんし、新しいのでキャンバスがまだ硬いです。
使い込んでいくうちに馴染んでくるのを楽しみに、これから使い倒していきたいと思います。
さて、鴨川市の病院に行ったついでに行ってみた、南房総市にある黒滝で撮った画像をご紹介する3回目です。整備されてはいますけど気分は“秘境探検”という楽しい撮影でした。歩みを進めていくと、新緑が美しく、流れる水の音に癒やされます。
三脚は前回記事でちょっと使っただけでやめてしまいましたので、今回からはすべてが手持ち撮影で、今回から別のレンズも使いました。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)と、単焦点レンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)、望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomClassicCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/25, ISO220, 撮影モード絞り優先オート
展望台に登って高い位置から滝の一番上を広角端で撮りました。明るい光と水の位置は狙い通りです。
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/30, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
今度は滝を外して、面白いと感じた山の形を切り取ってみます。
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/25, ISO900, 撮影モード絞り優先オート
広角で滝のまわりもフレームに入れます。同じ滝を撮るにしても、こういった画のほうが自分らしいと思います。
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/25, ISO250, 撮影モード絞り優先オート
滝に背を向けて振り返るとこんな風景でした。緑が目に優しい気がします。
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
ここでレンズをプラナー(単焦点50mm)に交換します。コメントが思いつかない画像はセッティングのみでご紹介します。
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO360, 撮影モード絞り優先オート
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO720, 撮影モード絞り優先オート
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO250, 撮影モード絞り優先オート
絞りがかなり開放に近いですけど、高コントラストなのが判る画になっていると思います。
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
単焦点らしい、といった画です。手前のうねった枝がリアルです。
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO140, 撮影モード絞り優先オート
まあ、手前ボケも撮りますよねw 同じ場所で同じ構図、そして同じ絞りでも画の雰囲気がまったく違うのが面白いです。
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
石像が祀られていました。展望台の木材の取り回しも興味深いです。
D810, 50mm, f/2.8, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
手すりのシルエットを意識しました。
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
展望台から真下を撮りました。
D810, 70-300mm(170mm), f/5, 1/200, ISO2800, 撮影モード絞り優先オート
ここでレンズを70-300mmに交換して、展望台の狭い隙間から見える風景を望遠で狙いました。暗いレンズなので開放でもISO感が跳ね上がっています。
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/320, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
上の画と同じく狭い隙間から今度は300mmで狙いました。
D810, 70-300mm(70mm), f/4.5, 1/80, ISO2800, 撮影モード絞り優先オート
レンズを変えたということで、また滝を撮ります。
D810, 70-300mm(270mm), f/5.6, 1/250, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
先程(前回記事の最後に)24-120mmの120mmで撮ったのと同じような狙いで、今度は270mmで撮ります。こういった画は寄れると臨場感が違う気がします。
D810, 70-300mm(100mm), f/4.5, 1/100, ISO2000, 撮影モード絞り優先オート
画角は100mmですけど望遠らしさを感じる画になった気がします。
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/320, ISO1400, 撮影モード絞り優先オート
新緑に光が当たっているお気に入りのシチュエーションを見つけました。こういうの好きなんですよねぇ。
D810, 70-300mm(125mm), f/4.8, 1/125, ISO1600, 撮影モード絞り優先オート
岩肌に流れる水と光によって見え方が変わるのに引かれました。
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/320, ISO5600, 撮影モード絞り優先オート
望遠だったらどうだろうと考えて、また撮っちゃいました。う〜ん…出来れば明るい中望遠マクロで撮りたいと思いました。
D810, 70-300mm(70mm), f/4.5, 1/80, ISO500, 撮影モード絞り優先オート
暗い望遠でも広角端にするといろいろ具合が良いセッティングになりますけど、フレーミングが中途半端でした。
D810, 70-300mm(70mm), f/4.5, 1/80, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
上の画から、階段の一段目まで入れて水面もフレームインさせると整理されたように見えますね。この辺りは好みだと思いますけど、目に入る情報は整理されたほうが見やすいと思います。
今回は以上です。
今回の撮影では24-120mm、50mm、70-300mmと3本のレンズを使いました。常に日陰の状態で、露出的には厳しい環境だったと思いますけど、それぞれのレンズの特徴が出た撮影になったと思います。
私はこのサイトに画像を載せるのが最もプライオリティが高いので、手持ちでラフに撮っていますけど、こういった場所で撮った画像をコンテストなどに応募しようとするのであれば、三脚を立てて丁寧に撮影するのは必須です。
三脚を使ってじっくり撮れば、絞れますしノイズも抑えられるので画質も向上します。何度も言っていますけど、私の場合は三脚をセッティングしている間につまらなくなってしまうので、どうしても必要だと感じなければ三脚は使いません。
話を戻してレンズの話ですけど、24-120mmは歪みと周辺の光量落ちは気になるところですけど、安定した露出と中望遠の描写が魅力だと思います。プラナー50mmは、コントラストレンズというキャラクターを存分に発揮して開放寄りでも高詳細な画が撮れます。70-300mmは、暗いレンズながらヌケの良い画を描写してくれるレンズだと思います。
他の人に比べればたいしたことはないのかも知れませんけど、カメラ本体1台とレンズ3本と三脚を持って歩くという、自分としてはけっこう大きな荷物を持っての撮影になりました。それでも持っていったレンズがそれぞれ特徴を見せてくれると持っていって良かったという気持ちになります。
レンズの選択肢を絞って撮影に挑むのもチャレンジングですし、何本か持って行ってそれぞれの特徴を感じながら撮影するのも楽しいと思います。
次回は黒滝付近で撮った画像をご紹介する最終回です。宜しければまたお越しください。
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