関東地方が梅雨入りしました。例によって?梅雨入りした途端、雨が降らない日も結構あったりしていますが、写真を撮る人の多くは、梅雨時と言えば紫陽花を思い浮かべるようで、Instagram上でも紫陽花の写真が増えています。
 
梅雨時期でも常に雨が降っているわけではありませんから、雨が降っていないときに撮影すれば良いんでしょうけど、お休みの関係などで雨が降っているときに撮影しなければならないこともあります。
 
趣味であれば無理に撮影することもないですけど、雨が降っている状況だからこそ撮れる写真もあって、例えば雨によって色濃く見える花や、花びらを水滴がつたう様子などです。
 
そんなの霧吹きで水を吹きかければ良いんだよ。というツッコミが聞こえてきそうですけど、自然を自然のままに撮りたい人もいるわけです。そういった人は、雨の日には濡れて撮るとか、雨具を用意して撮るなどします。
 
私は以前、雨の日に紫陽花を撮りに行ったことがありますけど、その時は左手で傘を持って右手一本でカメラを持ち、オートフォーカスで片手撮りをしていました。なんとも私らしい無茶な撮り方だったと思います。
 
その時の記事をご覧頂ければ、傘をさしての片手撮りでもこの程度なら撮れる。という目安になるかも知れません。私のようにズボラで行き当たりばったりの人でなければ、三脚、ライティンググッズ、雨具の準備は欠かせないところだと思います。
 
最近のカメラの多くは、少しくらい濡れても大丈夫な“防滴”仕様になっていますけど、あくまで防滴であって防水ではないので、防水仕様のカメラでない場合は原則的に水濡れ厳禁です。そしてこの時期は、カメラやレンズの保管時にも注意が必要です。
 
防湿庫などを使用し、間違ってもレンズにカビが生えるようなことがないよう、お互いに心掛けましょう。
 
↓私が愛用している防湿庫です。
 
 
 
今年のゴールデンウィークに撮影に出掛けた夜の浅草を単焦点レンズで撮った画像をご紹介する3回目です。2回目までで、早くも当初の目的地の撮影はできたんですけど、浅草は思っていた以上に楽しく、それほど長い距離を歩かなくても違った風景を見せてくれます。
 
前回記事では伝法院通りを中心に撮りましたけど、今回は開園165周年という、ずっと昔から現在も愛され続けているアミューズメントパーク“花やしき”にも行きました。
 
夜遅かったので当然営業は終了していましたけど、いくつか面白いものが撮れました。それは最近ロケ地を決めるポイントになっている“変わったポスト”を撮ったり、浅草寺の五重塔も撮りました。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは単焦点レンズ(Carl Zeiss Milvus T* 35mm F2 ZF.2)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
夜の浅草散歩59
D810, 35mm, f/3.5, 1/80, ISO4500, 撮影モードマニュアル
 
鳥居風の真っ赤な門が鮮やかな奥山おまいりまちの入り口です。
 
 
夜の浅草散歩60
D810, 35mm, f/3.5, 1/80, ISO3200, 撮影モードマニュアル
 
綺羅びやかな照明が印象的ですけど、浅草中のあちらこちらに立てられていた顔ハメ看板に興味が引かれました。いや、個人的にはあまり好きではないんですけどね。
 
 
夜の浅草散歩61
D810, 35mm, f/3.5, 1/80, ISO3600, 撮影モードマニュアル
 
時代劇で見たことがあるような気がする防火用水の大きな樽がありました。手桶はなかったんですけど良い雰囲気でした。
 
 
夜の浅草散歩62
D810, 35mm, f/3.5, 1/80, ISO2200, 撮影モードマニュアル
 
ここまで歩いてきて、浅草の街では定番だと感じるシャッター画です。ちょっとパースを意識しました。
 
 
夜の浅草散歩63
D810, 35mm, f/3.5, 1/80, ISO1600, 撮影モードマニュアル
 
またまた顔ハメ看板です。
 
 
夜の浅草散歩64
D810, 35mm, f/3.2, 1/40, ISO6400, 撮影モードマニュアル
 
すごく暗かったので、シャッタースピードと絞りを確認し直して撮りましたけど、たくさんのノイズが乗ってしまいました。こういった裏通りは好きですが、開放で撮ればもう少しノイズは抑えられたかも知れません。
 
 
夜の浅草散歩65
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO1600, 撮影モードマニュアル
 
西参道というところに来ました。お店は皆閉まっていましたけど、なんともゴージャスな感じがしたアーケード商店街です。
 
 
夜の浅草散歩66
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO4000, 撮影モードマニュアル
 
浅草ウインズの壁に貼られたお祭りの絵です。
 
 
夜の浅草散歩67
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO800, 撮影モードマニュアル
 
有名なストリップ劇場、浅草ロック座が見えたので撮りました。ISOが800に抑えられたのでノイズも少なめです。
 
 
夜の浅草散歩68
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO5600, 撮影モードマニュアル
 
伝統あるアミューズメントパーク花やしきです。花やしき通りとあるので行ってみます。塔屋の建物が迫力あります。
 
 
夜の浅草散歩69
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO1100, 撮影モードマニュアル
 
歩いていると、浅草ひさご通りの門がありました。街灯の光が強くて、明るいところと暗いところの光の差が激しい印象でした。
 
 
夜の浅草散歩70
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO5600, 撮影モードマニュアル
 
花やしきの遊園地入り口です。なんかコテコテな色使いのサインとテクスチャです。残念ながら私には理解が出来ないセンスでした。
 
 
夜の浅草散歩71
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO5600, 撮影モードマニュアル
 
写っているオブジェクトから漂う昭和の場末感がすごく好きです。Milvusの発色の良さが面白いバランスを醸し出しています。
 
 
夜の浅草散歩72
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO4500, 撮影モードマニュアル
 
こんだけ提灯が規則正しく並んでいたら、パースを意識しないわけにはいきません。
 
 
夜の浅草散歩73
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO3600, 撮影モードマニュアル
 
これも雰囲気がある画になりました。赤ってめちゃめちゃ派手な色なんですけど、こういった赤からはトラディショナルな感じがします。
 
 
夜の浅草散歩74
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO1000, 撮影モードマニュアル
 
相合い傘をモチーフにしたネオンでしょうか、この発想もすごいですね。開園から165周年ののぼりが立てられていましたけど、165周年、すごすぎます。
 
 
夜の浅草散歩75
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO2000, 撮影モードマニュアル
 
花やしきの浅草門に変なポストがありました。普通のポストにステッカーチューンが施され、ポストの上にはパンダカーのオブジェが乗っています。浅草では屋根とかの上にオブジェを置くのが定番系ということなんでしょう。
 
 
夜の浅草散歩76
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO3200, 撮影モードマニュアル
 
子供は喜ぶかも知れませんね。と思いましたけど、仕事関係の若い女性にこの画像を見せたら、たいへん盛り上がっていました。
 
 
夜の浅草散歩77
D810, 35mm, f/2, 1/50, ISO1100, 撮影モードマニュアル
 
私がオモシロイと思ったのはこっち。パンダと花やしきの花のロゴ照明が路面に照射されていました。ピントは手前のパンダ照明に合わせました。
 
 
夜の浅草散歩78
D810, 35mm, f/3.2, 1/50, ISO6400, 撮影モードマニュアル
 
塀の外から見えたアトラクションの一部です。思った以上のアングラ感と鉄骨感がミステリアスでした。
 
 
夜の浅草散歩79
D810, 35mm, f/3.2, 1/50, ISO3600, 撮影モードマニュアル
 
花やしき通りに、またも違う商店街です。エリアごとの統一感が見事です。
 
 
夜の浅草散歩80
D810, 35mm, f/3.2, 1/50, ISO6400, 撮影モードマニュアル
 
花やしき通りの終わりのところ、商店の看板と門の向こうに和建築といった画です。
 
 
夜の浅草散歩81
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO6400, 撮影モードマニュアル
 
ライトアップされた六角堂です。光の筋がコチラに向かって伸びていてミステリアスでした。
 
 
夜の浅草散歩82
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO6400, 撮影モードマニュアル
 
五重塔が見えました。灯りが足りないためにすごくノイジーになってしまいました。それにしても最近の私はキャッチーな画を多く撮っています。
 
 
夜の浅草散歩83
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO6400, 撮影モードマニュアル
 
影向堂を撮りました。夜中にお参りしている人がいましたけど、人がよく見えないくらい暗かったので、画像全体でノイズが目立っています。
 
 
夜の浅草散歩84
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO6400, 撮影モードマニュアル
 
ライトアップによって神々しい雰囲気が増している感じの五重塔と、店の人がいない出店の画です。
 
 
夜の浅草散歩85
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO6400, 撮影モードマニュアル
 
今度は真ん中に五重塔を置いてみました。出店の幕が邪魔ですけど、これが浅草なんでしょうね。
 
 
夜の浅草散歩86
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO6400, 撮影モードマニュアル
 
手前に浅草寺、奥にスカイツリーを同時にフレームインさせました。
 
今回は以上です。
 
 
このパートでもMilvus35mm F2のみの撮影になりました。夜景撮影の際のMilvus(Distagon)が写し出す色の表現力が豊かで、これはクセになるほどの魅力を持っていると私は思います。
 
このMilvusの色表現の要因が、レンズの構成なのか材質なのかは分かりませんけど、私がこれまで使ってきたレンズたちの特徴とは明らかに違っていて、好みの問題ではありますけど個人的には虜になってしまいました。
 
一方で昼間の撮影での絞りの設定が未だに曖昧で、毎回探り探りシャッターを切っているような状態です。今のところは漠然とPlanarよりは絞り目、くらいなものなので、自分なりでも良いと思うので、少しでも早く特徴を掴みたいです。
 
写真を撮るという目線で考えると、浅草はどこを歩いていても面白いと感じたのですが、夜の場合は全体的に光量が足りないので、三脚嫌いの私でさえ三脚を使いたくなるほどです。実際に三脚を立てている人を見かけましたけど、人通りが多いのでトラブルの心配もあります。
 
こういったスポットでは高感度撮影に強いカメラがあると良いですね。高感度で撮影するとノイズは乗ってくるのですが、例えば同じISO6400で撮るとしても、カメラ性能が上限ISO6400のカメラを使ってISO6400で撮るのと、上限ISO102400のカメラを使ってISO6400で撮るのとでは撮影結果が明らかに違ってきます。
 
そして1台のカメラを使って同じISOで撮ったからといってノイズの量が同じかというと、それも現場の光加減によっても違うので単純計算のようにはいかないんですね。だからこそ、使うかどうかわからない高い感度を持つカメラでも、夜の浅草のようなスポットではその実力が発揮できると思います。
 
 
次回は、夜の浅草を散歩して単焦点縛りで撮った画像をご紹介する4回目です。宜しければまたお越しください。
 
 
 
 
 
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