雨の降る中、南房総市で紫陽花だけをひたすら撮った。
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現在、女子サッカーのワールドカップがカナダで行われていますが、今日の朝に行われた準決勝でイングランドを破った日本は決勝へと駒を進めました。
前回のワールドカップで優勝した後、オリンピックの頃からあまり調子が良くないと言いますか、思ったような強化が出来ていない感じが見受けられた日本代表でした。
結局、前回優勝時のメンバーを中心にしてこのワールドカップに挑むことになったのですが、大会前の強化試合でも本大会予選リーグの試合でも、前回優勝チームとしては、ちょっと頼りない試合をしていました。
しかし男子でもそうですが、本当の強豪チームは大会本番の中で徐々に調子を上げて行くと言います。まさかサッカー後進国の日本の代表チームがそんな姿を見せてくれるなんて感動です。
厳しい目で見てみると女子サッカー自体、サプライズを起こせるような国も選手もほとんどなくて、世界的に見てもあまり進化しているようには見えないので、このような形になっているのかも知れません。
ただ、慣れない人工芝のピッチでのプレーなどを踏まえると、内容はともかくちゃんと結果に結びつけているのは素晴らしいの一言だと思います。
女子サッカーの中でアメリカとドイツはちょっと実力が抜けちゃっていると思います。どちらが来ても実力的には及ばないと思われる日本代表ですが、前回のような奇跡をぜひ起こして欲しい!そういった期待をしています。
決勝戦は日本時間で月曜日の朝、対戦相手はアメリカです。
さて、一度館山市での撮影記事を挟みましたが、今回からまた南房総市での撮影の記事になります。
今回のテーマはズバリ!『あじさいを撮る!』それのみです。
普段はあちらこちらに気を取られながら撮影しているのですが、この時は雨が降っていたこともあってアジサイに集中しています。次回の記事では多少違った画像も出てきますが今回は紫陽花のみです。
いつもの用事で午前中には南房総市にいたのですが、午前中は傘も差せないほどの激しい雨で、洗車機の作動中にクルマの中にいる時のような感じでした。
撮影時には雨は弱まっていましたが、それでも雨具などは持って行っていなかったために、レンズにレッズのタオルマフラーを掛けて、傘を左脇にぎゅっと挟んで撮ったため、アングルはほとんど変えられませんでした。
それでも撮影を強行したのには訳があって、Instagramを見ていた時にあじさいを投稿してきた人がコメントに「あじさいは濡れてなきゃね」みたいなことが書かれてあったのを読んだからです。
雨天で撮ったのは埼スタでの撮影以来ですが、傘を差しての撮影は初めてです。
正直、自分で見ていても同じような画像ばかりになってしまった印象で、見られている方にとっては退屈かも知れませんが、撮影後の補正も含めて自分なりには工夫をしたつもりですので、最後までご覧いただけたら嬉しいです。
撮影スポットはどこかのサイトで千葉県のあじさいスポットとして紹介されていた南房総市の二箇所です。どちらもお寺でしたが画像からでは判らないと思います。それほどまでに紫陽花のみに集中していたのでした。最初のうちは・・・
撮影は愛機ニコンD7100、レンズは望遠ズームレンズ(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)と、90mm単焦点マクロ(タムロン SP Di AF 90mm f/2.8 MACRO)を使っています。撮影時のWBはオートですがRAW現像の際にニコン純正CaptureNX-Dで変更しています。
28-300mm(130mm), f/5.6, 1/60, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+1.0EV, WB曇天5600K, ピクチャーコントロールニュートラル)
最初のあじさいスポットは真野寺で、駐車場の周りにたくさん咲いていました。しかしどこの紫陽花も日陰にあって光が足りません。ということでRAW現像時にいろいろやっています。水滴から雨降ってる感が伝わります。
28-300mm(92mm), f/5.3, 1/80, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.5EV, WB曇天5500K, ピクチャーコントロールスタンダード)
小さい花がたくさん連なっていて、どこにピントが来ていてもボケてる気がするのは私だけ? これは真ん中右側の花に合っているはずですw
28-300mm(300mm), f/6.3, 1/100, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+1.0EV, WB曇天5250K, ピクチャーコントロールニュートラル)
寄ってギュッと潰した画像を狙って望遠で撮影していますが、開放でf/6.3だと暗くなっちゃう上に手ブレ注意です。
28-300mm(46mm), f/5, 1/60, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.5EV, WB曇天5600K, ピクチャーコントロールスタンダード)
今度は標準に近いところまで引いています。少し派手目なブルーですが、この葉と花の色合わせだと少しコントラストを上げる感じが良いかと思いました。
28-300mm(300mm), f/6.3, 1/50, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+1.0EV, WBオート4800K, ピクチャーコントロールニュートラル)
私は白い紫陽花が好きなのかも知れません。たくさん咲いている紫陽花の中でも白い花を選ぶ確率が高い気がします。この雰囲気好きです。
28-300mm(55mm), f/5, 1/30, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.5EV, WB曇天4900K, ピクチャーコントロールスタンダード)
同じく白い紫陽花ですが日陰だったために、あまり白く見えません。WBを曇天標準から結構下げているのも青っぽくなっている要因です。
90mm, f/3, 1/25, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+1.0EV, WB曇天5600K, ピクチャーコントロールニュートラル)
シャッタースピードが上げられないので一度クルマに戻りました。三脚を出すか明るいレンズにするか悩みましたが、クルマや通行人がいるために三脚は断念して明るいレンズを着けました。それでも残念なシャッタースピードで手ブレです。
90mm, f/3, 1/125, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:WBオート5390K, ピクチャーコントロールスタンダード)
空から落ちる雨粒が写っています。1/125だと結構長い軌跡ですね。相変わらず狙ったところ意外は強くボカすマクロレンズです。
90mm, f/3, 1/250, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:WBオート5181K, ピクチャーコントロールスタンダード)
今度はシャッタースピードが1/250なので雨粒の軌跡が先程よりも短いですね。
90mm, f/3, 1/125, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.5EV, WBオート4800K, ピクチャーコントロールビビッド)
背景の赤が印象的だったのでビビッドです。しかし葉っぱの色が強く出てきてしまうので花がおとなしい色だと負けちゃいますね。花を大きめでフレーミングしてみました。
90mm, f/3, 1/100, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+1.0EV, WBオート5171K, ピクチャーコントロールニュートラル)
このレンズはこういった画が得意だと感じます。主役がはっきりしますね。
90mm, f/3, 1/125, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.5EV, WBオート4800K, ピクチャーコントロールビビッド)
これもこのレンズが得意な画です。(どっちやねん!w)まあまあ、単焦点マクロは魅力的だということで。
90mm, f/3, 1/640, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.6EV, WB曇天, ピクチャーコントロールニュートラル)
淡い色の花で、さらに曇天ですが空が背景に入ってきました。ちょっと見えづらいですが雨粒の軌跡もかなり短くなっています。
90mm, f/3, 1/100, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.5EV, WBオート5130K, ピクチャーコントロールスタンダード)
葉っぱの水滴がみずみずしい雰囲気ですが、やっぱり葉の方が存在感がある気がします。
90mm, f/3, 1/160, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+1.0EV, WB曇天4900K, ピクチャーコントロールスタンダード)
左の花を近くの葉じゃない背景にしてみました。淡い色の花を目立たせるにはアングルを考える必要がありそうです。
90mm, f/3, 1/125, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.3EV, WBオート5201K, ピクチャーコントロールビビッド)
ビビッドですが、淡い雰囲気で色作りをしてみました。でも葉っぱはドスが効いてますw ここで次の撮影スポットへ移動です。
90mm, f/3, 1/500, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.5EV, WB曇天5250K, ピクチャーコントロールニュートラル)
次に来たスポットは最初のスポットからほど近い日運寺です。大きな観光バスが2台ほど駐車場に停まっていて、雨にもかかわらず多くの人が行き交っていました。
お寺に続く通路の片側にどわ~っと紫陽花が咲いていて、たくさんの人が撮影していました。でも傘を差して一眼レフで撮影していたのは私だけでしたので、ちょっと注目されてしまいましたw
90mm, f/3, 1/640, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+1.0EV, WB曇天5600K, ピクチャーコントロールスタンダード)
降ってはいましたけれど徐々に雨が止んできていたので、日陰じゃないこちらのスポットの方が明るいです。シャッタースピードも稼げるので少しだけ気軽に撮れました。
90mm, f/3, 1/320, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.5EV, WB曇天5250K, ピクチャーコントロールニュートラル)
それほど広くはない道路脇に咲いているので、距離感はあまり変えられませんが横方向の角度を考えながら立ったりしゃがんだりといった感じです。
90mm, f/3, 1/320, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.5EV, WB曇天5250K, ピクチャーコントロールニュートラル)
奥行き感を狙って撮ってみましたが、、、
今回は以上です。
緑の葉が色濃くて、花は淡い色が多い紫陽花は案外難しいと感じました。小さい花びらが集まったような花のため、ピントを合わせる位置も見る時のことを考えて撮る必要がありますね。
そうじゃないと、ピントは合っているはずなのに合っているように見えないということが起こります。私が手ブレ同様よくやるやつです。これはピントにかぎらずボケ味などでも同様ですね。
私はなかなか出来ないですが、撮影時に集中しすぎずに冷静に俯瞰で見るような訓練もした方が良いのでしょうかね。曖昧な言い方ですが私には出来そうにないのでw
次回も今回の続きですが、マクロレンズならではだと思う撮影にも挑戦しています。また例によって帰り際に面白い色の空が見られましたので、その空も撮影しています。宜しければまたお越しください。
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