デジタル一眼レフカメラを始めて丸8年が経ちました & 勝浦市の鵜原理想郷で明け方に撮影(1)
デジタル一眼レフカメラを始めて丸8年が経ちました
2014年4月4日に初めて買ったデジタル一眼レフカメラ「ニコンD3100」が届いて、届いたその日から撮影を始めた私のデジイチライフが今年で丸8年になりました。
8年経ってカメラの腕もプロ級、となれば良かったのですが、残念ながらあまり上達している実感はありません。ただ、D3100→D7100→D810と道具をグレードアップしていくたびに撮影結果は良くなりました。
やはり写真はカメラが撮るもの、ということでしょうか。まあ、あまり上達していないとは言っても、始めたときは絞りもシャッタースピードもISO感も、何もかも分かりませんでしたから、それなりに上達はしているんでしょう。
私はプロのカメラマンになりたい訳ではないので、ある程度は自分の撮りたいように撮れたら満足です。そういった意味では上達スピードが遅いのかも知れません。それでもあと2年もすれば10年選手になるので、それなりの自覚は必要かと思います。
このサイトのドメインdigi-1-beginner.comも今の自分には相応しくないとも感じますが、始めたときには、まさかこんなに長くデジイチとこのサイトを続けるとは思っていなかったので、これは嬉しい悩みでもあります。
そのうち何らかの変化をお見せするとは思いますが、もう少しこのままの体制で行こうと思います。
さて、昨年の同じ時期の記事で、7年間のシャッターカウントを記していますが、3機種合わせて34520回でした。
それから1年でどれくらいシャッターを切ったかと言うと、使用カメラはD810のみでシャッターカウントは2565回、一番多く撮っていたD7100の頃に比べると1/3〜1/4くらいではないかと思います。
以前と比べるとこのサイトの更新頻度も遅くなっていますし、コロナのせいでロケ撮も少なくなっています。さらに一度の撮影でシャッターを押す回数も減っているのがその要因ですね。
以前は、一度構図を決めたところで同じ画を何枚か撮っていました。最近ではたまに2枚撮ることもありますが、ほとんどが1枚きりなのでシャッター回数は減りました。そして8年間のシャッターカウントの総計では37085回でした。
年平均にすると約4635回なので、この1年は1千回以上少なかったことになります。9年目に入る今年はもう少し多く撮りたいと願っていますがどうなりますか。
巷ではミラーレス全盛の時代ですが、9年目に入っても一眼レフの良さを感じながら、少しでもお伝えできたらと思います。
勝浦市の鵜原理想郷で明け方に撮影(1)
2月はじめに「SNAPJOINT SET」を買いました。
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できればすぐに使ってみたかったのですが、どこで撮ろうかイメージが沸かなくて1ヶ月以上も箱から出さずに放置していました。
その頃は矢那川ダムでの撮影記事が始まったばかりだったのと、長引くまん延防止等重点措置のため、撮影には行かずにだらっとしていました。
矢那川ダムの記事が終わる時、まだまん延防止等重点措置は解除されていませんでしたが、撮影しないと次がない、ということで急遽予定を立てて、早朝の鵜原理想郷に撮影に行きました。
勝浦市のスポットは、ちょっと前に「勝浦八幡岬公園」に行った際に良い印象を持っていたので、今回も勝浦市に行ってみることにしました。
私の外房撮影の定番、夜明け前から朝の時間帯で撮るという目的で行きましたが、使用レンズの24-70mm(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)にとっては、露出という意味で一番過酷だったと思います。
この日は他に望遠ズームレンズの(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)と単焦点レンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)を持っていきましたが使いませんでした。
現場ではレンズ3本の他に、三脚(NDTP1)も持っていきましたがこれも使いませんでした。ということで、重いバッグを持って歩いて腰が痛くなりましたし、夜明け前から完全手持ちでの撮影で、撮影クオリティはめっちゃ低いです。
なぜ三脚を使わなかったのかは、これからご紹介する画を見ていただければ想像がつくと思いますが、腰を据えるような撮影ではなかったからです。暗いうちから歩き続けて撮っていました。
そんな撮影になりましたが最後までご覧いただけたら嬉しいです。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2022を使用しています。
D810, 24-70mm(26mm), f/2.8, 1/15, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
ラフに掘っているトンネルが入り口のようです。照明はありますが露出に厳しい環境です。実はブレた画を結構撮ってしまい、ブレ画は削除したので見るに耐えうるマシな画のみを掲載しています。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/8, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
シャッタースピードがさらに1段厳しくなりました。これを見ると旅館の入口のようで、夜明け前にここに入るのはどうかと少し考えました。しかし鵜原理想郷への他の入り口が分からなかったので進みました。一歩間違えば不法侵入者になってしまいます。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO2800, 撮影モード絞り優先オート
トンネルの中の間接照明を撮りました。ラフに削られた岩肌が照らされています。近距離で照明を直接撮っているので、露出環境は若干マシになりました。
D810, 24-70mm(50mm), f/2.8, 1/40, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
標準画角で別の照明を撮りました。これも一つの光と影ですねぇ(しみじみ…
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO4500, 撮影モード絞り優先オート
トンネルの外に出ました。空が少し明るくなってきました。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/8, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
コテコテした酷い画です。足場が立っている建物がありましたが、これは宿なのか、一般の住宅なのか。まあこの階段を上ることはありませんが。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO3600, 撮影モード絞り優先オート
理想郷ハイキングコースという案内板がありました。今さらかよ!とツッコみたくなりましたが、安堵の方が強かったです。
D810, 24-70mm(35mm), f/2.8, 1/4, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
若干ですがブレています。明るくなり始めた外ですが、暗い方を向いて撮るとまだ厳しかったです。
D810, 24-70mm(50mm), f/2.8, 1/10, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
また似たような洞穴的なトンネルです。幅が狭く、地面もアスファルトではないです。
D810, 24-70mm(46mm), f/2.8, 1/50, ISO2000, 撮影モード絞り優先オート
ここは蛍光灯ですね。
D810, 24-70mm(38mm), f/2.8, 1/40, ISO3600, 撮影モード絞り優先オート
茂みの隙間から海が見えました。空は雲に覆われているので太陽は見られないかも知れません。
D810, 24-70mm(32mm), f/2.8, 1/30, ISO800, 撮影モード絞り優先オート
少し広めに海が見えました。やはり海は良い、と感じました。
D810, 24-70mm(55mm), f/2.8, 1/60, ISO1000, 撮影モード絞り優先オート
ズームレンズなので標準画角まで寄ってみました。イエローが少し被って色味が変わりました。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO1000, 撮影モード絞り優先オート
鵜原理想郷の看板があるところにたどり着きました。海まではまだありそうです。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO2000, 撮影モード絞り優先オート
道が凸凹していて結構険しいです。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO1250, 撮影モード絞り優先オート
こんな感じで、すこし御岩山を思い出しましたが、あれよりは乾いた地面だという印象です。
D810, 24-70mm(30mm), f/2.8, 1/30, ISO450, 撮影モード絞り優先オート
視界が開けました。いくつかのルートがあるようです。
D810, 24-70mm(50mm), f/2.8, 1/50, ISO1100, 撮影モード絞り優先オート
立派な石碑がありましたが読めませんでした。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO640, 撮影モード絞り優先オート
長い時間を掛けて削られてきたであろう岩?土?砂?です。岩と言うには柔らかい印象です。
D810, 24-70mm(34mm), f/2.8, 1/40, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
迫力がある地面です。
D810, 24-70mm(36mm), f/2.8, 1/40, ISO220, 撮影モード絞り優先オート
手弱女平縄文遺跡(縄文前期)と書かれた木の柱と、その先には何やらオブジェがあるようです。ISO感が良い感じに下がってきました。
D810, 24-70mm(52mm), f/2.8, 1/50, ISO1100, 撮影モード絞り優先オート
勝場港が見えます。後でここに行きたいと思いましたが、どこも地元民以外は通行止めでたどり着けませんでした。
今回は以上です。
初めて行った「鵜原理想郷」でした。理想郷などと、とてもキャッチーなネーミングですが、だからこそあえてこれまでは行っていませんでした。コロナ禍で行くところに困らなければ行かなかったスポットかも知れません。
理想郷とかいう大それた名前をどんな気持ちで付けたのだろう、と思ってしまう私なので、これまでの印象は良くありませんでした。行ってみて感じたのは、歩くのには良いコースだと思ったのですが、それだけでした。
宿泊したりすれば印象が変わるかも知れませんが、今回は最初にトンネルの前に立ったときから印象が良くなかったです。以前にこのサイトでも語っていますが、こういったスポットは行政と付近の住人の意識差があると、ちょっと歩いただけで分かっちゃうんですよね。
一応は国定公園のようなのですが、ここはとてもクローズドだと感じました。地元の人が嫌な思いをしたとか、何かがあったのかも知れません。または最近の日本人に多い寛容でない人が仕切っているのでしょうか。
いずれにしても人に会うことがなかったのでなんとも言えませんが、看板や張り紙から、あくまで個人的な感想ですが私はそう感じたのでした。ですが、ハイキングコースにはゴミも落ちていなくて、とてもキレイにされていました。
多分、今回の私との相性が良くなかっただけだと思いますので、みなさんは安心してお出掛けください。
次回も勝浦市の「鵜原理想郷」に行って撮影した画像をご紹介します。宜しければまたお越しください。
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