望遠レンズで埼スタでの撮影再び!-Jリーグ2015浦和vs川崎F戦-(1)


 
Jリーグは現在シーズンオフで、毎日のように選手の契約更新や移籍、そして引退などの情報が飛び交っています。我らが浦和レッズは、昨シーズン “も” 無冠でした(ファーストステージ優勝は数えないので)
 
昨シーズンはミシャ監督が就任してから、これまでで一番期待が高まったシーズンでしたので、何か獲ってくれるのではないかと思っていましたが、結果的にはダメでした。
 
ただクラブの歴代最高タイの勝ち点を積み上げたことは評価しないといけませんね。今季もミシャ監督が続投なので、選手たちには頑張ってもらって勝負強くない監督を助けてもらいたいところです。
 
浦和レッズの話はこれくらいにして。前回の埼スタでの撮影から一年以上が経ちましたが、その時には望遠レンズを持っていなかった上に雨だったこともあり、ちょっとだけやり残した感があった撮影でした。
 
今回は手ぶれ補正がついていないとはいえ300mmの望遠レンズを持っていくことが出来たので、なんとなくですが自分に期待していました。
 
初回はスタジアム周辺と試合前の画像です。最近は単焦点レンズを使うことが多かったですが、望遠レンズの面白さみたいなものを表現できると良いなとイメージしていました。
 
 
撮影は愛機ニコンD7100、レンズは望遠ズーム(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に若干補正しています。RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
埼スタ川崎戦01
28-300mm(92mm), f/5.3, 1/640, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
まったくサッカーとは関係ありませんが、スタジアムに向かう大きな通り沿いにある「鉄推し」の歯科医院です。
 
 
埼スタ川崎戦02
28-300mm(50mm), f/4.2, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
この突き抜けた感じは流石です。院長さんが“鉄”なのか、子供の患者に訴求しているのか、多分その両方だと思われますが、コンビニよりも数が多いと言われる歯科医院は大変です。
 
 
埼スタ川崎戦03
28-300mm(65mm), f/4.8, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
前回撮影時は浦和美園駅付近を歩いて撮りましたが、今回は大通りを歩いてみます。遠くにスタジアムの屋根が見えますが、ここからではかなり遠いです。
 
 
埼スタ川崎戦04
28-300mm(46mm), f/4.2, 1/640, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
イオンモール浦和美園に面した歩道を歩きます。初冬(撮影時)の風景です。
 
 
埼スタ川崎戦05
28-300mm(300mm), f/6.3, 1/160, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
望遠端にして背景を潰して紅葉に注目です。この画像だけを見てみると、クルマ通りが多いショッピングモール脇の歩道で撮ったとは思えませんね。
 
 
埼スタ川崎戦06
28-300mm(28mm), f/8, 1/500, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
前回は浦和美園駅からスタジアムまでの歩道を撮りましたが、今回はシャトルバスでスタに直行です。バスはスタジアム北側に着きます。
 
 
埼スタ川崎戦07
28-300mm(28mm), f/8, 1/500, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
北側入場口です。熱狂的と言われるサポーターが多く集まるのが北ゴール裏なので、浦和のホームらしい光景が見られます。サラリーマン時代、スタジアム使用開始から数年間は私も北の住人でした。
 
 
埼スタ川崎戦08
28-300mm(28mm), f/8, 1/640, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
色味はマイルドですが青空とスタジアムのコラボレーションです。お天気も上々の観戦日和です。
 
 
埼スタ川崎戦09
28-300mm(28mm), f/8, 1/400, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
北オーロラビジョンの裏側です。開場時間はとうに過ぎているので上のコンコースや外周通路に人がたくさんいます。
 
 
埼スタ川崎戦10
28-300mm(28mm), f/8, 1/500, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
最近の定位置 南側スタンドに移動するといろいろな催しが行われている南広場を上から見渡せます。
 
 
埼スタ川崎戦11
28-300mm(50mm), f/8, 1/250, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
レッズサポーターの間では公式マスコット レディアファミリーよりも多分人気が高い埼玉県のマスコット コバトンです。
 
 
埼スタ川崎戦12
28-300mm(85mm), f/8, 1/400, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
イカツイ感じwのサポーターにも人気のコバトンです。私の記憶だと以前は人用のレッズのレプリカユニフォームを体の上から貼り付けていたコバトンですが、これはちゃんと着ています。
 
 
埼スタ川崎戦13
28-300mm(65mm), f/8, 1/320, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
選手の等身大ボードで撮影中のサポーター家族です。赤い浦和のユニフォームを着て戦ってくれればどの選手も家族ですが、こういったボードに生え抜きの選手がいないのは正直寂しいです。
 
 
埼スタ川崎戦14
28-300mm(110mm), f/8, 1/400, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
イベント会場の向こうの畑で工事、、、ではありません。埼玉時代には私も何度か高所作業車を借りたこともあるオートレントのイベントブースです。
 
 
埼スタ川崎戦15
28-300mm(170mm), f/8, 1/400, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
シーズン終盤に毎年行われる「ALL COME TOGETHER!」の看板です。残り数試合、みんな集まってスタジアムで応援しよう!というクラブ主導のキャンペーンですが、毎年この時期になるとチームが失速するので一部サポーターからは「ALL COME TOGETHER!の呪い」とまで言われていますw
 
 
埼スタ川崎戦16
28-300mm(92mm), f/8, 1/320, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
スタジアムの中に入ると、オーロラビジョンにJリーグ月間MVP西川周作選手の紹介が表示されていました。
 
 
埼スタ川崎戦17
28-300mm(300mm), f/8, 1/100, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
ベンチの方に目を向けると、大きなコカ・コーラwを持った西川がスタンドに挨拶をしていました。慌てて撮りましたが残念ながら後ろ姿です。
 
 
埼スタ川崎戦18
28-300mm(120mm), f/5.6, 1/1000, ISO140, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
毎試合ホームゲームで行われる、試合の日に誕生日を迎えるサポーターの発表です。これにはAKB48の小嶋陽菜さんの名前が出たこともありますね。この日はこの年にブレイクした「じゃない方」の武藤選手も誕生日でした。ここからISOをオートにして撮影しています。
 
 
埼スタ川崎戦19
28-300mm(28mm), f/5, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
スタジアムには広めの画角も似合います。これは35mm換算で42mmですから標準域の画角ですが、それでも広い感じは出ていると思います。
 
 
埼スタ川崎戦20
28-300mm(60mm), f/4.5, 1/1000, ISO450, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル

川崎方面からいらっしゃったお客様を柵で囲っている訳では決してありませんw このスタジアムでは他のスタジアムのようにホーム側、アウェー側と真ん中で仕切らずに、アウェーサポーターはこのビジターエリアのみで応援するルールです。従ってこの他のエリアでは本来、浦和レッズの応援以外してはいけないことになっていますが、指定席などではビジターサポをよく見掛けます。
 
 
埼スタ川崎戦21
28-300mm(300mm), f/6.3, 1/1000, ISO500, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
ゴールキーパーのウォーミングアップが始まりました。300mmだと向こう側のゴールもそこそこ大写しで撮影できます。
 
 
埼スタ川崎戦22
28-300mm(55mm), f/4.5, 1/1000, ISO125, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
前回撮影時と大きく違うことのひとつがこの大旗です。前回は自粛中でしたから大旗はありませんでした。大旗だけを撮るとこういった感じで臨場感ある画像も撮れますね。しかしピッチを撮ろうと思うとタイミングを掴む必要があります。
 
 
埼スタ川崎戦23
28-300mm(300mm), f/6.3, 1/1600, ISO1100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
フィールド選手たちが出てきてストレッチを始めました。
 
 
埼スタ川崎戦24
28-300mm(300mm), f/6.3, 1/1600, ISO1100, 撮影モード絞りオート, WBマニュアル
 
オートにするとみるみるISOが上がってきます。カメラ(メーカー?w)としても明るく撮らせたいと思ってくれているんでしょうけれど、粒状感とは程遠いノイジーな画像になります。みなさん、常用感度を決して鵜呑みにしてはいけませんよw
 
 
埼スタ川崎戦25
28-300mm(28mm), f/3.5, 1/1000, ISO125, 撮影モードシャッター優先, WBマニュアル
 
ISOについてはこれまでもいろいろと言っていますが、この日オートにしたのには理由がありました。まずは多少ノイジーでも選手の動きを捉えるためにシャッタースピードを上げたいということで、シャッター優先(S)モードにしてシャッタースピードを1/1000で固定しました。そうなると当然足りない露出をf値だけでは埋められないのでISOオートになります。
 
 
埼スタ川崎戦26
28-300mm(300mm), f/6.3, 1/1000, ISO1100, 撮影モードシャッター優先, WBマニュアル
 
取り敢えず動かないボールも同じセッティングで撮っていますw
 
 
埼スタ川崎戦27
28-300mm(65mm), f/4.8, 1/1000, ISO280, 撮影モードシャッター優先, WBマニュアル
 
オーロラビジョンも戦闘態勢に入ってきました。
 
今回は以上です。
 
 
最近私はレンズを語ることが多いですが、カメラ本体に目を向けてみますと前回撮影時にはD3100、今回はD7100を使っての撮影でした。
 
席は同じではありません。今回のほうが若干ピッチに近いですが、それほど違わない席と撮影アングルだと思います。画角も違いますが、画像のきめ細かさがまったく違うことに気づきました。
 
特にオーロラビジョンや大勢の人が座っているスタンドを撮った画像で、小さな被写体の解像度が段違いに高詳細になっています。
 
やはりデジタルカメラの場合にはカメラ本体の持つ性能も、高詳細な画像を求める人には大事なんだと感じました。どこまで高詳細なのが素晴らしいのか、とかいうのを議論するのはちょっと筋違いとも感じますが、デジタルカメラにおいて解像度は無視できない性能です。
 
画質的に見ると他には、色味とかコントラストなども本体のみで差を感じられる部分だと思いますが、それだけでも本体性能を理解するのは結構大変です。
 
D3100とD7100については一目で見て画質が違うので迷いは殆どないですが、各機種にキャラクターを持っているフルサイズ機ではスペックのみでは語れないものもあるかもしれません。
 
一番エントリー機に近いD610でも「あのパッキパキの画像は結構好き」と、ニコンの人が言うほどの画像キャラクターを持っています。
 
スペックのみで見ると実はあまり悩むことはなくて、さらに価格を見ると自分が買うべき機種が自ずと見えてきます。できることならばフルサイズ機を買ってから「もうひとつ上の機種が良かった」とは思いたくないですしね。
 
 
次回は試合が始まってからの画像もご紹介しますが、手ブレに気をつけながら狭い画角で動く選手を捉えるのは思っていた以上に難しかったです。
 
 
それでは、宜しければまたお越しください。
 
 

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