真夏の埼スタ(1)-試合前、雨に降られてずぶ濡れ編-(花火写真のおまけ付)

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前回まで「夏の夜景撮影漬け」と題しまして、「(1)木更津港」「(2)幕張」「(3)蘇我・市原」「(4)#BOSO写真部撮影会、木更津・袖ヶ浦」と記事にしてきましたが、今回は昼間の遠征編です。
 
でも実は遠征前に「木更津港まつり」がありました。やっさいもっさい踊りが行われる14日も撮影に行こうと考えていましたが、家を出たところで雨が降ってきたので断念しました。翌日の花火大会の撮影も天気があまり良くなかったのと、人混みが嫌いな私はもう10年近くも見に行っていなかったのでどんな感じなのか想像がつきません。以前妹夫婦と見に行った時には見物客の多さに驚いた覚えがあります。
 
そういった理由から、三脚を立ててスローシャッターという花火撮影のセオリーを無視して、またまた手持ち撮影に挑んでしまいました。何せそういった段取りが嫌いな上に、実は花火写真にはあまり興味が無いというのも手伝ってダラダラと撮影スポットを探して歩き始めました。
 
確かに人は多かったですが、私の行ったあたりではちょっと花火から遠かったこともあってか三脚を立てられる場所もありました。望遠レンズも手に入れたことですし、次回撮影機会があった時にはちゃんと段取って撮影したいと思います。
 
今回段取らなかった理由としては、自分の性格、人混みを予想、ということももちろんありましたが、かなりの強風だったということもありました。よくも中止にならなかったなぁというくらいの強い風でしたので、自分の腕も踏まえてどうせロクな写真は撮れないだろうと考えていたからということもありました。
 
案の定ロクな写真は撮れませんでしたが、ちょこっとだけご紹介します。
 
木更津花火01
35mm, f/1.8, 1/30, -1EV, ISO500, AWBマルチパターン
 
 
木更津花火02
35mm, f/8, 1/13, -1EV, ISO12800(相当), AWBマルチパターン
 
どうです?なんじゃこりゃ!って感じです。2枚目のISOは2段の増感でS2ってやつみたいですが、オートなのでカメラが勝手にやりましたw
 
 
木更津花火03
35mm, f/8, 1.6, -1EV, ISO100, AWBマルチパターン
 
手摺も寄りかかる電柱もないところで突っ立ったままシャッタースピードを1.6秒で撮ってます。これは多分無謀なやつです。煙が少なめだと多少は綺麗なんですがブレています。
 
 
木更津花火04
35mm, f/13, 1.6, -1EV, ISO100, AWBマルチパターン
 
派手目な花火っていきなり来るんですね。慌てて撮っているのでブレブレです。派手目な奴は全部こんな感じでした。それにしてもこの煙では台無しですw
 
 
木更津花火05
35mm, f/8, 1/30, -1EV, ISO5000(相当), AWBマルチパターン
 
これはISOが1段増感ですが、花火以外の景色が真っ黒になっちゃいました。
 
 
木更津花火06
35mm, f/7.1, 1/30, -1EV, ISO3600, AWBマルチパターン
 
これも増感で真っ暗ですが、1/30とかでも難しく感じます。
 
 
初めて花火を撮ってみて感じたのは、スポーツでよく言う「心・技・体」に加えて準備と根気、そして運が必要だということでした。今度はちゃんと段取って撮影に臨みたいと思います。
 
 
花火大会の翌日は、久しぶりのサッカー観戦に向かいます。私は埼玉の川口市に長年住んでいたということもあって、Jリーグ初年度から「浦和レッズ」を応援しています。川口に住んでいたサラリーマンの頃は、年間チケットを購入して観戦していました。
 
さすがに木更津に来てからは、年に数えるほどしかスタジアムには行けなくなってしまいましたが、私の中のプライオリティでは常に最上位にいるのが「浦和レッズ」なんです。
 
機会があれば撮影に行きたいとも考えていましたが、あまり応援以外でスタジアムに行ったことがないので違和感もありました。しかしとある写真コンテストに応募しようと決めた時に、どうしても埼スタの写真が撮りたいと思ったので遠征することにしました。
 
前日までの天気予報では雨の予報の埼玉スタジアムだったので、カメラ本体といつものレンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)と(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR)の2本と、そして雨観戦用ポンチョをカバンに入れていたのですが、当日朝の予報で雨マークが消えたので、急遽ポンチョをレンズ(タムロン SP Di AF 90mm f/2.8 MACRO)に入れ替えて向かったのでした。
 
結果的にはそれが裏目に出て思いっきり降られてしまいましたが、小降りの時や止んだ時にはかなりの枚数を撮りました。
 
 
埼スタ01
35mm, f/8, 1/200, -1EV, ISO100, AWBマルチパターン, WB雲天
 
浦和美園駅とイオンの間にあるサッカーボール自販機です。
 
 
埼スタ02
35mm, f/8, 1/250, -1EV, ISO100, AWBマルチパターン, WB雲天
 
すごく早くスタジアムに入る人が多いので浦和美園駅前はそれほど沢山の人はいませんが、帰りは凄いことになります。しかし壁にある足、緑の看板はいつ来ても違和感がありまくりです。
 
 
埼スタ03
35mm, f/1.8, 1/4000, -1EV, ISO100, AWBマルチパターン, WB雲天
 
最近では駅前からバスに乗ることのほうが多いのですが、今日は歩いてみます。結構遠くて疲れます。
 
 
埼スタ04
35mm, f/8, 1/60, ISO100, AWBマルチパターン, WB雲天
 
埼スタに向かう専用の歩道ですが、この日の対戦相手である紫色の方々もいらっしゃいます。
 
 
埼スタ05
35mm, f/2.2, 1/800, ISO100, AWBマルチパターン, WB雲天
 
取り立てて見所ある写真ではないですが、左に写っている小さなサポーターが微笑ましいので公開です。しかし人が写っているとそれだけで写真に動きが出てきて良いですね。モデルでも探してみましょうかね、決してやましい意味ではなくw
 
 
埼スタ06
35mm, f/5.6, 1/125, ISO100, AWBマルチパターン, WB雲天
 
単焦点35mmでは早めに撮らないと、撮れなくなってしまうかも知れないスタジアム全景写真です。こういった大型の建造物は美しいものが多いです。
 
 
埼スタ07
35mm, f/7.1, 1/500, -1EV, ISO400, AWBマルチパターン, WB雲天
 
こういったアングルは青空が欲しいところですが、捉えようによっては曇天も悪くはありません。
 
 
埼スタ08
35mm, f/7.1, 1/250, -1EV, ISO400, AWBマルチパターン, WB雲天
 
マイホームです。結果的には使いませんでしたが、はじめはこれに近いフレーミングの写真をコンテストに応募しようと考えていました。しかし曇天につき他の写真にしました。
 
 
埼スタ09
35mm, f/6.3, 1/400, ISO400, AWBマルチパターン, WB雲天
 
スタジアムの北側入場口に並ぶ列があります。私も昔はあの中にいる人種でしたw
 
 
埼スタ10
35mm, f/1.8, 1/4000, -1EV, ISO400, AWBマルチパターン, WB雲天
 
いろいろな人や物が写ってしまうので縦構図が多いです。もちろん横構図でもこの距離で35mm単焦点ではスタジアム全景は撮れません。
 
 
埼スタ11
35mm, f/5.6, 1/100, ISO400, AWBマルチパターン, WB雲天
 
スタジアム敷地内の芝の広場で子供たちが遊んでいます。しかしこの直後にかなり激しい雨に降られました。あたりに屋根はなく、カメラを鞄にしまって自分は木陰で雨宿りしていましたが、雨をしのげていたのはほんの数分で、すっかりずぶ濡れになってしまいました。
 
 
埼スタ13
35mm, f/5.6, 1/100, -1EV, ISO800, AWBマルチパターン, WB雲天
 
かなり長い時間待って、やっと入場出来ましたがコンコースは人で溢れてました。ポンチョを着ている人を見かけるとやはりポンチョを持ってくれば良かったと後悔して、簡易的な「埼スタ雨合羽」を買いました。しかし自分はすっかり濡れているので主に雨から護るのはカメラですw
 
埼スタ14
90mmMACRO, f/3, 1/60, ISO400, AWBマルチパターン, WB雲天
 
雨が小降りになった時を見計らって、ポンチョに変わってカバンのスタメンに急遽入った(タムロン SP Di AF 90mm f/2.8 MACRO)で、誰もいないスタンドの椅子を撮ってみました。やはり持ってきたなら使ってあげたいものです。
 
 
埼スタ15
90mmMACRO, f/2.8, 1/80, ISO400, AWBマルチパターン, WB雲天
 
最近では滅多に見ることが出来ないとは言えないかも知れませんが、それでもレアな空席だらけの埼スタの自由席風景です。ここに座っているはずの人がみんなコンコースにいるのだからコンコースは大混雑な訳です。
 
 
埼スタ16
18-55mm(18mm), f/9, 1/500, ISO3200, AWBマルチパターン, WB雲天
 
少しずつ雨がやんで明るくなってきました。ここで標準ズームにして広角端で大きなスタジアムを意識してフレーミングしました。
 
 
埼スタ17
18-55mm(55mm), f/5.6, 1/1600, ISO7200, AWBマルチパターン, WB雲天
 
昨日契約更新が正式に発表されたミハイロ・ペトロヴィッチ監督、通称ミシャです。
 
 
埼スタ18
18-55mm(18mm), f/9, 1/1600, ISO3200, AWBマルチパターン, WB雲天
 
フェアプレーフラッグに阿部ちゃんがサインする時には青空が少しだけ見えていました。この後試合中に降ることもありましたが、大型ディスプレイとスタジアムの屋根の間に見える青空が嬉しかったです。
 
 
埼スタ19
18-55mm(55mm), f/5.6, 1/500, ISO9000, AWBマルチパターン, WB雲天
 
選手が入場していよいよ試合が始まるぞ。というところです。これまでは試合に入り込んでしまって試合中の写真を撮ることなどできなかった私ですが、20年以上サッカーを見てきて初めてのチャレンジです。
 
 
今回はここまでです。
 
 
スポーツ観戦で写真撮影といえば一般的には望遠レンズが必須、と考えられていると思いますし私もはじめはそう思っていました。そのためこの日のために望遠レンズを買おうかと考えることもしばしばありましたが、単焦点や広角で撮れることはあるはずだと考えて、あえて買わずに標準と単焦点縛りで撮ることに決めました。
 
そうしたらいろいろイメージが浮かんできました。天候の都合でイメージ通り撮れなかったりすることもありましたが、それも良い経験だったと思っています。今回浮かんだイメージで撮った写真をコンテストに応募しましたが、その写真やそのイメージが判るフレーミングはあえてご紹介していません。その写真はまたいつかご紹介したいと思います。
 
 
次回は試合中や試合後の夜のスタジアムをいろいろ撮っています。宜しければまたお越しください。
 
 

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