前々回記事の「大多喜町にある養老渓谷「粟又の滝」で水の流れを意識しての撮影(1)手持ち編」と、前回記事「大多喜町にある養老渓谷「粟又の滝」で水の流れを意識しての撮影(2)スローシャッター編」の続きです。今回も三脚を使っての撮影ですが、これまで寄りのアップ画像が多かったので、引きの画像も撮りたいと考えて移動しました。
 
狭い画角の画像も結構面白いですが、やっぱり私は今のところ標準〜広角寄りの画角の方が好きなようです。これは気分とかもありますし、好みも変わる可能性がありますから現時点では、ということにしておいたほうが良いかと思います。
 
狭く短い通路を行ったり来たりしていましたが、すでに飽きてきていた私は、それでも立入禁止のところに入る気はありませんでした。諦めて帰ろうかと、来た方向と逆の方向から戻ろうとしたところ、先に進めることに気づきました。
 
ちょっと足元が悪くぬかるんだ感じの地面でしたので、滑って転ばないように気をつけながら、しかし傍目には格好悪いへっぴり腰で歩いていたように見えたと思いますw
 
へっぴり腰でぬかるんだところを歩いていくと、結構好みに近い構図で撮れそうな場所を見つけました。水の流れに寄ってみたり引いてみたり、シャッタースピードを変更しながらいろいろ撮ってみました。
 
画像は引き締める程度に若干のレベル補正はしていますが、撮って出しに近い状態にしています。
 
撮影は愛機ニコンD7100、望遠ズームレンズ(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)と、35mm単焦点レンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)とで撮っていて、ホワイトバランスはオートです。
 
粟又の滝41
35mm, f/5.6, 0EV, 1/500, ISO320(ND8フィルター使用)
 
引いて撮りましたが渓谷はやっぱり日陰です。と言いますか、フィルターを着けっぱなしでの撮影なので暗いです。しかし青空とこちら側の明るさのギャップが面白いですし、構図も私らしいと自分では思っています。
 
 
粟又の滝42
35mm, f/10, 0EV, 1/10, ISO200(三脚&ND8フィルター使用)
 
移動を始めたけれどやっぱり渦も撮りたくて振り返って撮っています。流れの速さもあるでしょうから他のケースではどうか分かりませんが、水面がザラザラしたように見えました。
 
 
粟又の滝43
35mm, f/8, 0EV, 1/15, ISO200(三脚&ND8フィルター使用)
 
少し移動して、また振り返って撮りました。スピード感と激しさを感じます。
 
 
粟又の滝44
35mm, f/14, 0EV, 1/13, ISO200(三脚&ND8フィルター使用)
 
岩間を流れる場所を見つけたのでまずは寄りで。迫力が出るよう意識しましたが、考えてみればヌメッとした画と尖った感じの画、どちらからスピード感が得られるかは人それぞれかもしれないと思いました。
 
 
粟又の滝45
35mm, f/14, 0EV, 1/6, ISO200(三脚&ND8フィルター使用)
 
遅めのシャッタースピードにすると水の透明感は失われていきます。波の抑揚を表現する最適なセッティングってどうなんでしょうかね〜。
 
 
粟又の滝46
35mm, f/4, 0EV, 1/100, ISO200(三脚&ND8フィルター使用)
 
シャッタースピードを上げると透明感が少し増した気がします。こういった水の表情も好きです。
 
 
粟又の滝47
35mm, f/4, 0EV, 1/80, ISO200(三脚&ND8フィルター使用)
 
先ほどの激しく流れる岩間に戻しました。絞りの設定が悩みどころです。そっか、露出補正を+3にすればいつものように絞れるはずですね。たった今気づきましたw
 
 
粟又の滝48
35mm, f/4, 0EV, 1/160, ISO200(ND8フィルター使用)
 
なんか犬岩みたいな岩を見つけました。水の流れが岩を削っているので、こういった形の岩になるのは道理です。
 
 
粟又の滝49
35mm, f/4, 0EV, 1/125, ISO200(三脚&ND8フィルター使用)
 
さっきの岩間から後方が見えるように狙った構図です。シャッタースピードだけで水の表情の変化を見たかったのですが、やっぱり明るさを揃えるのが難しいです。ドン暗い画像になってしましました、
 
 
粟又の滝50
35mm, f/22, +5EV, 5.0, ISO100(三脚&ND8フィルター使用)
 
5秒のスローシャッターで撮ってみようと、絞ってISOも下げましたが、何を血迷ったか露出補正を+5にしてしまいました。結果的にはまだ暗い感じですが悪くないです。
 
 
粟又の滝51
35mm, f/22, +5EV, 15.0, ISO100(三脚&ND8フィルター使用)
 
思い切って15秒です。白っぽくなりましたが見事に水面がヌメッとしてきました。
 
 
粟又の滝52
35mm, f/22, -5EV, 3.0, ISO100(三脚&ND8フィルター使用)
 
ここで露出補正を下げて3秒で撮りました。5秒の時と大差ない感じですが、露出補正は大きく変更されています。
 
 
粟又の滝53
28-300mm(70mm), f/32, -5EV, 2.0, ISO100(三脚使用)
 
ここでレンズを交換しました。引きの画像なのに画角は狭い、これも面白いところですね。水の流れを少し脇役にして景観の中に組み込んでみました。遠くの日差しがちょっと気になるところです。
 
 
粟又の滝54
28-300mm(70mm), f/32, -5EV, 1.0, ISO100(三脚使用)
 
1秒にしました。明るさがちょっと変わっただけに見えます。
 
 
粟又の滝56
28-300mm(78mm), f/6.3, 0EV, 1/125, ISO400
 
三脚を畳んで歩きながら撮りました。やはり手持ち撮影のほうが性に合ってます。しかし暗くなっちゃいました。
 
 
粟又の滝57
28-300mm(28mm), f/6.3, 0EV, 1/60, ISO400
 
そろそろ帰ることにします。あの静かな水の向こう側に行くと真正面から滝が見られるのでしょう。
 
 
粟又の滝58
28-300mm(28mm), f/6.3, 0EV, 1/60, ISO400
 
戻りながら撮っています。やはりこの二股の合流は印象的でした。
 
 
粟又の滝59
28-300mm(28mm), f/6.3, 0EV, 1/50, ISO400
 
帰る道すがら上から撮っているとやり残した感があります。
 
 
粟又の滝60
28-300mm(28mm), f/3.5, 0EV, 1/250, ISO400
 
今度いつ来られるかは分かりませんが、今度来た時には下に降りられて、さらに少しは撮影が巧くなっていると良いなと思います。
 
 
粟又の滝61
28-300mm(42mm), f/4, 0EV, 1/200, ISO400
 
見る角度によって違った表情を見せます。近くで見るほどの激しさは感じません。
 
 
粟又の滝62
28-300mm(42mm), f/4, 0EV, 1/200, ISO400
 
好みはやはりこういったスタイルの画なんですが、ピン甘ですw
 
三脚を利用してのスローシャッターはとても楽しかったです。難しいのは当然で、どんな撮影も簡単ではありませんが、フィルターを使用して露出補正も思いっきりマイナスにしていると、ファインダーでもミラーアップ(ディスプレイ)でも真っ暗でピントが合わせづらくなります。
 
外した状態でピントを合わせてからフィルターをつけるやり方が良いと言う人もいるようですが、フィルターをつけるときにレンズに触らずにつけるような器用な芸当は出来ませんから私には向いていません。
 
夜景と同様で、何度か試し撮りをしてセッティングを決めるほうが私には良さ気です。ただ歩きながら撮るのと比べると違った時間の動き方をしていると感じます。
 
これはこれで悪く無いと思いながらも、次は歩きながら写真が撮りたいと考えていました。
 
 
次回は、海の近くに行く仕事があり待ち時間もあったので、ちょっとだけ海に行って撮影してきた写真をご紹介する予定です。宜しければまたお越しください。
 
 

by カエレバ

 
 
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