ミラーレスは軽量コンパクトだというけれど… & 2021年で浦和を離れる選手たちを見に行った(3)
ソニー α7 IV ボディ [ILCE-7M4]【納期約2ヶ月】|カメラのキタムラネットショップ
ミラーレスは軽量コンパクトだというけれど…
岡本桟橋での撮影、埼スタでの撮影、そしてこの次のシリーズでご紹介する(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)で最初に撮った東京駅・銀座付近での撮影では、他の方のカメラを見る機会が結構多かったです。
岡本桟橋と埼スタでは一眼レフカメラの使用率が案外と高かったですが、東京駅〜銀座辺りで撮影している人のほとんどがミラーレスカメラでした。ミラーレスは見る限りフルサイズ機が多かった印象でした。
それもSONYのα7と思われる機種が多かったです。で、素朴な疑問を持ったのですが、ミラーレスは軽量コンパクトというのが特徴でありウリなわけですが、フルサイズミラーレスの場合は結構デカイなと。
遠くから見ているとエントリー機からミドル機の一眼レフとであれば大きさがあまり違わないように見えます。いや、間違いなく一眼レフのほうが大きくて重いのは当然認めた上で、ミラーレスが出たばかりの頃のAPS-C機、それもEVF(電子式ビューファインダー)がない機種は別として。
しかしフルサイズ機が主流になった現在では、軽量コンパクトという、すでにニーズが逆転してしまった一眼レフを引き合いに出して比べるのはどうなのかと思ったりする訳です。まあ、フラッグシップ同士を比べたら、より高画質なのもミラーレスですが。。。
コンデジとか、レンズ交換式でもEVF非搭載とかレンジファインダーなどであれば軽量コンパクトと言えるでしょうけど、高画質を求めたカメラではそれなりのサイズ感があるし、レンズも高画質レンズは鏡筒が太くて長くなりますね。
マウント経が大きくなってフランジバックも短くなっているので、一眼レフの本体とそのマウントとではたしかに比べるべくもないのですが、歩いていてすれ違うときに、すれ違う寸前まで一眼レフかミラーレスか判別がつかないのは、私の目が悪いというだけではないと思います。
そんなことなら、これからカメラを買おうとしている人が、ミラーレスの中から選ぶというのは仕方がないとはいえ、そこでちょっと一眼レフを、光学ファインダーを、文字通り覗いてみて欲しいんです。光学ファインダーの没入感、ぜひともマニュアルフォーカスレンスで試してみて欲しいと願います。
確かにハイエンド機に限って言えば、性能は逆転して画質もミラーレスのほうが良いですが、趣味なら一眼レフも捨てがたい魅力があると思います。と言ったところで、私のD810+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRはマジデカイわ。。。とぼやいていますw
中古が豊富に流通するということは、使っている人が手放す理由があるからですが、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRは間違いなく重い、デカイ、が手放す主な理由ではないかと考えています。だって良ければ手放さないですしね。
そういう訳(どういう訳?)で、ただただ自分の機材が大きく重くなっていくことにストレスを感じていたために、フルサイズミラーレス機に八つ当たりしたくなってしまいました。ごめんなさい。
マジデカイわ。。。(iPhone11で撮影)
2021年で浦和を離れる選手たちを見に行った(3)
スタジアムでサッカーの写真は撮らない。と以前に決めたので、あまり気乗りはしませんでしたが、浦和の功労者である阿部ちゃんをはじめ、ここ10年くらいの間、浦和のために闘ってくれた選手の多くが浦和を離れるということで、カメラを持って埼玉スタジアム2002に行きました。
初めての「ワクチン・検査パッケージ」のチケットでの観戦で、久しぶりのバックアッパー席での撮影でした。実際に見に行っていたのに今回はオーロラビジョンを撮った画が多いのが申し訳ないですが、私の70-300mmではDXクロップで450mmにしてもあまり寄れなかったです。
あとは自分自身の備忘録的な意味合いもある撮影だったので、その辺りはご理解いただけると幸いです。前回記事までは試合前と試合中の様子を撮りましたが、今回からは阿部ちゃんの引退セレモニーと浦和を離れる選手たちの挨拶の画をご紹介します。
相変わらずビジョンの画が多いですし選手紹介も多くなってしまいましたが、時折スタジアムの隙間から見える外の様子も撮っています。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)と、標準ズームレンズの(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2022を使用しています。
D810, 70-300mm(70mm), f/5.6, 1/80, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
全選手が出てきて整列しました。前の人の頭が入り込んでしまいました。席に座っていると撮影ポジションが動かせないので、望遠ズームレンズでも広角端だと切り取りが難しくなります。さらに他の人が動くことは予測できませんね。
D810, 24-120mm(120mm), f/5.6, 1/125, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
浦和レッズの立花社長です。敗戦後の挨拶は嫌だったかと思います。ここで何故かは覚えていないのですが、24-120mmにレンズを交換しています。
D810, 70-300mm(135mm×1.5), f/5.6, 1/200, ISO280, 撮影モード絞り優先オート
で、すぐに70-300mmに戻してDXクロップです。ビジョンはトーマスデン選手です。
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO3200, 撮影モード絞り優先オート
続いて槙野選手です。ピッチ上にカメラを向ける場面では露出が厳しくなってきました。
D810, 70-300mm(135mm×1.5), f/5.6, 1/200, ISO200, 撮影モード絞り優先オート
ビジョンの撮影ではまだ露出は大丈夫です。
D810, 70-300mm(70mm), f/5.6, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
FXモードにしてスタジアムの外を広めに撮りました。美しい夕日で向こう側の屋根の奥に見えるのは富士山でしょうか。アッパー席の高さだから撮れる風景だと感じました。
D810, 70-300mm(165mm), f/5.6, 1/200, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
メインロアースタンドの出入り口が22番になっていました。
D810, 70-300mm(220mm×1.5), f/5.6, 1/400, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
富士山に寄ってみました。富士山を見るにはスタジアムの屋根が邪魔ですが、ここだからこそ撮れた画だと思います。
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO5600, 撮影モード絞り優先オート
槙野選手の次は宇賀神選手のようです。
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO3600, 撮影モード絞り優先オート
テレ端だと絞り優先でも手ブレ防止のためにシャッタースピードが上がるので感度が爆上がりです。
D810, 70-300mm(145mm×1.5), f/5.6, 1/250, ISO320, 撮影モード絞り優先オート
とてもインテリジェンスを感じさせたプレーが大好きな選手でしたが、ところどころで口が悪かった選手でしたw 2022年シーズンはFC岐阜でプレーしますが、将来は浦和レッズに帰ってくると宣言しました。
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
浦和の22番、阿部勇樹の引退セレモニーへとスタジアムの雰囲気が変わっていきます。ここでISO感がオートでの設定上限の6400になりました。
D810, 70-300mm(210mm×1.5), f/5.6, 1/200, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
北ゴール裏では22番の旗が振られていました。
D810, 70-300mm(145mm×1.5), f/5.6, 1/250, ISO140, 撮影モード絞り優先オート
阿部ちゃんの引退セレモニーが始まりました。
D810, 70-300mm(140mm×1.5), f/5.6, 1/250, ISO450, 撮影モード絞り優先オート
懐かしいジェフ時代の阿部ちゃんです。千葉に住んでいるとジェフサポと知り合う機会が多いですが、ほとんどの人に「レンタルでも良いから阿部ちゃんに帰ってきて欲しい」と言われました。
D810, 70-300mm(140mm×1.5), f/5.6, 1/250, ISO640, 撮影モード絞り優先オート
2007年に浦和加入です。今思えば、この年にJリーグで優勝できなかったことが悔やまれます。
D810, 70-300mm(140mm×1.5), f/5.6, 1/250, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
しかし2007年はACLで優勝しました。決勝の試合後には立てなくなるほどすべてを出し切った姿が印象的でした。
D810, 70-300mm(145mm×1.5), f/5.6, 1/250, ISO800, 撮影モード絞り優先オート
2010年、南アフリカW杯で活躍してイングランドに移籍しました。
D810, 70-300mm(145mm×1.5), f/5.6, 1/250, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
2012年、浦和に復帰して2017年には2度目のアジア制覇をしました。
D810, 70-300mm(155mm×1.5), f/5.6, 1/250, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
さすがの公式、良い写真が多いです。
D810, 70-300mm(180mm×1.5), f/5.6, 1/320, ISO3200, 撮影モード絞り優先オート
加入時から阿部ちゃんが着た歴代のユニフォームと、獲得したタイトルのトロフィーが飾られた舞台に向かいます。
今回は以上です。
プロのアスリートには必ず引退する時が訪れます。体力や気持ちの限界を感じるという人もいれば、クラブから戦力として考えてないと言われる選手もいますが、最終的には自分で決めるのだと思います。
そのタイミングで在籍しているクラブによって違うと感じることが多いのですが、引退選手を華やかに送り出すクラブがある一方、選手の引退に対してドライなクラブがあるのも事実です。
比べることではないかも知れませんが、比較すると浦和は引退などクラブを離れる選手に対して手厚いほうだと思います。埼玉スタジアムとサポーターの醸し出す雰囲気から、埼スタで引退したいと考える選手も少なからずいるようです。
しかし今回、同じように浦和のために戦ってきて浦和での引退を望む選手でも、移籍して現役を続行する選択をした選手は、100%ではないかも知れませんが浦和での引退はできないことになります。
ですから、浦和を離れる時点でまだ現役でできる選手の中にも、引退を選択する選手もいます。そういう時、サポーターは何もできないですが、そういった選手には現役を続けて欲しい気持ちと、浦和で引退してくれて感謝する気持ちがあります。
ただ、短い選手生命ですからプレーできる場所がある限り、現役を続行したほうが良いと私は考えます。今回、浦和を離れる多くの選手が移籍して、新しいチームでサッカーをするわけですが、浦和との試合以外で活躍して欲しいと望みますw
サッカーの試合を見に行くと、意識とかテンションとかが変わってしまうので、カメラのサイトだということを忘れがちになってしまい、サッカーに興味がない方や浦和レッズが嫌いな方には申し訳ないですが、もう1回だけこのシリーズは続きます。
次回も埼スタのリーグ最終戦で、浦和を離れる選手たちを撮影した画像をご紹介する4回目で最終回です。宜しければまたお越しください。
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