中古でAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRを買った & 気まぐれで夕日を見に行ったら大混雑だった岡本桟橋(3)



ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR【納期約3ヶ月】|カメラのキタムラネットショップ


  

中古でAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRを買った

 
前回記事でお伝えしたとおり、中古のレンズを1本購入しました。それは(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)です。
 
前回記事では、Fマウントレンズの多くのラインナップが旧製品になっていたことに驚いた。ということでしたが、(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)は、Fマウント標準ズームレンズの現行フラッグシップなので、新品でも購入できます。
 
しかし、現行の大三元レンズということで新品価格がそれなりにするのです。まあ新品で買えないこともないんですが、新品価格が高価な分、中古との価格差が大きいということが一つ、中古に大三元を出すような前ユーザーは大切に使った人が多いだろうと考えての選択です。
 
クルマでもそうですが、中古のコンディションは世界でその1台のみですから出会いが大切です。中古レンズを扱う大手のショップでは、コンディション別に新品同様・美品・良品・並品とか、S・A・AB・Bなどのランク分けをしています。
 
今回は、これまでカール・ツァイスを2本購入したことがあるマップカメラが、良いコンディションのタマ数が多いと感じたので、新品同様・美品・良品・並品・難有品・ジャンク品とあるコンディションの“美品”にターゲットを絞って入荷情報のメール登録をしていました。
 
結構頻繁にメールは届くのですが、良品カテゴリーが多いな、と思っていた数日後、美品の入荷メールが入りました。最初は新宿のお店に行って現物を見せてもらってから買おうと思っていたのですが、ネット限定と書かれた商品だったので現物を見ずに注文しました。
 
中古品の場合、外装箱や取扱説明書、また付属品などがないケースがありますが、私が買ったレンズも本体と前後のキャップ、それとフード以外はありませんでした。私は常々言っているようにコレクターではありませんので、これは別になんとも思いませんでした。
 
すぐにでも試し撮りをしたかったのですが、とりあえずはレンズ本体の写真を撮って翌日撮影に行きました。その撮影の様子は後日、2つあとのシリーズでご紹介します。
 
今回は開封の儀、とまでは行きませんが取り急ぎレンズ本体を撮った画像をご紹介します。撮影はD810、レンズは(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)と(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)、iPhone11で撮りました。
 
24-70mm01
D810, 24-120mm(75mm), f/4.5, 1/50, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
 
おなじみライカをモチーフにした線画のダンボールが届きました。いきなりノイジーな画になってしまったので、このあとスピードライトを装着しました。
 
 
24-70mm02
D810, 24-120mm(65mm), f/4.5, 1秒, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
このサイトの「使用機材のご紹介」ページに載せる全体画像を撮ります。
 
 
24-70mm03
D810, 24-120mm(120mm), f/4.5, 1.3秒, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
機種名をアップで撮ります。ナノクリスタルコートにVR、そしてf/2.8と、紛れもない大三元です。
 
 
24-70mm04
D810, 50mm, f/4, 0.6秒, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
うちにあるFX用標準ズームレンズを並べてみます。大きいと思っていた24-120mmよりもさらにデカイ24-70mmです。まだ使っていませんが、この大きさがネックになりそうです。重量は24-70mmが1070gで24-120mmが710gです。 
 
24-70mm05
iPhone11で撮影
 
翌日、撮影に出かける前にiPhoneで撮ったのですが、カメラにレンズを付けた状態だとドンケF2から結構大きくはみ出してしまいました。24-120mmの時もすっぽり入ったとは言い難いですが、これは、、、バッグも買わないと駄目かぁ!?
 
 
撮影前なので、大きさとか重さにばかり注目してしまいましたが、撮影では他の部分も見ることができそうです。ちょっと意地悪ですが高価なf/2.8通しのレンズなので、まずは単焦点で使うような厳しめのシチュエーションで撮ってみたいと思います。
 
来年の2シリーズ目にはなりますが撮影レビューにご期待ください。
 
 

気まぐれで夕日を見に行ったら大混雑だった岡本桟橋(3)

 
最近は朝日を撮る機会が多かったので、たまには夕日を、と考え出掛けた木の桟橋がある南房総市、原岡海岸の岡本桟橋に行って撮影した画像をご紹介する3回目で最終回です。
 
1回目2回目の記事でもご紹介していますが、雲もほとんどない綺麗な夕日と美しい富士山のシルエットが見られました。
 
今回が最終回のこのシリーズですが、今回も代わり映えのしない画像が多いです。しかしそんな中でもなんとか変化をお見せしたいと奮闘していますので、よろしければ今回もお付き合いください。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)と、単焦点レンズ(Carl Zeiss Milvus T* 35mm F2 ZF.2)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2022を使用しています。
 
 
岡本桟橋52
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO360, 撮影モード絞り優先オート
 
砂浜になにか描いている女性です。昔からの定番のシチュエーションですが、定番なだけあって絵になります。
 
 
岡本桟橋53
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/25, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
 
色かぶりしている上に光量落ちも激しいですが、好きな広角の構図です。
 
 
岡本桟橋54
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO1400, 撮影モード絞り優先オート
 
撮影している人が多くいます。私もはじめは三脚を立ててじっくり撮る気満々だったのですがね。
 
 
岡本桟橋55
D810, 24-120mm(78mm), f/4, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
富士山をアンダー目で撮りました。この画角にしたのは海の表情も撮りたかったからです。
 
 
岡本桟橋56
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO320, 撮影モード絞り優先オート
 
砂浜になにか描いている女性をちょっと引いて撮りました。
 
 
岡本桟橋57
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
岩のシルエットと夕焼けです。雲が良い感じに入って美しいです。
 
 
岡本桟橋58
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO220, 撮影モード絞り優先オート
 
水面に映る赤を主役に撮りました。
 
 
岡本桟橋59
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO160, 撮影モード絞り優先オート
 
さらに色濃く撮りたいと考えました。
 
 
岡本桟橋60
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO2800, 撮影モード絞り優先オート
 
気分を変えて、桟橋の足元を撮ってみます。
 
 
岡本桟橋61
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO1600, 撮影モード絞り優先オート
 
桟橋を主役に撮りました。よく見てみると、ちょっと乗るのを躊躇してしまうような造りです。
 
 
岡本桟橋62
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO1100, 撮影モード絞り優先オート
 
木の桟橋の部分にフォーカスしてシャッターを切ろうとした瞬間、女性の足が入り込んできました。最初は撮る気ではなかったので木の部分にフォーカスしています。しかし白いワンピースなので、アウトフォーカスでも独特な雰囲気で撮れた気がします。
 
 
岡本桟橋63
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/25, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
 
縦構図で桟橋の先に富士山が見える雰囲気で撮りました。
 
 
岡本桟橋64
D810, 35mm, f/2.8, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
ここでレンズをMilvus35mmF2に交換します。85mmでも24-120mmでも撮りましたので、35mmでも撮ってみます。さすがに35mmだと引きになってしまいますが、それはそれで狙いを定めれば面白いと思います。
 
 
岡本桟橋65
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
少し後ろに下がって同じく縦構図で、今度は砂浜も入れて撮りました。アンダーにしていますが、まだ絞り優先オートでISO100で撮れています。
 
 
岡本桟橋66
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO720, 撮影モード絞り優先オート
 
上の画でISO100で撮れていると言いましたが、アングルを変えたら一気にISO感が上がりました。たくさんの人が歩いたと思われる跡が見られる砂の様子を撮りました。
 
 
岡本桟橋67
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
2枚上の画と同じ距離で、立ち位置を右にずらして撮りました。
 
 
岡本桟橋68
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO160, 撮影モード絞り優先オート
 
さらに右に移動して、海のそばにいる人達をシルエットで撮りました。砂浜で遊ぶ子供たちが可愛いです。
 
 
岡本桟橋69
D810, 35mm, f/2.8, 1/50, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
上の画よりもアンダーにして、さらに色濃くしました。
 
 
岡本桟橋70
D810, 35mm, f/2.5, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
左にレンズを向けて撮ります。これもアンダーに補正してシルエットを強めにする意識をしました。
 
 
岡本桟橋71
D810, 35mm, f/5.6, 1/40, ISO1100, 撮影モード絞り優先オート
 
人がフレームに入らないところを意識しました。少しだけ絞りました。
 
 
岡本桟橋72
D810, 35mm, f/5.6, 1/40, ISO180, 撮影モード絞り優先オート
 
桟橋をなるべく横から撮ろうと移動しました。
 
 
岡本桟橋73
D810, 35mm, f/5.6, 1/40, ISO320, 撮影モード絞り優先オート
 
桟橋の岸に近い方を撮りましたら空の色が変わりました。
 
 
岡本桟橋74
D810, 35mm, f/5.6, 1/40, ISO220, 撮影モード絞り優先オート
 
また戻りました。今度は少し明るめに補正しました。明るさを少し変えるだけで色が変わるのが面白いです。
 
 
岡本桟橋75
D810, 35mm, f/5.6, 1/40, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
お決まりの縦構図です。空の色が濃くなりました。
 
 
岡本桟橋76
D810, 35mm, f/5, 1/40, ISO280, 撮影モード絞り優先オート
 
同じ画に見えますよね。実はちょっとだけ移動していますが、あまり結果は変わらずというか、意味ない感じになっちゃいました。
 
 
岡本桟橋77
D810, 35mm, f/5, 1/40, ISO500, 撮影モード絞り優先オート
 
最後にもう一度海を見ている人たちを撮って終了です。今回のシリーズも自然が織りなす色を存分に堪能できた撮影になりました。
 
今回は以上です。
 
 
まさか行く前は、三脚も立てないのにこんなに動かないで撮るとは思いませんでした。砂浜の端から端とか、近所とか歩くことはできたと思うんですが、やはり富士山と夕日は強かったです。
 
正直、千葉に住んでいると夕日も富士山も見られることは多いですし、季節によっては毎日のように空が赤く染まりますが、その時に撮影できるとは限らないので、こういった機会は逃せないというのがありました。
 
桟橋に乗らなかったのは、残念でもあり、良かったようでもあります。思ったよりも人が多くなければ違った撮影になったと思いますが、これはこれで納得しています。
 
 
あ、思いっきり話は変わりますが、最近ニコンダイレクトで私も使っている三脚「NDTP1」が再販されています。要望が多かったということのようですが、興味がある人や以前から欲しかった人は早めに買っておいたほうが良いかも知れません。
 
以前に販売された際には、三脚本体とは別に、シュープレートとキャリングケースは別でも買えるようになっていましたが、今回は本体だけの販売のようです。ニコンダイレクトの楽天市場店でもまた買えるようになっていました。
 
個人的には「何なんだよニコン」と思うところがとても大きいですが、三脚といい、カメラ本体やレンズといい、アウトレットショップといい、まあニコンとはそういうメーカーなんでしょう。
 
これで2021年の更新は終了です。
 
2021年、このサイトをご覧いただき、本当にありがとうございました。
来年も本サイト「とある私のデジタル一眼レフカメラ奮闘記」をよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
 
 
次回は埼スタのリーグ最終戦で、浦和を離れる選手たちを撮影した画像をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 

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