今更ながらクラウドのテストなど・・・ & 波崎ウインドファームで夜明け前から風車を撮った(3)



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今更ながらクラウドのテストなど・・・

 
私はパソコンを使い始めてから結構な年数が経過しているんですが、最初に会社で使ったのはWindows3.1でした。その後個人的にMacを買ってから、転職もしてフリーにもなりましたが、ずっとMacユーザーです。
 
始めた当時はMacintoshという名で68系というモトローラのCPUが搭載されていました。その後PowerPCになってIntelになって、現在ではApple製のMチップが搭載されているものが登場しています。
 
最初のMacを買ってから、あまり良く覚えてはいませんが13台目くらい?のMacを今月買いました。秋といえばAppleの新製品が発表されることも多いですし、現行のM1Macが出てから1年近くになるのでそろそろだと思います。
 
ですが、長いことデジタル機器と付き合っていると、欲しい時と必要な時が買い時なので、新型が出るかも知れないなどとは思わなくなりました。それも出会いですし、時の運だと考えるようにしています。
 
そして今回は久しぶりのチャレンジで、ノート型にすることにしました。その昔、PowerBookG4と言う機種をメインに使おうと持っていたんですが、同業者にはダメ出しされ、自分でも満足いかずに結局デスクトップ型を買い足しました。
 
メインストレージがSSDになってからは、ノートでもそれなりに仕事ができるようになってきているんじゃないかと考えて、今回はノート型を注文しました。もしダメだったらその時はその時ですw
 
先週ネットのアップルストアでポチリとしたのですが、BTOでメモリの増設やらUSキーボードなどを注文したために、海外便で送られてくるようです。後日ヤマト運輸の上海から発送したとのメールが来て、到着は週の後半になるようです。
 
いつものように前置きが長くなってしまいましたが、買い増したMacがノート型なので、現在使用中のデスクトップも並行して使っていこうと思い、データのやり取りを考えていました。
 
これまでもiCLOUDはもとより、昔はDropboxなども使っていたことはありますが、小さいデータのやり取りだけでした。自分が作った著作権があるコンテンツデータはクラウドを使ったことはありませんし、無線LANも使っていません。
 
しかし今回初めて写真の生データ(RAWファイル)を、クラウドに置いてどのマシンからでも取り出して現像や補正ができるようにしようと考えて、テストを開始しました。試しに今のシリーズ(波崎ウインドファーム)のRAWデータをクラウドに置いて作業してみました。
 
新しいMacが来ていないので、これまでのMacでの作業になりましたが、正直まったくお話になりませんでした。データの移動に時間が掛かるのは仕方がないとして、さらに作業中はほとんどストレスはありませんでしたが、ファイルを開くまでと最後の書き込みで結構な待ち時間がありました。
 
新しいMacが来た際にも同じ作業をしてみようとは思っていますが、今のところクラウドに生データを置くのは良いけれど、とりあえずローカルディスクにダウンロードして作業しないと時間が掛かると感じました。
 
しかしそうなると、作業の前後にファイル移動の時間が掛かるので、それはそれでよろしくないと。M1Macの性能がよほど高いようなら、デスクトップ機をファイルサーバーにしてしまって、M1Mac1台で作業をすることになりそうです。
 
そんなこんなをしている中で久しぶりにネットワークのスピードを測りました。何度か測った平均値は280MBくらいだったので、初めて光回線にしたときよりは速いとはいっても現在では高速とは言い難いのかな。と思いました。
 
今回のMacはカメラのためだけに買った訳ではないですが、写真を扱う人はフィルムでもデジカメでも、データを扱う人がほとんどだと思いますので、パソコンの性能も大事になってくると思います。
 
早く新しいMacが届かないかと、首を長〜くして待っている私でした。
 
 

波崎ウインドファームで夜明け前から風車を撮った(3)

 
緊急事態宣言が発出される前の7月後半、県外に出たらいけないんだろうから、千葉県内で一番遠い銚子に行こうと決めたけれど、県境を超えてすぐの波崎ウインドファームで、どうしても風車が見たい誘惑に勝てずに強行して撮影した画像をご紹介する3回目で最終回です。
 
三脚(SLIK カーボンマスター833)を使用して、まだ暗いうちから撮り始めて、朝日が昇る様子と釣り人を一緒に撮りました。
 
陽も高くなって来た今回もこれまでと同様に撮っていますが、少し動いて手持ちで撮ったりもしています。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズの(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2021を使用しています。
 
 
波崎ウインドファーム49
D810, 24-120mm(48mm), f/6.3, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
空が随分と明るくなって砂浜と風車が朝日に染まって美しいです。
 
 
波崎ウインドファーム50
D810, 24-120mm(24mm), f/6.3, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
広角にすると、景色の色合いも奥深く、いろいろな表情が見られます。
 
 
波崎ウインドファーム51
D810, 24-120mm(24mm), f/6.3, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
距離感を意識して、遠くに小さく太陽を置いてみました。
 
 
波崎ウインドファーム52
D810, 24-120mm(24mm), f/6.3, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
太陽に向かって左側も広角で撮ります。
 
 
波崎ウインドファーム53
D810, 24-120mm(24mm), f/6.3, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
海を外して風車を主役に撮りました。
 
 
波崎ウインドファーム54
D810, 24-120mm(46mm), f/6.3, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
朝日の赤を意識して撮りました。釣り人がシルエットになりました。
 
 
波崎ウインドファーム55
D810, 24-120mm(120mm), f/6.3, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
釣り人に寄ってみました。かすかに砂浜のディテールを出しました。
 
 
波崎ウインドファーム56
D810, 24-120mm(63mm), f/6.3, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
砂浜じゃないところから朝日を撮りました。水面のキラキラが好きです。
 
 
波崎ウインドファーム57
D810, 24-120mm(78mm), f/10, 1/80, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
 
青い空と赤い反射が良い感じです。
 
 
波崎ウインドファーム58
D810, 24-120mm(24mm), f/10, 1/60, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
上の画は足が短かったので、少し足を長目に撮ってみました。
 
 
波崎ウインドファーム59
D810, 24-120mm(62mm), f/10, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
海だけれど山から見る朝日、みたいな感じで撮りました。
 
 
波崎ウインドファーム60
D810, 24-120mm(78mm), f/10, 1/80, ISO250, 撮影モード絞り優先オート
 
風車のアップです。
 
 
波崎ウインドファーム61
D810, 24-120mm(120mm), f/10, 1/125, ISO1000, 撮影モード絞り優先オート
 
海風で波になった砂浜を撮りました。
 
 
波崎ウインドファーム62
D810, 24-120mm(48mm), f/10, 1/50, ISO140, 撮影モード絞り優先オート
 
靴がズブズブ埋まって砂が入りまくる砂の道です。この左右の丘の上に昇って三脚をセットして撮っていました。
 
 
波崎ウインドファーム63
D810, 24-120mm(24mm), f/10, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
これも丘の上から的な風車の画です。
 
 
波崎ウインドファーム64
D810, 24-120mm(58mm), f/10, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
緑を意識して明るめに撮りました。
 
 
波崎ウインドファーム65
D810, 24-120mm(24mm), f/10, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
深いブルーを意識して暗めに撮りました。空の色が堪りません。
 
 
波崎ウインドファーム66
D810, 24-120mm(82mm), f/10, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
木の柵のシルエットと隙間を意識しました。
 
 
波崎ウインドファーム67
D810, 24-120mm(66mm), f/10, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
風車よりも雲のほうが低く見える。みたいな感じを狙いました。
 
 
波崎ウインドファーム68
D810, 24-120mm(120mm), f/6.3, 1/125, ISO500, 撮影モード絞り優先オート
 
駐車場に向かって歩きます。来た時には真っ暗だったこの道も、朝の景色らしくなりました。
 
 
波崎ウインドファーム69
D810, 24-120mm(35mm), f/6.3, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
名残惜しくて振り返って撮ったシルエットです。
 
 
波崎ウインドファーム70
D810, 24-120mm(112mm), f/6.3, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
道に出ました。真っ直ぐ道の向こうに風車が連なって見えます。電柱が紛らわしいですがw
 
 
波崎ウインドファーム71
D810, 24-120mm(120mm), f/6.3, 1/125, ISO250, 撮影モード絞り優先オート
 
はい、今日も真っ直ぐな道を撮る定番構図です。この時朝の5時、ほとんどクルマは走っていません。
 
 
波崎ウインドファーム72
D810, 24-120mm(98mm), f/6.3, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
駐車場に着きました。充実した約1時間でした。千葉県に帰ります。
 
今回は以上です。
 
 
前回記事の終わりの方で、朝夕の薄暗い状況の明るさ調整は大変だと言いましたが、逆に言うと明るめに補正したり、シルエットを強調したりなどの作り込みも可能になると思います。
 
Instagramなどで見かける夜景写真の中には、明るいところと暗いところがドンシャリで、見るからにチープな画が多く見られます。その多くはスマホで撮ったものかも知れませんが、補正力によって良くできるとも思います。
 
暗い中で光る被写体の場合には、明るい派手なところに気を取られて、そこばかりを強調しようとする様子が目に浮かびますが、ある程度暗部や中間調のディテールを出すことで、少しは安っぽさから脱却できると思います。
 
あとはやりすぎないことですかね。青いところをより青くしようとしてWBなどを変更するのは良いのですが、白いものまで青くしてしまう。いや、多少は良いのでしょうけれどあまりにも不自然な色使いは宜しくないでしょう。
 
どうしても自分の好きなところや見せたいところを見がちですが、そこを活かすためにそこだけを見ているのではなく、他を調整することでそこを活かすということも必要だと思います。足し算ばかりではなく引き算も必要だということです。
 
偉そうなことは言えませんが、これからの写真は補正術が必須になってくると考えています。フィルムだってスキャンすればデジデータですし、今自分の写真を他の人に見てもらおうとすると、多くのケースがディスプレイを使うことになるかと思います。
 
当然プリントも残ってはいますけれど、そのプリントデータもデジタル補正がほとんどですから、デジタルによる画像補正は避けては通れないと思います。
 
 
次回は銚子市のポートタワー付近を歩いて撮った画像をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 


Adobe Photoshop Lightroom CC 1年版|ベクターPCショップ


 
 
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