印刷結果比較の予定でしたが、、、すったもんだのその後 & 久しぶりに東京駅付近を歩きながら(1)
印刷結果比較の予定でしたが、、、すったもんだのその後
前回記事でお話ししたプリンター購入におけるすったもんだの件、amazonが私の常識のナナメ上を行く対応でキャンセルしたのですが、その後さらに私の常識では想像もできないような出来事がありました。
キャンセルして数日が経って「返金はまだだなー」なんて思いながら、そういった情報がどこかに載っていないかamazonのサイトを見ていました。そんなことですから、普段は全く見ないリンクをクリックしたりしていましたら。
amazonギフト券のページを開いたら、プリンターの料金と同額がギフト券の残高になっていて、さすがの私も「プッチーン!」とキレましたよ。カスタマーサービスに電話して、今回の経緯を説明して理由を聞いてみました。
まず、最初に私が注文して料金を振り込んだ時点では「契約に至っていない」ということです。amazonの場合、商品発送時に「契約成立」になるんだそうで、宙に浮かした形になる先行振り込みはとても危険だと感じました。
さらに、勝手にギフト券にした件については、何もなかったかのように「お客さまが現金での返金をご希望ということで・・・」って、この人何を言っているのか。。。とツッコミたくなることこの上ない感じでした。
そして「現金での返金は手作業なので3週間は掛かります」とのこと、もう怒りを通り越して笑っちゃいました。オンラインで巨万の富を築いたamazonが手作業では3週間って、もうちょっとマシな冗談も言えないの?って感じでした。
まあコールの女性に言っても仕方ありませんが、録音もしているでしょうから上司に向けても一言「今回の件はすべて説明させていただきましたが、もしあなたが私の立場だったとしたらどう思いますか?」と聞いたら。。。「困ってしまいます」と。
そういうことです。人は立場によっていろいろな考え方を持ちますし、対応もします。それは仕方がないことですが、自分がその立場になったときにはただ「仕方がない」では済まされない感情が生まれるということです。
これ以上は何を言っても虚しいので電話を切りましたが、カスタマーサービスのページに「Amazon.co.jp は、お客様からのご意見により、地球上で最もお客様を大切にする会社を目指しています。」という文章を読んで仰け反りましたよw
今回得られた教訓は、amazonでは高額商品の振り込み購入はしてはいけない、ということです。契約前にお金を振り込んで“商品がない”なんてことになるとお金が宙に浮きます。さらにキャンセルしたら勝手にギフト券にされちゃう可能性もあります。
安くて早くて便利なamazonです。これからもガンガン買い物をするつもりですので、たまにはちょっとしたトラブルもあることでしょう。それにしてもギフト券の残高を見たときには超ビックリしました。
予定ではプリンターの印刷結果比較をお話しするつもりでしたが、あまりにインパクトが強い出来事があったために、予定を変更して「すったもんだのその後」をお話しました。この後とんでもない“何か”が起こらない限り、次回こそはプリンターのお話しをしたいと思います。
久しぶりに東京駅付近を歩きながら(1)
年末に中古ではありますが、標準ズームレンズの(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を買いました。そしてレンズが手元に届いた翌日に、早速東京駅付近を歩いて撮影してきました。
久しぶりのアクアライン高速バスで東京駅八重洲口に到着して、八重洲口〜丸の内口〜銀座〜八重洲口といったルートで歩きました。f/2.8通しの大三元レンズということで、夕方から夜にかけての、あまり光が多くない状況で使ってみようと思いました。
季節的にも丸の内では夕方からイルミネーションを点灯していたので、被写界深度を浅くすることでボケ感なども確認したいと思いました。あとはここでは初めて言いますが、以前にニコン木更津アウトレット店の店長と話したことも思い出していました。
それは24-120mm(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)を初めて使った日に、酷い歪みとレンズフードが写り込んでいるのではないかというほどの光量落ちで、当日すぐに売りに行きたいと感じるほどだと私が言った際。
店長いわく(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)だったら、歪みも光量落ちもまったく無い訳ではないだろうけど、かなり良いはずだという話でした。
画質や色味など細かいところは現像時にパソコンの画面で確認するとして、ファインダーを覗いて判る違いは意識しようということで撮影を始めます。撮影開始は15時半くらいからで、これから暗くなっていくといった環境です。
撮影時は新型コロナウィルスの感染者が少なかった状況だったので、人出も多く賑わっていましたし、私以外にもカメラを持っている人を多く見かけました。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2022を使用しています。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
挨拶代わりに広角端で1枚、前情報が入っていたからかも知れませんが、24-120mmで感じた違和感はありませんでした。
D810, 24-70mm(44mm), f/2.8, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
自分的には絞りたくなる被写体ですが、あえての開放で撮ります。開放でも遠くの背景がしっかりと写っています。
D810, 24-70mm(48mm), f/2.8, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
派手な色使いの壁面が目を引きました。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
レストランのようです。ここでテレ端、開放にして中央のサインにフォーカスしてみます。立体的で透明感あふれる画になったと思います。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
同じセッティングで手前にフォーカスして背景の距離を取ります。ボケすぎない穏やかなボケが嬉しいです。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
色味といい、奥行き感といい、サインも電球も私好みで、良い雰囲気のスポットでした。
D810, 24-70mm(24mm), f/8, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
一転してクールな印象の画になりました。広角端で絞りはf/8、いつもの自分で撮りました。空を主役にして、空とビル街のギャップを意識しました。
D810, 24-70mm(34mm), f/8, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
同様のコンセプトで縦構図にしました。ヌケが良い画になっていると思います。
D810, 24-70mm(24mm), f/8, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
少しだけ明る目にしてみました。しかし色味は変わらずクールな印象です。
D810, 24-70mm(40mm), f/8, 1/40, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
ちょっと絞り過ぎか、ISO感が少しだけ上がりました。
D810, 24-70mm(52mm), f/8, 1/50, ISO180, 撮影モード絞り優先オート
前にも撮ったことがあるブランドショップ前の歩道です。都会は日陰が多いです。
D810, 24-70mm(70mm), f/8, 1/80, ISO640, 撮影モード絞り優先オート
同じくブランドショップ前で、テレ端で絞って撮りました。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
同じ場所で今度は開放で撮りました。周辺の光量が落ちました。
D810, 24-70mm(24mm), f/5.6, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
確かに歪みはかなり少ないです。撮っていても、まったく違和感はありませんでした。
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO160, 撮影モード絞り優先オート
歩いていたら、ビル前の植え込みに光るリスがいました。早速テレ端、開放で撮りました。
D810, 24-70mm(70mm), f/5.6, 1/80, ISO250, 撮影モード絞り優先オート
縦構図で歩道を撮ります。24-120mmだったら前を歩くカップルにもう少しガツッと寄れたと思います。
D810, 24-70mm(24mm), f/5.6, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
画の下の部分が工事現場でガシャガシャッとなっていますが、暗い中でもディテールはしっかりと捉えています。
D810, 24-70mm(60mm), f/5.6, 1/60, ISO450, 撮影モード絞り優先オート
自分がいた歩道の反対側を撮りました。イルミネーションが見えたので撮りましたが、あまり良くわからなくなっちゃいました。
D810, 24-70mm(26mm), f/5.6, 1/40, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
いくら好きだとは言っても同じような構図で撮りすぎですね。。。完全な脊髄反射ですw
D810, 24-70mm(46mm), f/2.8, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
夕方のガード下は結構厳しい環境です。こういうときは無条件に明るいレンズに感謝しますね。
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO320, 撮影モード絞り優先オート
ガード下の歩道と朽ちかけた壁を撮りました。
今回は以上です。
やはり大三元レンズはオートフォーカスも速く、良い画を写してくれます。広角でも歪みが少なく、開放でもボカし過ぎずに被写体の輪郭が判るように写してくれる感覚でした。ただ、好みによっては面白くないと言う人もいるかも知れません。
クリアでヌケが良く、透明感ある画を撮ってくれますが、色乗りがナチュラル過ぎて物足りない、という人がいそうです。私はそのまま撮ってくれるのが一番嬉しいのですが、色濃い色乗りを期待すると拍子抜けしてしまうかも知れません。
それほどまでにクリアでナチュラルな画を残すレンズだと感じました。難を言えば、というかこれが最悪なんですが、やはりデカイ重いということで、他のレンズと合わせて何本も持ち歩く気にはなかなかなれません。
また24-70mmという画角は、24-120mmに慣れてしまうと物足りない気がすることがありました。やはり70〜120mmが撮れなくなった喪失感のようなものがありました。これは慣れるしか無いですね。
そしてこのレベルで望遠域を撮りたいと思ったら、もう1つ長い大三元レンズが必要になります。70-200mm(AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR)が欲しくなってしまう感覚になりました。
しかし持ち運ぶのは大変だよね、という結論が頭を過ります。画質と可搬性、悩ましいところではありますが、歩きながら撮るスナップ写真の場合はかなり大変です。
繰り返しになりますが、高画質を持ち歩くのは想像以上に大変だと感じました。あっ、ふと思ったんですが、このセットD810+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRって一世代前の最高画質セットかなと。とりあえずは道具のせいにはできないぞ、と。
次回も東京駅〜銀座付近で歩きながら(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を使って撮影した画をご紹介します。宜しければまたお越しください。
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