私がハマったアニメをご紹介します(14)& 深夜の幕張でロードスターと街を撮った(前編)
緊急事態宣言が出ていますが、あまり人の動きが減っているとは思えない感じです。昨日も国道を走っていたら、他地域ナンバーと他地域ナンバーをつけたレンタカーがかなり多く走っていました。
実際に緊急事態宣言とは言っても、学校も会社も休んでいませんし、なんとかの一つ覚えのように「テレワーク、テレワーク」と言われても、接客、製造、流通その他、テレワークができない職種や業種は多いです。
そこに来て、国民自身が一つの方向を向いていないと感じる事も多いので、ストレスに耐えきれなくなっているという人も多いのではないでしょうか。国と自治体は金を出したくないが自粛しろと、まあ説得力がないので止まりませんね。
それでもちゃんと自粛されているみなさんに向けて、今回もアニメをご紹介したいと思います。
前回ご紹介したアニメは「この音とまれ!」でした。今回ご紹介するアニメは「恋は雨上がりのように」です。
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陸上部のエースだったが怪我で走ることをやめてしまった橘あきら(17歳)と、夢を諦めた過去を持つあきらのバイト先、ファミレス「ガーデン」の店長・近藤正己(45歳)。海辺の街を舞台に、青春の交差点で立ち止まったままの彼女と、人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなすものがたりです。
とある海辺の街を舞台に、遥か年上の男性に想いを寄せる女子高生の恋模様を叙情的に描いた、眉月じゅんによる恋愛漫画が原作で、一見クールな女子高生 橘あきらの、熱くてその年代の女の子らしい描写が印象的です。
この作品は実写映画化もされまして、主人公の橘あきらを小松菜奈さんが演じたんですが、すごくハマったキャスティングだと感じました。
これまでこのサイトでは、14のアニメ作品を紹介してきました。気付く方もいらっしゃるかも知れませんが、私はアニメの王道系と言われるジャンルの一つである、戦い系やロボット系のアニメがあまり好きではありません。
人が死んで盛り上がる作品は感動を生みやすいという向きもありますが、個人的にはあまり好きではありません。ですからそういった理由から日常系やラブコメなどの“ドラマ”にハマりやすいのかも知れません。
「鬼滅の刃」や「進撃の巨人」のような作品も好きですが、やはり人間ドラマを求めてしまうフシがあって、これは洋画などでも同様です。音楽、天才、ロードムービーなどが私の好きな作品のキーワードの一部です。
話がそれましたが、中年おじさんと女子高校生の純愛ストーリーにぜひ触れてみてほしいと思います。
TVアニメ「恋は雨上がりのように」 本予告PV|ノイタミナ YouTubeチャンネル
さて、蘇我にあるシネコン、T・ジョイ蘇我では、休前日にレイトショーよりも遅い時間に上映するナイトショーというのがあります。(現在は緊急事態宣言中ですので20時までです)
公開時からずっと混雑していたと思われる「鬼滅の刃 無限列車編」を、深夜ならば人も少ないと見込んで11月の終わりに見に行きました。上映開始時刻は24時20分、良い子は眠っている時間帯です。
映画館を出たのが26時30分、まあ深夜の2時半ですね。そこから東京方面に少し上ったところにある「一蘭」に深夜ラーメンを食べに行きました。ラーメンを食べた後、また少し上って幕張に、愛車ロードスターとビルの撮影をしに行きました。
時季的には過ぎていましたが、赤や黄色に染まった街路樹が見られたら良いな、とも思っていましたので、少し移動して撮影、というのを繰り返しました。深夜の幕張はクルマや人の通りはなく、待機中らしき大型トラックを見かけただけで、タクシーの動きもほとんどありませんでした。
クルマとビルとは言っても、相変わらず似たような構図が多いワンパターンな私ですが、自分自身もテストケースと捉えて、少しずつアングルを変えたり距離を変えたりしながら撮っています。
深夜の撮影でしたがラーメンを食べた後に思いつきで撮影をはじめたので、三脚は持っておらず、例によって手持ちで撮影しています。一応、気をつけて集中して撮ったつもりですが、手ブレを起こした画像もありました。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは単焦点レンズ(Carl Zeiss Milvus T* 35mm F2 ZF.2)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2021を使用しています。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO5000, 撮影モード絞り優先オート
深夜、人がいなくてもそこそこ明るい幕張でしたが、写真に撮るとなおさら明るく見えます。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO5600, 撮影モード絞り優先オート
斜め前から撮ります。ナンバーをボカすのがめんどくさいです。道路の向かい側の間接照明が個性的です。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO5600, 撮影モード絞り優先オート
クルマを撮ろうと思いましたが、その背景も撮ってクルマを風景の一部にする狙いがあったので、35mmの画角を選びました。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO3600, 撮影モード絞り優先オート
それでも変化をつけたいと思い寄ってみます。フォーカスポイントをクルマの後ろの街路樹に合わせました。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO2000, 撮影モード絞り優先オート
インパネをボカす目的で遠目にフォーカスしました。本当はここに歩行者が入ると動きが出るんですがね。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO5600, 撮影モード絞り優先オート
同じやり方で真後ろから撮りました。クルマ、そしてクルマが走る道が好きです。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
移動して明るい歩道橋が見える位置で撮りました。
D810, 35mm, f/2.8, 1/13, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
上の画で見切れていたビルを入れてみました。セッティングがかなり厳しくなって、手持ちだとますますブレやすい感じです。この画も若干ぶれてしまいました。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
中央分離帯に渡って撮りました。これはブレずに撮れましたが、とってもノイジーです。
D810, 35mm, f/2.8, 1/25, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
ちょっと立ち位置を変えましたら、またシャッタースピードが厳しくなりました。しかしこれはブレなく撮れました。
D810, 35mm, f/2.8, 1/25, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
クルマをフレームから外してまっすぐ歩道橋を撮りました。他の画にも出ていましたが、フレアゴーストが気になります。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
姿勢を低くして、下から煽るように撮ってみます。
D810, 35mm, f/2.8, 1/25, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
空の面積を多めにして撮りました。薄っすらとですが、雲が見えます。幕張の歩道橋が続く風景はすごく好きです。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO4000, 撮影モード絞り優先オート
クルマに近寄って撮りました。これは普段の目線の高さで、これから乗り込むよ、という感じの画です。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO5000, 撮影モード絞り優先オート
でもちょっとしゃがんでみたりして。。。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO3200, 撮影モード絞り優先オート
前に回って上と同じような高さで撮ってみます。ISO感も3200くらいまでで抑えられればボディの写り方が変わってきます。
D810, 35mm, f/2.8, 1/30, ISO6400, 撮影モード絞り優先オート
これもインパネを意識していますが、ボディへの写り込みもなかなか美しいと感じました。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO3600, 撮影モード絞り優先オート
ちょっと角度を変えたら暗くなりました。ISO感は下がっているのですが、これはISOなりに暗くなっちゃった感じです。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO4000, 撮影モード絞り優先オート
手前ボケで撮りました。進行方向にフォーカスしているので、これから進む感じが出てきた気がします。
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO3600, 撮影モード絞り優先オート
最後は手前にフォーカスして奥の方をボカしました。信号とかの照明がアウトフォーカスで甘い光になっています。
今回は以上です。
街で撮るのはいつでも楽しいと感じますが、クルマも歩行者もいない街はいつもと違った感覚でした。ロードスターに乗るようになってからは、クルマの写真を結構撮っていますが、定番の斜め構図の誘惑と戦って撮っていたりします。
別に斜め構図でも良いのですが、それはいつでも出来るということで、なるべく斜めにせずに、でもいろいろと考えて試験的に撮りました。しかし結局パターン化してしまっている自分がいます。
このサイトは、誰かに何かを教えるような事はできない私が撮った画像を見て、写真を撮る人の撮影ヒントになれば嬉しいと思って発信しています。ですから失敗した経験も、結構さらけ出しているつもりです。
今回も暗い環境での手持ち撮影ということで、ブレてしまった画が何枚かありました。しかし思い出してみると、暗所での撮影はカメラの性能が何より大事という再確認もできました。
D3100の頃は、マニュアルで絞りとシャッタースピードを固定して、調光補正したりと結構いろいろと工夫しました。D810になってからは、というか、本当はちゃんとセッティングしたほうが良いに決まっていますが、絞り優先オートで普通に撮れるようになりました。
絞り優先オートで撮っていても、これまで使っていた機種とは段違いの撮影結果を出してくれますから、改めて夜景はカメラ&レンズの性能だと思います。昔からレンズ沼にハマっている人は多いと思いますが、デジタルカメラの場合は本体沼にも気をつけないといけません。
普段はデータが重い以外はほとんど不満がないD810ですが、夜景撮影をしているときには新型機、または上級機が欲しくなってしまいます。当然レンズもなんですが、レンズはカール・ツァイスの単焦点が好きなので、持っていない画角以外の必要性はあまり感じません。
そんなことを思い出した夜の幕張撮影でした。
次回も、深夜の幕張で撮ったロードスターとビル街の写真を主にご紹介します。宜しければまたお越しください。
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