年末、大掃除とともに写真データのバックアップを & 久しぶりに都内で撮影 飛鳥山公園とかレインボーブリッジとか(6)
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みなさん、写真データの管理やバックアップはしていますか?
カメラやメモリーカードからパソコンに取り込んでいる、とか、メモリーカードに入れたまま、とか、クラウドに転送している、外部デバイスにバックアップしているなどなど、それぞれの環境で、それぞれのデータ管理をされているかと思います。
残念ながら現在のデータ管理方法において、私が知る限り絶対に大丈夫なデータ保存はありません。そんな中でもスピードや予算、安定性や使いやすさなどをそれぞれの経験の中から選んでいるケースが多いことでしょう。
HDDに代表される磁気ディスクはある時、一瞬で壊れたりします。フラッシュメモリーは静電気に弱く、データが蒸発することから長時間の保存には向いていません。光ディスクも温度や湿度などの保存環境によって著しく劣化するのでデータを失うことがあります。
記録媒体の信頼性に絶対はないとはいえ、比較的安心できるバックアップ方法があるのも事実ですが、大きな予算が必要になったりします。ですから個人レベルでどの程度までの環境にするのかは、価値観とともに経験値が大きいのかな、と思います。
実際、自分が経験していないトラブルを人に言われても「自分はそんなことになったことはない、ウチのは大丈夫」という、自身の経験値でモノを図る人も多いと思います。
現に、あまり詳しくない人に「ハードディスクは死ぬよ」と言っても「そんな訳ない」とか「使い方が違うんでしょう」とか言われることがありますが、そんな事はありません。私がこれまでにHDDトラブルでmacの内蔵HDDを換装してきたのは1台や2台ではありません。
外付けHDDも何台か持っていて、メーカーによっても早い遅いはありますが、大体5年を過ぎてくるあたりで壊れるモノが多いです。壊れたら業者に頼んで復旧してもらうとか、このサイトで以前ご紹介したような「データ復元アプリ」で復元することも可能ですが、これも絶対ではないようなので注意と覚悟が必要です。
有料のオンラインストレージサービスならば、比較的安心感が高いかも知れませんが、こちらは容量とスピードの問題があります。最近はお安くなってきたとはいえ、お金の問題もあります。
私の場合はメインがHDDで、mac本体のHDDと外付けHDDに同じデータを入れていて、mac本体HDDの空き容量が減ってくる前に、mac本体HDDのデータのみをBD-Rにバックアップしています。本当はもう一箇所、どれかストレージにバックアップしたいところですが、飛んだらもう諦めますw
最近ではまた外出自粛要請が出始めていますので、こんな時間を使って写真データの整理やバックアップなど、してみたらいかがでしょうか。
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さて、久しぶりに都内(飛鳥山公園〜レインボーブリッジ)で撮影した際に撮った画像をご紹介する6回目で、港区のレインボーブリッジの歩道からの撮影です。
前回記事でレインボーブリッジの真ん中まで歩いていきましたが、その後どうするか考えていました。
反対側まで渡ってから折り返すことも考えましたが、これまでも結構歩いていたために引き返すことにしました。そして下に降りてから橋の反対側にもう一度登ることにしました。芝浦を背にして車道の右側が「サウス ルート」という看板があったので、と、いうことは左側は必然的に「ノース ルート」になるはずです。
景観的には海と空とビルが臨める、自分が好きなロケーションは多分「ノース ルート」のはずなので、最後にもうひと踏ん張り頑張って歩きました。そしてそこで見た景色は、この日の青空が若干残念だったとはいえ予想通りでした。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)、望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2021を使用しています。
D810, 70-300mm(70mm), f/10, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
ここが中間地点ですかね。この日の私にとっては折り返し地点です。
D810, 70-300mm(70mm), f/10, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
今回の撮影テーマにもなったフェンスを主役に撮ってみます。
D810, 70-300mm(260mm), f/5.6, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
これは水上バスですかね。カラフルなカラーリングの船が見えました。
D810, 70-300mm(112mm), f/10, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
水面のキラキラをアンダー気味で撮ります。
D810, 70-300mm(230mm), f/10, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
ちょっと前(前回記事で紹介)にも撮りましたが、やはりここの旋回は見応えがあります。
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
さらに寄って(テレ端)ゆりかもめを撮ります。列車はカーブの際に迫力があります。
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/320, ISO160, 撮影モード絞り優先オート
ゆりかもめがカーブを立ち上がっていきます。絞りすぎでISO感がちょっと上がりました。
D810, 70-300mm(180mm), f/10, 1/200, ISO200, 撮影モード絞り優先オート
グルっと回る警戒標識はジャンクションなどで見られますが、歩いていて見たのは初めてかも知れません。
D810, 70-300mm(92mm), f/10, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
壮観なビル群ですが、雲の色が上下であまりにも違うのが興味深いです。
D810, 24-120mm(40mm), f/4, 1/2000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
ここでレンズを24-120mmに交換して広角に備えます。これはあえての金網写しです。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
やっぱりこういった画では広角が好きな私です。端っこに東京タワーも見えました。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
絞りは変わっていませんが、海が写る面積が多くなったこともあってアンダー気味です(イミフ)
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
ビルと雲の間のカラーは残念ですが、ビル群が良いです。ちょっと遠いかな、とは思います。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
レインボーブリッジナメのビル群「ノース ルート」バージョンです。
D810, 24-120mm(35mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
少しビルを大きめに見るべく、ちょっとだけ寄ってみます。
D810, 24-120mm(52mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
このくらいのビルの見え方は嫌いじゃないです。雲下が変な色になってます。
D810, 24-120mm(48mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
でも、こんな感じですかね。上の画と4mm(35mm換算)違うだけですが、見え方は全然違います。
D810, 24-120mm(34mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
改めて引いてみます。同じ場所から同じ被写体を試行錯誤して撮る。たまにはこういったこともやりますが、ちょっとだけ自分らしくない気もします。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
結局、ワイド端でもう一度撮ります。でも面白いもので、画の雰囲気が若干落ち着いた感があります。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
上の方に載せた画と、橋が写る量を少し変えました。限られた環境での撮影はモヤモヤします。
D810, 24-120mm(44mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
左右に見える橋を、バランス取って撮影したら画角が44mmになりました。
D810, 24-120mm(120mm), f/9, 1/125, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
ここで鉄骨萌えを撮りました。水面が適度にボケて立体感が得れられる画になりました。
今回は以上です。
レインボーブリッジ歩道での撮影も大詰めになりました。「サウス ルート」では望遠レンズを使ってフェンスと戦いましたが、「ノース ルート」ではフェンスを避けて臨海地域のビル群を撮りました。
自由に構図が作れるけどフェンスが邪魔な撮影と、構図や被写体が限定されながらの撮影では、どちらが良いんでしょうね。少なくとも後者の方が画のクオリティは高いはずですよね。
でもクオリティが高くても思った撮影ができなければ意味がありません。そういった意味では「ノース ルート」は良い撮影スポットだったと感じました。天候は残念でしたが、望んだすべてが簡単に得られるはずはないですし、条件を揃える努力もしていませんから仕方がないと思います。
こういった場所での撮影では、被写体との距離が変えられないのでズームレンズが便利です。単焦点で割り切って撮影する手もありますが、初めて行くのであれば色々と試せたほうが良いこともあります。
今回も画角4mmで違った印象の画になりましたし、ファインダーを覗いていて、ほんのちょっとで感性がハマった感覚が掴めるとしたら嬉しいことです。風景撮影の場合には、被写体との距離が変えられないスポットが多いので、そこを踏まえて撮影するようにしたいです。
撮影画質向上の視点から考えると三脚が使いたいところですが、レインボーブリッジの歩道では三脚の使用は禁止されていました。でももし三脚を使ったとしても橋が常に少しですが揺れていますから、あまり意味がないかも知れません。そうなると必然的に手持ち撮影になります。
私はどちらかというと手持ち撮影のほうが好きなので苦にはしませんが、風景写真家の中には手持ち撮影が嫌な人もいるかも知れませんね。観光地や高層ビルなど、三脚禁止の場所も案外多いので、キャッチーなスポットでの撮影では注意が必要ではないでしょうか。
次回はレインボーブリッジ編の最終回です。宜しければまたお越しください。
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