劇場に鬼滅の刃を見に行って寝坊した翌週、D3100を姪っ子に貸しました & 久しぶりに都内で撮影 飛鳥山公園とかレインボーブリッジとか(5)
ややこしい記事タイトルですが、11月最後の3連休の土曜の夜に妹の店で妹と姪っ子と少し呑みました。妹の娘は木更津から50kmくらい離れた専門学校に行っているので、学校近くの寮に住んでいます。
しかし、学校の用事があるとき以外はほぼ毎週末木更津に帰ってきて、妹の店にいることが多いのですが、土曜日は妹からの誘いを受けて酒を飲まない姪っ子の送迎付きで店に行っていました。
呑みながらいろいろと話しをして、有線から流れる音楽にあーだこーだと盛り上がっていたところ、姪っ子にD3100を貸す話になりました。以前からスマホで撮影していた姪っ子の写真が良い雰囲気だったからです。
ガラケーやスマホで写真の面白さに気付く女性は多いと思いますが、良いカメラで撮影した途端にカメラなりの写真になってしまう人も多いです。実は姪っ子はどうかという興味もあったので、こちらから一眼レフを使ってみないかと誘いました。
普通の人には一眼レフはかなり高価に思えるらしく、最初は恐縮していましたが、誰も使わないよりは使ってもらったほうが良いから、と言いましたら使ってみる気になったようです。
翌日の日曜深夜に、劇場版「鬼滅の刃」無限列車編を、見に行った私は、上映終了後にラーメンを食べに行って、さらに深夜の撮影をして、帰宅は連休最終日の朝でした。
少し寝ようと眠ったところ、気がついたら夜で、LINEをしたらすでに寮に帰ったとのことで、D3100は渡せませんでした。しかしその翌週すぐに木更津に帰ってきたので、そこで無事に渡せました。
貸したのは、D3100レンズキット(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR)と(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)です。(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)も貸してあげようかと思いましたが、VRがない上にD3100ではAFができないのでやめておきました。
D3100そのままではスマホに直接転送ができないので、スマホに接続するカードリーダーを一緒に渡しました。これだとカメラからSDカードをいちいち抜かないといけませんが、撮影現場で転送が可能になります。
新品価格 |
ま、若干面倒ですが、WiFi付きのSDカードも価格の割には不安定だという話を良く聞きますし、カードの買い増し等を考えたときにも予算がかさみますので、コスパも良いのではないかと今回は判断したのでした。
「AUTOで撮っていれば良いよ」と言って、モードダイヤルをAUTOにして何も教えずに触らせましたが、ファインダーを覗きながら「おー!、おー!」と言いながら撮りまくっていました。
安い機種なのでAFの反応が遅いことがありますが、そんなときのためにマニュアルフォーカスのやり方を少し教えたら、ファインダーを覗きながらフォーカスリングをグリグリするのが面白いみたいでした。
カメラの面白さが解ったらそのうちプラナーを使わせてみよう、、、と、おじさんは思ったのでした。使うかどうかは本人次第ですが、寮のある場所はロケーションがとても良いところなので、時間がある際に使ってみたら良いんじゃないかと思います。
ちなみに劇場版「鬼滅の刃」無限列車編は面白かったです。ufotableらしい映像表現が見られましたし、ストーリーも泣けるものでした。相変わらず世間の騒ぎ方には違和感がありますが、続きが楽しみな作品です。
さて、久しぶりに都内(飛鳥山公園〜レインボーブリッジ)で撮影した際に撮った画像をご紹介する5回目で、前回から港区芝浦のレインボーブリッジでの撮影です。
クルマでは首都高も下の一般道も通ったことはありましたが、初めてレインボーブリッジの歩道を歩きました。橋の道もほぼ真っ直ぐなので、通り過ぎるクルマも結構なスピードが出ています。
そんな車道側とは裏腹に、外側にはとても美しい風景が広がっています。この日は快晴でしたが若干モヤッていて、空の色は淡い水色で透明感は低かったです。その上、当然ですが歩道には頑丈なフェンスが張られているので、普通に撮ったらフェンスが写ってしまい、美しい風景が残念なものになってしまいます。
レンズが入るような隙間を探して撮ることも考えましたし、実際にそういった意図で撮影場所を探していましたが、私は望遠レンズの圧縮効果を使ってフェンスが目立たないように撮ろうと考えました。
実際にはフェンスが写っていたり、画に大きな影響を与えたりもしていますので、撮影結果は失敗かも知れませんが、これぞ“奮闘記”なのかも知れません。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)、望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)、単焦点レンズ(Carl Zeiss Milvus T* 35mm F2 ZF.2)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2021を使用しています。
D810, 24-120mm(31mm), f/4, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
上の道路と隙間です。鉄骨萌えってほどではありませんが、撮ってみます。
D810, 70-300mm(210mm), f/5.3, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
ここでレンズを70-300mmに交換して望遠域で海の方を撮ります。フェンスのマス目で光の濃淡が出ています。
D810, 70-300mm(125mm), f/5, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
品川埠頭の方を向いて撮ってみます。これはフェンスの狭い隙間から撮りました。
D810, 70-300mm(70mm), f/4.5, 1/2000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
風景は魅力的ですが、画角が狭くなるとフェンスが目立ってきます。
D810, 70-300mm(200mm), f/5.3, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
フジテレビです。
D810, 70-300mm(280mm), f/5.6, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
モヤッていますが、280mmで遠くを撮ったらフェンスはあまり目立たなくなりました。
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
海のキラキラが見られました。船が作った波でもキラキラはキラキラです。
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
これは300mmなんですが、被写体との距離が近いのでフェンスが見えています。でもこれが逆に良いと気に入ったりもしています。
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
骨組みアップの別バージョンです。上の画はボルトでしたがこちらは溶接です。
D810, 70-300mm(170mm), f/5, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
カーブをゆりかもめとクルマがグイーッと曲がって走ります。
D810, 70-300mm(92mm), f/5, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
上からじゃないと撮れない画でキラキラも良いです。
D810, 70-300mm(102mm), f/5, 1/2500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
船が通ったあとの水面がザワザワした感じです。
D810, 70-300mm(70mm), f/5, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
歩み進んだところ、高速道路上にある非常駐車帯みたいな歩道が広がるエリアがありました。そこのフェンスに隙間がある部分があったので金網を気にせずに撮れました。
D810, 35mm, f/11, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
隙間を見つけたのでレンズをMilvus35mm F2に変更して撮りました。思い切り絞ってやりましたよw
D810, 35mm, f/11, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
橋ナメからのお台場の風景は、“安定の”カール・ツァイスです。
D810, 35mm, f/11, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
広い画は良いね!って、やっぱりフェンスはストレスだったということです。
D810, 70-300mm(70mm), f/11, 1/80, ISO250, 撮影モード絞り優先オート
移動を再開したのでレンズを70-300mmに交換しました。車道を撮りますが、フェンスに遮られてないので絞って撮ります。
D810, 70-300mm(70mm), f/11, 1/80, ISO160, 撮影モード絞り優先オート
ちょっと角度を変えるだけで見え方がガラッと変わる、道を撮るのは楽しいです。
D810, 70-300mm(155mm), f/11, 1/160, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
絞って撮ったらやはりフェンスの影が強くなった気がします。
D810, 70-300mm(300mm), f/11, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
フェンスの隙間から船と水面のキラキラを絞って撮ります。シルエット感が強まりました。
D810, 70-300mm(70mm), f/10, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
橋の中央部まで歩いてきたところで、案内標識を記念撮影しながら、この先どうしようかと考えます。
D810, 70-300mm(240mm), f/10, 1/250, ISO140, 撮影モード絞り優先オート
絞ったまま撮ったのですが、被写体との距離のせいなのか、思ったほどフェンスは目立っていません。
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/320, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
先程撮った防波堤を違う角度で撮ります。このカーブ、好きです。
今回は以上です。
構図が“命”の私としては、限られた場所にある狭いフェンスの隙間を狙うよりも、望遠レンズを使用した圧縮効果でフェンスを消す、そして自由に構図を作るというチャレンジでしたが、フェンス、消せませんでしたね。
高級な明るい望遠レンズで撮ったらどうなんだろう。とか、DXクロップも試してみればよかったかも。など、若干のやり残しと言うか興味はありますが、DXクロップは試せてもお高いレンズは持っていませんから近々の実現は不可能です。
ただ明るい望遠レンズを使って、もしフェンスが消せたとしても風景がボケすぎては意味がないとも思いますから、難しいチャレンジになりますね。
そんなことを考えながら、結構なスピードで車道を走り抜けるクルマを横目に見て、歩きながらの撮影は、疲れはしますけどそこそこ楽しかったりもします。
写真撮影は環境とかシチュエーション、また被写体によっても注意すべき点が変わりますから、それが面白くもあり面倒でもあります。こんなことは改めて言うことではないとは思いますが、それの繰り返しです。
当然、場面によってセッティングが変わりますから、無頓着な私などは前回撮影したままで次回も撮り始めてしまうということをよくやってしまいます。本来はシャッターを押す前に確認しなければいけないんですが、目が被写体に釘付けになって没入してしまうんです。
それで自分の思ったセッティングではない写真を何枚か撮ったあとに我れに帰る。ということをキャリアの間、ずっと繰り返しています。それでもカメラの性能が良いので多少セッティングが違ってもパッと見には分からない写真が撮れます。
いつまで経っても自分が進歩しないと感じる所以です。
次回も引き続きレインボーブリッジの歩道からいろいろと撮影しました。宜しければまたお越しください。
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