鴨川市にある四方木不動滝に行ってきた(2)

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京都アニメーションの事件から病みそうになっているのに、我らが浦和レッズが勝てないどころか連敗ということで、何のやる気もアイデアも浮かんでこない最近の私です。その上暑かったり突然雨が降ったりする毎日で、撮影の足も遠のきこのサイトの更新も遅れがちになってしまっています。
 
せっかく買った「AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G」もまだ一度も使ってないどころか、カメラにもセットしていない状況で、85mmを持ってどこへ行こうかなぁ。。。などとぼんやり考えてはいますけど、何も思いつきませんw
 
そんな訳ですから冒頭の語りネタも思いつきませんので、鴨川市にある「四方木不動滝」(よもぎふどうたき)に行って撮影した画像をご紹介する2回目にサクっと行きます。
 
実は撮影したあと画像を見ていたら、3回記事くらいになりそうな画像枚数があったんですけど、現像しているうちに画像が減っていき、2記事で収まってしまいましたので、今回が「四方木不動滝」の最終回です。
 
前回記事では滝に向かって歩きながら撮った画像と、滝に着いてキョロキョロしながら手持ちでサラッと撮っていたんですけど、後半は三脚を立てて撮り始めました。
 
長靴の中敷きが剥がれて足が気持ち悪かったんですけど、そんな思いをしてまでもせっかく長靴を履いて行ったので、水の中に三脚を立てて撮ったりもしました。しかし水も少なく流れも弱かったにも関わらず、水の振動で三脚のクイックシューのネジが緩んでしまうという事が起きました。
 
それまでも縦構図にするとシューのネジが緩むことはありましたけど、水平状態で勝手に緩んで回転するような現象を起こしたのはこの日が初めてでした。NDフィルターも使わずに絞りとISO、マイナス露出で暗くしていたので、それほど長くは露光できません。
 
1秒以上はスローシャッターとは言いますけど、せいぜい5秒とか10秒くらいのものでしたから、短い時間もジッとしていないMyクイックシューに幻滅してしまいました。そんな事情から、この日の撮影直後に「SLIKカーボンマスター833」を買うことになったキッカケの撮影です。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)、単焦点レンズ(Carl Zeiss Milvus T* 35mm F2 ZF.2)、望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
四方木不動滝25
D810, 24-120mm(24mm), f/22, 2.0, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
 
三脚をセットして2秒で撮ります。
 
 
四方木不動滝26
D810, 24-120mm(24mm), f/22, 3.0, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, 露出-5
 
小さい画面ながら、2秒でも明るい気がしたので露出補正を-5にして3秒で撮りました。水の流れが上の画よりも白く見えます。
 
 
四方木不動滝27
D810, 24-120mm(24mm), f/22, 5.0, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
ここから露出をマニュアルモードにしてシャッタースピードを5秒にしましたが、シャッタースピードの割にアンダー目の画像になりました。滝だけではなく緑の色も変わりました。
 
 
四方木不動滝28
D810, 24-120mm(24mm), f/22, 5.0, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
川が真正面に見えますのでなんとなく分かると思いますが、川の中に三脚を立てました。
 
 
四方木不動滝29
D810, 24-120mm(24mm), f/22, 3.0, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
三脚をセットした状態だと、動きながら撮るときほど大きなアクションは取れませんけど、構図を少し作り直しただけで上の画とは違った印象になりました。
 
 
四方木不動滝30
D810, 35mm, f/22, 2.0, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
大した意味はないんですけど、ここでMilvusにレンズを交換してみました。ちなみにMilvusもf/22まで絞れます。ニッコールとはトーンがちょっと違います。
 
 
四方木不動滝31
D810, 35mm, f/22, 3.0, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
上の画からちょっとだけ横回転して雄滝だけを撮りました。
 
 
四方木不動滝32
D810, 35mm, f/10, 1/50, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
ここで三脚からカメラを外して振り返って手持ちで渓流を撮りましたが、露出補正を戻すのを忘れてしまったので真っ暗な画像が撮影されてしまいました。それを現像時に露出補正して、思いっきり明るさを持ち上げたら、潰れた黒が戻らないところが残ってダークな印象の画像になりました。
 
 
四方木不動滝33
D810, 35mm, f/8, 1/250, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
露出計にマイナス補正は影響してないらしく、この時点でも気づいていない私は、上の画から数枚にわたって真っ暗な画像を撮りためます。
 
 
四方木不動滝34
D810, 35mm, f/2, 1/1250, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
真っ暗な画像を無理やり明るくしたら、きれいな緑の苔もおどろおどろしくなって、ひと目で何か違うと判ります。
 
 
四方木不動滝35
D810, 35mm, f/5.6, 1/500, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
透明感が高い水面でしたが、コテコテの絵画みたいになりました。
 
 
四方木不動滝36
D810, 35mm, f/5.6, 1/250, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
異常なマイナス補正以外はまったく違和感のない手持ち撮影画像ですが、水の透明感とリフレクションは美しいです。
 
 
四方木不動滝37
D810, 35mm, f/5.6, 1/250, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
水が色々と美しかったので、そこを集中して撮りました。
 
 
四方木不動滝38
D810, 35mm, f/6.3, 1/160, ISO64, 撮影モードマニュアル, 露出-5
 
滝に近寄ってみました。
 
 
四方木不動滝39
D810, 70-300mm(170mm), f/5.6, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, 露出-5
 
望遠レンズ(70-300mm)にレンズ交換、絞り優先オートに戻して、圧縮効果を意識して撮りました。奥の岩がヌメヌメして見えます。
 
 
四方木不動滝40
D810, 70-300mm(80mm), f/6.3, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, 露出-5
 
これは完全に画が痛んでます。シャッターを押したあとには、プレビューを確認したほうが良いという教訓にしたいと思います。
 
 
四方木不動滝42
D810, 70-300mm(70mm), f/5.6, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, 露出-5
 
木が倒れている風景は撮りたくなります。
 
 
四方木不動滝43
D810, 70-300mm(70mm), f/6.3, 1/80, ISO360, 撮影モード絞り優先オート
 
ここでやっとプレビューを確認して「なんだこれはw」ということで露出補正を+-0にしました。ちょっと滝を暗めにしすぎて影が潰れてしまいました。
 
 
四方木不動滝44
D810, 24-120mm(24mm), f/8, 1/25, ISO320, 撮影モード絞り優先オート
 
24-120mmに交換して、直接滝を撮るだけではなく、風景の中の滝というイメージで引きの画像を撮りました。というか帰り始めます
 
 
四方木不動滝45
D810, 24-120mm(27mm), f/7.1, 1/30, ISO180, 撮影モード絞り優先オート
 
ウッドデッキがフレームに入ってくると観光地っぽい雰囲気が増します。
 
 
四方木不動滝46
D810, 24-120mm(24mm), f/7.1, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
当然ですけど往路と復路では景色が違いますが、来た道を帰ると思うと憂鬱になります。
 
 
四方木不動滝47
D810, 24-120mm(38mm), f/7.1, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
日が当たった木の葉を裏から見るのは電飾のようで好きです。
 
 
四方木不動滝48
D810, 24-120mm(52mm), f/7.1, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
入口ゲートまで戻ってきました。
 
 
四方木不動滝49
D810, 24-120mm(120mm), f/7.1, 1/125, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
 
そして最後にもトンボを撮りました。
 
 
四方木不動滝50
D810, 24-120mm(58mm), f/5, 1/60, ISO360, 撮影モード絞り優先オート
 
こんな道を歩いてトボトボと帰ります。。。
 
今回は以上です。
 
 
久しぶりに露出補正を使ったら、マニュアル撮影なのに露出計に反映されていないことに気づかず、-5にしたまましばらく撮ってしまいました。現像の際にCameraRawで開いて見たら、撮った画像はほぼ真っ黒で仰け反りましたw
 
このサイトで失敗を晒すのは珍しいことではないんですが、現像ではRawデータがいくら生データだとは言え、潰れてしまったシャドーの一部は取り戻せませんでした。
 
別の見方をしてみます。例えば今でこそポピュラーな音色になっているエレキギターの歪みサウンドは、最初は「なんじゃこりゃ!」となったようですね。
 
クリーンな音が当たり前だったエレキギターでしたが、大音量を求めるあまりアンプのボリュームをどんどん上げていって、当時の真空管アンプがオーバードライブして音が歪んできたのが始まりだったということです。
 
それは失敗ではないですけど、ちょっとしたハプニングが新しい手法とか表現方法などを生み出しますから、露出補正-5で真っ暗に撮って現像時に無理やり明るくすることで起こる画像の歪みがキッカケになって、アートの方面では好んで使う人がいるかも知れないと、、、なんちゃって。
 
まあ原則、人に迷惑をかけなければ表現は自由ですから、ハイキーだったりパステルカラーだったり、レンジが狭いとかノイジーな画像であっても好きなら良いじゃないか、と思います。(売れるかどうかは別です)
 
そして今回の撮影で、三脚を新調することを心に決めた私は、この直後に「SLIK カーボンマスター833」を買いました。
 
 
次回は、新しい三脚を使ってみたくて地元をいろいろとロケハンした際に撮った画像をご紹介します。通常はロケハンの画像はご紹介するようなものではないですけど、結果そのロケハンはまったく無駄になったので、ご紹介しようと思います。
 
 
宜しければまたお越しください。
 
 

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