リアル時間軸の昨日、非常に楽しみにしていたモデル撮影をしてきました。大した捻りもない同じような構図にも関わらず実質2時間で604枚も撮りましたw
 
そして前回記事でご紹介したオフカメラライティングにも挑戦して、ものの見事に玉砕しました。
 
今回は細かいことをせずにTTL(自動調光)モードのみで、強さだけを変えて取り掛かったのですが、ものの見事にハイキーで真っ白な画像ばかりになってしまいました。それはもう背景なんかわからないほどで。
 
ストロボの光がモデルに当たらないような状態でも、ストロボを光らせるだけでカメラ側の露出が変わるのに対応できずに見事に真っ白でした。本は全部読んだのですが、まずはカメラとストロボのマニュアルをもっと読んだほうが良かったんですかね。
 
通常であれば撮影枚数の半分くらいはご紹介できるような画像になるのですが、上述の理由で1/10程度になるかも知れません。
 
その中には甘ピンや露出オーバーも結構ありますけど、ストロボを使わない状況では、モデルがまばたきすることを想定してスロー連写で撮り続けていたことも枚数が多くなった理由です。
 
取り急ぎこのサイトを見に来ていただいているみなさんには撮影終了のご報告をしておきます。しかしここで画像を公開するのはモデルさんに掲載許可を取ってからになりますからまだ暫くかかりそうです。全部却下されたらどうしましょうかw
 
 
さて、前々回記事でご紹介した竹岡撮影の続きです。
 
竹岡駅から移動をはじめましたが、クルマが停めづらいこともあって気ままにクルマを停めて撮影、という訳にはいきませんでした。そこで現場にて竹岡の見どころをスマホで探してみたら、富津市のサイトに載っていたのが「燈籠坂大師の切り通しトンネル」です。
 
そこは竹岡駅から木更津に向かう途中にあったので、何となく行きやすそうでした。行ってみるとクルマを停めるところもちゃんとありました。
 
富津市のサイトには、「燈籠坂大師は弘法大師が行脚中にそこで腰を休めたという口碑をもつ、東善寺の飛地境内地です。夏にはさわやかな涼風が吹き抜ける隠れた名所です。」と書いてあったので涼風に誘われてきましたよ。
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)と、単焦点レンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル01
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/25, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
ここには2つのトンネルがあって、これは国道から行くと1つ目のトンネルです。こういったトンネルでは壁と向こう側(出口)、どちらに露出を合わせるのかによって画の雰囲気がガラリと変わります。光量が足りないので絞りは開放寄りですが、いくつかの場所を注目して撮りました。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル02
D810, 24-120mm(52mm), f/4, 1/30, ISO3200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
まだ明るいと思っていましたが、ISO感が上限に達しました。そして上の画の位置から少し進んだのではなくトンネルを通過して振り返って撮ったのでした。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル03
D810, 24-120mm(31mm), f/4, 1/30, ISO2800, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
こちらが今回メインになる切り通しトンネルです。きれいに舗装された道のカーブに沿ってワイルドに切って通されたトンネルです。向こう側に期待を持たせる雰囲気で出入り口が輝いた感じの露出にしました。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル04
D810, 24-120mm(66mm), f/4, 1/10, ISO3200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
トンネル出入り口の上部です。山を切ったリアルな色味と照明の色味、いろいろな色が見られる風景です。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル05
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/25, ISO2800, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
発掘現場的なイメージで撮りました。光を取り入れることで陰影を印象的にしようと試みました。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル06
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/20, ISO3200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
チープな照明が雰囲気を高めているトンネルの中です。これも向こうの出入り口を白く飛ばしました。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル07
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/25, ISO180, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
今度は外がハッキリ見える露出にしました。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル08
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/25, ISO2200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
アンバー色の壁と天井に囲まれている感じです。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル09
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/500, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
夕陽に照らされている明るい外に出ました。ISO感が一気に下がりました。右に見えるのは燈籠坂大師の鳥居と階段です。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル10
D810, 24-120mm(34mm), f/4, 1/40, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
明るい方から見るとトンネルの入口から一気に暗くなります。日が当たる葉っぱの露出が難しいところです。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル11
D810, 24-120mm(98mm), f/4, 1/400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
階段の中段あたりから下を向いて撮っています。中望遠の程よい圧縮効果が良い感じです。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル12
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/500, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
階段は狭くて結構急勾配です。赤い鳥居に日が当たって目立ってます。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル13
D810, 50mm, f/4, 1/200, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
プラナーに付け替えました。振り返ると半逆光です。まさに山の中って感じです。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル14
D810, 50mm, f/4.5, 1/250, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
右から二番目ののぼり旗にフォーカスしたんですが、風で旗が揺らいだことでで目線が右に行きますね。ピンぼけに見えます。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル15
D810, 50mm, f/4.5, 1/200, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
上の方で24-120mmで撮った燈籠の雰囲気と似たような画をプラナーでも撮ろうとしましたけどイメージとは違いました。画質は良いのですが、この画については24-120mmの勝ちという私の感想です。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル16
D810, 50mm, f/4.5, 1/500, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
下りてきて鳥居を主役に上までの風景を撮りました。実は上る直前に24-120mmでも撮っていたのですが、これはプラナーの勝ちでした。こういった起伏ある被写体に対しては歪みが少ないレンズの方が決まりやすいと思います。
 
 
燈籠坂大師の切り通しトンネル17
D810, 50mm, f/1.4, 1/60, ISO64, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
ここでクルマに向かいます。帰りはプラナーで明るい画像を撮ろうと意気込んでトンネルに入ります。
 
今回は以上です。
 
 
個人的な好みの問題とは言え、今回初めて24-120mmがプラナーに勝るほどの印象的な画像を残してくれました。ちょっぴりショックで、でもちょっぴり嬉しかったです。
 
当たり前ですけど何を撮るにしても露出は大事です。ある程度のこと(ほとんど?)は家でやってしまう私ですが、今回のようなトンネルではいつも以上に意識しました。
 
壁や天井のディテールを残して、その上で出口をシャドーにするのか、白く輝かせるのか、ハッキリと風景を見せるのか、とてもやりがいがあって楽しかったです。
 
あとでいろいろといじる私の場合は、ある程度の露出で撮れていれば微調整は現像時にできます。しかしピントが合っていなかったりブレてしまった画像は、程度にもよりますが縮小したりしない限りどうにもなりません。
 
そういった意味では露出のほうが後の自由度は高いといえるでしょうね。これはホワイトバランスについても似たようなことが言えると思います。いずれにしても現像時に画像を補正するのであればRAWで撮る方が自由度が高いです。
 
今回モデル撮影で白飛びしてしまった画像は、後で現像してみようと思っていますけれど、あまり良い結果が出せる気はしません。敗因は日中シンクロが上手く行かなかったというのがほぼ明白ですが、原因がわかったところでトラウマになりそうなほどの嫌な思い出になってしまいました。
 
現時点で決めつけることは出来ませんが、マイペースに歩きながら街を撮影するほうが自分には向いているかもしれないと改めて感じた次第です。
 
 
次回は「竹岡 燈籠坂大師の切り通しトンネル」撮影の後編で、今度はプラナーをメインにしてトンネルを撮っています。
 
宜しければまたお越しください。
 
 

 
 
スポンサーリンク