片倉ダムに水位を見に行った(展望台から見た風景編)




 
リアル時間軸の一昨日、長い長い話し合いの末やっと写真を撮らせてくれるモデルさんが1名決まりました。午後早めからコメダ珈琲店で話し合いに入ったのですが、店を出た時には辺りは暗くなっていました。
 
暗い中、コメダ珈琲店の照明を頼りに試し撮りをさせてもらったのですが、女性を撮るのは思っていた以上に難しいと感じました。こりゃあ苦労しそうです。
 
下世話な表現になりますが私は生まれついての“女好き”ですから、女性を美しく撮るのには自信があったんですけど今のままではダメそうです。悪い意味でリアルすぎるというか女性特有の柔らかさみたいなものが足りないというか。
 
かと言って顔の輪郭に多く光を当てて柔らかさを強調しようとすると、顔が大きく見えたり丸顔に見えたりします。いきなり厳しい環境で撮ったのが間違いだとは思うのですが予習が必要だと思いました。
 
あと、これまで歩きながら風景を見て切り取る画角をイメージして写真を撮っていたので、モデルさんを前に「さあ撮ってください」みたいなシチュエーションだとどうしたら良いか分かりませんw
 
でも解決できる課題であればやりがいもありますし楽しめるとも思います。今回の試し撮り画像はさすがにここではお見せできませんが、これからモデルさんと二人三脚で良い画を生み出せるように頑張りたいと思います。
 
ただ、始めることには決めましたが、これからお互いの予定を合わせていくので、本格的にスタートするまでには時間が掛かりそうです。撮影が始まればこのサイトでご紹介できる画像も撮れると思いますので今しばらくお待ちくださいね。
 
あと、初めて行ったコメダ珈琲店の珈琲は美味かったですw 個人的にはス◯バの珈琲よりも好きですね。
 
 
さて、興味本位で片倉ダムに水位を見に行ったけれどダム付近を歩きまわって撮影した2回目です。正直なところこの辺りでは日常的に見られる景色ですので、絶景という感じはありませんでした。
 
それでも日が暮れる間際に上から見下ろす風景を撮るのは楽しかったです。絵的には下りてから撮ったリフレクションの方が見応えはあるかも知れません。
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)と望遠ズームレンズ(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
片倉ダム20
D810, 28-300mm(70mm), f/10, 1/80, ISO1000, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
前回記事の最後の画像から少し引きました。道路も入れて空も少し多めに入れています。
 
 
片倉ダム21
D810, 28-300mm(60mm), f/6.3, 1/60, ISO280, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
山の中という感じの道の駅を上から撮ります。
 
 
片倉ダム22
D810, 28-300mm(300mm), f/6.3, 1/320, ISO2200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
駐車場に愛車を見つけました。手の掛かる娘ですw
 
 
片倉ダム23
D810, 28-300mm(300mm×1.5), f/6.3, 1/500, ISO3200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
DXクロップでさらに寄りました。乗っているクルマがこれじゃなく国産だったらツァイスとか大三元レンズとかを何本か買っていることでしょうw
 
 
片倉ダム24
D810, 28-300mm(92mm), f/6.3, 1/160, ISO1250, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
特徴的な屋根の形状が目を引きます。
 
 
片倉ダム25
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
レンズを少し明るい標準ズームに交換して空と山を撮り始めました。これはISO感を100に固定してワイド端でわざと手摺を入れてみました。
 
 
片倉ダム26
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
アンダーで山をシルエットにして雲に透けて見える太陽を一緒に縦構図で捉えました。鉄塔と電線がアクセントになっています。
 
 
片倉ダム27
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
ダムは人工物ですが、曇天の空を主役に山を入れて自然感を強調しています。
 
 
片倉ダム28
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO800, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
ISO感を上げて緑の木々の表情を豊かにするよう意識しています。ちょっとだけですが水面が見えたのでそこが撮りたいと思いました。
 
 
片倉ダム29
D810, 24-120mm(34mm), f/4, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
またISO感を下げて空の明るいところと山の暗いところの明るさギャップを作っています。
 
 
片倉ダム30
D810, 24-120mm(48mm), f/8, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
これは横構図で山をわざと黒く潰しシルエットにして空の光を強調しています。
 
 
片倉ダム31
D810, 24-120mm(24mm), f/8, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
空の広さをイメージしました。雲の抑揚が立体感を見せてくれます。
 
 
片倉ダム32
D810, 24-120mm(24mm), f/8, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
続いている山々が段々に重なっているように見える色の差が奥行きを感じて好きなんです。
 
 
片倉ダム33
D810, 24-120mm(24mm), f/8, 1/25, ISO180, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
一転してパンフォーカス気味に、普通の風景写真のような露出です。
 
 
片倉ダム34
D810, 24-120mm(120mm), f/5.6, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
月だと言っても信じる人がいそうですが太陽です。画の上が真っ黒です。
 
 
片倉ダム35
D810, 24-120mm(120mm), f/10, 1/125, ISO3200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
上にあるタムロンで撮った画像に似ていますが、標準ズームのテレ端で撮ったこれはミニチュア効果のように見える楽しくて可愛らしい画になりました。
 
 
片倉ダム36
D810, 24-120mm(78mm), f/4, 1/80, ISO720, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
山を降りて上から見た水辺に近づきました。静かな水面に木々が写り込んでいて美しいです。
 
 
片倉ダム37
D810, 24-120mm(75mm), f/4, 1/80, ISO450, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
縦構図にすると空も多く写り込んでくるので印象が変わりますね。光量落ちが目立ちます。
 
 
片倉ダム38
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO1250, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
上の2枚の画像の真ん中に小さく写っている枯れ枝が立っている部分をクローズアップしました。元画像からは若干のトリミングをしています。
 
今回は以上です。
 
 
分かりきったことですが、やはり空の表情には雲が大きく関係していますね。夜になると雲に加えて星や月なども重要になりますが、いつ撮っても同じ空はない。という空好きの人の気持ちが理解できました。
 
実際、ちょっぴり角度を変えただけで違った空が見られますし、露出などでもいろいろな表情が写し出せます。でも私は空も好きですが水も好きなので、静かな水面に写り込む山の木々も、曇天といえども空が写り込む様もとても好きです。
 
こういった被写体では、リアルと創作のバランスが難しいですしやりがいもありますね。ありのままリアルに撮るのも良いと思いますし、あえて極端なトーンで作りこむのも良いかも知れません。
 
ただ、作りこむ場合にはセンスよくやらないと見るに耐えないものになりかねませんので注意が必要ですね。
 
次回も引き続きダム付近を歩きながらの撮影ですが、自然の風景プラス塀の外から狙ったダムの様子を撮った画像をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 
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