by カエレバ

 
前回記事の冒頭でも触れていますが、映画「夏美のホタル」を見ました。写真家志望の夏美がニコンのフィルムカメラを使っていたのを見て、アナログとデジタルについて考えることがありましたので、ちょっぴり語ってみたいと思います。
 
時代はデジタルですがフィルムカメラの人気も根強いです。多くのフィルムカメラ愛好家は、フィルムカメラにしか出せない“味”があると言いますし、デジタル画像のバックライト臭さが嫌いだという声も聞きます。
 
現にフィルムカメラで撮られた写真の中には、少なくとも私の持っている機材では到底出せないような色を出している写真もありますし、素人目で見ても色の階調が滑らかな上に深みを感じる写真も多いです。
 
であればなぜフィルムが廃れてきて、品質を再優先している印象があるプロカメラマンのほとんどの人がデジタルカメラを使っているのでしょうか。
 
実は上の文章にはひとつ間違いがありまして、それは“品質を再優先している印象があるプロ”というところですw プロというのはその仕事で生活をしている人のことなので、コストとスピードに顧客の意見とトレンド、そして何よりも需要が最優先なんですね。
 
だからといって品質が二の次と言い切ってしまうと語弊がありますが、結局は最終的にどう収めるかという部分もあるかと思います。納品に向けての過程で、デジタル化する必要がある場合にはデジタル画像のほうが間違いなく良いです。
 
デジタルカメラが出たばかりの頃には、頑なに使わなかったプロが多かったことは想像に容易いですが、そんなプロも使いはじめるほどデジタルカメラの品質や性能が上がってきたのも想像に容易いところです。
 
そういった意味ではプロよりもアマチュアのほうが拘り続けられる環境を作りやすいともいえます。お金も時間も掛け放題ですしね。
 
ただ、ここまでの話からすると、デジタルよりもフィルムのほうが良い。という結論になりそうなものですが、私はまったく違うと思っていて、デジタルのほうが優れていると思う所も、フィルムの長所と同じくらいかそれ以上にあると思っています。
 
どちらにしても選択できるということは幸せなことですから、時代の流れに沿うのも良いでしょうし逆らうのもまた良いと思います。何より積極的に撮影を楽しめるのが一番ではないかと思います。
 
 
さて、今回は久しぶりにパワースポットに行ってきました。私がよく見るサイトでは、千葉県の中でもパワーが強いという記述がある香取市にある香取神宮です。
 
大きな敷地の中、新緑の参道がとても美しかったので、初回はそれだけを撮って終わってしまった感じでした。
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは単焦点50mmレンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)と、標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
香取神宮01
50mm, f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
プラナーで観光写真的な“あれ”からスタートですw
 
 
香取神宮02
50mm, f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
お店のおばちゃんたちが気さくに声をかけてくれる。そんな親しみやすい雰囲気が良い印象でした。
 
 
香取神宮03
50mm, f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル

鳥居が見えてきました。それにしても暑くなりそうな天気です。
 
 
香取神宮04
50mm, f/4, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
平日の午前中でしたが、結構な数の参拝者を見掛けました。陽射しが強いのでオーバーに注意です。
 
 
香取神宮05
50mm, f/4, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
ありふれた構図ですけど良い色が出ています。
 
 
香取神宮06
50mm, f/4, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
緑が茂って涼し気な参道です。光量が少なくなってシャッタースピードがみるみる遅くなってきます。
 
 
香取神宮07
50mm, f/4, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
新緑の色トーンがバリエーション豊かです。参道に落とす影も柔らかい印象です。
 
 
香取神宮08
50mm, f/4, 1/50, ISO110, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
何を撮っているかといいますと、右上に鳥居が見えましたので、自分と同じ高さの灯籠と一緒に撮ってみました。でもつまらない画に見えてしまい残念です。
 
 
香取神宮09
50mm, f/2.8, 1/60, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
シャッタースピードが厳しくなってきたので、f/2.8にしましたけどそれでも1/60です。でも安易にISOを上げられるよりは良い印象で、D810のISOオートは使える!と感じました。
 
 
香取神宮10
50mm, f/2.8, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
2枚上の画像から続く整理されていないゴチャゴチャした感じの緑が気になります。こういった場合にはマクロを使って寄りで、葉をクローズアップするほうが良いと思います。
 
 
香取神宮11
50mm, f/2.8, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
「葉っぱよ、もう少しこっちをむいてくれ〜」と言いたくなる葉の角度でしたが、透明感がよく出ています。
 
 
香取神宮12
50mm, f/4, 1/50, ISO200, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
ピントはカップルの上の葉に合っていますが、大きな画像で見る灯籠の影のディテールが堪りません。
 
 
香取神宮13
24-120mm(24mm), f/4, 1/40, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
ここで標準ズームに交換してワイド端で参道全体を撮ります。神秘的な雰囲気が出ていると思います。
 
 
香取神宮14
24-120mm(24mm), f/4, 1/30, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
引き続きのワイド端です。来た道を振り返って撮ってみると画の印象が違います。
 
 
香取神宮15
24-120mm(24mm), f/4, 1/25, ISO140, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
雰囲気のある階段が見えました。シャッタースピードが激ヤバですが、きっとVRが仕事してくれてますw
 
 
香取神宮16
24-120mm(46mm), f/4, 1/50, ISO320, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
茂みの中に光が射して好きな光景が見られました。
 
 
香取神宮17
24-120mm(24mm), f/4, 1/30, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
広角が楽しいですが、もっと明るいレンズを使いたいところです。
 
 
香取神宮18
24-120mm(50mm), f/4, 1/50, ISO250, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
ズームレンズを使って標準画角(50mm)で単焦点っぽいイメージでの撮影です。ちょっぴり無理がありますがこんなもんでしょうね。
 
 
香取神宮19
24-120mm(24mm), f/4, 1/30, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
また広角にします。同じような画を多く撮っている時は気持ちが高ぶっている時ですw
 
 
香取神宮20
24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO1400, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
茂みの中に光が指す、岩バージョンです。テレ端で撮っていますが、捨てられていた空き缶に気づかずに撮っていたために後でトリミングしました。
 
 
香取神宮21
24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO640, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
中望遠での圧縮効果を狙って、苔や落葉などを印象的に撮ろうとチャレンジしています。狙いが散漫に見える画になっちゃいました。
 
 
香取神宮22
24-120mm(58mm), f/4, 1/60, ISO250, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
少し引いて貯水池も入れてみますが、、、
 
 
香取神宮23
50mm, f/2.8, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
標準ズームで単焦点ごっこをするほどに、自分の中で単焦点を欲していたのでまたプラナーに戻しました。
 
 
香取神宮24
50mm, f/2.8, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
縦構図にして並んだ灯籠を強調してみます。でもやっぱり人が写ったほうが良いと私は思います。
 
 
香取神宮25
50mm, f/2.8, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
やっと拝殿に近づいてきた感じです。
 
今回は以上です。
 
 
参道が24mmの画角で撮りやすかったのもあって、ちょっと同じような画ばかりになってしまい反省しています。
 
また、葉っぱひとつを撮るにしても、狙いを持って構図を作らないと良くないことが改めて解りました。その時に持っているレンズの種類もあるとは思いますが、それであれば被写体との距離にもっと気を使うべきでした。
 
そして、紅葉も良いですが新緑も大好きだと再認識できたのは、とても良かったと思います。
 
 
次回は、この続きで広い境内をウロウロしていろいろと撮っていますが、なんと神前結婚式をやっているのを見掛けました。さすがにガッツリとは撮れませんでしたが、チラッとその様子が判るくらいには撮ったりもしています。
 
宜しければまたお越しください。
 
 



 
 
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