by カエレバ

 
ピアノは鍵盤を押すとハンマーが弦を叩いて音を出すという、鍵盤楽器だけれど打楽器でもあるともいえる楽器で、その音域はクラシックオーケストラの全音域よりも広いとも言われています。
 
ピアノフォルテとも呼ばれる所以は知りませんが、ピアノ(弱く)からフォルテ(強く)まで幅広い表現ができる、といった意味もあるのではないかと想像しています。
 
そんなピアノフォルテを、繊細にピアニッシモ(とても弱く)で奏でて、フォルテシッシモ(フォルテシモよりも強く)に熱く叩く、そういったピアニストが深町純というピアニストでした。
 
私が初めて深町純を生で聴いた時は、ロックに鍵盤を叩いてリズムを刻んで、表現豊かに優しく歌うように弾くというスタイルに鳥肌が立ち、涙がでるほど感動した覚えがあります。
 
プライベートではヤンチャな面もありましたが、素晴らしい表現者でありアーティストでした。そんな深町純氏が亡くなってから7年が過ぎました。
 
ある日Facebookを見ていましたら、トリビュートイベントが開催されるという情報を知ったので行ってみることにしました。
 
深町純トリビュートイベントフライヤー
(イベントフライヤー)
 
イベント開催場所の最寄り駅が信濃町ということで、イベント後には、取り壊されてから行かなくなった国立競技場あたりを目標にしてふらふらと歩きました。浦和レッズの試合が行われる際には良く行っていたその辺りでしたので、現在の様子を確認しつつ、カメラを持って歩きました。
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは単焦点50mmレンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)と、標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
アートコンプレックスセンター付近01
50mm, f/6.3, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
ビルとビルの隙間からスタートです。隙間があるととても気になる私です。
 
 
アートコンプレックスセンター付近02
50mm, f/6.3, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
一転して青い空が広がっている晴天の画像ですが、主役は案内サインです。
 
 
アートコンプレックスセンター付近03
50mm, f/6.3, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
やっぱりサインが主役ですw 実は標識のすぐ右隣に見えるビルの最上階テラスがすごく興味深かったのですが、盗撮になっちゃうのでボカしています。
 
 
アートコンプレックスセンター付近04
50mm, f/4, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
アスファルトの継ぎ目と横断歩道のラインにかかる木の影が印象的でした。こういった光と影は面白いと感じますが、この辺のディテール描写はカール・ツァイスの得意分野でもあると勝手に思っています。
 
 
アートコンプレックスセンター付近05
50mm, f/4, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
日差しが強くて日陰を探して彷徨うように歩いていたら、ビルの駐車場出入口にミラーがあるのを見つけました。ミラーリフレクションに撮影者の赤い靴が中途半端に写っているマヌケな画です。
 
 
アートコンプレックスセンター付近06
50mm, f/4, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
裏路地に入って歩きます。「路地裏の新緑」的なイメージです。
 
 
アートコンプレックスセンター付近07
50mm, f/4, 1/50, ISO110, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
現着です。1階はカフェレストランでギャラリーは2階です。この画像は展示を観覧して珈琲をごちそうになったあと、退館してから撮ったものです。建物から距離が取れないために、50mmだと切り取るしかない感じです。
 
 
アートコンプレックスセンター付近08
24-120mm(55mm), f/4, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
レンズを標準ズームに交換しましたが55mmの画角という、、、w それほど新しくはない住宅街に、こういったモダンな建物が建っているのには違和感さえ感じますが、とても絵になる建物でした。本当にここだけが別世界のようでした。
 
 
アートコンプレックスセンター付近09
24-120mm(40mm), f/4, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
40mmの縦構図です。アートな雰囲気を醸し出す洋館は、カメラを持っていれば撮りたくなる要素が満載です。実はこの右側で女性が一眼レフでお店の外観を撮っていました。お互い「あ、すみません。どうぞ、どうぞ。」的なw 日本人の大人必須である意味不明の気遣いが展開されていました。
 
 
アートコンプレックスセンター付近10
24-120mm(24mm), f/4, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
広角端で開放です。周辺減光と電線が気になりますが、あえて消さずにいきます。アート感、出てますかね〜。ここのオーナーさんは深町さんとは旧知の仲ということでの今回のイベント開催だったようですが、2人が一緒に写っていた若かりし頃の写真を店内で見せてもらった時に、「やっぱり写真って良いなぁ〜」と感じました。
 
 
アートコンプレックスセンター付近11
24-120mm(105mm), f/4, 1/125, ISO125, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
2階のギャラリーでは深町氏の即興演奏の映像がプロジェクターを使って流されていたのですが、その映像を見て凄く感動しました。良い音楽はずっと残っていくものだと実感したイベントでした。
 
 
アートコンプレックスセンター付近12
24-120mm(24mm), f/4, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
アートコンプレックスセンターの近所で昭和館漂う歩道を見つけました。この画像はモノクロ画像にしてInstagramに投稿しました。
 
 
アートコンプレックスセンター付近13
24-120mm(52mm), f/4, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
大きな通りに出ました。公衆電話とカーブミラーが入って賑やかな画になりました。
 
 
アートコンプレックスセンター付近14
24-120mm(32mm), f/4, 1/30, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
道路脇に新緑らしさを感じる風景が見られました。オーバー目にしてみます。
 
 
アートコンプレックスセンター付近15
24-120mm(24mm), f/4, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
少し進むと、沖田総司逝去の地と伝えられている場所がありました。
 
 
アートコンプレックスセンター付近16
24-120mm(50mm), f/4, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
強い陽射しが様々な隙間から射して面白い表情を見せていると感じた鉄橋下です。日中は写真撮影には向いていないとよく言われますが、こういった色味の画は日中ならではと感じますし、個人的には日中もいいね!と思います。暑いのは嫌ですがw
 
 
アートコンプレックスセンター付近17
24-120mm(32mm), f/4, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
国立競技場があったところは、付近の公園だった場所も含めて広い範囲で工事中でした。
 
 
アートコンプレックスセンター付近18
24-120mm(48mm), f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
サッカー好きには馴染み深い?ホープ軒が見えます。
 
 
アートコンプレックスセンター付近19
24-120mm(82mm), f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
この坂の途中に知り合いの会社があって、その会社の駐車場を借りて大人と子供合わせて9人で試合を見に行ったこともあります。その日の試合は大逆転で負けたので、帰りの車の中はすごく静かでしたw
 
 
アートコンプレックスセンター付近20
24-120mm(31mm), f/4, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
神宮第二球場の近くに来ました。周辺の光量落ちが目立ちますが、最近では7割方修正しなくなっちゃいました。
 
 
アートコンプレックスセンター付近21
24-120mm(24mm), f/4, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
上の画と同じ交差点ですが、撮る角度を変えると印象が変わります。これはさらにコントラストを変えていますが、こっちの方がナチュラルな印象です。
 
今回は以上です。
 
 
今回、途中から標準ズームレンズを使っていますが、気にはしつつも全部開放で撮っちゃいましたw
 
話によく聞くそのレンズの一番よいところと言われるのは、開放から1〜2段絞ったところということですので、このレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)に当てはめてみるとf/5.6〜f/8くらいが良いのでしょう。
 
しかしこのレンズのシャドー描写が好きじゃない私は、どうしても明るく明るく撮りたいと考えてしまってf/4で固定にしてしまいます。プラナーでは最近やっと2〜3段絞って撮るようになりましたが、標準ズームで近影を撮る場面では未だに開放厨です。
 
この標準ズームレンズの露出のオイシイところが掴めるようになれば、このレンズ縛りでも街撮りスナップが可能になるかも知れませんが、私はズームリングをグリグリ回して構図を作るのは好きではないのでそれなりの抵抗感があります。
 
というか逆にこのレンズのオイシイところを探るために、このレンズ縛りでチャレンジした方が良いかも知れません。このレンズの「便利だけじゃない、何か」を探す機会をちょっと考えてみましょうかね。
 
 
次回も信濃町〜千駄ヶ谷あたりを歩いて撮影した画像をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 

by カエレバ

 
 
スポンサーリンク