短時間で街歩き撮影(東京駅〜大手町)
久しぶりにニコン木更津アウトレット店に行きましたら、D5とD500の実機がありましたので触らせてもらいました。人気のD500は思ったよりも軽く感じました。その反動かD5はメチャクチャ重く感じましたが、D5には(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED)が装着されていたので尚更重く感じたのかもしれません。
D500の連写速度は笑っちゃうほど速く感じましたが、個人的に一番気に入ったのは右に移ったISOボタンで、これはきっとすごく使いやすいだろうと思いました。アイピースをはじめとする様々な部分が上級機のものになっていたのにも高級感を感じました。
軽くて多機能、そしてもちろん高性能で高画質なD500、人気が高いのも頷けると思いました。D5はずっしりとした重厚感が感じられて、背面を眺めているだけでも凄みを感じる最高級フラッグシップの佇まいを感じました。
どちらも、持っただけで“その気”にさせてくれる機種だと思います。個人的には「D500良いなぁ〜・・・」と思った次第です。
以上は両フラッグシップ機の話題でしたが、ここでエントリー機のアウトレット激安情報です。
ニコン D3200 レンズキット AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRが32,000円
ニコン D5200 レンズキット AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRが44,000円
それぞれのダブルズームキットも激安でしたよ。
上記価格はどちらも5月26日来店時の私の記憶ですが、間違っているといけませんのでニコン木更津アウトレット店に直接お問い合わせくださいね。
さて、ここのところずっと不調が続いている私ですので、気分転換も兼ねて都会での街歩きをしてみようと考えました。青空が見えた平日の朝に、アクアラインバスに乗って東京駅に向かいました。
しかしその日はそれほど多くの時間は作れなかったので、東京駅付近を一周りしてまたすぐ下りのバスで帰るという感じでした。それでも結局2時間くらいは歩きました。
そんな私は、これまでD810のキットレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)をボロクソに貶していましたが、最近ではちょっと考え方を変えて使うようにしています。標準レンズだと思うと歪みが気になり頭にくるのですが、広角ベースだと思って使い始めたら少しは気持ちも変わってきました。
それでもシャドーのディテールを必要とするような場面では力不足な感じは否めませんが、やはり“使いようw”なんでしょう。そんな広角ベースwの標準ズームを使って大好きなビルを撮ってみました。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは単焦点50mmレンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)と、標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
50mm, f/6.3, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
例によって東京駅八重洲口からスタートです。横断歩道の途中に安全地帯がありますが、この島の右側でガレッジセールのゴリさんがテレビ番組らしきロケーション撮影をしていました。
50mm, f/6.3, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
ミラーが中途半端に写り込んでしまいましたが、歩道を渡りながら目に付いた案内表示を主役にして撮りました。
50mm, f/6.3, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
都内で走ってはいけないような煙モクモクのトラックがいました。ちょっとパターン化していますが、横断歩道を渡りながら車道を撮るのが大好きです。車道の右側のビルに近い空に、ゴミみたいなものが写っています。鳥か?
等倍でトリミングしましたら小型のプロペラ機でした(驚)
50mm, f/6.3, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
煙モクモク縦構図です。標識はやっぱり外せません。
50mm, f/6.3, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
駅前の案内表示板を見ている旅行者らしき外国人です。陽射しが強いです。
50mm, f/6.3, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
高級ブランドショップのアイキャッチの前を通り過ぎるおしゃれ系女子です。
50mm, f/6.3, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
次はセンス良いディスプレイがされているショーウィンドウです。ウィンドウ内、左の鏡面の柱に不自然なボカしが入っていますが、美しくない変なおっさん(撮影者)が写り込んでいましたのでボカしてやりましたw
50mm, f/7.1, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
特に意味なく向こう側の路地を撮りました。
24-120mm(32mm), f/9, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
ここで広角ベースの標準ズーム(しつこい)に付け替えてビルを撮ります。やっぱりフレアが出ちゃいました。
24-120mm(38mm), f/9, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
歩道上から歩道を撮りました。
24-120mm(24mm), f/9, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
広角、広々撮れて好きです。
24-120mm(24mm), f/9, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
当たり前ですが、縦構図も広いです。
24-120mm(46mm), f/6.3, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
黒い石とガラスの庇など、カッコ良い鉄鋼ビルディングです。
24-120mm(24mm), f/6.3, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
ブルーとシルバーグレーが良い感じです。
24-120mm(24mm), f/6.3, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
歩行者を上手く入れてみようとチャレンジしました。
24-120mm(95mm), f/4, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
壁面を覆う植物が良い感じです。なんかホッとしますが、こういった植物の使い方が最近は増えています。
24-120mm(24mm), f/9, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
日向と日陰のコントラストから都会らしさが出ています。色味は地味ですが空のグラデーションと相まって美しい光景だと思います。
24-120mm(24mm), f/4, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
標識&ビル萌えです。開放で撮っています。
24-120mm(35mm), f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
縦構図にしたら周辺光量落ちが目立ってました。最近は慣れてきちゃってあまり補正しなくなってきました。
24-120mm(24mm), f/4, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
太陽の位置から日陰になっていますが、歩いているビジネスマンを撮ることで動きが感じられる画像を意識しました。
24-120mm(24mm), f/4, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
日陰を逆手に取って、あえてのアンダーで雰囲気を作っています。ビルのガラス面が、単に暗いだけではないという表現にしてくれました。
24-120mm(24mm), f/4, 1/2000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
空のグラデーションが綺麗だったので、歩行者用信号を主役に大都会を表現してみました。
24-120mm(30mm), f/4, 1/30, ISO250, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
これも大好き、ガード下です。オートにしていたISO感が上がってきました。
24-120mm(92mm), f/4, 1/100, ISO1000, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
中望遠でレンガブロックと歩行者、手前にクルマをボカして距離感が得られるようにしています。ISO感が1000まで上がり、少しノイズが出てしまいました。
24-120mm(24mm), f/8, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
大好きな隙間編です。線路と線路の真ん中、金網から見える青空が印象的でした。
今回は以上です。
広角でビル街を撮りたいという思いが叶って良かったです。気のせいかも知れませんが、広角で撮ると普通の車道もドラマチックになる気がします。
こうなると、超広角の世界も見てみたくなります。ただ、広角の場合には被写界深度が深くなる特性がありますから、ボケ味ではなくパースペクティブ効果とパンフォーカスを活かした構図で撮る必要がありますね。
あと、撮影シチュエーションによっては余計なものが入り込んでしまう恐れもあるので、構図のバランスでは望遠レンズよりも難しいと思います。現に広角好きが撮る画の構図は皆似ていると感じることも多いです。
それは主役の被写体に思いっきり寄って、角度をつけることでパースを意識しているような画像です。強い特徴があればあるほど、そういった定番系の撮り方が付いて回りますね。
画一的な画像はまっぴらごめんですが、それでも魅力的な画角であることは間違いないと思う広角レンズです。
次回も今回の続きで歩きながらの撮影です。宜しければまたお越しください。
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