我が家にフルサイズ機がやってきた!いろいろ考えた末にニコンD810を買った。
本日から、私お気に入りの「ニコン木更津アウトレット店」で半期に一度のセールが始まりました。この機会に、デジイチをはじめた時から思いっきり意識してきた「フルサイズ機」を買いました。
購入機種のD810については、結構前(プラナーを買う前)から決めていたのですが、まだまだ先になると考えていました。やはりD810は、D4Sほどではないにしろ私にとってはかなり高価なカメラですので、そうそう簡単には手が出せませんでした。
しかし今回のアウトレットのセールは、無理をしてでも買っといた方が良い!と思えるもので、アウトレット品とはいえ価格.comの最安値(本日時点)を、なんと3万円以上も下回っていました。
購入したのはニコン D810 24-120 VR レンズキットで、amazonの本日の価格からでは5万円以上も違うことになります。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D810 24-120 VR レンズキット 中古価格 |
「ニコン木更津アウトレット店」でカメラを買うのはD7100に引き続き2度目ですが、「フルサイズ機は必ずここで買うから」と店長と約束していたので、無事に約束を果たした事になりました。
これまで自身初のフルサイズ機を購入するにあたっては、D610とD750、そして中古機のD700のどれかにしようと考えていました。始めの頃にD810は候補に入っていなかったのですが、結局D810にしました。
決め手はいくつかあるのですが、正直なところを言うと消去法だったんですね。できることであればそれほど高価でないフルサイズ機であれば、カール・ツァイス沼に飛び込む勢いも付こうというものですw
しかし最終的にD810にしましたので、その理由をざっくりと書き出してみたいと思います。
なぜD610ではなかったのか。
フルサイズセンサーを持つエントリー機として価格的にはとても魅力的です。しかしD7100と比べても見劣りすると感じるスペックは微妙です。価格という面では全然ありなので、この機種にしていた可能性もありました。
なぜD750ではなかったのか。
コストパフォーマンス的にはニコンFX機の中でベストといえる機種ですが、限りなくエントリー機寄りのミドル機といった印象が拭えませんでした。WiFiやISO感度などキャッチーな機能を充実させている一方で、シャッタースピードが1/4000までという完全にエントリー機のスペックでは、明るい単焦点レンズが大好きな私は「使えない」という判断をしました。
またニコン木更津アウトレット店で遊んでいた際に、デジイチを初めて買うという人がD750を買っていくのを結構見ていました。メーカーとしては売りやすい機種として、初心者の人も買いやすい機種として考えているのだと思いました。だからコスパが良い機種なんだと思います。
そしてさらに、出たばかりとはいえD500に価格で上回られてますから、D750を買ってもすぐに上級機が欲しくなってしまった気がします。
なぜD700ではなかったのか。
本当はずっとD700を買おうと思っていたんです。しかしD5が出た際に2000万画素を超えてきたところで、以前にニコンの誰かが言っていたらしい「デジタルカメラに1200万画素以上はいらない」的な発言が、なかったことになった気がしました。そしてファインダー視野率が100%ではないこととベースISOが200だったのでこの機種にはしませんでした。
なぜD4Sではなかったのか。
価格が高い、ボディが大きくて重い。まあ価格が一番ですが、これはまだ買わないと決めたわけではありませんwので、このくらいにしておきます。
以上が上記機種の消去理由でした。
D810については高画素機ということで、手ブレの心配やデータが大きくなることなどの懸念材料があります。
まだ使っていないので何とも言えませんが、手ブレのところに画素ピッチが影響しているとすればD810よりもD7100の方が画素ピッチは狭いので、「なんとかなるかな」くらいの気持ちでした。データが大きいことについては、正直まだ何も考えていません。これから考えます。
良いと感じたところは、1/8000まで使えるシャッタースピードと、ベースISO64が使えるところです。デジカメのISOについては常々うさんくさいと感じていましたので、あまり過度な期待はしていませんが、持ってないと使えないのでw
高画素数に関してはメリットとデメリットの両方ある気がするのですが、画素ピッチが広いほうがダイナミックレンジが広いと言われていることが、もしそうであればD810は不利ですね。
あとはD7100に引き続きのローパスフィルターレスなので、モアレっちゃう画像も覚悟しないといけませんが、逆にヌケの良い画質が期待できます。
デジイチについては機能に個性を持たせることで、メリット・デメリットの両面が出てくるのだと思いますので、すべてを満足させられる機種はないと思います。そういう意味では現在、高次元でバランスが取れているのがD5なんでしょう。
よし!次はD5だな。なんてことはD810を買ったばかりの今は言いません。
実は昼過ぎに買ってきてからまだニコンショップの大袋を開けてもいません。雨も降っているので試し撮りにも行く気になりません。
“開封の儀”もまだですw
まだD7100で撮った画像がたくさんありますから、ロケーション記事は当分D7100で撮った画像になります。早めにD810を持って出かけたいところですが、あまり時間も作れそうにないので焦らずにタイミングを待ちたいと思います。
ちなみに購入前にちょっと良さ気なCFカードとSDカード、そして-3のアイピースは購入済みで、同時購入で純正ハンドストラップを買いました。
本体も開けてないのでD810のポストイット(未使用w)をなんとなく入れてみました。
そういえばカメラ本体のことばかりで、レンズの話をしていませんでした。なぜボディだけにせずにレンズキットにしたかと言いますと、あとで標準ズームを買う気にならないと思ったのと、キットになっているとかなりのお得感があったためです。
「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」は、小三元レンズでナノクリなのですが、諸々の事情で賛否両論あるレンズです。その辺りは使ってみて自分なりに評価しようと考えました。加えて多少は仕事でも使う可能性がある私にはユーティリティレンズは絶対に必要!ということから高い方の標準ズームレンズキットにしました。
新しい相棒D810、撮影する機会が作れれば、ロケーション記事に割り込んでご紹介したいと思いますので、宜しければまたお越しください。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D810 24-120 VR レンズキット 中古価格 |
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