東金市の雄蛇ヶ池をグルっと歩いて新緑撮影(前編)

ライカ M (Typ262) ボディ

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ちょっとした好奇心で、少し前にamazonでライカのデジタルカメラを見ていました。実勢価格8万円くらいのものもあって「ブランド品としては安いな!」と思ったら中身がLUMIX(Panasonic)だというw
 
LUMIXも良いカメラだとは思いますが、Leicaのエンブレムが付いているだけで、実勢価格が2倍以上もするという話を聞いてしまうと驚いてしまいますね。
 
それは良いとして、その後私が訪れるサイトのインタレストマッチ広告がライカばかりになってしまいました。Cookie恐るべしですねw
 
上述のライカの件とはまったく関係ありません(←ここ重要)が、先日ネットで見つけたニュースで、ニコンの中身を変えてネット上で販売している不埒な輩がいるという話を読みました。
 
例えば外側はD800Eなのに中身がD800だとか、同様にD4Sの筐体で中身がD4だったり、D610の中身がD7100のものもあったらしいですね。
 
またネットオークションでニッコールレンズを落札したら、ニコンダイレクトで売っている例のリアルなタンブラーが届いたという人もいるらしいですよ。
 
気をつけないといけないと感じましたが、みなさんも安いだけで怪しい品物を買わないように気をつけましょうね。
 
 
さて、東金市の飲食店で、撮影した写真を使用したフィルムサインを施工する事になり、私は朝一番から立ち会いで現場にいました。工事は午前中で終わる予定で、もう一件立ち寄る予定がありましたが、その日は時間を作れる状況でした。
 
ですからその日はいろいろ撮影したいと考えていました。しかし東金からさらに足を延ばすことについては、なぜか気が進みませんでした。少し悩んでいたのですが、前回工事中で入れなかった雄蛇ヶ池に行ってみようと思いつきました。
 
予定としては雄蛇ヶ池〜千葉市内の自然公園〜幕張リベンジというものでした。実際には雄蛇ヶ池を離れたところでトラブルが起こってしまい、予定の取引先だけに立ち寄ってそろりと帰ってきたのですが、その話は後編でお話したいと思います。
 
現場で作業が完了したのは午前10時半ごろと、思ったよりも早く終わりましたので、完了報告をして早速移動しました。この日の天気は晴れていましたが、透き通るような青空ではなく少し白味掛かった感じの空でした。
 
雄蛇ヶ池は東金市にある貯水池で、池の外周をグルっと歩ける遊歩道があるようです。距離は3.5キロほどと案内板に書いてありましたが、それを読んだのは戻ってきてからでした。
 
地形に沿ってクネクネと、そして緩やかではありますがアップダウンもあって歩きがいのありそうな道です。相変わらずノープランの行き当たりばったりで歩き始めて撮り始めます。しかし今回はちゃんと三脚も持って歩きました。
 
 
撮影は愛機ニコンD7100、レンズは標準ズームレンズ(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR)、単焦点35mmレンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)と、望遠ズームレンズ(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)を使っていて、撮影時にはWBはオートですがRAW現像の際に変更(ニコン純正CaptureNX-Dを使用)していることがあります。
 
 
雄蛇ヶ池01
18-55mm(22mm), f/10, 1/250, ISO100, シーンモード風景
(RAW現像時:+0.5EV, WB晴天, ピクチャーコントロール風景)
 
RAWエディットの数値は需要ありますかね?面倒になってやらなくなるかも知れませんが今回は載せておきます。
 
最近好きな広角寄りの画像です。池があって森が見えて空も青い、自然をたくさん感じられます。私の他にも歩いている人や釣りをしている人が平日にも関わらずチラホラ見られました。この時には気づいていませんが、あの森の中に入っていくことになります。
 
 
雄蛇ヶ池02
18-55mm(52mm), f/10, 1/200, ISO100, シーンモード風景
(RAW現像時:-0.5EV, WB晴天, ピクチャーコントロールビビッド)
 
画像が小さくて判りづらいかもしれませんが、大好きな水面のキラキラが見られました。
 
 
雄蛇ヶ池03
35mm, f/8, 1/60, ISO100, シーンモード風景
(RAW現像時:+0.5EV, WB曇天5500k, ピクチャーコントロールビビッド)
 
森に入ると木々が茂っていて日陰になっていますが、光が差し込んでいるところが光って美しいです。これは単焦点で撮ります。
 
 
雄蛇ヶ池04
35mm, f/8, 1/60, ISO100, シーンモード風景
(RAW現像時:-0.5EV, WBオート3750k, ピクチャーコントロールビビッド)
 
ジャングル感を出したいと思って撮影しています。日中にもかかわらず暗いのでシャッタースピードが稼げません。
 
 
雄蛇ヶ池05
35mm, f/9, 1/160, ISO100, シーンモード風景
(RAW現像時:-0.5EV, WB晴天, ピクチャーコントロール風景)
 
これまでは山側を撮っていますが、池側を向くとこういった風景も見られます。光と影が面白いコントラストです。
 
 
雄蛇ヶ池06
28-300mm(200mm), f/9, 1/160, ISO100, シーンモード風景
(RAW現像時:+0.3EV, WB晴天5000k, ピクチャーコントロールスタンダード)
 
緑色でも紅葉と書いてもみじです。望遠でギュッと潰して後ろをボカしています。が、角度が悪くてもみじが水平になっちゃいましたw
 
 
雄蛇ヶ池07
28-300mm(28mm), f/7.1, 1/30, ISO100, 絞り優先モード
(RAW現像時:-0.3EV, WB曇天, ピクチャーコントロールスタンダード)
 
森林の雰囲気が出ていると思います。先の木々の隙間がちょっとモヤッているイメージも作ります。左上のナナメった枝が邪魔ですが、そこをトリミングした画像をInstagramに投稿しました。
 
 
雄蛇ヶ池08
28-300mm(28mm), f/7.1, 1/250, ISO100, 絞り優先モード
(RAW現像時:WB曇天, ピクチャーコントロール風景)
 
これもジャングル感を意識しました。まっすぐの枝が伸びている奥行き感も出せたと思います。画像だけ見ていると迷いそうな場所にいるようです。
 
 
雄蛇ヶ池10
28-300mm(38mm), f/8, 1/5, ISO100, マニュアル, 三脚使用
(RAW現像時:-0.3EV, WB曇天5500k, ピクチャーコントロール風景)
 
大好きな水の流れを見つけました。木製の橋の上に三脚を立てて撮影しています。
 
 
雄蛇ヶ池09
28-300mm(38mm), f/16, 3.0, ISO100, マニュアル, 三脚使用
(RAW現像時:-2.0EV, WB曇天5500k, ピクチャーコントロール風景)
 
せっかく三脚を立てたのでスローシャッターでも撮ってみます。水の落ち際に陽が当たって良い感じです。
 
 
雄蛇ヶ池15
35mm, f/3.5, -3.3EV, 1/125, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:WBオート)
 
ここで人が来てしまいまして、小さい橋を占領していた私はすぐに三脚を撤収です。しかし上の写真で見つけた暗い川に光が差し込むところをなんとか撮りたくて、場所を変え、単焦点に付け替えてイメージしてみます。全体を暗くして光のところが目立つように撮りました。
 
 
雄蛇ヶ池16
35mm, f/3.5, -3.3EV, 1/160, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:WBオート)
 
同様のアングルで縦構図です。下の葉っぱが必要かどうかには賛否両論ありそうですが、こちらの方が幻想的な雰囲気が出ていると私は思います。
 
 
雄蛇ヶ池11
35mm, f/1.8, 1/1600, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:-0.5EV, WB晴天4750k, ピクチャーコントロールスタンダード)
 
先ほど撮ったものよりも全体的に暗いシチュエーションで、より緑が輝く感じが出ています。
 
 
雄蛇ヶ池12
35mm, f/1.8, 1/3200, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:+0.5EV, WB晴天5000k, ピクチャーコントロール風景)
 
明るいところに出てきました。最近は花を撮るときに、望遠でマクロ効果を狙った画像が多かったのですが、単焦点の開放で撮ってみました。これは元々こういった花なのですかね?ちょっとくたびれた感じですね。
 
 
雄蛇ヶ池13
35mm, f/4, 1/500, ISO100, 絞り優先オート
(RAW現像時:-0.3EV, WB曇天5500k, ピクチャーコントロール風景)
 
それほど綺麗には見えないかもしれませんが、水際の底に光と影が見えて面白いと思いました。
 
今回は以上です。
 
 
それほどの山ではないのですが、歩いていると結構な山道です。新緑に木漏れ日が当たっている風景は幻想的で美しかったですが、ちゃんと写真で表現できているでしょうか。
 
派手な色の空などを撮るのも良いですが、地味な被写体を撮るのも楽しいです。こういった何気ない風景は、必ずしもテーマを決める必要はないかも知れませんが、イメージする力が養われる気がします。
 
一言で言うと紅葉もいいけど新緑もいいね!っていうことですね。
 
 
次回はこの続きです。宜しければまたお越しください。
 
 
ニコンのAPS-C機には必須、明るい単焦点レンズは光が足りないところでも案外気軽に撮れます。

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