品川で少し撮って、渋谷から六本木までを歩きながら撮ってみたってばよ!(後編)
ドンケ 2013-09-02
売り上げランキング : 121753
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↑このバッグはアメリカDOMKEのカメラバッグF-3Xです。最近、ニコンとのコラボレーションバッグが発売されたのですが、ちょっと実物を見てみたくて、いつものニコンショップ木更津アウトレット店を訪ねました。
ニコン製品だからといって必ずしもアウトレット店に置いてあるとは限りませんが、近所に別の用事があったこともあって立ち寄りました。
そうしましたら店長(注)が私の顔を見るなり「ドンケですか?」と、私が何も言っていないのに話しかけてきて「え?、、、ええ。」と、答えると「やっぱりそうだと思いました。」と、言って奥からゴソゴソと出してきてくれました。
(注:はじめに副店長としてご挨拶を頂いていた人がいつのまにやら店長になっていました)
実物はとても良いと思いましたが、私のニーズと照らし合わせると少し考えてしまうものでした。ですから購入は見送りとなったのですが、入店時に私の考えを見抜かれている方が驚きでした。私って分かり易いんでしょうかね。
参考サイト:Nikon×DOMKE オリジナルショルダーバッグ F-3X モデル| NikonDirect – ニコンダイレクト
結局その時にもカメラの話やらレンズの話をしていたのですが、思えばD7100を買ってからちょうど7ヶ月が過ぎました。D3100を買ってから7ヶ月でD7100を買ったので、自身のサイクルなのかもしれませんが最近新しいカメラが凄く欲しくなっています。
しかし最近クルマを乗り換えたばかりで、それも手(金?)の掛かるヤツですから、裕福ではない私は幸か不幸か当分大物買いは出来ないと思っています。
そういったことから、しばらくは自分に向き合いながらストイックに撮影に集中したいと思います。音楽の時も自動車レースの時もそうでしたけど基本は大事です。センスや感性も当然関わってきますが、やはり練習は裏切りません。
カメラについて、私の場合は最初からこのサイトで公開しちゃっていますから、練習という自覚はとても薄いので隠れて特訓という訳にはいきませんが、意識だけは高く持って次に振り返った時に上達が実感できるくらいにはなりたいところです。
さて前回記事「品川で少し撮って、渋谷から六本木までを歩きながら撮ってみたってばよ!(前篇)」の続きで、後編は西麻布から六本木そして赤坂パートになります。今思えば前後編にしなければ良かったかもです。
撮影は愛機ニコンD7100、レンズは単焦点35mmレンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)と、望遠ズームレンズ(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)を使っていて、撮影時にはWBはオートですがRAW撮影の場合には現像の際に変更していることがあります。
35mm, f/2.2, +0.3EV, 1/2000, ISO100(絞り優先オート)
前回からの続き感溢れるアバン(映画・ドラマ・アニメなどでオープニング前へ挿入される部分)のようですが、このロケーションは良かったです。
35mm, f/1.8, +0.3EV, 1/1600, ISO100(絞り優先オート)
通りすがりの立体駐車場で、フェンスの向こうにピントを合わせて撮ったらどうだろうか、と思いついて撮りました。これはマクロ望遠で撮ると違った効果が出せると思いますが、単焦点で撮ったこの画も結構好きです。
35mm, f/13, +0.3EV, 1/160, ISO100(絞り優先オート)
これの上側にコピースペースを空けた画像を素材サイトに公開していますが、アップ後早いうちからダウンロード数が増えていて、たくさん使って貰っているようで嬉しいです。撮影者としては構図はもちろんですが、右隅のキラリと光った反射を見て頂きたいところです。
28-300mm(100mm), f/9, +0.3EV, 1/250, ISO100(絞り優先オート)
渋谷で撮っていたトンガリビルが目に付いたので望遠にして少しクローズアップしようと試みますが、ファインダーを覗いていたらアップにしてもつまらないと感じたので35mm換算で150mmくらいにしました。信号とタクシーがクッキリし過ぎてしまいました。
28-300mm(32mm), f/9, +0.3EV, 1/200, ISO100(絞り優先オート)
同じ場所で目線を変えると六本木ヒルズの駐車場看板とビルのロゴ体が見えました。
28-300mm(28mm), f/7.1, +0.7EV, 1/125, ISO100(絞り優先オート)
ロゴ入りビルとポップでカラフルなサインです。ここで仕事のために約2時間撮影中断です。
28-300mm(50mm), f/7.1, +0.7EV, 1/125, ISO160(絞り優先オート)
仕事を終えて外にでると、もう青空は見られませんでした。アークヒルズだったかの渡り廊下というか歩道です。手前のスーツ姿の外国人がいるだけでビジネス感が出まくります。
仕事も終わったことで、これからどこに行こうかと考えました。中学生の頃から六本木には足を運んでいましたが、あまり行ったことのないミッドタウンに向けてまずは北上して、その後もう一度南下しようと考えました。まあミッドタウンは赤坂なんですけれどね。そして出来ることならそのまま日が暮れてしまえば曇り空でも問題ない、とまで考えて歩き出しましたが、、、
28-300mm(85mm), f/6.3, 1/250, ISO160(絞り優先オート)
歩道橋の上から六本木通りを撮りました。この通りは首都高速の下を走っているために、あまり興味をそそられる画がイメージできませんでした。
28-300mm(42mm), f/6.3, 1/30, ISO160(絞り優先オート)
ミッドタウンに向かう途中でこんな風景を見ました。これはマンションのエントランスのようでしたがハイセンスですね。しかしブレちゃいました。
28-300mm(70mm), f/7.1, 1/125, ISO160(絞り優先オート)
檜町公園です。緑が多いこともミッドタウンのウリになっていて、公園にはたくさんの人がいました。
28-300mm(35mm), f/7.1, 1/60, ISO160(絞り優先オート)MF
和風庭園の趣です。奥行きがあるオブジェクト群のどこに合わせようかとマニュアル・フォーカスでいろいろやります。この時は水面に合わせたつもりですが、ルノアールのココアよりも甘いですw(このネタ知っている人はいますかね?)
28-300mm(55mm), f/10, 1/40, ISO160(絞り優先オート)
今度は手ブレです。撮れば撮るほどに元々持っていない自信がさらに削られていきます。
28-300mm(100mm), f/10, 1/40, ISO250(絞り優先オート)
これも水の流れにピントを合わせているつもりですが、手ブレも手伝ってボケボケです。
28-300mm(65mm), f/10, 1/100, ISO250(絞り優先オート)
止めておけば良いのにまだやります。これはそれほどブレていないと思いますがピントが甘いです。シングルポイントでフォーカスをロックしてから構図を決めることに慣れているつもりの私ですが、改めて見直すとピントが画のど真ん中に来ていることも多いので、違ったやり方を加える必要もありそうです。
28-300mm(46mm), f/10, 1/80, ISO250(絞り優先オート)MF
これも同様です。やはりこういった場面では三脚が必須だと感じます。これはマニュアル・フォーカスが下手な上に手ぶれ補正の付いていないレンズで撮っているので尚更ですね。
28-300mm(28mm), f/10, 1/125, ISO250(絞り優先オート)
ホテルの裏側から奥行き感のある画像です。青空だったら申し分ないところかも知れませんけど、絵になる風景でした。
28-300mm(42mm), f/10, 1/160, ISO250(絞り優先オート)
整備された美しい芝生の向こうにオブジェが見えます。オブジェの向こう側は中学校なので学生が数人いました。
28-300mm(210mm), f/10, 1/80, ISO250(絞り優先オート)
これは別のオブジェですが、背景の雰囲気も良かったので寄りで撮りました。これもブレてしまいました。210mmで1/80ですから無理もないかもしれません。
28-300mm(28mm), f/4, 1/400, ISO320(絞り優先オート)
公園側から店内に入って、少し歩きまわってから外に出ました。大好きな鉄骨トラスです。
35mm, f/3.5, 1/640, ISO100(絞り優先オート)
光量が足りないのと手ブレを改善させるためにいつもの単焦点35mmレンズに変更です。看板入れてベタな画です。
35mm, f/2.8, 1/320, ISO100(絞り優先オート)
空が見事に白い曇り空です。あえて無機質な雰囲気を意識してみました。
35mm, f/5.6, 1/80, ISO100(絞り優先オート)
六本木通りまで戻ってきました。ビニール傘がシュールですが、このコントラストも悪く無いと思います。
今回は以上です。
朝一に感じていた足の違和感は、檜町公園に向かって歩き始めた頃からはっきりとした痛みに変わっていまして、当初はこのまま飯倉を抜けて芝公園の方まで歩くつもりだったのですがあっさり断念しました。
いつもと違う靴を履いていたのが主要因だと思いますが、途中仕事で2時間くらい歩かなかったのも良くなかったかもしれません。自分としては休憩的な意味で良いかとはじめは考えていましたが、年を取ると、ちょっとの休憩では余計に疲れが出てきてしまうこともあります。
またピントと手ブレの問題が改めて露呈しましたが、考えてみると仕事で扱う写真はほとんどプロが撮影した写真なので、ピンボケ写真など扱ったことはあまりないことに気づきました。
ファッションブランドの仕事で、大好きなカニちゃん(違〜う、察してねw)をはじめとするモデルさんの画像が版元さんから送られてくるとwktkとしたものでしたが、その頃にはまさか自分が写真撮影をすることになるとは考えてもいませんでした。
話が逸れましたが、手ブレとピントはちゃんと考えながら繰り返し撮り続けることが大事だと考えていますので、課題を持って取り組んでいきたいと思います。
次回も宜しければまたお越しください。
ニコン 2012-06-28
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これ1本でOK?!ニッコールの16.6倍の高倍率ズーム、手ブレ補正付きw
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