房総の小江戸、大多喜町を歩きながらのスナップ撮影其の二(大多喜城付近編)

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Instagramを見ていると、みなさんが全国各地から桜や菜の花の写真を投稿してくれていて、私のタイムラインはとても華やかになっています。しかしひねくれ者の私は、そういった花の写真を撮ってはいても投稿しないでハンバーガーやクルマの写真を投稿したりしています。
 
私の住んでいる木更津近辺でも桜は咲いていますが、天候の状況があまり良くないので、ベストと思えるような桜の撮影は今年は難しいかもしれないと感じている今日この頃です。しかし撮影した写真についてはこのサイトでご紹介します。
 
昨年の4月4日朝一番に宅配便を受け取って即充電後、南房総市にクルマを走らせて初撮影に出掛けたのが私のデジイチデビューでしたが、あれから丸一年が経過しました。
 
この一年、自分なりには頑張ってきたつもりですので、カメラまかせのオートで撮り始めた最初の頃に比べると少しは上達しているはずです。まさか始めてからたった半年あまりで新しいカメラを買うほどにハマり込むとは自分でも意外でしたが、これからも自分が気に入る写真を撮るべく頑張りたいと思います。
 
さて今回は、前回記事「房総の小江戸、大多喜町を歩きながらのスナップ撮影其の一(大多喜駅付近編)」の続きで、大多喜城付近での撮影をご紹介します。
 
撮影は愛機ニコンD7100、35mm単焦点レンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)が主ですが、標準ズーム(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR)も使って撮っています。
 
 
 大多喜城01
35mm, f/8, 1/1250, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
そこにあるだけで絵になるお城ですが、PRのぼりや掲示板が入ると気分が少し削がれる気がしたので、なるべく外して撮影しようと思いました。しかし結果的にはところどころ見切れています。
 
 
大多喜城02
35mm, f/2.8, 1/3200, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
日陰なのでISOを上げ気味にしていますが、ISOを上げた写真は素材サイトでは審査で嫌われる傾向にありますね。白壁と梅の花が“和”な感じを醸し出しています。
 
 
大多喜城03
35mm, f/2.2, 1/8000, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
お約束の花の後ろボケです。瓦屋根をどの程度ボカすかがキモですが、ちょっとごちゃごちゃしちゃいました。
 
 
大多喜城04
35mm, f/22, 1/80, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
一転がっちり絞って細部まで詳細に写したい写真です。画面がひび割れてるかのように見える枝の向こうに白い城と青空です。
 
 
大多喜城05
35mm, f/5, 1/2500, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
18-55mmのレンズも持っていましたが、35mmでどう切り取るかにテーマを持って撮影してみました。
 
 
大多喜城06
35mm, f/8, 1/1000, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
横構図です。ワイドな雰囲気を意識しましたが、多分誰が撮っても似たような画になってしまうでしょうね。城って普通に撮ったらそれほどまでに強い被写体ですね。
 
 
大多喜城07
35mm, f/8, 1/250, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
石垣です。変化をつけようかと思いましたが、私の真面目な性格が出ちゃった感じでw
 
 
大多喜城08
18-55mm(18mm), f/9, 1/2500, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
レンズを変えて標準ズームの広角端で撮っています。当たり前ですがどうしても下から見上げる画になります。
 
 
大多喜城09
18-55mm(18mm), f/9, 1/1600, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
忍者でなくてもヒョイッと超えられそうな低い塀です。これは城の上から見た視線を考慮してのものでしょうか。少し向こう側の山も写して山の中感を狙ってみました。
 
 
大多喜城10
18-55mm(18mm), f/9, 1/2500, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
記念写真モードです。18mmだとこの場所ではこれが精一杯の引きです。
 
 
大多喜城11
18-55mm(18mm), f/9, 1/1600, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
この構図、木があったほうが良いか、木がなかったほうが良いか、意見が別れるところかも知れません。でも狙いは奥行き感だったりします。
 
 
大多喜城12
18-55mm(40mm), f/36, 1/200, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
単焦点35mmのつもりで思いっきり絞ってf/22だと勘違いしていて、標準ズームで絞ったらf/36まで絞れていましたの図です。なんかボカしたくなかったんですよね〜。この時は。
 
 
大多喜城13
18-55mm(18mm), f/14, 1/1000, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
敷地内で森のなかに入っちゃうくらいに思いっきり離れて引きで撮りました。
 
 
大多喜城14
18-55mm(24mm), f/9, 1/1250, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
敷地の角奥に、山の中に入って行かれる通路を見つけました。通路に入って撮るとこんな感じです。
 
 
大多喜城15
18-55mm(18mm), f/16, 1/400, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
通路を進んでみると山道でした。あれ?山を降りてますね。城に入れるかも分からないまま城を離れました。
 
 
大多喜城16
18-55mm(18mm), f/22, 1/1600, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
なんか学校の裏手に出ちゃいました。城から降りる際には何も書かれていませんでしたが、ここは入って良い所かは判らなかったです。そそくさと立ち去ろうかと思いながらも振り返ると、良い感じの逆光で城が見えました。
 
 
大多喜城17
18-55mm(18mm), f/22, 1/400, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
最近自分の中で流行っている、逆光でわざと光源を外す構図です。これもうちょっと横からの光であれば城も影にならないように撮れますかね。(私、気になります!)
 
 
大多喜城18
35mm, f/11, 1/80, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
薬医門というのがありました。これはオーバーで失敗写真になってしまいました。ISOをなぜここまで1000にしていたのか今となっては謎です。ここに来る前に立派な大井戸がありましたが、ぐるっとフェンスで囲まれていたので撮影する気にはなりませんでした。後ろに見えるのは大多喜高校の校舎です。
 
 
大多喜城19
35mm, f/2.2, 1/1250, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
感度を上げすぎていたので和の雰囲気が台無しですが、こういった木製の門や扉は好きです。情緒ある雰囲気で撮りたいのですけれどねぇ。
 
 
大多喜城20
35mm, f/13, 1/100, ISO1000(絞り優先オート、WBオート)
 
大多喜町の散策マップにも載っている観光スポットなんですけれど、学校の敷地内という違和感漂いまくりの史跡でした。この門のすぐ下に校門があったりして、城の裏山を降りてきたのを後悔しました。
 
今回はここまでです。
 
このままそそくさと城を離れた私は、このあと「房総の小江戸」を歩きながらいろいろと撮影しました。今回は絞りオートで気分的にラクして撮っている分、パラメーターを見ずに撮影する悪癖が出てしまったようです。
 
マニュアルで撮るときには、完璧ではないにしろいろいろと確認しながら撮る習慣がついてきたつもりでしたが、絞りオートにした途端に絞り以外の設定を気にせずに撮りまくっていました。
 
一年経ってもファインダーを覗くとファインダーの画に集中しすぎる悪い癖がどうも抜けません。
 
ここ数年視力が落ちているにも関わらず裸眼で撮影しているのも関係しているかもしれませんが、小さいディスプレイでポストビューしても細かいところはあまり気にならないので、後でパソコンで確認して落ち込むことが多いです。
 
自分的には、もしフィルムでの現像だったら写真が見られるのは数日後が普通だと思っているので、あまり現場であれやこれやはしていないです。実際によく分かりませんから。
 
後で見て、反省して心に刻んでから次の撮影に臨むようにしていますが、癖や性格はそうそう簡単には変わらないということですね。これの解決には繰り返し撮影しながら経験を積むしかないとしか今のところは思いつきません。
 
それでも目にしたものをたくさん撮影するのが最高に楽しい時間だと感じていますので、写真撮影を趣味にして本当に良かったと思っています。
 
 
次回からこのサイトも2年目に突入します。宜しければまたお越しください。
 
 
 
最近、明るい標準ズームレンズが欲しくなってきました…

by カエレバ

 
 
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