前回記事の「小櫃堰公園で冬の日差しと影を意識した撮影と夕方のアウトレットで月と看板を絡めて撮影」で触れていますが、三脚を使っての撮影をしたかった私は、平日の打ち合わせ後にちょっと無理して大多喜町の養老渓谷にある、房総でも有数の名瀑布と言われる「粟又の滝」に行ってきました。
 
カメラを始めるまでこういったスポットにまったく興味がなかった私は、名前は知っているけれど行くのは初めてということで、いつものことながらまったく勝手が分かりません。
 
さらに最近続いている不運なことがこの日にもあったので、行く前に考えていた通りの撮影ができませんでした。それは“粟又の滝”で一番景観が良いとされている場所、滝の下流正面から見られる場所があるのですが、そこが工事中で立入禁止という(-_-;)
 
工事中の看板が立ってトラロープが張ってあるだけの簡易的なもので、実際には工事などはされてなく、何かあった時の言い訳的な看板にも見えました。
 
実際にそのロープを超えて入っている人も見掛けましたが、私は自分の行動によって誰かに迷惑は掛けられないという思いからロープの向こう側には行きませんでした。
 
カメラ愛好家のマナー違反も結構耳にしていますから、ロープの向こう側に行かないのは当然として。そこで滝の脇の通路で撮ることになるのですが、これがまた私の持っているレンズでは画角が狭いと感じる距離でした。
 
さらに自然の渓流の中、フレームに枯れ枝があまり美しくないと感じる入り方をしてきたり、滝は渓谷ですから基本日陰ですが、上の通路には日が当たっていたために激しい明暗差が出てしまうことがあって難しかったです。
 
今回はそれほど長くはない狭い通路を移動しながら、三脚を立てる場所を探しながらの手持ち撮影です。
 
撮影は愛機ニコンD7100、35mm単焦点レンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)と望遠ズームレンズ(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)で撮っていて、ホワイトバランスはオートです。
 
粟又の滝01
35mm, f/7.1, 1/160, ISO400
 
付近には見所がたくさんあるようで駐車場もそこそこ多いのですが、距離が長いのでどこにクルマを停めればいいのか分からずに進みました。多分いちばん奥の方にあると思われる駐車場に停めて歩いてはじめに見つけたのがここ。
 
 
粟又の滝02
35mm, f/5.6, 1/160, ISO400
 
粟又の滝入口と書かれているので多分ここが入口だと思います。
 
 
粟又の滝03
35mm, f/5.6, 1/160, ISO400
 
近所のホテルに宿泊している観光客が、それほど多くはないですが出入りしていました。
 
 
粟又の滝04
35mm, f/5.6, 1/80, ISO400
 
通路はすれ違うのも気遣うくらいに狭いです。通行の邪魔にならないところに三脚を立てる必要がありそうです。
 
 
粟又の滝05
35mm, f/5.6, 1/200, ISO400
 
なるべく広々とした感じで撮りたいと思っていたのですが、この画角だとこういった見え方になることが多くて、写したい滝は暗いし手前の土手が明るいといった感じになってしまいます。
 
 
粟又の滝06
35mm, f/5.6, 1/200, ISO400
 
私は海も好きですが、海のザッパーン!という波よりも渓流の水の流れのほうが好きかもしれません。しかし明暗差が激しいです。
 
 
粟又の滝07
35mm, f/5.6, 1/400, ISO400
 
引きの画で水のキラキラした感じが出したかったのですが、抑揚が出せずに滝らしくないベタッとした画像になってしまいました。
 
 
粟又の滝08
35mm, f/7.1, 1/250, ISO400
 
水の流れは結構早くてあちらこちらに白波が立っていたり水流で渦ができていたりしていました。
 
 
粟又の滝09
35mm, f/7.1, 1/250, ISO400
 
空を撮るのが好きな人は同じ空はないとよく言いますが、水の流れも見ていて飽きません。
 
 
粟又の滝10
35mm, f/7.1, 1/100, ISO400
 
しかし本音を言うと、まったくピンと来ていませんでしたね。滝も長く、ここぞというアングルからは撮れない。結構なストレスでした。
 
 
粟又の滝11
35mm, f/7.1, 1/100, ISO400
 
見ているだけでなんとなく癒やされる感じはしていても、撮影するとなるとまったく感覚が違います。カメラを持たずにボーっと見ることも時には必要かもしれませんね。
 
 
粟又の滝12
35mm, f/7.1, 1/60, ISO400
 
ISO400でf/7.1でもシャッタースピードが稼げません。逆に言えばスローシャッターには適した状況といえると思います。
 
 
粟又の滝13
35mm, f/7.1, 1/60, ISO400
 
岩の両脇を流れて合流する水の流れが綺麗で撮りたかったのですが、いろいろと写り込んでます。
 
 
粟又の滝14
35mm, f/7.1, 1/60, ISO400
 
高低差のある滝ではありませんが、それでも水が落ちるところは水面の表情が違っていて面白いです。
 
 
粟又の滝15
28-300mm(78mm), f/7.1, 1/125, ISO400
 
画がゴチャゴチャしてしまうので、今度はあえて寄りで撮ってみようと思いました。この水が落ちるところを撮ってみます。
 
 
粟又の滝16
28-300mm(78mm), f/7.1, 1/125, ISO400
 
手前の枯れ枝があまり入らないように少しずつ移動しながら撮ってみます。これなら思い切って寄る方が良いと思えてきました。
 
と、ここで今回はここまでです。
 
 
滝に日が当たっているとまた違ったかもしれませんし手前の土手に日が当たらなければ、それはそれで均一的な露出が得られるかもしれません。何よりも滝の下側に降りられなかったことが残念でした。
 
こういったことは、私はともかく遠くから観光で来る人に対してはあまり良くないことです。それを目玉に観光しているのであれば殊更ですが、千葉の観光地はその辺りの対応がよろしくないと感じることが多い印象です。
 
対応を良くするにはそれなりのお金が掛かりますから一概に批判はできません。それでもアピールすることを止めてはいけません。観光に限らずビジネスの世界では放置はもとより停滞(現状維持)は後退を意味しますから難しいところです。
 
コンテンツビジネスに携わる身としては、カメラを始めたことでこれまでと違った目線で都会や田舎を見る機会が増えたのは良かったことです。
 
 
話が逸れましたが、次回こそは三脚とNDフィルターを使ってのスローシャッターに挑戦した記事をご紹介する予定です。
 
 
宜しければまたお越しください。
 
 

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