小櫃堰公園で冬の日差しと影を意識した撮影と夕方のアウトレットで月と看板を絡めて撮影




昨日久しぶりに友人Tさんに誘われて、彼の運転するトラックに同乗して早朝から夕方まで出掛けていました。目的地は埼玉県南西部でしたが、早めに出発して都内などの気になる場所でのロケハンをしてきました。
 
やはりロケーション撮影に関してはインターネットで情報収集していたとしても、実際に行ってみると印象や勝手が違ったりするので、あまりの遠方であれば何度も行けないところもありますが、可能であれば行ってみると良いと感じます。
 
当然のことながら調査的な意味を持たせた訪問であっても状況が許せば撮影はできます。しかし今回は生憎の雨だったこともあってほとんど撮影できませんでした。
 
ですからこのサイトでご紹介できる写真はまったくと言って良いほどありません。ただ撮影ができなくても次回来るときのために、駐車場や周辺事情を調べたりするのも十分に楽しめたので良い気分転換になりました。
 
昨日行ったそれらの場所での撮影は、このサイトではお馴染みになっている「リベンジ宣言」だけ、まずはしておきたいと思います。
 
 
さて、昨年末から仕事の都合であまり撮影時間を作れていない状況が続いています。そんな事情もあって、移動時間をあまり必要としない場所をネットで探していましたら「小櫃堰公園(おびつぜきこうえん)」というのを見つけました。
 
ここであればクルマで片道10分ほどで行けますので気軽です。その頃届いたばかりの三脚を持って出掛けました。
 
日中ですから三脚がなくても撮影はできると思いますが、夜の撮影でいきなり使うのではなく組み立てや使い勝手、また持ち運びなども体験しておきたかったという理由で持って行きました。
 
行ってみると入口付近で大掛かりな工事をやっていて、最近の運の悪さを実感して嫌な予感もしましたが迂回したらすんなりと入園できました。
 
公園では冬らしい日差しからの影を意識して撮影しました。その後ニコン木更津アウトレット店にリモートコード(レリーズ)を買いに行った際に、駐車場から見えた夕方の月とアウトレットの看板を絡めて撮影しました。
 
撮影は愛機ニコンD7100、35mm単焦点レンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)と望遠ズームレンズ(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)で撮っていて、ホワイトバランスはオートです。(撮影時には気づきませんでしたけど測光モードがスポット測光になっていました)
 
小櫃堰公園01
35mm, f/7.1, 1/200, ISO200
 
午後2時ころでしたが冬の日差しは弱くて角度があり、長く伸びる影が印象的でした。
 
 
小櫃堰公園02
35mm, f/2.8, 1/1250, ISO200
 
コンクリート製(多分)の椅子が目につきました。枯れた芝に伸びる影が強調されるように意識して後ろをボカして撮りました。
 
 
小櫃堰公園03
35mm, f/7.1, 1/8000, ISO200
 
鉄骨下地の木製座面のベンチです。こちらは少し強いコントラストになりました。
 
 
小櫃堰公園04
35mm, f/7.1, 1/400, ISO200
 
冬の日差しの逆光です。眩しいけれど寒い感じが出したいと思いました。
 
 
小櫃堰公園05
35mm, f/7.1, 1/100, ISO100
 
少しコントラストを強めにして、はしごのような影を強調しました。
 
 
小櫃堰公園06
35mm, f/9, 1/125, ISO100
 
青い空に青い鉄骨のアーチが強いインパクトを放っていました。配管の中が水かどうかは不明ですが水管橋です。青空に青のペイントが良い感じでしたので、ここに少し居座って撮影することにしました。
 
 
小櫃堰公園07
35mm, f/11, 1/250, ISO100
 
奥行き感を意識してフレーミングしました。青の階調が美しいです。
 
 
小櫃堰公園08
35mm, f/11, 1/500, ISO400
 
光と影です。無理をしなくても真下に入れるのでこういったアングルもラクにできます。
 
 
小櫃堰公園09
28-300mm(300mm), f/11, 1/500, ISO400(三脚使用)
 
ここで三脚を組み立ててみました。手ブレ補正機能が付いていないズームレンズの手ブレ防止と三脚のテストの意味で使用しました。三脚は何も迷うことなくスムーズに組み立てて使用することができました。
 
 
小櫃堰公園10
28-300mm(300mm), f/8, 1/250, ISO100(三脚使用)
 
上の写真で波が明るすぎたと感じたのでISOを下げました。スポット測光のせいかこれでも明るいと感じます。
 
 
小櫃堰公園11
28-300mm(30mm), f/8, 1/640, ISO400
 
これまで下に雑草などが入り込んでいたために、下がスッキリと撮れるポイントから撮りました。
 
 
小櫃堰公園12
28-300mm(300mm), f/8, 1/80, ISO100
 
これも光と影を意識してメンテナンスデッキを下から狙ったものですが、もう少し寄りたかったところでした。
 
 
小櫃堰公園13
28-300mm(110mm), f/8, 1/320, ISO100
 
木の枝にフォーカスして後ろに見える川と町並みをボカしました。枝と背景がごちゃごちゃしてしまったので失敗ですw
 
 
小櫃堰公園14
28-300mm(65mm), f/9, 1/125, ISO100
 
芝の歩道と木々です。ちょっと狙いが定まらずに難しかったです。
 
 
小櫃堰公園15
28-300mm(185mm), f/9, 1/125, ISO100
 
園内ではゲートボールが行われていました。いろいろな狙いでフラッグを撮りました。これは影なしの縦構図です。
 
 
小櫃堰公園16
28-300mm(78mm), f/9, 1/400, ISO100
 
これはフラッグと伸びる影を横構図で撮りました。特に意図はしていませんが、これは背景もきっちり写っています。
 
 
小櫃堰公園17
28-300mm(300mm), f/9, 1/400, ISO100
 
背景が少しゴチャゴチャしていますがボールがあったほうが好きですね。
 
と、ここで移動して「ニコン木更津アウトレット店」に行きました。店内でスタッフといろいろと話をしていたのですが、そのスタッフに小櫃堰公園で撮影してきたと話したら、「あの難しい漢字の公園ですよね。ウチ、近所ですよ」とのことで、ちょっとした驚きでした。
 
「カメラに興味を持つ知人を連れてくるのでよろしく!」と言うのが一番の目的だったのですが、レンズのことを教わったり新製品について伺ったりして、ついでにリモートコードを買ってきました。
 
帰ろうと駐車場に行ったら月が結構綺麗に見えたので、アウトレットにあるサインと絡めて撮影してみました。
 
 
アウトレット夕月01
28-300mm(70mm), f/9, 1/400, ISO100
 
強風に煽られ続けてくたびれた感じの木が残念ですが、良い感じのコントラストです。
 
 
アウトレット夕月02
28-300mm(70mm), f/9, 1/200, ISO100
 
少し近づいてみました。
 
 
アウトレット夕月03
28-300mm(32mm), f/9, 1/200, ISO100
 
今度は強いインパクトで印象的なチャンネルサインも加えてみました。ちょっと月が小さく目立たなくなってしまいました。
 
 
アウトレット夕月04
28-300mm(78mm), f/9, 1/200, ISO100
 
改めて近づいて、今度は右の木と壁面サインと月です。特にコメントはありません。
 
 
アウトレット夕月05
28-300mm(70mm), f/9, 1/200, ISO100
 
最後は縦構図でポップな色合いのサインと月ですが、クルマのルーフが中途半端に入ってしまったのが残念です。撮影者としてはこの写真の主役は月でも看板でもなくて防火水槽の赤い標識なんです。
 
引くか寄るかずらせば良いと思われるかもしれませんが、自分的には月の位置や防火水槽の柱の長さなど譲れない構図でした。そういうことで結構気に入っています。
 
今回の写真は以上です。
 
 
測光モードがいつのまにやら変わってしまっていたために、まったく意識しないまま撮っていて気づきませんでした。今回の撮影ではあまり大差ないかも知れませんが、ちょっとした気になるところもあったので反省しています。
 
三脚はとても使いやすくて夜の使用でも問題はなさそうです。ただちょっと前に買ったNDフィルターも合わせて、ちゃんと使ってみたいところです。
 
昼間のスローシャッターといえば流れる水を撮るのが代表的かと思いますが、リモートコードも買ってバルブ撮影もできるようになったので、とにかく試してみたい気持ちが強くなりました。
 
 
そういうわけで次回は、三脚とNDフィルターを使ってのスローシャッターに挑戦した記事をご紹介する予定です。宜しければまたお越しください。
 
 

by カエレバ

 
 
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