自宅のMacの壁紙を自分が撮った写真にしてみた話 & 近所をクルマで流しながら春を撮ってみた(2)


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自宅のMacの壁紙を自分が撮った写真にしてみた話

 
みなさんは自分で撮影した写真をどれくらいの時間見ていますか? プリントしたものでもディスプレイに表示したものでもよいですが、長時間見ている人はどれくらいいるのでしょうか。
 
私はこれまでその写真に対して何かの用事がない限り、このサイトに使う用とかインスタ用とかを、現像する前に選別して捨てる画は即削除、使用する画は現像して使用する媒体用に調整して保存します。
 
何かの用事とは、プリントして誰かに見せるとか、仕事で使うなどということがあった場合ですが、それでも数十分とか見ることはほとんどありません。ですからこのサイト用やインスタ用などは、さらに見る時間は短くて1分も見ていません。
 
しかし、いつだったのかははっきり覚えていませんが、今年のはじめの頃に、それまでアニメ関係の画にしていたMacの壁紙を、自分が撮った写真に変更しました。
 
私が使っているMacは、1台のディスプレイに普段使いのネット用、デザイン用、音楽用、そしてファイルサーバー用と、4台のMacを繋いでいるのですが、そのうち3台のMacの壁紙を自分が撮った写真にしました。
 
そのキッカケは、仕事先で知り合った女性に自分が撮った写真を見せる機会があった時に「パソコンにはじめから用意されている壁紙みたい」と言われたからです。それは褒められていると勝手に解釈しました。
 
その後すぐにと言うわけではありませんでしたが、試しにちょっと壁紙にしてみよう。。。という気持ちで最初はMacBookの壁紙を設定して、その後1台ずつ増えていった感じです。
 
Macの壁紙は、ファイルのフォルダーや画像を指定するやり方と、純正の写真アプリのアルバムを共有する方法があり、3台とも違う設定をしています。そして表示時間も、5秒、1分、5分、15分、30分、1時間、毎日と、画像を変更できる機能があります。
 
アニメ画の頃は15分に設定していたので、最初は自分が撮った写真も15分にしていたのですが、ある時もう少し同じ写真を長く見ていたくなって、今は1時間に設定しています。
 

 
作業中はあまり写真の全容は見れませんが、休憩などのちょっとしたタイミングで数分なんですが、写真をボーッと見る時間を作るようにしたら、案外といろいろな気づきがありました。
 
私のディスプレイはフルHD(1920×1080)なので、4Kなどの高画質ではありませんが、写真の細部までよく見るようになって、カメラの性能とかレンズの描写感などが、見えるようになってきました。
 
それによって、例えば「朝日を浴びているサーファーの横の人影を消したら良いかも」とか「この空の鳥を消したら・・・」など“作品”として取り組みたい気持ちになったりしています。
 
プリンターも買ったことだし(実は買ってからプライベートでは試しプリント以外使っていないw)、作品を作ってプリントしたら良いかも知れない。なんて考え始めました。
 
作品作りでなくても、自分が撮った写真をいつもよりも長時間見ると、何らかの発見や気分転換になると感じました。
 
 

近所をクルマで流しながら春を撮ってみた(2)

 
SNSをキッカケにして無計画に走りながら春を感じてみようと考えて撮影した画像をご紹介する2回目で最終回です。
 
前回記事では、いつもの桜スポットまで来ました。今回はその続きからはじまって、さらに山の方に向かって走りました。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)、標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2022を使用しています。
 
 
春を撮る24
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
前回に引き続き桜の花をアップで撮りました。こういったシチュエーションの撮影では、望遠レンズのほうが慣れているのもあるかと思いますが、私は使いやすいです。
 
 
春を撮る25
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
定番系ですが、ブワッと大きく花が広がって見える桜の木も良いですが、こういった桜のほうが好きだったりします。
 
 
春を撮る26
D810, 24-70mm(24mm), f/10, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
ここでレンズを24-70mmに戻して広めの画を撮りました。空が綺麗でした。
 
 
春を撮る27
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/4000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
ちょっと寄りきれない感はありましたが、開放で上に見える枝を撮りました。
 
 
春を撮る28
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/2500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
クルマからの目線で道路の両脇に咲いている桜を撮りました。
 
 
春を撮る29
D810, 24-70mm(70mm), f/10, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
絞って上を撮ったら陰ってしまいました。
 
 
春を撮る30
D810, 24-70mm(24mm), f/10, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
セッティングは変えずに少し明るさを意識して撮影ポイントを探しました。
 
 
春を撮る31
D810, 24-70mm(24mm), f/10, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
このくらいのアングルのほうが桜らしさを感じる気がします。
 
 
春を撮る32
D810, 24-70mm(42mm), f/10, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
田んぼの畦道の土手の部分が緑になって春らしさを感じました。個人的には桜よりもこちらのほうが好きだったりします。
 
 
春を撮る33
D810, 24-70mm(24mm), f/10, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
陽気が気持ちが良く感じたので角度を変えても撮ります。
 
 
春を撮る35
D810, 24-70mm(70mm), f/10, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
通りがかった角地の小さな三角地帯に黄色いたんぽぽが咲いていました。なんか色々と試して撮ってみたくなりました。
 
 
春を撮る36
D810, 24-70mm(70mm), f/10, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
現地ではもうちょっと花が多く咲いていたイメージがありましたが、記憶していたよりも茶色い成分が多かったようです。良くも悪くも真実を写す“写真”でした。
 
 
春を撮る37
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
上の2枚はシャープに撮っていたので、一転して淡く柔らかい画を意識して開放で撮ってみました。周辺の光量落ちが目立っています。
 
 
春を撮る38
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
背景をなしにして花畑感を高める意図で構図を作りました。全体的に貧相な画で光量落ちばかりが目立ってしまいました。
 
 
春を撮る39
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/3200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
気を取り直して進みます。道端には桜の木が、、、
 
 
春を撮る40
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
桜がきれいな道です。
 
 
春を撮る41
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
多少の茶色は見えますが山も緑が多くなって春らしい風景です。
 
 
春を撮る42
D810, 24-70mm(48mm), f/2.8, 1/4000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
開放なので木々のディテールがボケてしまっていますが空の感じは良いです。
 
 
春を撮る43
D810, 24-70mm(48mm), f/2.8, 1/5000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
これも開放でしたが、もうちょっと絞ったほうが良かったと思います。しかしこの何気ないカーブとアンジュレーションがたまりません。
 
 
春を撮る44
D810, 24-70mm(24mm), f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
ウロウロしてきたこの日の終点、九十九谷公園に来ました。甘い感じにしたくてf/4で撮りました。
 
 
春を撮る45
D810, 24-70mm(24mm), f/10, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
今度はいつもどおりに絞って、さらに手すりをフレームに入れずに撮りました。
 
今回は以上です。
 
 
いつもこのサイトでご紹介するロケーション撮影した画像は、リアル時間軸から数えて数週間から時には数ヶ月も経ってしまうことがあります。見ていてあまり気にならない風景なら兎も角、やはり桜は気になります。
 
このサイトもアーカイブとして考えれば、季節が外れてもSNSほどは気にならないのですが、それでも季節のズレは少ないに越したことはありません。ただ今の更新ペースと撮影ペースを考えると致し方無いとも思います。
 
そういう訳でいつも季節ネタはそれなりに計算しているつもりでしたし、今回もそうだったんですが軽くGWを過ぎてしまいました。季節感は町並みの風景や樹木の色などで気付かされる事が多いですが、人の服装でも判ります。
 
詳しい人であれば雲の形などでも判るかも知れませんが、一般的にはダウンジャケットや半袖シャツ、また残雪や桜などは分かりやすいですね。桜に限らず花は季節を表す象徴でもあります。
 
花はカメラを始めてから撮るようになりましたが、カメラを始めていなければ気にも掛けなかったところです。しかし撮り始めてみると面白い被写体だと思います。引きで撮っても寄りで撮っても撮り甲斐があります。
 
被写界深度が浅い写真をよく見かけますが、どこにフォーカスしているのかなど、他の人が撮った画もそれなりに気になります。今回も標準ズーム、中望遠の単焦点、望遠ズームと使いましたが、マクロでも撮り甲斐がある被写体だと思います。
 
マクロレンズは今回も使いませんでしたが、花を撮る時には必ず頭をよぎります。ニコン純正のFマウントレンズではDX用のマクロレンズしか現行モデルは出ていませんので、どこかのショップの新品在庫か、中古の選択肢になります。
 
個人的にはナノクリ搭載の(AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED)にはとても興味があるので、カメラ店の中古コーナーでも思わず探してしまいます。
 
マクロレンズは望遠寄りの画角のほうが人気があるので、ニッコールで言うと(AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED)が良いという人もいます。一般的にはタムキュー(SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD)が大人気ですがこちらも完了商品のようで。
 
タムキューは借り物の旧型がありますが、とてもパキッとした画を残してくれます。色乗りやシャープネスなど好みは人それぞれですが、神レンズと言われて借りました。さすがに神とまでは思えませんでしたが良いレンズだと思います。
 
ロケ地や道具のチョイスも含めて奥が深いと感じる花撮影でした。
 
 
次回は久しぶりの都内、新宿に行った際に撮った画像をご紹介するシリーズがスタートします。宜しければまたお越しください。
 
 

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