AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRを1回目に使った感想 & 久しぶりに東京駅付近を歩きながら(6)



ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR【納期約2ヶ月】|カメラのキタムラネットショップ


 

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRを1回目に使った感想

 
24-70mm02
購入、到着時に撮った写真の使いまわしです。
 
昨年末に中古で購入したニコンの大三元標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を、早速到着翌日にアクアライン高速バスで東京駅に行って、八重洲口〜丸の内〜丸の内仲通り〜銀座を歩いて撮りました。
 
リアル世界線ではすでに3月なので、購入してから丸2ヶ月も経ってしまったことになります。ただ、コロナ禍によるまん延防止等重点措置が適用されてしまったのと仕事の都合で、年が明けてから1度だけ市内で撮影しただけです。
 
3月になって昨年末の撮影画像をご紹介しているのはこのサイトらしいとも思いますが、今回、東京駅〜銀座付近を歩きながらの撮影で使用した(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)以下(24-70mm)の感想を書き留めておこうと思います。
 
まあ感想と言っても、これまで5回にわたってご覧いただいてきた今回の撮影画像を見ていただければわかると思いますし、ニコンダイレクトで284,625円(税込)という、高価なレンズですから画質は良くて当たり前、と思われるフシもあると思います。
 
ですから私が個人的に買いか否かを、あくまで独断と偏見に基づいてお伝えしたいと思います。そして24-70mmの購入前までずっと使用していた(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)以下(24-120mm)との比較も合わせてお伝えしようと思います。
 
24-70mm04
これも上の写真同様使いまわしです。(左:24-70mm、右:24-120mm)
 
まずは24-70mmの気に入ったところを私が感じた順に言うと、広角時の歪みが24-120mmに比べて断然少ない。ヌケ感がすごく良い。色乗りがナチュラルで癖が少ない。f/2.8通しの大口径レンズでヌケが良いことから、夜景撮影時のISO感が抑えられる。(←これはただの感覚です)重くて大きいがカメラに装着した際のバランスは悪くない。オートフォーカスが速い。など。
 
私が24-70mmの残念に思ったところは、大きくて重いのでバッグの購入を検討し始める程度には持ち運びが大変。高価。24-120mmと比べて70〜120mmの画角がない。デカイ重い(大事なことなので2回言いましたw)
 
画角については案外大切だと感じますが、無かったら無いなりに撮るしか無いですね。デカくて重いのは、撮影時にはそれほど気になりませんが、撮影以外で持ち歩くのが大変です。
 
24-120mmは小三元と言われるf/4通しのレンズなので、ニコンダイレクトで158,400円(税込)とそれなりに高価なレンズです。しかし24-70mmと比べてしまうと、まったく歯が立たないと言わざるを得ません。
 
24-70mmを使ってしまったら、ちょっとこれまでの標準ズームレンズには戻れないくらいのクオリティの差を感じました。ただ24-120mmについては、前述した70〜120mmの画角で使うことがあるかも知れないので、今のところ手放す気はありません。
 
あと、中古で購入したのでその辺りをちょっとお話しておくと、買う前にはちょっと抵抗があった中古でしたが、“美品”を選んだのでレンズは文句のつけようがないものでした。ただ付属品の欠品がいくつかあったので、これから中古を購入するという人で、付属品が気になる人は注意された方が良いと思います。
 
今回、大三元レンズの実力を体感してしまったので、超広角や望遠のズームレンズも大三元で揃えたくなってきました。私の頭にその選択を重要視させる程度には良いレンズです。って言いますか、超おすすめレンズだと言わせてください。
 
そして最近、カメラに取り付ける系のグッズを買いました。ここのところ撮影に出掛けていないのでまだ使っていませんが、ハマれば便利だと思いますので近々ご紹介します。
 
 

久しぶりに東京駅付近を歩きながら(6)

 
年末に標準ズームレンズの(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を中古で買いました。そしてレンズが手元に届いた翌日に、早速東京駅付近を歩いて撮影してきた画像をご紹介する6回目で最終回です。
 
f/2.8通しの大三元レンズということで、夕方から夜にかけての、あまり光が多くない状況で使ってみようと考えてスタートしました。前回は、人もクルマも多く賑やかな目抜き通りを中心に撮りました。
 
今回は、銀座から東京駅に向かって歩きながらの撮影になります。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2022を使用しています。
 
 
東京駅〜銀座101
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO4500, 撮影モード絞り優先オート
 
銀座でも、目抜き通りを外れると暗めのところもあります。こういったスポットではISO感が上がってノイズも乗ってきます。
 
 
東京駅〜銀座102
D810, 24-70mm(38mm), f/2.8, 1/40, ISO4500, 撮影モード絞り優先オート
 
椅子やテーブルが見えたのですが、工事用らしいカラーコーンもある店舗でした。これから内装工事が始まる感じでしたが、いろいろな場所にそれぞれの光と影が見られて、地味ですが、この日一番心が踊った1枚です。
 
 
東京駅〜銀座103
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO1600, 撮影モード絞り優先オート
 
赤い外装と木製ステップが印象的で撮りました。営業していないお店を撮りましたが、ISO感はギリ実用レベルです。
 
 
東京駅〜銀座104
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO1600, 撮影モード絞り優先オート
 
丸の内仲通りのイルミネーションを撮りに来ましたが、夜景は撮れませんでした。と思ったらチョイ地味でしたが、並木通りでもイルミネーションをやっていました。
 
 
東京駅〜銀座105
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO2800, 撮影モード絞り優先オート
 
縦構図にして撮影アングルを少し上に向けたらISO感が上がって派手な画になりました。色温度も変わりましたね。
 
 
東京駅〜銀座106
D810, 24-70mm(32mm), f/2.8, 1/30, ISO800, 撮影モード絞り優先オート
 
有楽町駅が見える位置ですが、ここは結構暗くて少し光が足りないです。といいますか、なんならISO感をもう少し上げてもええんやで。ってな感じです。
 
 
東京駅〜銀座107
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO1100, 撮影モード絞り優先オート
 
ガード下です。鉄骨に反射する光も好きです。
 
 
東京駅〜銀座108
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO5000, 撮影モード絞り優先オート
 
ヌケが良いレンズを使っているので、道路とビルと空に雲まで撮ってみました。雲も道路もリアルに撮れました。
 
 
東京駅〜銀座109
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO1250, 撮影モード絞り優先オート
 
で、大好きな都会の交差点です。道路のペイントも多様で面白いです。
 
 
東京駅〜銀座110
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO5000, 撮影モード絞り優先オート
 
ステンレスのフェンスの輝きと、その向こうに見える歩行者に興味を引かれて撮りました。
 
 
東京駅〜銀座111
D810, 24-70mm(32mm), f/2.8, 1/30, ISO900, 撮影モード絞り優先オート
 
東京駅が見えてきて明るくなってきました。ここにもイルミネーションがありました。
 
 
東京駅〜銀座112
D810, 24-70mm(40mm), f/2.8, 1/40, ISO640, 撮影モード絞り優先オート
 
東京駅に近づいてタクシーが通過、ブレにスピード感があります。
 
 
東京駅〜銀座113
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO640, 撮影モード絞り優先オート
 
横断歩道が目立つ画になりました。最初はこのまま渡らずにバスのりばに行こうと思っていたんですが、イルミネーションに引かれて横断歩道を渡ります。
 
 
東京駅〜銀座114
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO720, 撮影モード絞り優先オート
 
釣られて見に来たイルミネーションを撮ってみます。イルミネーションはフォーカスポイントに迷います。
 
 
東京駅〜銀座115
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
 
これは迷わずに手前にフォーカスしました。中望遠で手前にフォーカスすると奥がとてもボケます。
 
 
東京駅〜銀座116
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO1400, 撮影モード絞り優先オート
 
これも奥ボケ画です。木の肌をリアルに撮りたくなりました。
 
 
東京駅〜銀座117
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO800, 撮影モード絞り優先オート
 
イルミネーションを撮ったのでまた横断歩道を渡って反対側に行きます。
 
 
東京駅〜銀座118
D810, 24-70mm(32mm), f/2.8, 1/30, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
 
横断中に足を止めて撮りました。
 
 
東京駅〜銀座119
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO720, 撮影モード絞り優先オート
 
自分的には上下バランスが悪い画になったと思います。後で見てみると、向こうにあるイルミネーションを主役にして撮っていたと判明しました。
 
今回は以上です。
 
 
やはり都会の街歩き撮影は楽しいです。昼の撮影も楽しいんですが夜の撮影も楽しめます。今回は良いレンズを使ったので、ISO感も抑えられた撮影が出来た気がします。
 
上でも書きましたが、いつも夜景を撮るときよりもISO感が抑えられた気がしました。まあ銀座が明るいとか、以前夜の銀座で撮ったときにはD3100でしたし、自分も初心者だったので撮影結果は今とは違います。
 
それでも肌感が違うというか、D810でこれまで夜景を撮ってきたときと比べても、ISO感の上がり方とかノイズの量が違うと現像時に感じました。
 
自分の勝手な憶測も入っていますが、光学的に優れていたらセッティングが変わってくるのは道理で、ガラスの質が良い大口径レンズの場合に、それが顕著に出てくるのではないかと思います。
 
理屈は分かりませんが、実際に使っている肌感というのはかなり大事だと思っているので、引き続きこの感覚を持って撮影していきます。
 
問題は持ち歩きですが、、、三脚さえも持って行くのが面倒だと思ってしまいがちな私ですから、特にクルマ移動でない場合は悩ましいところです。
 
それでもなんとかして使いたいと思えるレンズです。今回は都会を撮りましたが海や山でも使いたいので、コロナ禍次第なところはありますが、遠征の予定を立てたいです。
 
 
次回は、年明け早々降った雪が残っていないかと木更津市内の矢那川ダムで、またまた(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)縛りで撮影した画をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 


ニコン AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR【納期約1ヶ月】|カメラのキタムラネットショップ


 
 
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