コシナさんから毎年恒例の・・・しかし・・・ & 花はまだ咲いていなかった佐久間ダム(3)
コシナ フォクトレンダー ULTRON 40mm F2 Aspherical SL II S シルバーリム|カメラのキタムラネットショップ
コシナさんから毎年恒例の・・・しかし・・・
3月、4月と、週末の天気が優れず、なかなか撮影が出来ない日々が続いています。先週末、週初めからずっと天気予報は土日ともに晴れだったので、日曜日にJリーグの試合があったため、土曜日に朝から撮影に行こうと計画を立てていました。
しかし、土曜日は朝から昼過ぎまで雨が結構強く降っていて、現場に行ってみたらわからないけれど、その前に心が折れて断念しました。前日の夜から仕事をしていたので睡眠を優先しました。
最近は撮影するのにちょっと苦労していますが、撮り溜めできる循環ができるまでは気が休まりません。結局、今週もまともな撮影が出来ず仕舞いでまた次週に持ち越してしまいました。
でもそれでも諦めきれずに土曜日の夕方、日没時刻は過ぎていましたが、歩いていけるくらいの近所の海沿いの公園で少しだけ撮りました。出掛けに家のポストにコシナからの封書が届いていました。
帰宅後に、コシナさんからの封書を開けてみたら、あらびっくり(ってほどではありませんでしたが)いつものフォクトレンダーのカタログと粗品が入っていましたが、カール・ツァイスレンズのカタログは同封されていませんでした。
4月1日からカール・ツァイス社は、ケンコー・トキナー社とサイトロン社との販売および修理サービスの業務提携を開始しましたが、そういったことも関係あるんでしょうか、それとも2021年ラインナップに変更はないということでしょうか。
正直、今はネットで全て見たり調べたり出来るので、個人的に紙のカタログはあまり必要ではありませんが、毎年送ってくれていたものが来なくなると少し寂しかったりしますね。実際、カール・ツァイスレンズも2本しか持っていませんので、上客というわけではありませんしねw
そしてカタログに同封された粗品も今年はこれまでの“クリーニングクロス”と違って“エコバッグ”になりました。フォクトレンダーにも興味がないわけではありませんし、価格もお安いのでなんとなく使ってみたい気もします。
こんなプリントのエコバッグです(iPhoneで撮影)
花はまだ咲いていなかった佐久間ダム(3)
3月の中旬になった辺りで、そろそろ花が見られるかな、と思って早朝に鋸南町にある「佐久間ダム」に行って撮影した3回目です。
前回記事では、数少ないけれど咲いていたスイレンを撮ったり展望広場に上って撮りました。
今回は展望広場からの撮影の続きと、駐車場へ戻る帰り道で撮った風景です。これまでのダムと空と、斜面と逆光を意識した写真を撮りました。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2021を使用しています。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
前回記事の最後の画像からの続きで、看板も写っていますが、シャドーを強めにしてディテールを目立たなくして空を広く撮りました。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/40, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
展望広場から降りようとします。いくつかの道があるので、足を滑らせない、泥濘んでいない道はどれかと迷っていましたが、先のことはわかりません。なので一番距離が短いと思われる道を選ぶことにしました。
D810, 24-120mm(40mm), f/9, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
同じような風景です。この日、これまで何度も同じような風景を撮ってきましたが、飽きるということはありませんでした。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
階段を少し下ったところで振り返って撮ります。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
水面に映るリフレクションがとても良く見えますが、水が茶色に見えるのであまり美しくは感じません。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
ザワザワした雰囲気の山に朝日が差し込むの図です。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
少し下も入れて撮ってみます。上の画だと分かりづらいところがありますが、ちょっとした構図の変更で風景がわかりやすくなりますね。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/40, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
派手ではないんですが、この斜面に魅力を感じて、なんとか表現してみたいと思います。でもそのまんまでしかありませんでした。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/60, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
アングルを変えてみたらなんとなく牧場のようにも見える雰囲気の画になりました。
D810, 24-120mm(32mm), f/9, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
ダムに目を向けると、結構降りてきた感じがあります。朝日がたくさん当たって、土の色がより印象的になりました。
D810, 24-120mm(75mm), f/9, 1/50, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
もう一度斜面に目を戻して再チャレンジです。やっぱり逆光を使っちゃいましたw 一気にドラマチックになりますね。
D810, 24-120mm(75mm), f/9, 1/50, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
上と同じような画ですが、光の筋がマゼンダ掛かっています。こちらのほうが派手ですが、私は緑が多い上の画のほうが好きですね。
D810, 24-120mm(31mm), f/9, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
またまた青空に枯れ木のシルエットです。最近はこんな画ばかりを撮っています。さて、どうしましょうかね。。。
D810, 24-120mm(38mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
行きでも撮った水路を帰りも撮ります。太陽の高さが変わるので見え方も違いますね。
D810, 24-120mm(40mm), f/11, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
これまでよりも少し絞りましたら雲のディテールがまた少しリアルになりました。
D810, 24-120mm(55mm), f/9, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
それでも上の画では絞り過ぎと判断したので、またf/9に戻しました。少しだけ寄って撮りました。
D810, 24-120mm(86mm), f/9, 1/50, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
水面に良い感じのリフレクションが映っていました。しかし先述しましたが、水が茶色なので一般的には美しくない画です。私はというと、嫌いじゃありません。
D810, 24-120mm(48mm), f/9, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
見ないで飛ばされるかもしれないような似たような画ですが、結構シャープに写っています。
D810, 24-120mm(24mm), f/13, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
こういった画も行きのときに撮っていますが、これも太陽の高さが違うというだけの画で、先程よりもアンダーです。
D810, 24-120mm(32mm), f/9, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
橋の上からの撮影で、水面のリフレクションを意識しながらちょっと試してみます。
D810, 24-120mm(44mm), f/9, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
寄ってみました。リアル空の面積が極端に少なくなりました。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
思い切り引いて縦構図にしました。リフレクションも含めて空が広く見えるのは良いですが、歩道や山が目立たなくなりました。これは狙いによって使い分けたいところです。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
もう一度橋を入れて、今度は縦構図で撮りました。やはり空とリフレクションにはこれのほうが効果的に感じます。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
駐車場に戻ってきました。最後に大峯山暁観音を撮って終了です。
今回は以上です。
佐久間ダム、それほど期待していたわけではありませんでしたが、到着したときからどうにもならないある種の絶望感みたいなものを感じました。ここにも良い時季に来ていれば違うんだろうと思います。
ただ、展望デッキを多く作ったり、展望広場への導線やオブジェなど、町が力を入れて作っているのが感じられました。こういったものは、お金をかけても力を入れても、多くの人が訪れる保証はありません。
ちょっと見どころを探すのに苦慮しましたが、実は私にとっては空と水、そして山と草木に太陽の光があれば、どこででも楽しく撮影できると気づきました。
撮影って時間と場所がぴったりと揃って、初めて良いと感じるシーンに出会えるのだと思います。それはスポーツでも風景でも、ロケーション撮影に関してはタイミングが重要です。
タイミングが重要なのはスタジオでの撮影でも同じだと思いますが、やり直しが効かない自然とか偶然とかはなおさらなのだと感じますが、実は、いつどんな時を切り取っても良いと感じる画を残すことが必要なんだとも感じます。
それがスナップ撮影のキモですかね。偉そうなことは言えませんが、想像していたのと違うロケーションや、アテが外れた撮影になってしまっても、それなりに表現する感性を身に着けていきたいと思います。
実際、佐久間ダムでも、ここまでの枚数は必要ないと思いますし、自分もまだまだですが、今の時点ではそれなりに表現できた気がします。佐久間ダム、また行こうと思います。
次回は、市原市の山で見かけた桜などを撮った画像を、枚数は少なくなりますが、ご紹介したいと思います。宜しければまたお越しください。
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