SNSから感じる影響力がある人と被写体の強さ & 年を越してしまったけど2018シーズン最終節 埼スタ FC東京戦(1)

生田絵梨花写真集 インターミッション

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このサイトに訪れてくださるみなさんは、きっとほとんどの人が何かしらのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をやっていると思います。SNSには多くのメディアがあって、それぞれに特徴があります。
 
有名なところでは、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、Youtubeなどですが、写真やイラストに特化したSNSも以前からありますし、最近ではTikTokも人気が沸騰しました。
 
あくまで個人的な話ですけど、私はFacebookとLINEを好んではやりません。というかどちらかというと嫌いです。それは主にセキュリティに難があると思っているからで、特にLINEの怪しさったら恐ろしいほどです。
 
繰り返しますけど、あくまでこれは個人的な見解ですのであしからず。。。ということですから、私の場合メインがTwitterで、1日に1、2度覗く程度というのがInstagramです。
 
SNSで公開されいている写真を見てみると、いろいろな人がそれぞれのスタンスで写真を上げています。本気で写真に取り組んでいるような人もいれば、ネタ系の人やビジネス系、または自慢や自己の承認欲求のために上げている人もいます。
 
Facebookで一時期流行った“リア充”アピールの画像ばかりを載せていた人は、ある日を境に“ダサい人”にされていきました。流行語にもなった“インスタ映え”という傾向も、同じように言われ始めて下火になってきているのを実感しています。
 
そんなSNSでは、撮影機材や技術、また写真の質は関係なく、強い被写体からは魅力を感じやすく、影響力のある人が、例えばスマホで地面を撮ってもバズる。ということが起きます。
 
強い被写体には空、海はもとより富士山やスカイツリー、千本鳥居とか都会の夜景なども強いと思います。影響力のある人とは芸能人や有名人で、インフルエンサーという言葉は好きではないですけど、芸能人でなくても発信力を持った人だと思います。
 
そういった人は何も考えずに、ただ撮って上げれば受け入れられます。素直にそれってすごいな、と思います。私はこういった人になりたくはないですけど、何をしても喜ばれるって羨ましいのも反面、それが逆転することを想像したら怖くもあります。
 
SNSでは上質な写真が必ずしも見ている人に好かれるとは限らず、興味がある人の写真であれば評価するという傾向があります。これは有名人においては特に顕著で、走行中の電車や車の窓から外を撮ったブレた写真で、実際には本人が撮ったものかわからなくても、そのアカウントが有名人だと数千ものいいねがついたりします。
 
そこを踏まえて考えると、自分の写真をアートとしてガチで見てもらいたい人はInstagramよりも500pxの方が向いてる気がします。でも私はInstagramで充分ですし、いいねの数は気にしていません。いや、いいねを頂くのは純粋に嬉しいですし、500pxのアカウントも持っていますけどね。
 
そもそもSNSはコミュニティツールなので、フォローすることでその有名人を身近に感じたり、その有名人からの情報を共有することで楽しんでいると思います。私にはそういった趣向が全く無いので、渡辺直美さんもローラさんもZOZOの前澤さんもフォローしていませんけど、フォローして楽しむ人がいても良いと思います。
 
有名人にならずにいいねを多くもらいたければ、都内の夜景をはじめとする強い被写体を劇的に撮ったり、他の画像でいいねがたくさんついている一般の人の写真を真似して撮る。と、とりあえずはそれだけで、それまでよりはいいねが増える可能性が増すかも知れませんね。
 
ただ、人真似では長続きしませんし何も楽しくないと思います。人に好かれてナンボだと考える人は、人の好みは移り変わるという現実も踏まえて他人の評価を気にすべきでしょう。
 
私はこれからも自分のスタンスでゆるくSNSを楽しみたいと思います。
 
 
さて、前回までの3記事にわたって昨年埼スタで行われたガンバ大阪戦で撮影した画像をご紹介しましたけど、引き続き埼スタで撮影した画像をご紹介します。
 
この日の試合は2018年のJリーグ最終戦、FC東京との試合で、浦和で17年間選手として活躍し、浦和が獲ったすべてのタイトルに関わった平川忠亮選手の最後のリーグ戦でもありました。
 
そんな浦和のレジェンド、平川選手の引退セレモニーが行われ、またホームで行われるリーグ最終戦では、試合後に選手とスタッフの全員がピッチを歩いてサポーターに挨拶をする時間も用意されています。
 
なんかセレモニーの話ばかりになってしまいましたけど、優勝やACL圏内の順位が取れなくても、ひとつでも上の順位で終えることが賞金にも関わってきますので、試合の方もとても大事な一戦です。
 
キックオフ時刻がガンバ戦よりも2時間早いということで、スタジアムではガンバ戦同様、D7100に70-300mm、D810に24-120mmを装着して撮影しました。ですが、時間が早いことで日差しが強く、日向と日陰の濃淡が極端になって、別の意味でこの日もとても難しかったです。
 
 
撮影は愛機ニコンD810とD7100、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)、望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
FC東京戦01
D810, 24-120mm(65mm), f/6.3, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
指定席の割には早めに着いたので、この日はバスを使わずに歩いてスタジアムに向かいます。
 
 
FC東京戦02
D810, 24-120mm(24mm), f/6.3, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
歩道橋の上から広角で撮る案を思いつきました。もう少し絞っても良さそうなものですけど、日差しが強いので影の部分が暗くなりすぎるのが嫌でした。
 
 
FC東京戦03
D810, 24-120mm(24mm), f/6.3, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
歩道橋の途中で、スタジアムが見える位置で撮ります。
 
 
FC東京戦04
D810, 24-120mm(38mm), f/6.3, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
埼玉スタジアムとSRの車庫を入れてフレーミングしました。
 
 
FC東京戦05
D810, 24-120mm(55mm), f/6.3, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
スタジアムに向かって続く歩道。といった狙いですけど、ここから歩くと、まだまだかかります。
 
 
FC東京戦06
D810, 24-120mm(38mm), f/10, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
順光ということもあり、f/10で撮ります。やはり影が強いです。
 
 
FC東京戦07
D810, 24-120mm(48mm), f/11, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
我らがホーム、埼玉スタジアム2002です。こちら側から撮ると必ず鉄塔が邪魔をしてくれます。
 
 
FC東京戦08
D810, 24-120mm(24mm), f/11, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
埼スタをバックに日陰の部分を歩く人をシルエットで捉えました。またまた鉄塔が邪魔ですけど好きな画になりました。
 
 
FC東京戦09
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/125, ISO640, 撮影モード絞り優先オート
 
埼スタに向かう歩道沿いに真っ赤な紅葉が見られるところがあります。なんかフィルターを使ったような画になっちゃいました。日陰だったので開放でも露出が厳しかったです。
 
 
FC東京戦10
D810, 24-120mm(31mm), f/11, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
浦和レッズのパートナー企業であるオートレント様の高所作業車体験ブースです。私は埼玉にいた頃にこちらの高所作業車に乗ったことがありますけど、深夜の浅草通りで48メートルのオペレーター付き作業車で作業をしたときはマジ怖かったです。
 
 
FC東京戦11
D810, 24-120mm(38mm), f/10, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
この日のハートフルコンサートは「さいたま市立栄小学校 管楽器クラブ」の演奏でした。鮮やかなブルーのユニフォームで爽やかな楽曲を演奏をしていました。
 
 
FC東京戦12
D810, 24-120mm(95mm), f/11, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
浦和レッズのマスコット、シャーレくんとティアラちゃんです。拡大すると生地が超リアルに見える、さすがの高解像度です。
 
 
FC東京戦13
D810, 24-120mm(55mm), f/11, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
記念撮影中の女性とマスコットです。クラブの人気とはうらはらに、マスコットの人気がとても低い浦和です。
 
 
FC東京戦14
D810, 24-120mm(48mm), f/11, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
この日もキレイな青空が広がっていました。スタジアムの非日常感と空の青がとても良いマッチングです。
 
 
FC東京戦15
D810, 24-120mm(120mm), f/11, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
テレ端でアップにしたシャーレくんです。良い感じに背景が圧縮されています。
 
 
FC東京戦16
D810, 24-120mm(98mm), f/11, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
ビジターのFC東京サポーターです。初めてJの舞台で戦った2001年駒場のとある事件以来何度も戦った嫌なチームです。まあ私の愛情はひとつしかないので、浦和以外はみんな嫌なんですけどねw
 
 
FC東京戦17
D810, 24-120mm(24mm), f/11, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
なんかのパンフレットに使えそうな画になったと勝手に思っていますw
 
 
FC東京戦18
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
背中の14番がとても大きく見えたツインテ少女が可愛らしかったです。
 
 
FC東京戦19
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/2000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
こちらは男子だったかな。ドラマチックに撮らせていただきました。
 
 
FC東京戦20
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
こういった広角画は好きです。同じ目的で集まったみんなが、思い思いに楽しんでいる様子が伺える、埼スタはその舞台です。
 
 
FC東京戦21
D810, 24-120mm(120mm), f/9, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
スタンドの最上部からスタジアムの外に見えるように振られているハートに14のフラッグです。
 
 
FC東京戦22
D810, 24-120mm(75mm), f/9, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
ハートフルコンサートに出演した子たちの撤収風景です。やはりここで青は目立ちます。
 
 
FC東京戦23
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/2000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
埼玉県のマスコット、コバトンとさいたまっちです。こちらは埼スタでは大人気で、レッズのマスコットよりも人気が高いです。この日、コバトンに会えた嬉しさからハイテンションで壊れてしまった大人の女性がいて、その黄色い歓声に周囲の人がみんな苦笑いしていました。
 
 
FC東京戦24
D810, 24-120mm(85mm), f/4, 1/2500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
以前は胸に普通のレプリカを貼り付けていたコバトンですけど、今はちゃんとユニフォームを着ています。さらにユニには新ロゴが入っています。
 
 
FC東京戦25
D7100, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO160, 撮影モード絞り優先オート
 
入場して席についた頃、ピッチではボーイズマッチの常盤サッカー少年団と高砂サッカー少年団の試合が行われていました。
 
 
FC東京戦26
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
この日はバックロアーでもかなり奥の方だったので、オーロラビジョンもアッパー席の天井に隠れてよく見えないポジションでした。
 
 
FC東京戦27
D7100, 70-300mm(70mm×1.5), f/5, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
前の方の席でカップルが記念撮影をしていました。微笑ましかったのでシャッターを押しちゃいました。
 
 
FC東京戦28
D7100, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO800, 撮影モード絞り優先オート
 
レッズのグッズで可愛く決めている14番のレプリカを着ている女性です。練習場のファンサービスでもらったと思われるサインが見えます。
 
 
FC東京戦29
D7100, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO800, 撮影モード絞り優先オート
 
ウォーミングアップにGKが出てきました。今日はどういう風に撮ろうかと考えます。
 
 
FC東京戦30
D7100, 70-300mm(70mm×1.5), f/5, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
天井に難しさを感じながら撮りますけど、望遠の場合には狭く狙えるので狙いやすくもあります。それにしても日差しが強く、陰がクッキリしています。
 
 
FC東京戦31
D7100, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO200, 撮影モード絞り優先オート
 
ボールをキャッチする西川選手ですけど、日向と日陰の明るさの差が激しいです。シャドーを持ち上げるとモヤッとなります。
 
今回は以上です。
 
 
カメラを始める人の多くは望遠に魅力を感じる人が多いようですけど、その後カメラにハマっていくことで、広角に魅力を感じて広角に傾倒する広角厨と、そのままひたすら望遠に突き進んでいく望遠厨なる人がいるようです。
 
しかし多くの人とは言いましたけど、そういった極端な傾倒を見せる人ばかりではなく、どちらも適度に使っていく人も多いと思います。
 
私は広角か望遠かどちらかと言われれば広角のほうが好きな気がしますけど、被写体を程よく際立たせる中望遠も、狭くて暗いけどガバっと寄れる望遠レンズも大好きです。狭くて暗いという前置きをつけましたけど、望遠好きな人は明るい望遠レンズを使っています。
 
レンズは広角側よりも望遠側の方が高価なので、望遠厨の人はさぞかし大変だろうと思います。そして画角についても大いに悩むところでしょうから、楽しみであるとはいえ悩ましいところです。
 
例えば標準レンズが24-70mmだとすると、広角の場合は24mmから12mmくらいまでの画角を心配すれば良いんですけど、望遠については純正で800mmくらいまであって、これにテレコンかましたりAPS-C機を使ったりして撮ることもあると思います。
 
ちなみに、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDが税抜き28万円で、AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VRが税抜き214万円です。
 
そして僕らのように広角も好き、標準も好き、中望遠も好き、望遠も好き、という人は、広角に行ったり望遠に行ったりウロウロしていて狙いが定まらなかったりします。明らかに何が撮りたいかがあれば道具も選びやすいかも知れませんけど、特に撮りたいものがない私は結構選びづらいです。
 
野鳥とか野生動物、またスポーツや遠くから飛行機などを撮りたい場合には選びやすいかも知れませんし、広角特有の傾いたパンフォーカスが好きな人もある意味選びやすいかも知れません。
 
そんな私は何度か埼スタで撮っていますけど、正直広角側も望遠側ももう少し進めたい気持ちがあります。24mmよりも広いレンズでスタジアムを、300mm(450mm)よりも遠いレンズで選手に寄りたいと考えてしまいます。
 
広角は画角が1mm違うとかなり違うという話を聞いたことがありますけど、望遠は10mmくらいではあまり実感が沸かないのかな、と思います。ここまで来ると高倍率などのユーティリティレンズでは満足できない事態に陥ってしまいます。
 
あるラインを超えると沼の深みが増していくという、文字通りの泥沼が待っているということでしょうけど、たくさんのお金がかかりますから、簡単に沼にはハマれませんw
 
皆さんはいかがでしょうか。すでに沼に頭のてっぺんまで浸かってしまっている人もいるんでしょうね。私はまだ沼の外から沼を覗いている状態でしょうかw
 
 
次回も埼スタで行われた2018年Jリーグ最終節、FC東京戦で撮影した画像をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 

カメラレンズ AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR【ニコンFマウント】|ビックカメラ.com

 
 
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