2019年がハジマリました & 年を越してしまったけど2018シーズン終盤 埼スタ ガンバ戦(1)




前回記事を珍しく元日に更新した私です。2019年、みなさんは何か目標など立てられましたか?
 
私は、と言いますと「まあいつも通り」ということなんですけど、歳を重ねるごとに、節目に何かを考えたり決めたりということをしなくなってきました。
 
過去に2016年の年末の記事では、「恋活」をするとかいう宣言をしていますけど、今読み返してみるとメッチャこっ恥ずかしいですね。すでに消したい過去になっていますけど、実際には恋活などしませんでした。
 
振り返ると2016年のチャンピオンシップで敗れたことがあまりにショックで、恋活なんていうトチ狂った発言につながっているんですけど、この年には他にも色々とありましたから仕方がないと納得しています。
 
恋愛については、独り身になってからまったくと言って良いほど興味がなくて、仕事とかカメラとかばかり考えている私の頭の中に、その女性のために隙間を空けたいと思えるような女性が現われれば別ですけど、そうでなければパートナーは必要ないと考えています。
 
これは強がりなどではなく本心で、自分で言うのはイヤラシイんですけど、私はオヤジですけどそれなりにはモテています。
 
若い頃には、人間男と女しかいないんだから、男として生まれたからには女性が人生のメインテーマ、なんて考えていたこともありましたけど、そんな気持ちはまったくなくなっちゃいました。
 
もう少しチャラチャラしたくらいの方が、カメラマンとしては良いことが多いのは解っていますけど、そちらに向けるエネルギーが勿体無いと感じてしまう昨今なので、気が変わるまではこのままで行くつもりです。
 
で、いつも通りと言いながら、今年の目標を敢えて挙げるとすると、定期的に仕事を休む意識を持とうと思います。フリーランスという仕事柄、休むことにどこか恐怖感があって、ここ5年くらいは休まずに毎日何かしらしているんですけど、そんな自分を変えたいと思います。
 
カメラの方では、相変わらず何が撮りたいとかいうのがない私ですけど、撮影旅行なんぞに出かけてみたいなんて願望はあります。でも今の私ではかなーりハードルが高いですねぇw
 
お高い買い物もしたいですしロケ撮にも行きたい。そしてみなさんに公開できる形でモデルさんも撮りたいので、そっちの方向でも努力します。「意志あるところに道は開ける」という精神でいきたいと思います。
 
 
さて、年が明けてしまいましたけど昨年のJリーグ終盤戦、ホーム埼玉スタジアム2002で行われたJリーグ第31節ガンバ大阪戦で撮影した画像をご紹介します。実はこの後の試合にも行っているので、昨年の試合画像を2試合分もご紹介することになってしまいました。
 
そしてこの試合では言葉通り「こてんぱんにやられた」試合でした。勝負事なので勝つことも負けることもありますけど、この日は完敗でした。
 
カメラは2台持ち、望遠専用でD7100に70-300mmを装着しました。16時からの試合ということで、APS-C機でも大丈夫かと思っていましたけど、結構早めに暗くなってしまったので、あまり良い選択ではなかったかも知れません。
 
 
撮影は愛機ニコンD810とD7100、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)、単焦点レンズ(Carl Zeiss Milvus T* 35mm F2 ZF.2)、望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomClassicCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
ガンバ戦01
D810, 35mm, f/10, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
バスに乗ってスタジアム北門付近に到着しました。太陽が直接フレームインして、信頼のTスターコーティングにもフレアゴーストが出ています。
 
 
ガンバ戦02
D810, 35mm, f/11, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
賑わう北門広場に向けての通路です。日差しの強い様子が影から伺えます。
 
 
ガンバ戦03
D810, 35mm, f/4.5, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
ここを通り掛かるときには必ず撮る、北と南をつなぐ通路です。
 
 
ガンバ戦04
D810, 35mm, f/2.8, 1/2000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
こちらに向かって歩いてくる人がいたので、開放寄りにして手前にフォーカスしました。それでも空が美しく撮れるツァイスは素敵です。
 
 
ガンバ戦05
D810, 35mm, f/4, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
足場が掛かっていました。
 
 
ガンバ戦06
D810, 35mm, f/6.3, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
いろいろと絞りを変えているのは、この時にはまったく掴めていないMilvusの美味しいところを探っているせいです。この画を拡大して見てみると、歩く人や停車中の車、鉄塔など驚くほどに高詳細です。
 
 
ガンバ戦07
D810, 35mm, f/9, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
南広場では浦和学院の吹奏楽部が演奏とパフォーマンスを披露していました。演っている人も見ている人も楽しそうなのが良いです。
 
 
ガンバ戦08
D810, 35mm, f/8, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
ちょっぴりカメラを傾けて賑やかな躍動感を表現してみました。不規則な人の動きが面白いです。
 
 
ガンバ戦09
D810, 35mm, f/8, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
近くを歩く2人組の女性をアンカーに、奥行き感を意識して撮りました。スタジアムには自チーム相手チームともに美人サポーターがたくさんいます。
 
 
ガンバ戦10
D810, 70-300mm(300mm), f/8, 1/280, ISO280, 撮影モード絞り優先オート
 
この日はスタジアムイベントとして西野朗氏のトークショーが行われていました。監督として数々の実績を残している西野氏は浦和出身で、実家は駒場スタジアムの近所です。過去には浦和からの監督オファーもあったようですけど、実家が心配という理由で断ったという浦和界隈では有名な噂もあります。
 
 
ガンバ戦11
D810, 70-300mm(300mm), f/8, 1/320, ISO180, 撮影モード絞り優先オート
 
地元出身で人気のイケメン元代表監督がいるということで、多くの人が見ていました。人垣の隙間から狙って笑顔を捉えました。
 
 
ガンバ戦12
D810, 35mm, f/4, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
Milvusに戻して撮り続けます。f/4でも眠くなるような画にはならないのですが、これはあと2段くらい絞ったほうが良かったです。
 
 
ガンバ戦13
D810, 35mm, f/11, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
はい、ビシっと絞りました。隅々までシャープに描写しています。
 
 
ガンバ戦14
D810, 35mm, f/2.8, 1/40, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
バックロアー、指定席エリアの入り口のところにパネルが立てられていました。
 
 
ガンバ戦15
D810, 24-120mm(24mm), f/6.3, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
24-120mmにレンズ交換して広角でスタジアムを撮ります。メインスタンドとピッチの大部分が日陰です。
 
 
ガンバ戦16
D810, 24-120mm(24mm), f/13, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
南側のスタンドに目を移すと太陽が眩しい逆光の状況でした。これはこれで使えそうですけど結果はいかに。
 
 
ガンバ戦17
D7100, 70-300mm(112mm×1.5), f/8, 1/200, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
 
席についたところでD7100の準備をします。いきなりノイズが乗っちゃいましたw
 
 
ガンバ戦18
D7100, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
光と影を利用してサッカーボールを撮ります。シャドー部のディテール表現は厳しいです。
 
 
ガンバ戦19
D7100, 70-300mm(240mm×1.5), f/6.3, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
なにげにテレビカメラを見ていたら、選手の顔写真とフォーメーションを表にしたプリントが見えました。これを必要に応じて見ながら動く選手をカメラで追う、プロですね。
 
 
ガンバ戦20
D810, 24-120mm(70mm), f/4, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
北側ではゴールキーパーのウォーミングアップが始まり、にわかに活気づくゴール裏です。
 
 
ガンバ戦21
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
テレ端で撮ります。日陰だったのもあって開放で撮りましたけど、んーーーw
 
 
ガンバ戦22
D810, 24-120mm(82mm), f/4, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
正ゴールキーパーの西川選手がオーロラビジョンに映ります。
 
 
ガンバ戦23
D810, 24-120mm(92mm), f/4, 1/100, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
 
ガンバの選手もウォーミングアップに出てきました。盛り上がるビジターサポーターです。
 
 
ガンバ戦24
D810, 24-120mm(35mm), f/4, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
フィールドプレイヤーのウォーミングアップもはじまりました。結構な引きで撮っています。
 
 
ガンバ戦25
D7100, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/30, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
300mmでこのシャッタースピード、マジか…ってな感じになっちゃいました。
 
 
ガンバ戦26
D7100, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/800, ISO2500, 撮影モードシャッター優先オート
 
ので、撮影モードをシャッター優先にしました。1/800にしたのでボールはブレていますけど身体は止まりました。
 
 
ガンバ戦27
D810, 24-120mm(62mm), f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
オーロラビジョンに映るサポーターがハンドクラップしている画、これは良いシチュエーションだと個人的にはお気に入りです。
 
 
ガンバ戦28
D810, 24-120mm(24mm), f/8, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
今度は広角で、同じようにオーロラビジョンとスタンドを撮ります。太陽は隠れていますけど、屋根の縁が光って見える感じが好きです。
 
 
ガンバ戦29
D810, 24-120mm(48mm), f/8, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
インフォメーションからスタメン発表。と、盛り上がる場面です。
 
 
ガンバ戦30
D810, 24-120mm(120mm), f/8, 1/125, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
テレ端にしたら露出が厳しくなりました。
 
 
ガンバ戦31
D810, 24-120mm(98mm), f/8, 1/100, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
南側スタンドのサポーターを逆光で撮ります。太陽を見たときからこんな画をイメージしていました。
 
 
ガンバ戦32
D810, 24-120mm(62mm), f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
スタメン発表が終わって、つかの間の静寂です。オーロラビジョンに両クラブのエンブレムが表示されています。
 
 
ガンバ戦33
D7100, 70-300mm(210mm×1.5), f/5.3, 1/800, ISO1000, 撮影モードシャッター優先オート
 
脚立に登って作業をするスタッフを望遠で撮りましたけど、ここでシャッタースピードを遅くしなきゃいかんですよね〜。私の悪いところです。
 
今回は以上です。
 
 
この日持っていったレンズは3本でしたけど、小さいボディがかさばらない上に、画質も大好きなPlanarを購入後初めて持っていきませんでした。その大きな理由は、みなさんご存知の通りMilvusを買ったからです。
 
前回記事でも言っていますけど、Milvusの癖とか自分とのマッチングとかがまだ掴めていませんから、テストの意味も含めて当分は持ち歩くつもりです。
 
やはり持ち出して使っていかないと自分の撮影スタイルを考えても、レンズの良い部分もそうでない部分も理解が深まらないと思います。そういった意味では、最近になって少しは理解できてきた気がしますし、これからの撮影において絞りも変わろうってもんです。
 
久しぶりに出してきたD7100については、比べちゃいけないんですけどD810に比べると様々な部分で劣りますね。以前はD7100をメイン機にして1万2千枚以上も撮ってきていましたけど、D810に慣れてしまってからはD7100には戻れない感覚になってしまいます。
 
まあデジタルの機械なんてそんなもんなんでしょうけれど、割り切ってしまうのも寂しいですから、D7100はこれからもシチュエーション限定ではありますけど、愛用していきたいと思います。
 
 
次回も今回の続きで埼スタで行われたガンバ戦で撮影した画像をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 



 
 
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