コンテンツ力に注目の限定カメラ & 新宿とか原宿あたりを歩いて撮った(明治神宮編1)

CASIO デジタルカメラ EXILIM EX-ZS29SR 広角26mm 光学6倍ズーム プレミアムオート 1610万画素 シルバー

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更新が遅くなってしまい申し訳ありません。仕事がパンパンに詰まっている中、無理をしていたらぶっ倒れましてw、先日はぶっ倒れて数時間気絶(失神?)する始末で情けない限りです。私はフリーランスですから、受けた仕事をオトシてしまうと信用や次回以降の仕事に関わりますから無理してもやらなくてはいけないときがあります。
 
通常、仕事量はある程度コントロールできるんですけど、今回は一度受けた仕事が終わっていないうちに追加が重なってしまい、他の仕事も巻き込んであっという間に全体がパンパンになってしまったのが要因でした。落ち着くまでにはまだしばらく掛かりそうなので、また気絶するかも知れませんw
 
そんなことですから撮影にも出掛けられず、ストレスも溜まりまくっている昨今です。
 
話は変わって、以前からこのサイトに訪れてくださっている方はご存知かと思いますけど、私は仕事での関わりもあってアニメ(特に深夜帯)が好きなんですね。傍から見れば“アニオタ”と呼ばれるジャンルの人間に見えるかも知れませんけど、好きなことは事実なので自分としては否定しません。
 
ただディズニーやジブリ、またPIXERのアニメが好きな人のことを“アニオタ”とは言わないのに、深夜アニメ好きばかりを“アニオタ”と呼ぶのは個人的にどうかと思います。
 
しかしジブリやPIXERは私も大好きですので、なんとでも呼んでくださいってなもんです。
 
そんな深夜アニメ業界の一部では、ちょっとしたアウトドアブームみたいなものが盛り上がりつつあって、2013年に始まり今夏には第三期が放送される「ヤマノススメ」や、今年の冬期に放送された「ゆるキャン△」などが注目されています。
 
この「ゆるキャン△」に関連した「ゆるキャン△」デジタルカメラというのが販売されました。これは映画を中心に取り扱うリクエストサイト「ドリパス」での特別企画です。「ドリパス」は好きな映画をリクエストして、リクエストの多い作品のチケットを販売、販売枚数が定員に達すれば上映決定となる仕組みです。
 
今回の「ゆるキャン△」デジカメは、「ゆるキャン△」のキャラクタープリントラッピングされた本体と、実写と合成して楽しめるダイナミックフォトやオリジナルのネックストラップ、スリーブケースなどを備えて、50台ミニマム(最低生産数)で150台限定で予約が開始されました。
 
募集期間は4月5日から5月20日までなんですけど、記事執筆時点ですでに150台が完売になっています。これはコンテンツ力によるもので、一般的に親しまれている「ディズニー」や「サンリオ」などと同様のものですね。
 
「ゆるキャン△」のデジカメは、もとになる機種がカシオのEX-ZS29で、公式オンラインショップでは¥15,660(税込)で販売されています。
 
「ゆるキャン△」デジタルカメラは、上述のゆるキャン△仕様にして¥25,000(税込)になっています。ベース機種に比べて約1万円も高額ですけど、ドリパスのリクエスト終了日から1ヶ月以上も前に完売になるというのは、やはりコンテンツ力なんだと思います。
 
カメラを売るには、画質や機能だけにとどまらず、口コミやレンズを含めた周辺機器の充実、また知名度や人気など、様々な要因が必要になると思いますけど、ある程度の台数であればコンテンツ力やキャラクター性も有効だということだと思います。
 
このサイトに訪れてくださる皆さんは、今回取り上げたようなコンデジには興味ないかも知れませんけど、個人的には面白い試みだと感じましたので話題にしてみました。
 
 
さて、先日朝からアクアライン高速バスで新宿入りして、明治神宮から原宿、そしてまた新宿へ戻るというルートで歩きながら撮影をした2回目で、今回は最初から最後まで明治神宮で撮影した画像です。
 
ハッキリ言って今回は現像しながら落ち込むような画像が多く、カメラの性能や被写体ではなく、技術的な問題が露呈している画像ばかりで、残念な自分が腹立たしいほどでした。
 
それでも、ご覧いただけている皆さんには“反面教師”として、または私の画像を見て笑って頂いて“優位に立って”もらえるネタになれば幸いです(泣…
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)と、単焦点レンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomClassicCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
明治神宮26
D810, 50mm, f/2.8, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
木陰の歩道を歩きます。木漏れ日が写るアスファルトが印象的です。絞りをf/2.8にしても1/100のシャッタースピードでISO感は100です。このキッカケが悪かったw(いや、悪いのは自分です…
 
 
明治神宮01
D810, 50mm, f/2.8, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
カップルとすれ違いました。少し歩いてから思い立ち、振り返って撮りました。カップルがちょっと小さくなっちゃいましたけど良い雰囲気でした。
 
 
明治神宮02
D810, 50mm, f/2.8, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
上のカップルを入れた画像は順光側ですけど、今度は逆光側です。
 
 
明治神宮03
D810, 50mm, f/4, 1/50, ISO320, 撮影モード絞り優先オート
 
車祓所がありました。意図的にf/4にして露出を落ち着かせようとしていますけど、若干ISO感が上がってきました。
 
 
明治神宮04
D810, 50mm, f/4, 1/50, ISO320, 撮影モード絞り優先オート
 
参道を行き交う人々が見えてきました。日差しの関係で露出がすごく難しかったです。明治神宮に入ってからずっと感じていたことですけど、人が大勢写ると余計に感じます。
 
 
明治神宮05
D810, 50mm, f/4, 1/50, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
 
立ち位置が変わると光の加減が変わります。上の画と同じような角度とセッティングですけど、ISO感が下がり、露出もそれほどオーバーではありません。
 
 
明治神宮06
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
 
神社に来ると必ず撮っている手水舎です。一段開放寄りにして撮りましたら、背景の日向がキラキラしているように見えます。
 
 
明治神宮07
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
 
和服の女性がフレームに入ってきたので、また撮りました。こういった場には和装が似合いますね。
 
 
明治神宮08
D810, 50mm, f/2.8, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
絞らないまま引きの画を撮ります。やはり絞ったほうが良いと感じる画になりました。
 
 
明治神宮09
D810, 50mm, f/2.8, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
東神門に近づきます。同じ絞りですけどシャッタースピードが一段分遅くなりました。日差しが強いせいもあるのか、ちょっと動くと撮影環境が大きく変わります。
 
 
明治神宮10
D810, 50mm, f/4, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
一段絞りましたけど、全体を見るともう一段くらいは絞ったほうが良かったかも知れません。この時は左奥の日陰の部分の写りが気になり絞りきれませんでした。
 
 
明治神宮11
D810, 50mm, f/4, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
露出のパラメーターを見ると、それほど酷いセッティングではないのですが、オーバー画に見えます。こういった画像では狙いをはっきりしないと、どう撮っても失敗になってしまう気もします。
 
 
明治神宮12
D810, 50mm, f/4, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
南神門は日陰でしたが、まだまだ絞れる感じに見えます。日陰のディテール描写が素晴らしいプラナーなので、もう少し絞れました。
 
 
明治神宮13
D810, 50mm, f/2.8, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
後ろボケで撮ってみます。他の参拝者が写らないタイミングで撮りました。
 
 
明治神宮14
D810, 50mm, f/2.8, 1/60, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
紋が入っている木製扉が雰囲気あります。もうちょっとしっとり感を出したかったところです。
 
 
明治神宮15
D810, 50mm, f/2.8, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
白装束の宮司さんを見掛けました。外国人観光者が興味津々な様子で近寄っていました。
 
 
明治神宮16
D810, 50mm, f/2.8, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
日に照らされた鳥居が美しい色合いを見せています。美しい青空も入りました。
 
 
明治神宮17
D810, 50mm, f/2.8, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
参道は多くの人が行き交っています。外国人が多いのが最近の都内の有名スポットの特徴ですけど、中国の方とか韓国の方は分かりませんけど、マスクをしている人はほとんどが日本人ですw
 
 
明治神宮18
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
広角で撮るために、ここで24-120mmに交換しました。プラナーよりは暗いレンズですから、青空がより色濃く写っています。
 
 
明治神宮19
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
相変わらずシャドーは潰れ気味ですけど、日が当たった鳥居と青空は美しいです。
 
 
明治神宮20
D810, 24-120mm(82mm), f/4, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
南神門を中望遠の画角を使って寄りで撮ります。和建築の美しさを感じます。
 
 
明治神宮21
D810, 24-120mm(105mm), f/4, 1/125, ISO360, 撮影モード絞り優先オート
 
先ほどプラナーで撮った後ろボケの画と、似たような感じですけど、105mmで中から外を撮っています。人が写りましたけど良い感じでボケて(ギャグではありませんw)くれました。
 
 
明治神宮22
D810, 24-120mm(78mm), f/4, 1/80, ISO220, 撮影モード絞り優先オート
 
これこそ先ほどと似た画になりましたけど、レンズを変更したことと強い光を入れていない構図のおかげで見やすい画になっています。中望遠らしさも良い感じです。
 
 
明治神宮23
D810, 24-120mm(78mm), f/4, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
フォーカスポイントを後ろにずらして手前ボケにしてみます。光の都合でオーバー目に見える画になりました。
 
 
明治神宮24
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
ワイド端にして奥行き感を強調するポジションで撮りました。望遠も良いですけど、広角も好きです。
 
 
明治神宮25
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
木々の緑と空の青がメッチャ綺麗です。周辺の光量落ちも手伝って印象的な画になった気がします。こういった画では必ず出ていた左上のシミは、センサークリーニング(おすすめ点検パック)をお願いしてから消えて手間が省けています。
 
今回は以上です。
 
 
記事をご覧頂き解って頂けたと思いますけど、今回は露出オーバー目の画像が多く、さらに露出とは違った意味でも絞った方が良いと思う画像が多かったです。
 
日差しの角度がある午前、そして雲ひとつない晴天ということで、正直露出が難しいと感じました。さらに撮影環境が日陰と日向、どのポイントに露出を合わせるのかも難しかったです。
 
こういった日が当たる明るい状況だと、カメラの内蔵ディスプレイも光が当たってあまり良く見えなくなりますから、確認しながら撮るにしても思った以上に難しく苦戦しました。
 
一般的に言われる「取り敢えずアンダーで撮っとけ」という風潮はあまり好きではないので、適切な露出を心掛けますけど、構図とシャッタータイミングに高いプライオリティを置く私の場合、露出が二の次になってしまうことが結構あります。
 
あと、露出(明るさ)だけならRAW現像の際に、ある程度まではアンダーにでもオーバーにでも出来ますけど、単焦点レンズなどのボケ味や絞りによる画像の詳細感は、如何ともし難いところがあります。
 
高画質を意識するのであれば、ある程度は絞った方が画質は良いことが多いので、画によってはそれなりに絞る意識を強めないといけないと思いました。ここで絞るというのはあくまである程度ということですので、絞りノイズが出るほど絞ってはいけません。
 
まあレンズにもよると思いますけど、風景撮影の場合プラナーならf/7.1とかf/8くらいまで、24-120mmならf/9からf/11くらいまででしょうか。「絞る=暗くなる」ということになりますから、絞る際にはISO感にも注意を払っておかないとノイズが乗り出しますから、そちらにも注意が必要ですね。
 
理屈では解っているつもりでも、撮影後にここで語っていては後の祭りです。しかしそれも経験値にして積み重ねていかなければ意味のないものになってしまします。
 
・・・がんばりますw
 
 
次回も今回の続きで歩きながら撮影の3回目、明治神宮での画像をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 

 
 
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