カメラという趣味はまるでスパイラルステップ & 一宮海岸〜その付近を歩いて撮った(3)
この前、ふと思ったんですけど、カメラって趣味はまるでスパイラルステップ(螺旋階段)のようなものだと。
1F-カメラを買う(多くの人の最初はレンズキット)→カメラバッグ→三脚→交換レンズ→
2F-カメラ(増台またはグレードアップ)→交換レンズ(使用カメラに相応しい性能)→三脚(グレードアップ)→カメラバッグ(より大きいもの)
3F-以上を繰り返し…的なw
実際には、交換レンズの次がまた交換レンズという人が多いでしょうし、三脚もそうそう買うものではないとは思いますけど、カメラがエントリー機→ミドル機→上級機とグレードアップすると、それに見合ったレンズが必要になりますね。
そして、上級機&高級レンズの組み合わせになると、エントリー機の時よりも大きく重くなりますから、必然的にカメラバッグや三脚などもそれに見合ったサイズだったり質だったりというものが必要になってきます。
なんとなく同じようなものばかりを買っているように感じられて、お金ばっかり使っているけど実はメインで使用する機材の数はあまり変わらない。。。というようなジレンマに陥ります。
しかし、それまでに購入したものを見てみると、グレードアップしてきているので同じ機材でも価格やクオリティが変わってきていて、以前買った機材はその時にはベストとかベターな選択であっても、その後に購入した機材は全体のクオリティとともに徐々に上がっていることに気づきます。
まるでスパイラルステップのように、平面で見れば同じような場所をクルクルと回っているようでも、横から見ると階段を上がっていっているといった感じです。
D810&24-120mm、そして70-300mmを使う機会が増えてから、それまで使っていたカメラバッグがとても窮屈になったり、D810に24-120mmを装着して三脚にセットして縦構図にするとレンズが重くてズリズリズリ…と、下がってしまうことがあります。
そういうところに気づいてしまうと、どんなに新しいレンズが欲しくても、三脚だったりカメラバッグを無視することができなくなってしまいます。夜明け前であろうが、夜であろうが、手持ち撮影に高いプライオリティを持つ私の場合には、三脚は急いで買わなくても良いかもしれませんけど、今カメラバッグがメッチャ欲しいです。
すぐに買わないとは言え、三脚については今使っている「King中型三脚(Fotopro アルミ三脚 C-5i)」に買い増しになるので、次は大型三脚だったりを検討することができます。これについてはカメラバッグについても同様です。
カメラもレンズも周辺機材も、その時々で選んで使えるようになると便利だと思います。ただ、次は店頭で実物を見て、大きさや重さ、使い勝手などを確認してから買わないと失敗した時のダメージが、金銭的にも精神的にも大きくなって置き場にも困るので慎重になります。
ということで、最近はリアル店舗のホームページに在庫があると記述されている店を意識して探すようになっていますけど、なかなか在庫を持っている店は少ないので困っています。
私自身が今、何階にいるかは不明ですけど、日々少しずつ階段を登っているのかな。と思います。たくさんのお金を持っていればビューンッ!とエレベーターで屋上まで上がってしまいたいところですけど、疲れたら休みながら、でも一段一段階段を登っているのでした。
さて、いつもの外房で、いつもの海、空、町を撮った3回目で最終回です。日の出前から撮りはじめて、少し日が昇ったところで近所を歩き始めましたけど、今回は波に乗るサーファーのスロー連写での撮影が多いです。そして帰り道、とある理由で玉前神社にも寄りました。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)、単焦点レンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
D810, 70-300mm(116mm), f/10, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
ゴミを拾う子どもたちです。早起きは大変だったのではないかと勝手に想像します。
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
離れていく子どもたち、海の色が深いブルーです。
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
海に目を移すと、サーファーが渋滞状態でした。たまたまファインダーを向けた時にテイクオフしたサーファーをスロー連写で派手にコケるまでを追います。今回のスロー連写では途中でシャッタースピードが変わりましたので1枚ずつセッティングを載せていきます。
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
引き続き後ろのサーファーを狙いますけど、実は上の人の2枚目の画像からテイクオフしていた人で、怠そうにロングボードに乗る雰囲気を見て昔の映画 ビッグ・ウェンズデーのマット・ジョンソンを思い出しました。
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(300mm), f/10, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
D810, 70-300mm(116mm), f/10, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
またまたボードを抱えて歩くサーファーの姿を捉えました。このシチュエーション、好きです。これからも飽きるまで撮り続けると思います。
D810, 50mm, f/10, 1/15, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
最後に玉前神社にて、浦和レッズのアジア王者を祈願しました。ですから実は随分前の撮影でした、ごめんなさい。しかし、この日の祈願は無事に成就しました。次に行く機会があったらお礼を言いに行きたいと思います。この時、絞り優先オートがおかしくなってたのか、1/15ですごくハイキーな画になってしまいましたので、現像時に露出をマイナス補正しています。さらにチョイとブレています。
D810, 50mm, f/10, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
縦構図で青空と拝殿を撮りましたが、左の樹の葉がとてもリアルに見えるのが良かったです。これは若干アンダー気味に補正しました。
D810, 50mm, f/10, 1/50, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
西山(はだしの道)です。この時撮ってはいませんけど、裸足で歩いている人がいました。見ているだけで痛くなりそうな感じです。日陰に入ってしまったので光が足りなかったようですけど、これも後でマイナス補正しました。
D810, 50mm, f/10, 1/50, ISO320, 撮影モード絞り優先オート
拝殿の裏側のしっとりとした木の感じを撮りたいと思いました。日陰と日向の調整が難しいです。
今回は以上です。
何度撮ってもサーファーを撮影するのは楽しいと感じます。波に乗っている時はもちろん、自転車で海に向かうところだったり、クルマで準備をしているサーファーも絵になるシーンは多いと思います。
今回は派手にボードを飛ばしてコケるシーンを撮りましたけど、ボードが縦に飛ぶ際に、主が写っていないのもとてもフォトジェニックだと感じました。そんなサーフィン撮影ですが、最近ではもっと寄りたい欲求に駆られています。
サッカーのナイター試合に比べて、光の環境はものすごく良いので、少しくらい暗くても長いレンズが欲しくなりました。しかしサッカーも撮り続けたいので、暗いレンズではダメですね。
カメラという趣味は、なんてお金が掛かるものなんでしょうかね。収入に波があって安定しないフリーランスにとっては、大変厳しい毎日を送らざるを得ない感じですw
次回は、友人の同業者(デザイナー)と久しぶりに会うために新宿に行きました。待ち合わせ時間よりも数時間早く行って、ニコンプラザで色々と話を聞いたり、その友人とも長話になってしまったので、主に夜の撮影になってしまいましたが、その時に撮った画像をご紹介したいと思います。
宜しければまたお越しください。
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