ニコンから渾身のデジイチ、FX機D5とDX機D500のフラッグシップ2機種がそれぞれ新登場!!
本日、ニコンから渾身の新機種が発表されましたので、予定を変更して新機種を取り上げてみたいと思います。
まずは、昨年の11月18日に発表されたプロ仕様のFXフラッグシップ機「ニコン D5」が、2016年3月に発売されると発表されました。(本記事での価格は記事作成時のものです)
ニコン D5
(画像はスクリーンショットです)
ニコン 2016-03-31
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上のバナー先の価格を見てみると、価格は675,540円(参考価格750,600円)と、FXのフラッグシップ機らしい価格設定です。
私が注目していた画素数は2082万画素と、2000万画素に乗せてきましたね。高画素数にも関わらず約12コマ/秒の連続撮影を可能にしています。
印象としてはプロ仕様機らしく基本機能のブラッシュアップが主で、質実剛健の趣きを感じます。
基本スペックは、
・ISO 100〜102400
・153点 フォーカスポイント
・AF/AE追従で約12コマ/秒 最大200コマまでの高速連続撮影
・4K UHD(3840×2160)動画対応
・新画像処理エンジン EXPEED 5
・“自社新開発”のニコンFXフォーマット2082万画素CMOSセンサー
・タッチパネル採用
値段もすごいけれどスペックもすごいです(ゴイスーw)
メーカー曰く常用感度ISO 102400とはすごいですね。個人的に気になるトピックは“自社新開発のCMOSセンサー”というところで、ニコンの現行機種は、これまでD4S以外の多くの機種では他社製のセンサーが使われていましたが、D5はD4Sに引き続き自社開発ということのようです。
しかし自社開発という言葉から察するに、ニコンでは生産しないという意味にも取れますね。
AFもすごいです。51点のフォーカスポイントでも「ぶわ!」と、ある意味目障りなんですけど153点ってw ネガティブな方向を見てみると重量がなんと1400g超!違った意味でゴイスーです。
D5はXQD-Type/CF-Typeの2タイプから選択可能で、いずれのタイプも同種メディア2枚が使えるメモリーカードダブルスロットを搭載しています。
スペックのみを見ていると様々な方向から隙のない機種に見えますね。リオ五輪に向けてキャッチーなフラッグシップ機だと思います。
ニコン D500
(画像はスクリーンショットです)
ニコン 2016-03-31
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DXフォーマット(APS-C機)にもフラッグシップ機が、こちらも2016年3月に登場です。個人的にはこちらの機種のほうが大きく意表を突かれた感じで驚きました。
DXレンズ唯一のナノクリレンズ(AF-S DX NIKKOR 16-80/2.8-4E ED VR)を装着したレンズキットが、価格306,180円(参考価格340,200円)となっています。
標準ズームのキットでは、FX機のD750よりも実勢価格がお高いDX機が登場してきました。これは本当の意味でD300の後継機になるのでしょうか。興味深いというD300使いもいそうです。
これまでAPS-Cの上位機種では、人気もスペックもライバルにちょっと差をつけられていた印象があったので、巻き返しを狙うニコン渾身の1台なのだと思います。
基本スペックは、
・ISO 100〜51200
・153点 フォーカスポイント
・約10コマ/秒で最大200コマまでの高速連続撮影
・4K UHD(3840×2160)動画対応
・新画像処理エンジン EXPEED 5
・Wi-Fi®、Bluetooth®内蔵
・チルト式可動モニター
上のスペックだけを見てみると、センサーが小さいだけでD5並の機能を持つところも見受けられる印象で、この価格にしてこの機能なのでしょうね。
D500については、スペシャルサイトはできているものの、基本情報以外はまだサイトに上がっていませんので、今は不明な部分も多いですね。
DX機で常用感度が上げられるのは嬉しいところですが、エントリーFX機が買えちゃうか、それよりも高いという価格帯がネックでしょうか。
価格が高くても、軽くてコンパクトなDX機の機動力と利便性を重視する人であれば、スペックに不満はないと思われます。なんてったって「世界はここまで、凝縮できる」と、「すべてを凝縮した、渾身のDX」というコピーライトの通り「凝縮」がキーワードのDXフラッグシップです。
FX、DXの両フラッグシップ機、みなさんはどう感じましたか?
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