房総の小江戸、大多喜町を歩きながらのスナップ撮影其の四(小江戸街歩き-後編)

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ここのところ天気が芳しくないので、晴天での撮影機会は得られません。雨なら雨で良い写真は撮れるのでしょうけれど、あまりたくさんのアイデアが湧いてこないのも事実で、他の方が撮影している雨天での写真も案外似通っている印象です。
 
昨日は久しぶりに青空が見られましたが、選挙に行ったりしていたので出掛けませんでした。そもそも私のスタイルでは普通の人の休日に出掛けることはほとんどしません。
 
それでも投票会場に歩いて行く途中には、ちょっとしたところに春らしく花が咲いていたのを見て、家に戻ってからカメラを持ちだして花を撮っていました。
 
街撮りスナップで花を撮るときには、背景が気になるので望遠レンズで花以外をボカしてのマクロ撮影が多くなります。さすがに標準画角の単焦点レンズで、良いと思える構図にはなかなか出会えませんが、季節の変化は感じ取ることが出来たのは良かったです。
 
そろそろウズウズしてきました。仕事は相変わらずですが、できるだけ早いうちに動き出したいところです。
 
 
さて前回記事「房総の小江戸、大多喜町を歩きながらのスナップ撮影其の三(小江戸街歩き-前編)」の続きで、房総の小江戸と言われる大多喜の街を歩きながらの撮影後編です。
 
撮影は愛機ニコンD7100、35mm単焦点レンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)で撮っています。
 
 
大多喜小江戸20
35mm, f/10, 1/800, ISO800(絞り優先オート、WBオート)
 
「商い館」というとってもレトロで興味深い建物がありました。
 
 
大多喜小江戸21
35mm, f/10, 1/500, ISO800(絞り優先オート、WBオート)
 
同じポイントからの横構図です。隣の建物も風情があります。
 
 
大多喜小江戸22
35mm, f/10, 1/250, ISO800(絞り優先オート、WBオート)
 
こういった看板は見かけなくなりましたが、だからこそ魅力的に見えます。そして昔の蔵の窓は頑丈で絵になります。
 
 
大多喜小江戸23
35mm, f/6.3, 1/1250, ISO800(絞り優先オート、WBオート)
 
長暖簾の向こうに見える引き戸は最近のもの、建物の中にはいろいろなものが展示されているようです。
 
 
大多喜小江戸24
35mm, f/8, 1/200, ISO2000(絞り優先オート、WBオート)
 
薄暗い建物の中には店番風の女性がいて、伺ってみると快く撮影の承諾をして頂きました。なんとも言えない雰囲気を醸し出しています。
 
 
大多喜小江戸25
35mm, f/8, 1/200, ISO2000(絞り優先オート、WBオート)
 
番傘です。建物の中ということで光の調整が難しく被写体が近すぎて構図に迷います。
 
 
大多喜小江戸26
35mm, f/3.5, 1/125, ISO100(絞り優先オート、WBオート)
 
昔風の帳面とレトロな柵にアドレナリンが出まくります。陽が射していたのでそこだけ明るい感じでしたが、色々頑張って雰囲気作りをしていますw この柵の中に店番のおばちゃんが座っていたのですが、ゴタゴタとやっていた私に戸惑っていたかも知れません。
 
 
大多喜小江戸27
35mm, f/3.5, 1/80, ISO100(絞り優先オート、WBオート)
 
おばちゃんが席を立った合間に少し引きで撮りました。ここでは色味を変えずになんとか良い雰囲気が作れないか頑張っていますが、おばちゃんに気を使わせてしまうので、他の被写体で色味を変えての雰囲気作りにも挑戦しようと思いました。
 
 
大多喜小江戸28
35mm, f/3.5, 1/80, ISO320(WB雲天)
 
奥に展示してあった版画暦を使って雰囲気作りをしてみようと思いました。地元の女子校生が作ったらしい暦ですが、まだ13〜14年しか経っていないのに展示している場所柄レトロな感じでした。
 
 
大多喜小江戸29
35mm, f/3.5, 1/80, ISO320(WB4450k)
 
ホワイトバランスを色々と変更して、白が強いのとか黄色が強いのとか10枚くらいは撮りました。これは少し柔らかい感じのイメージです。
 
 
大多喜小江戸30
35mm, f/13, 1/400, ISO320(WBオート)
 
バシャバシャとたくさん撮らせてもらいましたが、時間にすると7〜8分ほどでお店から出ました。優しいおばちゃんにまた会いに行きたいです。マニュアルで青が強く出る感じで撮りました。
 
 
大多喜小江戸31
35mm, f/22, 1/200, ISO1600(WBオート)
 
こういった水路を捉えるのもチョロスナの良さですね。水面がキラキラ光っていました。
 
 
大多喜小江戸32
35mm, f/2.8, 1/160, ISO200(WBオート)
 
書体も欄間の暖簾もレトロですが、江戸というよりは昭和な雰囲気だと感じました。看板フェチの私は後ろボケで看板に注目します。
 
 
大多喜小江戸33
35mm, f/2.8, 1/80, ISO200(WBオート)
 
どこを見ても格好良い雰囲気が漂います。中にも入って土間とか畳とか撮ってみたいのですが歩道からの撮影です。木の雰囲気を出しながら足りない明るさを補完して、、、難しいです。
 
 
大多喜小江戸34
35mm, f/2.8, 1/80, ISO200(WBオート)
 
基礎部分が興味深い造りです。柱の本数もサイズもそうですが、建築の素人でも興味深いと感じます。
 
 
大多喜小江戸35
35mm, f/8, 1/40, ISO200(WBオート)
 
和の雰囲気です。ここでも光のコントロールが難しく感じました。空が白くなっちゃっています。
 
 
大多喜小江戸36
35mm, f/7.1, 1/40, ISO200(WBオート)
 
先ほどの水路の向こう側が車を停めた駐車場だったので、もう少し街を見て歩きたい気持ちもありましたが、疲れていたので戻ることにしました。駐車場に向けて路地を曲がると、なんかすごい建物が。
 
 
大多喜小江戸37
35mm, f/7.1, 1/400, ISO200(WBオート)
 
板張りの壁に凄みを感じましたが、看板が沢山付いていたりと異様な建物でした。
 
大多喜で歩きながらの撮影は以上でした。
 
後で確認すると全般的にISOが高くなってしまったので後悔も多いですが、街歩きとしては街全体から雰囲気作りをしようとする意欲が感じられてとても楽しかったです。
 
もう少し細かく街を歩いてみたいので、また行ってみたいと思います。。。しかしまたリベンジ項目が増えてしまいましたw
 
この日はここまで上総鶴舞駅〜大多喜城〜大多喜小江戸と、撮影結果は別にしてかなり満足度の高い一日でした。しかしこのままでは終わりません。
 
このあと友人Tさんのところに行った私は、夜の撮影にも出掛けることになりました。決して満足の行く撮影結果ではありませんでしたが、これまで何度も経験しているTさんにインターバル撮影のやり方を教えてもらいました。
 
 
宜しければまたお越しください。
 
 


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