本を買って、2度目の南房総市で撮影
今すぐ使えるかんたんmini デジタル一眼プロが教える撮影技
澤村 徹 技術評論社 2010-08-21
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これまでは殆どの写真をオートで撮ってきましたので、D3100のモードダイヤルは「GUIDE」または「AUTO」でした。少し先輩の友人MOTO君はすでにいろいろな設定で撮り始めているようです。そろそろ私もモードダイヤルを回して撮影してみたいと思い始めましたが、何が何やら見当もつきません。
そこでとりあえずは本でも買って勉強してみるか。ということで上のバナーの書籍「今すぐ使えるかんたんmini デジタル一眼プロが教える撮影技」という本を購入しました。これを読んで少しは理解して撮影に臨もうと意気込んでいましたが、読書する時間を作れず、さらに読んでもあまり実際の撮影をイメージ出来ないという悪循環に陥りました。
それじゃあ仕方がないと本を持ちだして現場付近の駐車場に車を停めて、本を読んでから(読みながら)撮影してみようと車の中で本を読み始めたら眠ってしまいましたw
撮影前にモタついてしまいましたが、目覚めてからとりあえずは撮ってみようと歩き始めました。先月来たばかりの場所で何の目的もなく撮っていても仕方ありません。秋葉原でMOTO君が「絞り優先オート」で撮っていたのを見かけたので、じゃあちょっと「絞り優先オート」で撮ってみよう。と思って色々試したのですが、結果的に海などの風景を撮る場合には、あまり色々イジってもブログに載せるくらいの大きさの画像ではほとんど違いが分かりませんでした。
やはり知識と経験値で「設定に対しての無駄な動作を減らす」ということをしていかないといけませんね。詳しい人に聞くと「あ〜そういう場合だったら○○○をこうしてみたら?」などとすぐに応えてもらえますが、そこは経験値だと思いますのでとにかくたくさん撮ってみないといけません。
で、この日の南房総ではコンデジのFinepixS5200も、今度はちゃんと充電して持っていったので撮り比べもしてみます。基本的にはFinepixもD3100もモードダイヤルは「A(絞り優先オート)」で撮影していますが、どちらのカメラも搭載ディスプレイの解像度が低いので、撮りながら確認しても現場ではまったくもって違いが分かりませんでした。
本に書かれていた「風景写真はすみずみまでシャープに」という項目に「絞りはF8〜F11で撮る」と出ていましたので、基本はそれで撮っていますが、テスト用にさらに絞ったり開いたりもして撮りました。
[Finepix S5200]
[D3100]
Finepixも綺麗ですが明るさが違いますね。絞り値を大きく絞るほどレンズの埃やノイズが目立ってくるようです。
[Finepix S5200]
[D3100]
今度はFinepixの方が明るいように見えますが、空の階調の深さはD3100の方が表現力が高いです。
[Finepix S5200]
[D3100]
グレーの部分が入ってくるとカメラが結構極端な色調整を始めるFinepixと、ちょっとだけ背景をボカしてみたかったけれど明暗がハッキリせずにベタッとした画像になってしまったD3100の画像です。
[D3100] 5月にしては暑かったので入江で遊んでいる人も多かったです。
[D3100] お母さんの後を頑張ってついていく子供が可愛かったです。
[D3100] 道路だけ見ていても非日常感を感じる風景です。やはりこういうところはオープンカーで走りたいです。
[D3100] 歩いていたら小山の上に不思議な建物を見つけました。反対側には鳥居らしきものがあったようですが神社でしょうか。
[Finepix S5200] こういう時にはコンデジの10倍ズームは便利です。
ちょっと不気味な感じにして遊んでみましたが、現地でもこんな印象でした。これにフォトショで霧を追加してカラスを加えるとファンタジー・ホラー画像の出来上がりですw
[D3100] 半逆光みたいな感じの雰囲気をイメージして撮りました。
移動して撮影しながら本を確認するのはとても大変でしたので、こういう時は電子書籍が向いていると思いました。現にNIKONのマニュアルもiPhoneアプリに入れているので持ち運びもラクです。そういった意味ではKindle版は価格も安くて良いかも知れませんね。
本の内容については、ネット通販で中を見て買ったわけではないので、購入時に思ったのとは少し印象が違いました。またCANON愛用のカメラマンの解説なので、自分のカメラではどうなんだろうと調べるところにおいては逆に勉強になりました。ちょっとした豆知識や実践的なことも書かれていますので、何度か読んで理解したいと思います。
さて、次回はこのあと行ったパワースポットの写真をご紹介します。
それではまた。
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