木更津潮浜公園で自衛隊のヘリコプターを撮影できるか試してみた(1)
前回記事の「またもや夕陽が見えそうだったので…同アングルだけど赤を意識して撮ってみた」で少し触れていますが、ヘリコプターが撮りたくなったので木更津市内での打ち合わせの合間に、前回夕陽を撮影した場所にほど近い潮浜公園に行って撮影できるかを試してみました。
とは言ってもそれはそれ、ヘリコプターばかりを撮っていたわけではありません。例によって撮影時間は45分ほどの時間でしたが、バシャバシャと撮りまくって300枚くらいは撮りましたw
私は結構ヘリコプターが好きなんですが、それも報道などのヘリコプターよりは「映画 踊る大捜査線」に出てくるような特殊部隊的なヘリが好きで、自衛隊の木更津駐屯地で行われる「木更津航空祭」でのデモ飛行などはとてもカッコ良くて好きなんです。
その航空祭、カメラを始めた今年とても楽しみにしていましたが気がついたら終わっていて、自衛隊の近所に住んでいる妹からは「もう終わった、嵐みたいな天気だったから連絡しなかった」と後で言われまして、結局は行きませんでした。
さて、撮影の話です。木更津に住んでいると旅客機やヘリコプターをよく見掛けますが、当然ですけど飛んでいる機影を下から狙うことがほとんどになります。それでも良いのですが、可能な限り水平に近い目線で撮りたいという願望もあります。
厳密には無理ですが、それに近い画が撮れないかと考えた時に、潮浜公園から対岸にある自衛隊の基地を望遠レンズで狙ったらどういった画が撮れるだろう、ということで実践してみることにしました。
撮影は愛機ニコンD7100、レンズはこれは外せない愛用の単焦点レンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)と、今回は主役の望遠レンズ(TAMRON AF28-300mm f3.5-6.3 XR Di ASPHERICAL A061N)を使用、ホワイトバランスはオートです。
35mm, f/9, EV-0.7, 1/640, ISO160
潮浜公園の一番海よりの場所から自衛隊駐屯地方向を見るとこんな感じです。
35mm, f/13, EV-0.7, 1/500, ISO160
早くもヘリコプターを見つけました。35mmでは小さいですが、ナナメった海と青い空との関係が好きな感じです。
28-300mm(300mm), f/13, EV-0.7, 1/500, ISO160
早速望遠ズームレンズに付け替えて、水平に見る“つもり”で狙います。
28-300mm(250mm), f/13, EV-0.7, 1/500, ISO160
ふと上を見るといつものように飛行機が飛んでいます。最近は飛行機に陽が当たっている感じが好きです。
28-300mm(300mm), f/10, EV-0.7, 1/500, ISO160
霞んでいますが海ほたるが見えます。巨大な要塞のようにも見えます。
28-300mm(65mm), f/10, EV-0.7, 1/500, ISO160
順光なので、中の島大橋の赤が鮮やかです。あまりに赤が強かったので彩度を少し落としました。
28-300mm(300mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
さて、ヘリ撮影に戻ります。今度は横側が見られましたが、35mm換算で焦点距離450mmでも遠いです。
28-300mm(300mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
このサイズの写真では見えにくいと思いますが、着陸寸前のヘリコプターと近づいていく車です。
28-300mm(65mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
別のヘリが飛んできました。ズームアップも良いかも知れませんが、私はこういった画のほうが好きです。
28-300mm(155mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
近づいてきました。二枚羽根?が良い感じです。
28-300mm(170mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
2つ点いているランプと日の丸が見えます。
28-300mm(135mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
ちょっと角度を変えると陽の当たり方が変わったり、空の色も変わったりします。
28-300mm(300mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
後ろがぽっかり開いています。これから飛んで行くぞ!という感じがしてこの角度は割りと好きです。
28-300mm(300mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
もしハリウッド映画だったらミサイルを撃ちそうな構図です。
28-300mm(300mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
見えにくいと思いますが、何か吊り下げています。働いている感満載です。木更津駐屯地はヘリコプター団が駐屯しており航空補給処になっています。
28-300mm(155mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
何かを吊り下げているヘリに気を取られていたら別のヘリが頭上を通過していきました。ディテールも結構認識できます。
28-300mm(155mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
良い感じで陽が当たっています。
28-300mm(85mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
あえて引いて構図を考えてみました。それほど速くはありませんが飛んでいるので、迷っているとますます遠のいていきます。そして旅客機もフレームインです。
28-300mm(100mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
先程から作業しているらしい何かを吊り下げたヘリの方向に向かって飛んでいきます。やはり対象は小さくなりますが、海や建物が画に入ってくると動きが出てくる気がします。
28-300mm(100mm), f/10, EV-0.7, 1/800, ISO160
左下のブイをウエイトにして吊り下げたまま飛んでいるヘリの横顔を撮りました。
今回は以上です。
どこかのサイトで読んだのですが、私が使っている望遠ズームレンズは他の300mmに比べると寄れないというようなことが書いてありました。このレンズは最短焦点距離が49cmでマクロレンズも兼用できるためなのかは分かりませんが、他の300mmと使い比べた訳ではありませんので現時点ではなんとも言えません。
しかし手ブレ補正機能が付いていなくてもコンパクトで手軽に寄れる上に、D7100に着けたらオートフォーカスもできるようになったので、とても気に入っています。先行き余裕ができたらAPO系のズームを試してみたい気持ちもありますが、しばらくはこのズームで頑張っていきます。
ただ、このオートフォーカス。D7100になってフォーカスポイントが51点になって、D3100の11点と比べると多少曖昧に狙ってもピントを合わせた感じになってくれる上、スピードも速いです。しかし自分が思ったポイントに合わせるのに結構苦労したりしています。
これは慣れの問題が大きいと思うので、D7100がどうとかいうことはないのですが、AFエリアモードを切り替えるのもD3100は4つだったのに対して、D7100は6つあるのでどの設定がその時最適なのかの選択なども踏まえて慣れが必要だと感じました。
D3100のシンプルな設定はある意味私向きだったのかも知れませんw しかし操作系はダントツにD7100の方が優れていて、なんといっても嬉しいのがサブコマンドダイヤルの存在です。メインとサブのコマンドダイヤルがあることで、基本的な設定が素早く直感的にできるようになりました。
ボタン配置については文句がないわけではありませんが、それはまたの機会にご紹介します。
次回も引き続き300mmズームレンズを使って自衛隊のヘリコプターを撮っています。宜しければまたお越しください。
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