昭和世代は後先考えずに買う!で、大三元 & 埼スタで感じた撮影ポジションと画角について-鳥栖戦-(1)



ニコン NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S|カメラのキタムラネットショップ


 

昭和世代は後先考えずに買う!で、大三元

 
ニコンは10月27日に、デジタル一眼レフカメラ「D850」およびミラーレスカメラ「Z 5」の最新版ファームウェアのダウンロードを開始したとのお知らせがありました。該当する方はバージョンアップされた方が良いかと思います。
 
さて、私がカメラを初めた頃から何度か引退宣言をしていた友人のgarakutaさんが、発売とほぼ同時にミラーレス一眼の「Z fc」を買いました。それはこのサイトでも以前にお知らせしました。
 
先日会ったところ、なんと大三元レンズの「Z 24-70mm f/2.8 S」を買ったのだという話をしていました。その話を聞いたときにはレンズはまだ届いていなかったのですが、気になっていたSラインを買ったとのことです。
 
嬉しい引退撤回ですが、Z fc購入時にはそれほどハイスペックとは言えない望遠レンズ「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」を買っていたので、まさかの大三元購入でした。
 
Fマウントの大三元レンズ24-70mm/f2.8を愛用していて、その実力は分かっているつもりですのでZマウントの大三元なんて良いに決まっています。その代わりと言ってはなんですがお値段もかなり良いですね。
 
羨ましいですし興味もありますが、カメラ本体ごと借りないと試すこともできませんから諦めるとしますか。garakutaさんはカメラごと持っていって試してください。と言ってくれますがそこまでの興味は湧いてきません。
 
さらに現在はgarakutaさんの娘さんが持っていってしまったらしいので余計に借りることはできません。garakutaさんの娘さんは結構本気でカメラに取り組んでいるらしく、キャノンユーザーです。
 
娘さんにねだられて「キャノン90D」を買わされたと言っていました。で、なんでニコンにしないんだと聞いたら、友人が皆ニコンだから私はキャノンが良い。と言っていたらしいのですがZ fcは使うんですね。
 
なかなか面白い娘さんです。私は会ったことはないですが、娘さんが撮影した写真にはとても興味があります。そんなgarakutaさん、会話の中で私が「最近ギターが欲しくて」という話をしたら「買っちゃえば良いじゃないですか、買いましょうよ」と言ってきます。
 
彼はいつもそうなのですが「とりあえず欲しかったら買う!俺達の世代はそうでしょう?」と煽ってきますw 確かに物欲に素直でお金遣いが荒いというのは昭和世代の特徴かもしれません。それでも一部の人種ですよね。
 
彼と会うと感化されてしまうので気をつけないといけません。幸か不幸かブラック・フライデーでセールのメールが毎日届きます。でも円安なので米ドルで支払う製品は安くなってもお高いです。
 
だったら国産ギターでも、、、いけない、いけないw
 
 

埼スタで感じた撮影ポジションと画角について-鳥栖戦-(1)

 
埼スタにカメラを持ち込むようになってから、初めの頃は南ゴール裏でしたが、雨に降られたことがあってから指定席のバックロアーで見ることが多くなりました。
 
バックロアーで屋根のある辺りの席を取っていましたが、今回は屋根がない、いつもより少し前の方で撮りました。ゴール裏でも同様なんですが、バックスタンドの屋根がある席だとDXクロップにして35mm換算450mmにしてもそれほどは寄れません。
 
高画素機なのでトリミングすれば寄れますが面倒です。で、考えていたのが35mm換算で400mmとか500mm、もしくは600mmなどの望遠レンズを購入するということでした。しかしサッカー場は席が狭く、大きなレンズを構えると隣の人に迷惑がかかります。
 
300mmの今でも隣の方は迷惑かも知れませんが、これよりも長いレンズだと更にはばかられます。あたりを見回してみるとキャノンの白レンズ(多分400mmくらい)とかニコンだと80-400mm(AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR)を使っている人は見たことがあります。
 
そんなこんなでもやもやしていた中、この鳥栖戦と最終の福岡戦のチケットを買ったのですが、鳥栖戦では屋根のない、これまでよりピッチに近い位置で撮ることができました。そして福岡戦はさらに前の席です。
 
福岡戦の画像はそのシリーズでご紹介しますが、単焦点レンズを使用する際によく言われる「足で稼ぐ」を、前の方の席を買うことで実践してみました。結論から言うと、機材を変えずに、これまで撮れなかったくらいの寄り(当社比w)も撮ることができました。
 
しかしそれには当然、被写体が近づいてきてくれることが前提になります。それでもこれまでと違った新鮮な気持ちで撮影できました。
 
席の価格は屋根の下も屋根のない少し前の席も同じなので、たくさんのお金をかけてお高くて大きなレンズを買うよりも、コスパの高い撮影になった気がします。これはあくまで個人的な感想です。
 
今回は試合前から試合前半に撮った画像をご紹介します。前半はこちらに攻めてくるシチュエーションだったので、攻撃的なシーンが多かったです。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)と望遠ズームレンズの(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2023を使用しています。
 
 
埼スタ鳥栖戦23
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/6.3, 1/500, ISO450, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
ピッチのほぼ対角で行われているウォーミングアップでも、これまでよりは寄れています。いきなりのDXクロップで構図が残念です。
 
 
埼スタ鳥栖戦24
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/6.3, 1/500, ISO400, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
もう一枚アップ中の画像です。午後3時キックオフなので、光も足りている感じでノイズも少ないです。
 
 
埼スタ鳥栖戦25
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/6.3, 1/500, ISO720, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
おや?審判グループの中に女性がいました。カタールワールドカップでも笛を吹く予定のあの方でしょうか。
 
 
埼スタ鳥栖戦26
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/6.3, 1/500, ISO800, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
女性のレフェリー、生で初めてみました。
 
 
埼スタ鳥栖戦27
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/6.3, 1/500, ISO1000, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
ウォーミングアップ中にスタンドに笑顔で会釈です。正直上のスペースが空きすぎですが、レンズを下に向けると前の人の後頭部が入ってしまうのと、顔が中心のほうがフォーカスが来やすいというのがあります。
 
 
埼スタ鳥栖戦28
D810, 70-300mm(70mm×1.5), f/6.3, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
この試合のビジター、サガン鳥栖の皆さんです。
 
 
埼スタ鳥栖戦29
D810, 70-300mm(70mm), f/6.3, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
FXモードにして毎度の北ゴール裏です。ちょっと観客の入りが悪いかなって印象です。そしてオーロラヴィジョンに出ました。「山下良美」主審です。
 
 
埼スタ鳥栖戦30
D810, 70-300mm(300mm), f/6.3, 1/320, ISO500, 撮影モード絞り優先オート
 
中心部の太鼓隊がいる辺りです。この試合、ゴール裏は声出し応援が可能ということで、スタジアムの一部とはいえ以前の光景が戻ってきました。
 
 
埼スタ鳥栖戦31
D810, 70-300mm(300mm), f/6.3, 1/320, ISO450, 撮影モード絞り優先オート
 
選手入場です。これまでよりは寄れている気がします。
 
 
埼スタ鳥栖戦32
D810, 70-300mm(300mm), f/6.3, 1/320, ISO450, 撮影モード絞り優先オート
 
円陣を組む選手たちと、それを狙うカメラマン、後方には赤いサポーターと、臨場感ある画になりました。
 
 
埼スタ鳥栖戦33
D810, 70-300mm(75mm), f/4.5, 1/500, ISO280, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
キャスパーとリンセンのツートップが撮りたかったです。
 
 
埼スタ鳥栖戦34
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/500, ISO640, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
キャスパー・ユンカーです。SNS使いとしては他サポにも定評があります。
 
 
埼スタ鳥栖戦35
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/500, ISO560, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
ブライアン・リンセンです。私は初めて生でプレーしているのを見ましたけど、カウンター気味に前に出る際、味方に上がれ上がれと大きく手を振る姿が印象的でした。
 
 
埼スタ鳥栖戦36
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/640, ISO1000, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
小泉佳穂選手です。彼も女性に大人気です。
 
 
埼スタ鳥栖戦37
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/1000, ISO1250, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
セットプレーを取った際のレフェリーとのやり取りです。
 
 
埼スタ鳥栖戦38
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/1000, ISO1600, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
岩尾選手のフリーキックです。シャッタースピードがこれくらい速まると夜でもないのにISO感が爆上がりです。
 
 
埼スタ鳥栖戦39
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/1000, ISO1400, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
良いフリーキックでしたが、残念ながらキーパーがナイスセーブです。
 
 
埼スタ鳥栖戦40
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/4000, ISO5600, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
しかしその後、大久保選手のドリブルからキャスパー・ユンカー選手のゴールが決まりました。ロックしてなかったのでコマンドダイヤルを回しまくりでシャッタースピードがカオスです。
 
 
埼スタ鳥栖戦41
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/4000, ISO6400, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
シャッタースピードで無茶をしたのでISO感が設定上限に達してしまいました。
 
今回は以上です。
 
 
ほんの少しだと思っていましたが、席がピッチに近づいただけで結構な画角を稼いだ気がします。前半はこちら側に攻めてくるという事情はありましたが、試合中はDXクロップをすることなく撮れました。
 
私の場合は望遠の目ではないのであまり寄りませんが、望遠の目の人だったらDXクロップを使ってもっと寄れたと思います。FXで300mm、DXクロップで450mm、これが600mmとかだと違うと思うんですが、300mmからの150mmくらいだと自分が動くのもありですね。
 
FXで600mmは経験がないのですが、例えばFXで600mmだとするとDXクロップで900mmになりますからちょっとした異次元感があります。しかしレンズが大きくなりますので隣の席の人に迷惑がかかります。
 
超望遠を使うのであれば並んで2席買わないといけないかも知れません。しかしこれはやりたくありません。チケット代をケチっているのではなく一人でも多くの人に試合を見てもらいたいからです。
 
となると雨の心配はありますが、300mmとか、長くても400mmくらいの望遠レンズでなるべくピッチに近い席で撮るのが良い気がしました。これはサッカーに限らず、野球などでも使えるかも知れません。
 
自分が歩きながら撮っているときには意識していなかった「足で稼ぐ」ですが、「足で稼ぐ、応用編」とも言える気づきでした。
 
 
で、次回は後半を少しと試合後の様子をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 

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