いいレンズは重くて太く、さらに長い & 埼スタで感じた撮影ポジションと画角について-鳥栖戦-(2)



ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR【納期約1-2週間】|カメラのキタムラネットショップ


 

いいレンズは重くて太く、さらに長い

 
先日「デジカメ Watch」の漫画「カメラバカにつける薬」を読んでいましたら、作中に「いいレンズは重くて太い」というコマがありました。至極当然のことなんですが、思わずクスリとしてしまいそうなセリフです。
 
私の実感としてもほぼ同様の印象ですが、もう一つ「さらに長い」と付け加えさせてもらいました。
 
オールドレンズとかクラシックレンズとか言われるレンズには、軽くてコンパクトなレンズが多いですが、新しく開発され販売されるレンズは、たとえ画角がクラシックと同じでも、鏡銅が太く長く、重量も重くなっています。
 
これは、デジタルカメラのセンサーに対して光が斜めに入ったりしないように、そして変な反射をしないようにしているためだと聞きました。特にデジタルカメラのセンサーの場合は、センサーに直角に光を取り入れることが大事なようです。
 
あとはAFのモーターとか手ブレ補正などの機構も入っているレンズなどでは、クラシックレンズの筐体とはまったく違う見た目のものが多いです。まあ、理屈では理解しているつもりになってはいても実際に持ち歩くとけっこう大変です。
 
現在私が愛用しているカメラバッグ「ドンケ F-2」では、大三元の24-70mm f/2.8を入れて他のレンズも持って行こうとすると、カメラに24-70mmをセットした状態ではバッグに入りませんし、無理矢理に入れるとバッグが閉まりません。
 
ですから、例えば埼スタに行く際など、望遠レンズが必要なときにはカメラとレンズをバラしてバッグに詰めて出掛けます。街撮りの場合には24-70mmと単焦点85mmなどを持ち歩くこともありましたが、最近では24-70mm1本で出かけるようになりました。
 
直近の撮影で川崎を歩きながら撮ったのですが、もうレンズは24-70mmのみで撮りました。カメラバッグの中のインナーバッグを取り出して、カメラにレンズを装着したまま入れました。
 
D810+24-70mm f/2.8
iPhoneで撮影
 
もうなんかとても無防備な感じにも見えますが、これが意外と快適だったりします。これまではカメラを持ったまま入ることにはばかられるお店や施設などに入る際に、手間がかかったり諦めたりすることが多かったんですが、サクッとバッグに入れられます。
 
インナークッションがないと困るようなアクションやアクシデントに対しては不安ですが、撮影時はカメラを剥き出しにして歩いているのですからあまり問題とは感じていません。移動時もクルマの座席に置いていますし。
 
レンズがデカくなることでバッグを買い換える必要性も感じますが、山歩きであれば背負うタイプのバッグも良いかも知れないと最近は思い始めました。ただ正直、街撮りではこれ以上大きなバッグや背負うバッグにはしたくないです。
 
街で出会う撮影している人の多くは首からミラーレスを下げているような人が多い印象で、極稀に私のようなショルダータイプで少し大きいカメラバッグに三脚を持っている人を見かけます。
 
私は両者の中間的な感じですがどちら側にも必要性を感じますね。その時々の撮影によってライトにもヘビーにもしていきたいところです。まあ読みが外れちゃうケースも多々ありますw
 
 

埼スタで感じた撮影ポジションと画角について-鳥栖戦-(2)

 
最近の観戦では雨を避けてバックスタンドの屋根のある辺りの席を購入していましたが、気まぐれに屋根のない前の方の席を買ったことで、これまでと画角が違って印象も変わってきたという埼スタでの鳥栖戦を撮った2回目です。
 
もっと長めの望遠レンズの導入を考えていたけれど、観戦位置(席)をピッチに近くにすることで、多少の画角の悩みが解決できると実感した撮影でしたが、これからはどうするか分かりません。
 
ただ、この試合の後に買った最終戦の福岡戦では、さらにピッチに近い席を買いましたが来季はどういう気分になっているでしょうかね。
 
前回は試合前から前半終了までをご紹介しましたが、今回はハーフタイムから試合後の選手挨拶の様子を撮影しました。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2023を使用しています。
 
 
埼スタ鳥栖戦42
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/4000, ISO6400, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
前半にやらかしてしまった無茶なシャッタースピードのまま撮ってしまっています。埼スタではハーフタイムに芝の手入れ(養生)が行われるシーンが最近は増えました。試合中にも感じますが、やはり埼スタの芝は限界なんでしょう。
 
 
埼スタ鳥栖戦43
D810, 70-300mm(180mm), f/5, 1/4000, ISO6400, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
ACL決勝の埼スタ使用についての署名はしましたが、正直こういったシーンを見ているので、実現は難しいだろうとみんな感じていたと思います。会場はまだ決まっていませんが、日程が変更されなければ埼スタではできないという事になるようです。各国のスケジュールもありますので日程変更も現実的ではないでしょうから、首都圏の大きなスタジアムでACL決勝をホームとして戦うことになるでしょう。
 
 
埼スタ鳥栖戦44
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/500, ISO1600, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
やっとシャッタースピードを変更したおバカな私です。キャスパーとリンセンが色々と言い合っている様子を撮りました。
 
 
埼スタ鳥栖戦45
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/500, ISO1400, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
攻撃的な外国籍選手は特に要求が強いですが、日本の選手に足りないのはこういったところだと思います。20年前よりは要求できる日本人も増えたとは思いますが、まだまだおとなしいと感じる事が多いです。
 
 
埼スタ鳥栖戦46
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/500, ISO1100, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
サッカーの試合で撮りやすいと感じるシーンの一つ「円陣」です。撮りやすいだけではなく私が好きなシーンでもあります。
 
 
埼スタ鳥栖戦47
D810, 70-300mm(300mm), f/5.6, 1/500, ISO1600, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
300mmではありますが、DXクロップをせずにこの距離で撮れました。何メートルかは分かりませんが、距離って大事だと感じる画になりました。
 
 
埼スタ鳥栖戦48
D810, 70-300mm(70mm), f/4.5, 1/320, ISO450, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
試合終了です。
 
 
埼スタ鳥栖戦49
D810, 70-300mm(70mm), f/4.5, 1/320, ISO1100, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
選手整列です。
 
 
埼スタ鳥栖戦50
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/400, ISO1600, 撮影モードシャッタースピード優先オート
 
選手がスタンドに挨拶をしながらスタジアムを一周してきます。この日と次の埼スタ撮影で一番撮りたかったシーンです。
 
 
埼スタ鳥栖戦51
D810, 70-300mm(95mm×1.5), f/5.6, 1/160, ISO720, 撮影モード絞り優先オート
 
ここから絞り優先オートにしました。南ゴール裏への挨拶シーンです。
 
 
埼スタ鳥栖戦52
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO2800, 撮影モード絞り優先オート
 
リンセン選手です。前席の人のアクションの隙間を縫って撮りましたが、表情も顔色も悪くない感じです。
 
 
埼スタ鳥栖戦53
D810, 70-300mm(70mm×1.5), f/5.6, 1/125, ISO1000, 撮影モード絞り優先オート
 
拍手の手が入るとオートフォーカスが手前に来ることがあります。それはそれで悪くないこともありますが、撮りたい画でないのには違いありません。
 
 
埼スタ鳥栖戦54
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO5600, 撮影モード絞り優先オート
 
穏やかな人柄とディフェンダーにも関わらずカードを貰わないプレーで「神」とまで言う人がいるアレクサンダー・ショルツ選手です。この人がいなければ今季の浦和はさらに悲惨なことになっていたことでしょう。
 
 
埼スタ鳥栖戦55
D810, 70-300mm(70mm×1.5), f/5.6, 1/125, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
 
選手たちが北ゴール裏に挨拶です。オーロラビジョンには先制ゴールのキャスパー・ユンカー選手のヒーローインタビューが映っています。
 
 
埼スタ鳥栖戦56
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO2200, 撮影モード絞り優先オート
 
ヒーローインタビューを終えたキャスパー選手が他の選手とは遅れてスタジアムを一周です。残りの写真はすべてユンカーです。
 
 
埼スタ鳥栖戦57
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO2000, 撮影モード絞り優先オート
 
サポーターには笑顔をみせていますが、今季、プレー中の笑顔はとても少なかったです。
 
 
埼スタ鳥栖戦58
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO2200, 撮影モード絞り優先オート
 
イケメンサムアップ&ウィンクです。
 
 
埼スタ鳥栖戦59
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO2500, 撮影モード絞り優先オート
 
こちらに向かって拍手です。
 
 
埼スタ鳥栖戦60
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO3200, 撮影モード絞り優先オート
 
ちょっと背景含めてコテコテなコントラストになっちゃいました。
 
 
埼スタ鳥栖戦61
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO4000, 撮影モード絞り優先オート
 
まだ公式発表はされていませんが、来季浦和でプレーしてくれるのであれば、たくさんのゴールと笑顔が見たいキャスパー・ユンカー選手です。

 
今回は以上です。
 
 
このサイトの時間軸では未だJリーグが行われている世界線ですが、リアル時間軸ではカタールにてワールドカップが開催されます。この記事が更新された今日25時、開催国のカタール対エクアドルの試合で開幕です。
 
私はJリーグ開幕時からの浦和レッズファンですが、最近は浦和の試合以外はまったくと言って良いほど見ないので、あまりサッカー好きではない気がします。日本代表も一時期の人気はなくなっている感じですが、頑張って結果を出して欲しいです。
 
ワールドカップですから対戦相手はどこも弱くはないですから、簡単に勝てるとは思わないほうが良いですが、日本代表、特に浦和から出場する酒井宏樹選手には活躍してもらいたいです。
 
このサイトの時間軸でJリーグが終わる頃には、ワールドカップも終わっているかも知れませんが、このサイトはカメラサイトらしくw(嘘っぽいw)マイペースで頑張りたいと思います。
 
 
で、次回は試合後の埼スタの外の様子を少しと、帰りに思いつきで行った蒲田での撮影をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 

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