Z fcを触らせてもらった、その印象は… & 久しぶりに東京駅付近を歩きながら(4)



ニコン Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット【納期約2ヶ月】|カメラのキタムラネットショップ


 

Z fcを触らせてもらった、その印象は…

 
1月の後半、久しぶりにgarakutaさんに会ったときに、ニコンZ fcを触らせてもらいました。
 
garakurta Z fc
iPhone11で撮影
 
撮影時、レンズキャップを外し忘れてしまいました。garakutaさんはニコンダイレクトで予約開始時に「Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット」を予約し、プレミアムエクステリア張替でグレーを選択しました。
 
Z fc単焦点28mmキットと一緒に、望遠ズームレンズの「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」とマウントアダプターの「FTZ II」も購入したと言っていました。
 
上の写真はZ fc本体に50-250mmを装着した画像ですが、渋い木製グリップも装着して、より自分仕様なカメラになっていました。
 
その場でちょっと撮らせてもらいましたが、とてもコンパクトで持ちやすく、ボディを持ったときの重量バランスも見た目もとても良いと感じました。
 
このコンパクトで軽くて持ちやすい、というのは、最近自分のセットがとても大きく重くなっているので、特に強く感じたのかも知れませんが、やはりいつでもどこへでも持ち歩けるという、スナップ向きのカメラとしては最高のサイズ感だと感じました。
 
ただ私の場合、一番大事なのはそこではなくEVF(電子ビューファインダー)な訳です。EVFを覗くのは初期型のZ7以来ですが、その時よりは不自然さや違和感は少なかった気がします。
 
しかしレンズを見ているというより、画面を見ているという感覚がやはり確かにあって、被写体に相対する時の高揚感とかリアリティは、光学ファインダーに比べると劣っていると言い切らせてください。
 
これは好みの問題なので、EVFが気にならない人であればスタイルが良くてコンパクト、画質も良いZ fcはオススメですが、APS-C機なので広角や超広角が好きな人はフルサイズ機の方が良いかも知れません。
 
Z fcは、可愛く軽量コンパクトでお手頃価格、というコンセプトなので、これでフルサイズ機になって本体30万、とかではここまで人気は出なかったと思いますから、これはこれが良いのです。
 
友人のZ fcを見て、気に入ったら買っちゃうくらいの危うい気持ちで触らせてもらいましたが、購入するという気持ちまでにはなりませんでした。それは良かったのか残念だったのかは分かりませんが、やっぱりファインダーは光学でしょ。
 
garakutaさんには「使ってみてください」と言っていただいたので、もしかしたらそのうちお借りしてこのサイトで特別編なるリポートをするかも知れません。もし借りたら、ダイヤルで露出設定するのに苦労しそうではあります。
 
 

久しぶりに東京駅付近を歩きながら(4)

 
年末に標準ズームレンズの(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を中古で買いました。そしてレンズが手元に届いた翌日に、早速東京駅付近を歩いて撮影してきた画像をご紹介する4回目です。
 
f/2.8通しの大三元レンズということで、夕方から夜にかけての、あまり光が多くない状況で使ってみようと考えてスタートしました。前回は、丸の内仲通りを歩いて主にイルミネーションやショップ、歩道などを撮りました。
 
今回は銀座に入って、高級カメラブランドの前を通っていつも歩く数寄屋橋交差点の方向に歩きました。辺りはすっかり日が落ちて夜景撮影になっていきます。今回は電飾がケバいショップなど、派手な画を多く撮りました。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2022を使用しています。
 
 
東京駅〜銀座62
D810, 24-70mm(70mm), f/3.2, 1/80, ISO160, 撮影モード絞り優先オート
 
前回記事最後の写真の続きで日比谷です。写真を撮るカップルが微笑ましいですが、奥の階段を1人で上る小さな子がいると現像時に気づきました。今さらながら気になります。
 
 
東京駅〜銀座63
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
 
ライカ銀座店の看板です。写真の背景が突然暗くなりましたが、ちょっとお店に入ってみました。とても入りにくい雰囲気で、ハードルを高めにしているブランド特有の空気を感じました。さすがに「レンジファインダーをテキトーに見繕ってくんな」なんて冗談は言えないお財布を持つ私です。
 
 
東京駅〜銀座64
D810, 24-70mm(36mm), f/2.8, 1/40, ISO640, 撮影モード絞り優先オート
 
空の一部で少し明るい部分がありますが、すっかり夜景の色合いになってきました。
 
 
東京駅〜銀座65
D810, 24-70mm(27mm), f/2.8, 1/30, ISO1250, 撮影モード絞り優先オート
 
もう一度、ライカ銀座店です。初めて来ましたが、アウェー感満載の初ライカのお店になりました。
 
 
東京駅〜銀座66
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO450, 撮影モード絞り優先オート
 
夜になったので、東京駅方面に向かって戻り始めます。帰りは銀座の派手な通りを通って帰ろうと思い、歩きました。
 
 
東京駅〜銀座67
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
 
交差点とクルマとビル、好きなものを同時に撮るのは嬉しいです。
 
 
東京駅〜銀座68
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO1600, 撮影モード絞り優先オート
 
夜の街を開放で撮りますが、高い解像感です。やはりさすがの大三元レンズということでしょうか。
 
 
東京駅〜銀座69
D810, 24-70mm(62mm), f/2.8, 1/60, ISO1000, 撮影モード絞り優先オート
 
数寄屋橋交番のマチ針が見えた辺りに派手な電飾サインが光るビルがありました。
 
 
東京駅〜銀座70
D810, 24-70mm(52mm), f/2.8, 1/50, ISO500, 撮影モード絞り優先オート
 
人通りが多いので通行人の頭の上を撮りがちです。
 
 
東京駅〜銀座71
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO2200, 撮影モード絞り優先オート
 
夜でも明るい銀座ですが、上を向いて撮ったら光が足りなかったようで、ISO感が2000を超えました。
 
 
東京駅〜銀座72
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
 
超ド派手な東急プラザのサインです。DUTY FREEの看板があることから外国人観光客へ向けてのサインのように見えます。
 
 
東京駅〜銀座73
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO180, 撮影モード絞り優先オート
 
こんな色にもなります。まるで昼間のようなISO感です。
 
 
東京駅〜銀座74
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
下の白い照明のところはエスカレーターですが、たまたま人が乗っているのが撮れました。
 
 
東京駅〜銀座75
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO1600, 撮影モード絞り優先オート
 
先程のエルメスのビルを若干引いて撮りました。このビルのこの色使い、私は好きではありません。
 
 
東京駅〜銀座76
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO800, 撮影モード絞り優先オート
 
数寄屋橋の交差点を引きで撮りました。とても高画質だと感じました。
 
 
東京駅〜銀座77
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO640, 撮影モード絞り優先オート
 
右にちょっと方向を変えて撮りました。
 
 
東京駅〜銀座78
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO500, 撮影モード絞り優先オート
 
このコテコテ感はすごいです。
 
 
東京駅〜銀座79
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/25, ISO500, 撮影モード絞り優先オート
 
コテコテビルの前で狭い道路を主役に撮りました。ビルの向かい側、工事現場のバリケードに光が反射していました。
 
 
東京駅〜銀座80
D810, 24-70mm(24mm), f/2.8, 1/40, ISO360, 撮影モード絞り優先オート
 
信号待ちで1枚撮りました。快調に通過するクルマの中でも右から2番目、ブレていますがポルシェです。銀座で見かけるポルシェの台数ったら新旧モデルともにハンパない台数で、その昔、BMWのE30が六本木のカローラと言われたように、今は銀座のプリウスってくらいの台数だと感じました。
 
 
東京駅〜銀座81
D810, 24-70mm(70mm), f/2.8, 1/80, ISO1400, 撮影モード絞り優先オート
 
道路の反対側から路地を撮りました。横断歩道を渡る人も入って、定番系ですが好きな構図です。
 
今回は以上です。
 
 
今回のテスト対象である(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)は、昼間の撮影でも解像感の高い高画質の画を残してくれましたが、普通の写真を普通に撮っていると、他のレンズとあまりその差が分かりづらかったりもします。
 
その点夜景撮影では常に開放で撮っていたりもするので、解像感が落ちると言われる開放でレンズの実力がある程度測れる気がします。専門家ではない私ですから、詳しい話や理論的な話はできません。
 
私は仕事でグラフィックデザインをすることがあるとは言っても、カメラは素人です。その素人目で見てもヌケ感とか解像感の高さは解ります。そんな夜の銀座撮影になりました。
 
デカくて重いのは置いといて、と言いますか、デジイチを使っていくのであれば、私にとっては離せないツールになっていく予感があります。そうなれば、どうやってでも持って出歩くしかありません。
 
正直、大きさ重さや画角のユーティリティ性など、もう少しなんとかならなかったのかと思わないこともないですが、このサイズでこの画角だからこそ実現できるこの画質、ということなのでしょう。
 
感じ方は人それぞれですが、標準ズームレンズのフラッグシップとされる性能の片鱗を見た気がしました。
 
使用前はこれまで使っていた標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)と比べる予定でしたが、ちょっと違うかな?という気持ちになってきました。そしてファーストインプレッションはもう少し続きます。
 
 
次回も東京駅〜銀座付近で歩きながら(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR)を使って撮影した画をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 


ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR【納期約2ヶ月】|カメラのキタムラネットショップ


 
 
スポンサーリンク