雪が積もりました、そしてコロナが… & 2021年で浦和を離れる選手たちを見に行った(2)




  

雪が積もりました、そしてコロナが…

 
新年早々、南関東でも雪が積もりましたね。その日は前日の夜からではなく、朝からでもなく、昼前くらいから降り始めました。雪が降る前の予報では、降っても芝生にちょこっと積もる程度、と言われていたので、夏用タイヤ(通常のラジアルタイヤ)のまま仕事に出掛けました。
 
昼頃には、これはヤバい、と思いながらも仕事から抜けられずに、やっと抜けられたのが午後4時過ぎでした。帰るときには雪が結構積もっていて「これはダメかな」と思いましたが、帰らないわけにもいかずに帰ってきました。
 
私の愛車、ロードスターは軽量で重量配分約50:50のFR(フロントエンジン、リヤ駆動)というのが1つのウリですが、これが雪の日には全部が悪い方に出てまともに前進しない感じになっちゃいます。
 
以前、埼玉に住んでいた頃、ホンダのS2000に乗っていた際にも大雪に見舞われました。その時は出先ではなく自分の駐車場からでしたが、同じく夏用タイヤで出ようとしたら1メートルもまともに進まなかった経験がありますので、そんな事になったら大変だと思いました。
 
降り始めてからそれほど時間が経っていないということもあって、路面に雪はありましたが凍結していなかったせいか、とりあえず走り始められました。あまりグリップしていませんし、車高が低いのでブルドーザーみたいに雪かきをしている時もありましたw
 
ロードスターにはDSC(ダイナミック·スタビリティ·コントロール)という機構がついているのですが、タイヤが滑ったりするとメーター内のランプが点きます。DSCのランプが点いたり消えたりしながら走っていました。
 
なんかそんな我慢の走りが、その昔、耐久レースを走っていた頃を思い出しました。チーム監督から「タイヤとブレーキは使うな、あとエンジンは〇〇回転まででタイム出せ!」とか無茶苦茶言われていたのも同時に思い出しましたw
 
そんなことを考えながらも無事に帰り着きました。ちょっと坂になっている自宅の駐車場で、サイドブレーキを引いてギヤを入れているにも関わらず、フットブレーキを放すとズルズルと滑ってしまったのには困りましたが、輪止めをして駐車しました。
 
そんな雪の影響もあって、ロケ撮の行き先も限られてくる感じになってきてしまう上に、新型コロナウィルスの変異株、オミクロン株が急速に感染拡大してきたので、いろいろと面倒な感じになってきました。
 
オミクロン株については感染力が強いため弱毒性だと言われていますので、これまでとは違う対応が必要になる気がしますが、自治体や政府がどういう対応をするのかによっては、また自粛をしないといけないことも考えられます。
 
オミクロン株はワクチン接種していても感染るようですが、ほとんど重症化しないということなので、通常のインフルエンザや風邪などのような扱いにできる気もします。ですがそれは私が決めることではありませんし、声の大きな一般人も怖いです。
 
せっかくレンズを追加したばかりなので、いろいろと撮りたい気持ちがありますが、当分は近所で、人があまり集まらない場所を探しての撮影になりそうです。カメラを始めたばかりの頃の自分であれば、雪の日は絶好の撮影日和だったと思います。
 
最近では雨や雪の日にカメラを持ち出すことはなくなりましたが、また初心に立ち戻って撮影する自分を取り戻す努力が必要な気がしました。雨や雪で喜んで出掛けるのではなく、自分のイメージの中にそのシチュエーションを加える程度で良いので、そこは心掛けたいと思います。
 
 

2021年で浦和を離れる選手たちを見に行った(2)

 
スタジアムでサッカーの写真は撮らない。と以前に決めたので、あまり気乗りはしませんでしたが、浦和の功労者である阿部ちゃんをはじめ、ここ10年くらいの間、浦和のために闘ってくれた選手の多くが浦和を離れるということで、カメラを持って埼玉スタジアム2002に行きました。
 
初めての「ワクチン・検査パッケージ」のチケットでの観戦で、久しぶりのバックアッパー席での撮影でした。実際に見に行っていたのに今回はオーロラビジョンを撮った画が多いのが申し訳ないですが、私の70-300mmではDXクロップして450mmにしてもあまり寄れなかったです。
 
あとは自分自身の備忘録的な意味合いもある撮影だったので、その辺りはご理解いただけると幸いです。前回記事では試合前の様子を撮りましたが、今回はサクッと試合終了までの画をご紹介します。
 
相変わらずビジョンの画が多いですし、選手紹介も多くなってしまいましたが、時折スタジアムの隙間から見える外の様子も撮っています。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2022を使用しています。
 
 
2021埼スタ29
D810, 70-300mm(70mm×1.5), f/5.6, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
バックアッパー席から撮った散水の画です。
 
 
2021埼スタ30
D810, 70-300mm(70mm), f/5.6, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
大旗やLフラッグの多くが振られています。声は出せませんが、熱い埼スタゴール裏がちょっとだけ帰ってきました。
 
 
2021埼スタ31
D810, 70-300mm(200mm), f/5.6, 1/200, ISO140, 撮影モード絞り優先オート
 
また選手紹介です。アカデミー出身で流経大から2021年加入したルーキー 伊藤敦樹選手です。スケールの大きさを感じる選手で、アカデミーから大学経由で浦和レッズ、という宇賀神選手同様の道を辿っての加入で、サポーターからの期待も大きいですが、新人とは思えない落ち着きで活躍してくれました。
 
 
2021埼スタ32
D810, 70-300mm(195mm), f/5.6, 1/200, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
 
中央大学から新加入の大久保智明選手です。果敢に前に仕掛けるタイプのドリブラーで、何度か試合を好転させたプレーを見せてくれました。
 
 
2021埼スタ33
D810, 70-300mm(200mm), f/5.6, 1/200, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
 
今夏に柏レイソルから移籍してきた江坂任選手です。個人的には柏にいたときよりも大宮にいた印象のほうが強かったです。彼の加入でリカ監督の0トップが機能した試合も多く、加入してすぐに主力として闘ってくれています。
 
 
2021埼スタ34
D810, 70-300mm(185mm), f/5.6, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
2021年をもって浦和レッズを離れる槙野智章選手です。良くも悪くもお祭り男だった選手で、例の大事件の際の彼のSNSでの発言を私は一生許さないでしょう。しかし選手としては一対一に強く、アジアの舞台で相手フォワードを抑える姿はとても頼もしかったです。2022年シーズンはヴィッセル神戸でプレーします。
 
 
2021埼スタ35
D810, 70-300mm(195mm), f/5.6, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
浦和のエース 興梠慎三選手です。2021年はオフの手術で出遅れて、最後まで苦しんだシーズンになってしまいました。来年こそはコンディションを取り戻して以前のように活躍してほしい、と心から願っていましたが、ミシャのコンサドーレ札幌への期限付き移籍が決まってしまいました。個人的には心の整理が付きません。
 
 
2021埼スタ36
D810, 70-300mm(195mm), f/5.6, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
2021年から浦和レッズの指揮を執るリカルド・ロドリゲス監督です。徳島ヴォルティスで4年間監督を努めて結果を出した監督です。ポジショナルプレーを志向していながらも、試合中に臨機応変に対応する様子も見られました。2021年、クラブはアジアへの出場権を掲げていましたが、この無茶とも言えるノルマを、天皇杯優勝で見事に達成してみせました。
 
 
2021埼スタ37
D810, 70-300mm(195mm), f/5.6, 1/200, ISO220, 撮影モード絞り優先オート
 
自分の席から見えたLフラッグを主役にロアースタンドを背景に撮りました。ブレが旗の動きを感じさせて背景のボケが良い感じですが、旗が裏面だったのが残念でした。
 
 
2021埼スタ38
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO640, 撮影モード絞り優先オート
 
再びDXクロップにして選手入場を撮ります。
 
 
2021埼スタ39
D810, 70-300mm(185mm×1.5), f/5.6, 1/320, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
 
少し引いて撮りました。
 
 
2021埼スタ40
D810, 70-300mm(116mm×1.5), f/5.6, 1/200, ISO320, 撮影モード絞り優先オート
 
選手整列です。清水との試合になると「王国浦和」の幕が私の中で目立ちますw
 
 
2021埼スタ41
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
 
記念撮影です。日向と日陰の差が激しく、悩ましい環境です。
 
 
2021埼スタ42
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO2000, 撮影モード絞り優先オート
 
円陣です。クロップしているので450mmなんですが、やはり遠く感じます。
 
 
2021埼スタ43
D810, 70-300mm(70mm×1.5), f/5.6, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
試合中ですが外の景色を撮りました。ビジョンの時計は14時20分ですね。冬の午後という感じの日差しです。
 
 
2021埼スタ44
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO500, 撮影モード絞り優先オート
 
対面のメインスタンドにはベンチ外の選手たちが観戦していました。寒そうです。
 
 
2021埼スタ45
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO1250, 撮影モード絞り優先オート
 
清水のゴール前でのプレーです。動きが感じられるシーンに撮れました。
 
 
2021埼スタ46
D810, 70-300mm(145mm×1.5), f/5.6, 1/250, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
 
清水のエリア内での攻防です。
 
 
2021埼スタ47
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
 
後半の円陣です。試合後、慎重になりすぎたというコメントが選手から聞かれました。
 
 
2021埼スタ48
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
 
奥のコーナーから山中亮輔選手のコーナーキックです。高精度で威力がある左足のキックで、サポーターをwkwkさせてくれた山中選手もセレッソ大阪に完全移籍です。
 
 
2021埼スタ49
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
 
大久保選手の切り返しです。
 
 
2021埼スタ50
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO2200, 撮影モード絞り優先オート
 
人数をかけて守る清水のディフェンスに仕掛けていく江坂選手です。
 
 
2021埼スタ51
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO640, 撮影モード絞り優先オート
 
スタンドの通路を歩く人の背番号が22だったので、思わずシャッターを押しました。
 
 
2021埼スタ52
D810, 70-300mm(280mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO1600, 撮影モード絞り優先オート
 
大久保OUTで汰木INです。
 
 
2021埼スタ53
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
 
江坂選手のクロスです。色々と工夫しているようではありましたが、攻めあぐねていました。
 
 
2021埼スタ54
D810, 70-300mm(300mm×1.5), f/5.6, 1/500, ISO2500, 撮影モード絞り優先オート
 
平野OUTで興梠INです。0-0で残り時間わずかでの出場になるとは。。。監督の信頼を得られなかった浦和のエースです。
 
今回は以上です。
 
 
このあとアディショナルタイムで失点して負けました。残留争いをしていた清水にとっては、とても大切な勝ち点3だったのではないでしょうか。
 
失点も試合終了の挨拶も、目の前で行われた酷いサッカーのおかげで撮る気力は失せていました。興梠選手が入るのを撮った画の次は、シーズン最後の挨拶に整列していた選手たちの後ろ姿でした。
 
なんとも寒いスタジアム、そして寒い試合でしたが、千葉に住んでいると、たまに行く埼玉の寒さはちょっと辛いと感じます。20年以上も住んでいた埼玉県ですが、今では帰るではなく行く土地になりました。
 
それでも埼玉スタジアム2002と駒場スタジアムには“帰る”と、勝手に感じています。2022年は何試合帰れるのか、コロナの件もあるのでなんとも言えませんが、2022年シーズンはACLもあるので、少しでも多くの試合がみたいです。
 
そうは思ってもまた0試合の可能性もありますが、そのときにはまたDAZNさんにお世話になるとしましょう。
 
 
次回は埼スタのリーグ最終戦で、浦和を離れる選手たちを撮影した画像をご紹介する3回目です。宜しければまたお越しください。
 
 
DAZN
 
 


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