ロケハンで袖ケ浦公園に行って少し撮影しました。
11月に行う予定の、ラーメン屋さんを応援する簡易写真展の下見のために、袖ヶ浦での仕事の打ち合わせ後に少しロケハンしてきました。ロケハンというのは御存知の通りロケーション・ハンティングという造語の略語ですが、撮影などの現場下見のことですね。
実はここだけの話、袖ヶ浦にキャッチーな場所はそれほどありませんので、現在も苦しんでいる#BOSO写真部メンバーもいるようです。
一般的に知られているのは、千葉の袖ヶ浦であるにも関わらず東京と名乗っている「東京ドイツ村」や、クルマやバイクが好きな人であれば一度くらいは聞いたことがあるかも知れない「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」くらいでしょうか。
多分上記の施設の写真も展示するとは思いますが、袖ヶ浦を知らないみなさまに興味を持って頂くのが目的ですので、住んでいるのが隣の市だとはいえ、地元民にしか分からないようなスポットをご紹介したいと考えています。
しかしながら今回訪れた袖ケ浦公園には私も初めて行きました。
そこで皆との情報共有を目的に、短い時間でしたがロケハンしてきた訳ですが、少しだけ撮影もしてきました。最近では30分もあれば結構な枚数を撮っています。他の方は知りませんので比較出来ませんが、自分では多いと思っていて、私の場合は30分で150枚以上も撮ることがあります。
撮影はD3100、レンズはいつもの通り基本的には35mmの単焦点(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)で撮っていますが、借りっぱなしの90mmマクロ(タムロン SP Di AF 90mm f/2.8 MACRO)や、標準ズーム18-55mm(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR)も使っています。撮影モードはマニュアルです。
35mm, f/11, 1/125, ISO400, AWBマルチパターン, WBオート
おっと、いきなり草葺きの屋根が目に入りましてシャッターを押しました。
35mm, f/11, 1/125, ISO400, AWBマルチパターン, WBオート
なんと竪穴式住居でした。復元モノのようですが撮影対象としては興味深いです。
35mm, f/5.6, 1/125, ISO1600, AWBマルチパターン, WBオート
やはり中は暗かったです。こういったもの独特の草と土の匂いがしました。
35mm, f/5.6, 1/125, ISO100, AWBマルチパターン, WBオート
ちょっとアングルを変えて撮りましたが、単焦点35mmだと距離が取れないため全景は撮れません。
35mm, f/11, 1/125, ISO400, AWBマルチパターン, WBオート
上総掘り(井戸掘り)施設跡の向こう側に沼が見えます。
35mm, f/5.6, 1/125, ISO100, AWBマルチパターン, WBオート
竪穴式住居から離れたので振り返ってみました。下から撮るのでこんなもんです。
90mmマクロ, f/2.8, 1/800, ISO100, AWBマルチパターン, WBオート
上総掘りの施設に目を向けると3本立った木の上にそれぞれトンボが停まっています。マクロで撮ったため手前右のトンボから離れるごとにボケていっています。
90mmマクロ, f/3, 1/100, ISO100, AWBマルチパターン, WBオート
飛んでいるトンボが撮りたかったのですがうまく撮れなかったので、看板に停まっているところを撮りました。木とか指とかではなくアルミ樹脂複合板の看板というところが残念でしたが、マクロでクッキリ撮れました。
35mm, f/5.6, 1/125, ISO400, AWBマルチパターン, WBオート
沼に添って林道みたいな歩道が続いています。
35mm, f/9, 1/100, ISO400, AWBマルチパターン, WBオート
曇り空だったためにリフレクション(反射)を撮ってもどんよりしています。曇りは曇りで良いとは思いますが展示向きではない気がします。
35mm, f/11, 1/250, ISO400, AWBマルチパターン, WBオート
視界が広がったところで沼を見ると白い鳥が飛んでいました。
35mm, f/8, 1/50, ISO400, AWBマルチパターン, WB曇り空
この写真の右に旧進藤家住宅という建物があります。草葺きですごく良い雰囲気の古い建物なのですが、撮影禁止と書かれていましたので自粛です。超撮りたかったです。
35mm, f/3.2, 1/1000, ISO200, AWBスポット, WBオート
こういった階段や土の道を、登ったり降りたりのロケハンでした。
35mm, f/2.5, 1/80, ISO100, AWBスポット, WBオート
これは狙って撮りました。よ〜く見ると枯葉が蜘蛛の糸にぶら下がっているのが判ります。出来る限り糸が写らないようにと祈って撮りました。もし枯れ葉が宙を浮いているように見えたら狙い通りです。
ここまでが袖ケ浦公園での撮影でした。
18-55mm(48mm), f/8, 1/15, ISO100, AWBマルチパターン, WBオート
最後に夕方の袖ヶ浦港からの撮影です。工場は夜景が良いという人がとても多いですが、昼の立体感あるコントラストも私は好きです。
こんな感じのロケハンでした。もう少し色々と撮りたかったのですが、私が一番撮影したかった旧進藤家住宅が撮影禁止だったことにショックを受けてしまい、この日は撮影意欲がなくなってしまいました。
ここで私の考えていた展示会写真の構想は白紙に戻ったのでした。
次回は秋の南房総最南端で撮影した写真をご紹介する予定です。宜しければまたお越しください。
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