ニコン、カメラ用アクセサリー4製品を受注停止 & 年末の朝、冬の亀山湖に行ってみた(1)
2021年2月5日に、ニコンからカメラ用アクセサリー4製品の受注停止の発表がありました。(一部カメラ用アクセサリー製品の受注停止に関するお詫びとお知らせ|ニコン公式サイト)
これは生産上の都合によるものらしく、受注再開時期は状況を見ながら検討するということらしいので、製造終了とか絶版などではないようですが、公式サイトにも「生産上の都合」としか表記されていませんので、ユーザーとしては受注再開の想像すら難しい状況だと思います。
受注停止された商品は、
・延長コードMC-21A(リモートコードなどを延長。約3m)
・リモートコードMC-36A(インターバルタイマー対応のリモコン)
・マグニファイヤーDG-2(ファインダー中央部の像を2倍に拡大)
・パワーアシストパックSD-9(スピードライトSB-5000、SB-910、SB-900専用の外部電源)
で、上記製品名をクリックすると、ニコン公式ホームページの各製品情報のページに飛びます。
今回、受注停止の発表がありましたが、ショップ等に在庫がある場合には購入が可能だと思いますので、必要な人は早急に買っておいたほうが安心かもしれません。
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Nikon パワーアシストパック SD-9 SB-910/900用外部電源 新品価格 |
私には無くなると判った途端に欲しくなるということが往々にしてあります。これにはどんな精神作用が働いているのかは分かりませんが、私と同じような性質を持っている人は動き始めるかも知れません。しかし今回はあくまで停止なので慌てる必要はないと思います。
とか言いながら、リモートコード MC-36Aをポチりそうな自分が恐ろしいです。いや、ポチりませんよぉw
さて、2度目の緊急事態宣言が発出される前とは言え、当然のように自粛ムードが高まっていた2020年末、撮影画像のストックがなくなってきたので、幕張では撮りましたが、最近は海で撮る機会が多かった私なので、近場で海じゃないところを探して撮影に行きました。
今回行ったのは亀山湖で、思い起こしてみればこれまであまり印象が良くなかった亀山湖だったので、これまでとは違うアプローチをしてみようと思いました。そこで、結構大きくて複雑な形をしている亀山湖の、いくつかのスポットを移動して撮影しました。
前述した通り、自粛ムードが高まっている時期でしたが、亀山湖にいくつかある駐車場の1つは、釣り人と思われる人のクルマで満車状態、1台の駐車スペースもない状態でした。
それだけ混雑した状況でしたので、レンズを向けた先には釣りをしている人がフレーム・インすることが多かったです。朝の日差しが眩しく差し込む亀山湖、水はあまり美しいとは感じませんでしたが、興味深い画が撮れました。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2021を使用しています。
D810, 24-120mm(120mm), f/7.1, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
朝9時過ぎ、湖面に差し込む朝日が美しい風景の濃淡を醸し出しています。はっきり言って、これ、好きです。
D810, 24-120mm(120mm), f/7.1, 1/125, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
一部ですが、赤い葉が美しいと感じます。早くも釣り人を見かけました。
D810, 24-120mm(65mm), f/4, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
大好きな看板は見逃しませんでした。水面のリフレクションも良い感じです。
D810, 24-120mm(86mm), f/7.1, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
最初に撮った辺りをまた撮りました。ちょっぴり幻想的に見えました。
D810, 24-120mm(24mm), f/7.1, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
得意の広角で朝日を入れて撮りました。水面の表情が面白いです。
D810, 24-120mm(38mm), f/9, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
手すりの影が印象的だったので撮ってみました。思ったよりも色味が濃く、コテコテ気味の画になってしまいました。
D810, 24-120mm(120mm), f/9, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
ボートがこちらに向かってきました。良い雰囲気でした。
D810, 24-120mm(120mm), f/9, 1/125, ISO140, 撮影モード絞り優先オート
船が曲がった後の水面を撮ったのですが、思ったより地味で残念でした。
D810, 24-120mm(120mm), f/9, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
ふと、目の前を鳥が横切ったので慌ててシャッターを切りました。飛ぶ鳥を撮るつもりではなかったので、シャッタースピードが足りませんでしたが、水面に映る鳥の姿がリアルです。
D810, 24-120mm(40mm), f/9, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
木々の上に見えた太陽と、水面に映る太陽を入れて撮りましたが、なんかうるさい画像になってしまいました。
D810, 24-120mm(120mm), f/9, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
遊歩道を歩いていたら目線の高さに駐車場に停めているロードスターが見えました。120mmでなんとなくリアリティを意識して撮りました。
D810, 24-120mm(65mm), f/9, 1/60, ISO140, 撮影モード絞り優先オート
公園ぽい遊歩道の手すりと、水面に映る木々を意識して撮りました。日陰にボートがいます。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
分かりづらいですが、これはほとんどの葉を落としてしまった一本の木に、朝日が背後から当たっている様子です。枝に光が当たって複雑な模様を見せていました。
D810, 24-120mm(92mm), f/9, 1/100, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
一転、湿度が高い感じの木の幹を撮りました。
D810, 24-120mm(24mm), f/9, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
定番系の構図で空と雲の様子に注目して撮りました。
D810, 24-120mm(38mm), f/9, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
湖と山をバックに、自然の中で撮っている感を強調してみました。
D810, 24-120mm(24mm), f/10, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
太陽の位置を確認、ということではないですが、角度を変えて撮ってみます。
D810, 24-120mm(120mm), f/10, 1/125, ISO220, 撮影モード絞り優先オート
いい感じで曲がってきた船を撮りましたが、この場合、手前の木から後ろはボカしてしまったほうがスッキリしたと思います。
D810, 24-120mm(55mm), f/10, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
茂った葉の隙間から見えただけでも多くの船を確認することができます。
D810, 24-120mm(24mm), f/10, 1/30, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
光学的には良いことではないかも知れませんが、フレアゴーストが光のシャワー的な感じで撮れました。
D810, 24-120mm(120mm), f/10, 1/125, ISO2200, 撮影モード絞り優先オート
水面に差し込む光と水面のリフレクションで複雑な模様の画になりました。
D810, 24-120mm(78mm), f/10, 1/80, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
上の画で左に見えた赤い葉を多めに入れるために引いて撮りました。赤を意識した補正をしたら派手な画になりました。
今回は以上です。
これまではあまり印象が良くなかった亀山湖でしたが、自分としては面白い撮影が始まった気がしました。このパートでは、大きな景色というよりも、狭い隙間とか湖の一部を切り取る小さな視点で撮ることを意識しました。
それでも広角で大きな空を撮ることもありますが、特徴的な光がある場合には、小さな視点は結構面白い画が撮れると感じました。このやり方だと、どのスポットでも使える再現性があるので応用も効くかと思います。
次パートでは移動して撮っていますが、先述した通り駐車場が満車だったので、遠くにクルマを停めて歩いて湖まで行きました。ここでは小さな視点ではなく、いつもの広い画を多く撮りました。
同じ亀山湖でも、違ったスポットで撮ることで、湧き出てくるイメージも違う感覚が面白かったです。実はこのシリーズで在庫画像がなくなってしまうので、次のシリーズに向けてどうしようかと思案を巡らせている、現在の私でした。
次回も引き続き、年末に行った亀山湖付近で撮影した画像をご紹介します。宜しければまたお越しください。
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